新城設楽の地形・地質

作手の姶良火山灰層つくでのあいらかざんばいそう

現在の鹿児島湾北部にあった姶良火山が約2.9~2.6万年前に大噴火しました。その際に全国各地に大量のテフラ(溶岩を除く火山噴出物)をまき散らし、九州南部ではシラス台地を形成しました。姶良火山灰は東三河では豊川市と田原市でもそれぞれ発見されていますが、露頭が観察できるように保護されているのはここ作手だけです。露頭で灰色の粘土層にはさまれて褐色に見える部分が、火山ガラスの集まりの火山灰層です。

破線間の褐色部が火山灰
破線間の褐色部が火山灰
保護されている露頭
保護されている露頭
作手の姶良火山灰層のデータ
項目データ
種類堆積岩
事象新生代第四紀後期更新世堆積物
文化財など-
所在地新城市作手清岳
緯度・経度北緯 34°57’58.0" 東経 137°25’20.4"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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