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平成31年度新規採用職員入庁式訓示


 皆さん、こんにちは。愛知県知事の大村秀章です。

 本日は、皆さん晴れての愛知県庁入庁、誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
 皆様は、学校を卒業されたばかりの方、民間企業等での職務経験をお持ちの方など、これまでの学歴、職歴は様々でございますが、こうして意欲に満ちあふれた元気一杯の皆さんは、今日から、我々の仲間として、愛知県庁で御活躍いただくことになります。心から歓迎を申し上げる次第であります。
 また、本日は、愛知県議会から、松川議長様、鈴木副議長様にも御臨席をいただいております。心から感謝申し上げます。


 さて、ここ愛知県は、日本一の産業力で、本県の県別GDPは2ケタの成長を続けまして、今や大阪を抜いて東京に次いで全国第2位の県内総生産、GDPとなりました。そして、人口もまだ伸びておりまして、755万人となりました。全国でも人口が増えている数少ない県であります。

 こうした勢いを加速させ、愛知の経済・産業を強化し、雇用を創り、地域を元気にする、すべての人が活躍し、人が愛知をつくっていくという愛知の今のいい流れ、好循環を着実に前進させていきたいと思っております。そして、本日入庁された461人の皆さんと一緒に「日本一元気な愛知」の実現に全力で取り組んでまいりたいと思っております。

 2005年愛知万博の理念を継承し、国内外で愛されてきたスタジオジブリ作品を将来にわたって伝え残していく「ジブリパーク」構想を、この2年ずっと取り組んでおりますが、2022年秋のオープンに向けまして、引き続きしっかりと取り組んでまいります。

 また、2023年には技能五輪国際大会、2026年にはアジア大会、そして2027年のリニア新幹線の開業ということで、大きなプロジェクトが次から次へと進んでまいります。 東京―名古屋40分、5千万人規模のメガリージョン「リニア大交流圏」が誕生します。名古屋駅のスーパーターミナル化、中部国際空港の二本目滑走路、航空ネットワークの充実といった社会基盤の戦略的な整備を進めるとともに、世界をリードする日本一の産業の革新・創造拠点づくりに、力を注いでまいります。

 また、愛知の産業の柱であります自動車産業は、100年に一度の大変革期にあります。次世代自動車のキーテクノロジーである自動運転につきまして、2020年の社会実装を目指し、産学行政が連携して、精力的に実証実験をさらに積み重ねてまいります。 また、ロボット産業分野でも、サービスロボットの社会実装に向けた研究開発、実証実験の取組を大きく加速してまいります。 デジタル化とグローバル化の急速な進展の中、新たなアイデアを生み出すことでスタートアップを呼び込み、次々とイノベーションを湧き起こしていくことで、愛知ならではの成長モデルを実現させ、さらなる飛躍につなげてまいりたいと考えております。
 また、愛知は中部地区最大の農業県でもございます。農林水産業の振興をしっかり進めてまいります。 また日本一の産業県、愛知だからこそ、環境施策、環境面でもトップランナー、フロントランナーでなければならないと思っております。こうした面でもしっかり取り組んでまいります。

 そして、愛知の発展を支えるのは「人」、「人づくり」でございます。子どもたちの学力を伸ばす教育や特別支援教育の充実、女性の活躍促進、子ども・子育て支援、認知症に理解の深いまちづくりを目指す「オレンジタウン構想」や地域包括ケアシステムの推進、多文化共生社会づくりなど教育、医療、福祉、介護、雇用などの施策を充実させ、子ども、若者、女性、高齢者、障害のある人、外国人など、「すべての人が輝く愛知」を目指してまいります。

 世界は常に進化発展しています。世界は立ち止まりません。そうした世界の流れに抗うことなく、その波をしっかりと乗りこなしていかなければなりません。
 アフリカに生まれた人類が、進化しながら世界中に拡がっていった旅路のように、これからも愛知がさらに進化発展していく、まさに未来へのグレートジャーニーを、エネルギーあふれる皆さんとともに歩んでいきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 私は、常々、職員の皆さんには、物事の真実は常に現場にあると申し上げております。現地・現物・現場主義で常に現場で物事を考え、物事を解決していく、現場が動いてこそはじめて、物事は前に進んでいくわけでございます。皆さんにも、是非とも現場に飛び込んでいただいて、皆さんの若く瑞々しい感性で様々なことを感じ、それぞれの仕事を前進させていただきたいと思います。

 また、県政の守備範囲は、皆さんが想像する以上に幅広く、仕事の内容は多種多様であります。それだけ皆さんが活躍できるフィールドが広いということでありまして、県庁の中はもちろん、県民の皆様、国の各省庁、そして他の都道府県、市町村、多くの企業・団体、NPOの皆さんなど、様々な方と意見交換を積み重ね、よりよい政策につなげていけるように頑張っていただきたいと思います。
 これから皆さんは、それぞれの部署に配属されますが、そこでの業務は、皆さんにとっては初めてのことばかりだと思います。少し戸惑うかもしれませんが、分からないことは、一人で抱え込まず、職場の同僚、先輩、上司に遠慮なく聞いていただきたいと思います。人に聞くことは決して恥ずかしいことではありません。最初から全て分かっている人はおりません。まず聞く、聞いたことを自分なりに解釈して理解を深め、そこから自分の仕事のやり方を作り、積み上げていただきたいと思っております。
 そして、これまでとは生活環境が大きく変わる中で、皆さんにしっかりとお伝えしたいのは「健康管理」でございます。環境の変化や緊張感で、最初は疲れると思いますが、一生懸命に頑張るということと無理をするということは違いますので、くれぐれも無理はしないように、健康第一で、笑顔を大事に過ごしていただきたいと思っております。

 皆さんは、今日から、我々の仲間、県庁マンです。
 是非、今日の愛知県庁に入庁された時の思い、フレッシュな気持ちを持ち続けて、愛知のために、県民の皆様のために、そして皆さん自身のために、一日一日さらに精進をしていただきたいと思います。私も皆さんと一緒に、愛知を、日本を大いに盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 そして今一度繰り返しますが、皆さん、ぜひ健康に気をつけて、健康に留意をして、笑顔で一日一日。毎日毎日が仕事というのは、楽しいことばかりではありません。つらいこと、苦しいこと、嫌なこともたくさんあるかもしれません。しかし、皆さんは県民の付託を受けて、しっかりこの愛知県政、県庁で、仕事をしていくということでありますから、常に健康管理に気をつけ、そして常にマインドを前向きに持っていって、仕事を楽しんでやっていただきたいと思っております。

 私も皆さんと同じように、大学を出て、最初に役所勤めをいたしましたが、途中から政治の世界に転じました。そして、最初に国会議員になったのは、今から23年前でありますが、その折に、今もそうですけれども、当時、一世を風靡しておりました吉本興業の常務さん、吉本を立て直した方の話を聞く機会がありましたが、毎日出かけに姿見で自分の笑顔の練習をしてくれと、にこっと笑う練習をしてくれと、毎日やっているとそれが型にはまってくると、ついてくるというようなことを言われたことを覚えております。

 常に笑顔を忘れず、健康で楽しく、そして職場の皆さん、仕事の相手の皆さんをしっかりリスペクトして、一緒に仲間として、常に前向きにやっていくという気持ちで、ぜひこれからの長い皆さんの人生を実りの多いものにしていただきたいと、心から願う次第でございます。

 皆さんの若さと活力に大いに期待をし、皆さんがこれから県庁はもちろんですが、皆さん自身が素晴らしい人生を歩んでいただくことを、心から祈念、期待をいたしまして、私の入庁にあたっての皆さんへの励ましのあいさつとさせていただきます。
 どうかこれからよろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。以上。