新城設楽の地形・地質

八昇峠の断層地形はっしょうとうげのだんそうちけい

三河湾まで見通せる眼下のV字谷が断層地形の現れという解釈もありますが、実際の断層は真立川左岸の山の中腹の鞍部になっているところ(断層鞍部)を通っています。この断層は道路背面の崖に見られる断層の延長で、南側にある領家花崗岩源の断層岩と北側にある設楽層群の砂岩が接しています。断層面の走向はN64°E、傾斜は66°Nです。断層部分に幅約1mの断層粘土がありますが、道路背面の露頭では草木が覆っているため、現在は十分観察できません。

八昇峠からの眺望
八昇峠からの眺望
八昇峠の断層地形のデータ
項目データ
種類地形
事象断層鞍部と断層突起
文化財など-
所在地新城市巣山
緯度・経度北緯 34°57’52.8" 東経 137°39’09.5"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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