このサイトについて

減斎さん

ちょっと足を伸ばすと(岐阜県・三重県・静岡県)

災害を今に伝える史跡など、ちょっと足を伸ばした岐阜県、三重県、静岡県を紹介します。

岐阜県

  • 震災記念堂(岐阜市)
  • 根尾谷震災断層観察館(本巣市)

などもあります。
濃尾地震で大きな被害を受けた岐阜県には、これを慰霊・ツ追悼史跡が多く存在しています。岐阜市にある「震災記念堂」では、月命日の法要が、120年にわたって今なお毎月つづけられています。
また本巣市には、「根尾谷地震断層観察館」があり、地震を引き起こした横ずれ断層を直接確認することができます。

三重県

○稲葉三右衛門の像(四日市市)
○阿漕海岸(津市)
などもあります。
三重県北部では軟弱なゼロメートル地帯の地震被害と、基礎三川の水害を含めた複合災害を、また南部の太平洋沿岸では大津波による被害を幾度も受けています。
愛知県に近い史跡の一例として、JR四日市市駅前に稲葉三右衛門の銅像があります。
稲葉三右衛門は、1854年の安政東海地震で倒壊してしまった船着場を、私財を投じて17年の歳月をかけて港湾修繕を行った人物です。
また、現在の阿漕海岸付近が、かつて港町として栄えた「安濃津」であると言われています。「安濃津」では、1488年の明応地震で港が消滅したとされています。(「安濃津」の位置については、他の説もあります)。

静岡県

○地震の神様(細江神社)(浜松市)
○宗円寺の追悼之辞(袋井市)
などもあります。
静岡県では、過去に幾度も大地震に見舞われています。
このため、地震の記録や碑・史跡・言い伝えが多く残されています。浜松市北区にある「細江神社」は「地震の神様」と呼ばれています。かつて浜名湖入口(今切口)にあった角避比古神社が1498年の明応地震津波により被災し、ご神体も流されましたが、奥浜名湖の気賀に漂着しました。これを尊び社殿を建て、ご神体を安置したのが細江神社の始まりだとされています。
昭和東南海地震において静岡県内で最も被害の大きかった袋井市には、多くの学校に慰霊碑が建てられており、震災を伝える努力がなされています。また宗円寺には慰霊碑があります。
この慰霊碑には、町村合併の度に犠牲者が追刻、合祀されており、袋井市民の犠牲者に対する強い思いを感じ取ることができます。

全ページヘ戻る

この地域の過去の地震・津波に関する碑・史跡、資料・体験談集、地域に残る古文書、研究資料、
郷土史研究者・団体などを探しています。
ご存知の情報を愛知県防災局防災危機管理課までお知らせください。

  • 教えて!減斎さん
  • 防災・減災ガイドダウンロード
  • 災害伝承伝え隊活動レポート

ページトップへ