新城設楽の地形・地質

湯谷馬背岩の柱状節理ゆやうまのせいわのちゅうじょうせつり

ここの岩脈は、流紋岩質凝灰岩や凝灰角礫岩に安山岩が貫入したもので、最大幅5m南北の長さ130mあり、1934年に国の天然記念物に指定されました。岩脈の壁面(貫入面)と直交する方向に柱状の割れ目(柱状節理)が見られます。安山岩の岩脈は周囲の凝灰岩よりも侵食に強いために背骨状に突き出た形として残り、全体が馬の背のような形をしているので「馬背岩」と呼ばれています

河床付近より見た馬背岩
河床付近より見た馬背岩
湯谷馬背岩の柱状節理のデータ
項目データ
種類火成岩
事象新生代新第三紀の火山岩(安山岩)
文化財など国指定天然記念物 1934年5月1日指定
所在地新城市能登瀬、豊岡
緯度・経度北緯 34°58’02.5" 東経 137°36’49.7"

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