新城設楽の地形・地質

谷川河床礫のオパールたにがわかしょうれきのオパール

オパールは熱水中の珪酸塩が岩の割れ目に入り沈殿してできます。非晶質もしくは隠微晶質の鉱物で、日本語では蛋白石と呼び、白色のものがゆで卵の白身に似ていることに由来しています。通常は白色や半透明ですが、透明であったり、まれに赤・黄・青などのきれいな遊色を示したりすることがあります。棚山周辺では流紋岩の球顆の中から産出することもあります。棚山高原から流れ下る谷川の河床では、流紋岩の礫の中からオパールがごくまれに見つかります。

谷川
谷川
鳳来寺山自然科学博物館蔵のオパール
鳳来寺山自然科学博物館蔵のオパール
谷川河床礫のオパールのデータ
項目データ
種類火成岩
事象新生代新第三紀火山岩(流紋岩)中の鉱物
文化財など-
所在地新城市副川
緯度・経度北緯 35°01’40.5" 東経 137°34’14.3"

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