新城設楽の地形・地質

岩古谷の雄滝と雌滝いわごやのおたきとめたき

田口から神田へ抜ける旧道の堤石トンネル右側に岩古谷山登山口があります。登山道を道なりに5分ほど歩くと滝に着きます。岩古谷山周辺はデイサイト(石英安山岩)質の火山岩からできているため、急峻な地形になっています。ここでは侵食されたデイサイトの壁に隣り合うように2つの滝がかかっています。手前の滝が雌滝(女滝)、奥の滝が雄滝(男滝)と呼ばれています。足下のデイサイトの転石を見ると、長柱状の白っぽい鉱物が灰色から濃灰色の岩石の表面にたくさん見られます。これらは斜長石の斑晶です。 周辺ではヤマビルが多数確認されていますので、吸着・吸血被害に遭わないよう十分注意が必要です。

雌滝
雌滝
デイサイトの転石
デイサイトの転石
岩古谷の雄滝と雌滝のデータ
項目データ
種類
事象侵食された新生代新第三紀火山岩にかかる滝
文化財など-
所在地北設楽郡設楽町荒尾
緯度・経度北緯 35°05’16.8" 東経 137°35’51.6"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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