新城設楽の地形・地質

茶臼山高原ちゃうすやまこうげん

茶臼山は愛知県と長野県の県境にあり、愛知県最高峰で標高1416mあります。新第三紀の設楽火山活動により形成された津具火山岩類と呼ばれる玄武岩・安山岩溶岩などからできています。また、茶臼山の南側にある萩太郎山のスキー場内には板状節理の発達した安山岩溶岩が露出している場所もあります。噴出年代はフィッション・トラック年代測定によって1600~1500万年前と考えられています。茶臼山では、ミヤマナミキや愛知県指定希少野生動植物種であるエンシュウツリフネソウ等の希少な高原植物が生育しています。

萩太郎山より見た茶臼山
萩太郎山より見た茶臼山
板状節理の発達した安山岩溶岩の露出
板状節理の発達した安山岩溶岩の露出
茶臼山高原のデータ
項目データ
種類火成岩
事象新生代新第三紀火山岩(玄武岩・安山岩)
文化財など-
所在地北設楽郡豊根村坂宇場
緯度・経度北緯 35°12’57.0" 東経 137°39’24.0"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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