新城設楽の地形・地質

白鳥山の水晶しらとりやまのすいしょう

白鳥山は全山が石英質の片麻岩からなり、稜線付近には大小さまざまな晶洞が多く発達しています。晶洞とは岩石・鉱脈などの内部に自然にできた空洞のことで、その内側にはしばしば鉱物の自形結晶が成長しています。白鳥山では晶洞の中の水晶とオオミミゴケ、タチハイゴケ等の特異な自然植生により、愛知県自然環境保全地域に指定されています。白鳥山では、愛知県の条例により水晶の採取・採掘は禁止されていますので、観察をするだけにしましょう。

麓より見た白鳥山
麓より見た白鳥山
晶洞内の水晶の産状
晶洞内の水晶の産状
白鳥山の水晶のデータ
項目データ
種類火成岩
事象領家変成岩の晶洞中の自形結晶
文化財など-
所在地北設楽郡設楽町津具
緯度・経度北緯 35°09’36.8" 東経 137°39’04.8"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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