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蟹江川排水機場

ページID:0020213 掲載日:2013年8月6日更新 印刷ページ表示

<住所> 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町地先

 蟹江川は上流域で大江用水につながっており、一宮市を除く流域内の地盤は、地下水の汲み上げで沈下していることから、河床は比較的高く、これらの地域では降った雨水はポンプにより排水を行っております。

 蟹江川は下流部で日光川に合流しますが、日光川本川の水位が高いため、常に自然流下で日光川に排水するには、蟹江川の堤防を現在より2メートル程度上げる必要があります。そのため、新たに両側に堤防の用地が必要になりますが、この川の両岸とも人家が密集しており、用地取得には住民への影響や長期間の日数を要することなどが懸念されるため、堤防の高さをそのままにし、蟹江川の水を排水機で日光川に排水する計画としました。

 蟹江川排水機場は、昭和53年に排水能力毎秒40立方メートルを持つ施設を完成し、その後、平成5年に、流域の都市化等による流出量の増加に対処するため、ポンプ1台を増設し、毎秒52立方メートルの排水能力となりました。

 また、日光川から蟹江川への逆流防止、及び蟹江川の水位調節を目的として、排水機場に隣接して水門を設置しています。 

蟹江川排水機場写真
施設概要
排水機場の区分蟹江川排水機場
ポンプ形式立軸軸流可動翼ポンプ
排水量30m3/s 1台12m3/s 1台10m3/s 1台
呼称口径3,600mm2,000mm2,000mm
ディーゼル機関定格出力2,400ps1,200ps900ps
水門形式鋼製プレートガーター式ローラーゲート
スパン21.0m×2門
扉高8.0m

ポンプ室の様子

ポンプ室写真