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あいちの連続立体交差事業

ページID:0320749 掲載日:2024年5月24日更新 印刷ページ表示

連続立体交差事業

都市と交通問題

  • 道路と鉄道は都市を支える都市交通基盤としてともに大きな役割を担っています。
  • 都市の発展により、道路の交通量は年々増加してきました。
  • 都市における交通問題は様々なものがありますが、道路と鉄道が交差している踏切道では、交通渋滞や事故が発生するなど、踏切の存在が都市交通上の問題となっています。
  • 都市の均衡ある発展には、適正な道路網の形成と活力ある都市活動を支える円滑な道路交通の確保が必要です。

都市交通の円滑化と均衡ある都市の発展に寄与する連続立体交差事業

  • 連続立体交差事業は、鉄道を高架化または地下化することにより複数の踏切を除却し、道路と鉄道を連続的に立体交差化する都市計画事業です。
  • 連続立体交差事業は、都市交通の円滑化や線路で分断された市街地の分断を解消することができます。
  • 周辺地区で実施される土地区画整理事業や市街地再開発事業などと一体的に実施することにより、市街地の整備・活性化にも大きく寄与するなど、快適で魅力的なまちづくりの一翼を担っています。

連続立体交差事業の効果

連続立体交差事業のイメージ

イメージ図

  1. 踏切交通渋滞や踏切事故の解消
  2. 都市拠点の誕生
  3. 市街地再開発事業等によるまちづくり
  4. 高架下の有効利用
  5. 幹線道路の整備
  6. 道路網の整備
  7. 鉄道施設の改良
  8. 駅前広場整備による乗り継ぎ利便性の向上
  9. 土地区画整理事業等によるまちづくり
  10. ゆとりある都市空間の創出

 

 踏切での交通渋滞が解消され、人や車がスムーズに移動できるようになります。

一宮前後

 

 土地区画整理事業などと一体的に実施することで、より魅力的で 快適なまちに生まれ変わります。

区画整理前後

 

踏切事故がなくなり、列車の遅れもなくなります。

事故

 

 踏切遮断や一旦停止がなくなり、排出ガスが削減されて環境がよくなります。

排気ガス

 

 周辺のまちづくりと一体となって道路や駅前広場が整備され、交通結節機能や利便性が向上します。

駅広

 

 高架下空間は行政サービス施設や公園、自転車駐輪場、駐車場、商業施設など様々に利用されます。

高架下

 

 駅のバリアフリー化が進み、安全で快適に利用できるようになります。

バリアフリー

 

 ロングレール化やバラストマットの設置及び側道の整備により、列車の騒音・振動が減少し、環境が改善します。

緑道

 

愛知県の連続立体交差事業(事業中箇所)

<名鉄名古屋本線・三河線知立駅付近連続立体交差事業>

 当事業は、名古屋鉄道名古屋本線・三河線の知立駅付近約5.0kmにおいて鉄道を高架化することにより、10箇所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化による都市の活性化を図る事業です。
 2023年3月21日に名古屋本線の豊橋方面行きを仮線から高架線に切り替えました。
 また、2024年3月16日に三河線の豊田方面行きの三河知立駅を移設開業しました。
 現在は、名古屋本線の名古屋方面行きの高架本体工事及び三河線の高架本体工事、仮線工事等を行っています。
知立連立
        名古屋本線豊橋方面行きの高架切替後の知立駅北口の状況

<JR武豊線半田駅付近連続立体交差事業>

 当事業は、東海旅客鉄道武豊線の半田駅付近約2.6kmにおいて鉄道を高架化することにより、9箇所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化による都市の活性化を図る事業です。
 2023年1月22日に半田駅の北側にある国道247号付近において、高架本体工事を行うため仮線に切り替えました。
 現在は、高架本体工事等を行っています。
半田連立
            仮線切替後の大府方の状況(高架本体工事中)

施行箇所一覧

パンフレットデータ

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