新城設楽の地形・地質

古戸の結晶質石灰岩ふっとのけっしょうしつせっかいがん

領家変成岩は、元々泥岩や砂岩、チャートといった堆積岩が高温低圧の変成作用を受けてできた岩石です。古戸の風穴付近は石灰岩が含まれていて、結晶質石灰岩(大理石)となりました。一度溶けて再結晶しているため、不純物が抜け純白な大きな結晶が集まって固まっています。風穴は鍾乳洞でできており、領家帯の中では大変珍しいですが公開はされていません。近くの沢に落ちている白っぽい転石で大理石を確認してみましょう。

風穴入口付近の様子
風穴入口付近の様子
結晶質石灰岩(転石)の断面
結晶質石灰岩(転石)の断面
古戸の結晶質石灰岩のデータ
項目データ
種類変成岩
事象領家変成岩
文化財など-
所在地北設楽郡東栄町大字振草
緯度・経度北緯 35°07’42.7" 東経 137°40’55.3"

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