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活性炭・凝集・沈でん処理施設

ページID:0344723 掲載日:2021年5月27日更新 印刷ページ表示

活性炭・凝集・沈でん処理

活性炭接触池

活性炭接触池





川から送られてきた水に臭いなどの異常があるときに、この池に活性炭を入れ、水と活性炭を効率よく接触させ、水から臭いなどを取り除く施設です。


RC造:24.5m×17.1m×10.47m・・・1池
容量:2,793立方メートル
処理水量:246,700立方メートル/日

着水井

着水井



浄水場に到着する水の量の変動を吸収して、その後の処理を安定させます。また、ここで凝集助剤(苛性ソーダ)・塩素(次亜塩素酸ソーダ)を入れることもあります。

凝集助剤は、凝集のときに用いる凝集剤の働きをよくする薬品です。凝集に最適なpHにするために使用します。
次亜塩素酸ソーダは、塩素消毒に使用する薬品です。

RC造:φ10.0m×4.1m・・・1池
容量:322立方メートル

薬品混和池

薬品混和池


ここで凝集剤を注入して、フラッシュミキサー(急速攪拌機)で攪拌します。

水中にある濁りや汚れは、マイナスの電気を帯びていてお互いに反発しあいくっつきません。    凝集剤は、水中にある濁りや汚れを電気的に中和し、くっつける作用を持った薬品です。ポリ塩化アルミニウム(PAC)、硫酸アルミニウム(硫酸ばんど)などがあります。知多浄水場ではPACを使用しています。

RC造:5.0m×19.2m×4.7m・・・2池
容量:451立方メートル/池
フラッシュミキサー:11kw・・・4台

フロック形成池

フロック形成池



濁りや汚れの塊は、大きく重いものほど沈でんしやすいのですが、薬品混和池の攪拌だけでは、微小な塊しかできません。そこで、このフロック形成池で、フロキュレーターと呼ばれる羽根でゆっくり攪拌することにより、小さい塊どうしをくっつかせ、大きな塊(フロックといいます。)に大きく成長させます。


RC造:16.2m×24.9m×4.1m・・・4池
容量:1,654立方メートル/池
フロキュレーター:4条

沈でん池

沈でん池



フロック形成池で大きくしたフロックをここで沈でんさせます。沈でんの速度を上げるため、傾斜板という板が入れてあります。池の底に沈でんしたフロックは、池の底に設置されたクラリファイヤーと呼ばれるかき寄せ機でかき寄せ、汚泥引抜ポンプで吸い出します。また、沈でん池出口で次亜塩素酸ソーダを入れます。

RC造:傾斜板式 20.9m×24.9m×4.9m・・・4池
容量:2,550立方メートル/池
汚泥掻寄機:水没式クラリファイヤー・・・3台/池
汚泥引抜ポンプ:Q=2.0立方メートル/分 H=15m M=15kw・・・4台