新城設楽の地形・地質

鳳来湖周辺の岩脈群ほうらいこしゅうへんのがんみゃくぐん

岩脈を構成する岩石は安山岩で、周囲の流紋岩質凝灰岩の割れ目に沿ってマグマが貫入してできました。鳳来湖周辺には大小様々な安山岩岩脈が10数本あり、湖岸の県道から見学できるものもあります。いずれの岩脈もほぼ南北方向に伸びていて平行岩脈群を構成しています。 岩脈の中には幅約10m(最大20m)、延長約2.9kmに及ぶ大きなものもあり、「障子岩岩脈」と呼ばれています。現在、障子岩岩脈を見学するための遊歩道はありません。

渇水により現れた鳳来湖の安山岩岩脈(加藤貞亨氏提供)
渇水により現れた鳳来湖の安山岩岩脈(加藤貞亨氏提供)
鳳来湖周辺の岩脈群のデータ
項目データ
種類火成岩
事象新生代新第三紀火山岩(安山岩)の岩脈
文化財など-
所在地新城市川合
緯度・経度北緯 35°01’38.4" 東経 137°37’19.9"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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