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あいち重点政策ファイル360プラス1 ロードマップ

ページID:0472816 掲載日:2023年7月24日更新 印刷ページ表示

あいち重点政策ファイル360プラス1 ロードマップ

 このたび、2023年2月の知事選挙の際に県民の皆様にお示ししました、私の政策集である「あいち重点政策ファイル360プラス1」のロードマップを作成しました。
 このロードマップは、「あいち重点政策ファイル360プラス1」に掲げた360項目の政策について、2026年度までの4年間における施策・取組の内容や手順等をお示しするものです。
 今後は、この「ロードマップ」に沿って、360項目の施策の進捗管理を適切に行い、一つ一つの政策を丹念に進めていくことで、愛知が誇る日本一の産業集積を更に成長させ、県民の皆様すべてが豊かさを実感できる「住みやすさ日本一の愛知」、すべての人が輝き、多様な文化・スポーツ・歴史を享受できる、未来へ輝く「進化する愛知」をつくってまいります。引き続き、県民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

【公表資料】

概要版 [PDFファイル/517KB]

本冊(表紙・はじめに・目次・凡例) [PDFファイル/189KB]

本冊(項目ごとの取組) [PDFファイル/1.39MB]

 

新型コロナウイルス感染症を克服!!

県民の生命と健康を守ることを最優先に、社会経済活動との両立を図る新型コロナウイルス感染症対策を推進
・新型コロナウイルスの感染状況に応じた医療提供・検査体制の確保。
・ワクチン接種体制の整備。
・将来の新興感染症感染拡大に備えた体制確保。
・政府の経済対策に呼応、新型コロナウイルス感染症や物価高騰等の影響を受ける県民生活、事業活動への支援。

「ジブリパークのある愛知」の魅力発信!

☆2005年愛知万博の理念「自然の叡智」~人、いきもの、地球に対する「愛」を継承し、ジブリ作品の世界観を表現した唯一無二の公園施設として、国内外に魅力を発信。
☆国内外で愛されてきたスタジオジブリ作品を、将来にわたって伝え残していく。
☆2023年度2期オープン(もののけの里、魔女の谷)、愛・地球博記念公園の更なる魅力向上。開業効果波及。
☆万博の理念と成果を未来に継承する万博20周年記念事業の実施。

 

1. 「リニア大交流圏」の形成
 ~首都圏・中京圏で 5千万人のメガ・リージョンを!

(1)社会基盤の整備

  • 空港・港湾・鉄道・道路のネットワーク強化による旅客輸送・物流の利便性強化策の推進
  • 新東名高速道路の6車線化、三遠南信自動車道、名古屋環状2号線、名豊道路、西知多道路、名岐道路、浜松湖西豊橋道路、一宮西港道路、名古屋三河道路、名浜道路等、高速道路網等の整備促進
  • 民間事業者による有料道路の運営(コンセッション)を通じた利便性の向上([1]インターチェンジの新設、[2]パーキングエリアの新設)と地域の活性化
  • 自転車走行空間の検討整備
  • 名古屋港、三河港、衣浦港の機能強化及び「愛知県港湾物流ビジョン」に基づく、三港連携による国際競争力強化
  • 名古屋港、三河港、衣浦港のカーボンニュートラルポート形成に向けた取組の推進
  • 名古屋都心部ヘの高次都市機能の集積
  • 市町村のまちづくりを総合的にコンサルティングする「まちづくり支援窓口」を通じた市町村のウォーカブルなまちづくりへの支援
  • 都市機能の強化・再構築を図る土地区画整理事業の促進と鉄道高架事業(名鉄名古屋本線等知立駅付近、JR武豊線半田駅付近)の促進
  • 市町村の空き家対策、商店街の空き店舗の活用の支援
  • 下水道事業における広域化・共同化の取組

(2)交通・航空対策の推進

  • リニア中央新幹線の整備促進や名古屋駅からの鉄道による40分交通圏の拡大、名古屋駅と豊田市駅間の速達化、中部国際空港アクセスの向上
  • 名古屋駅スーパーターミナル化の推進(乗換利便性の向上等)、名古屋高速道路と名古屋駅のアクセス向上推進
  • 中部国際空港の戦略的整備~第二滑走路(完全24時間化)(2027年度目途)、LCCターミナル、国際展示場、フライト・オブ・ドリームズ、水素ステーション、FCフォークリフト等による活性化、エアポートセールスの戦略的実施、航空ネットワークの充実、クルーズ船誘致活動の推進等~
  • あいちデジタルアイランドプロジェクトによる5Gデジタル技術の実装支援等、中部国際空港島周辺地域のスーパーシティ化の推進
  • MaaSの普及促進
  • 県営名古屋空港のコミューター航空・ビジネスを始めとする小型航空機の拠点化の推進、防災拠点の整備及び脱炭素化の推進

(3)住みやすさ日本一あいちの発信

  • 愛知の住みやすさの首都圏等への発信
  • 移住・定住の促進
  • 休み方改革を愛知から~ワーク・ライフ・バランスの充実、すべての産業の生産性向上、日本経済の活性化を目指す国民運動を愛知から

 

2. 「産業首都あいち」
 ~ 国際イノベーション都市へ

(1)国際イノベーション都市あいちへの飛躍

 [1]国際展示場

  • 愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」の最大限の活用、国際的なMICEの誘致、官民連携による新たな産業展示会の創出等、国際観光都市を目指した取組の推進
  • 欧州最大級の国際産業展「グローバルインダストリー」日本版(SMART MANUFACTURING SUMMIT BY GLOBAL INDUSTRIE)の開催支援(2024年3月)

 [2]スタートアップ支援を通じたイノベーション都市の実現

  • Aichi-Startup戦略に基づく、スタートアップ・エコシステムの形成
    ◇国内最大のスタートアップ支援拠点STATION Aiの整備(2024年10月オープン)
    ◇PRE-STATION AiによるSTATION Ai開業までの間の切れ目のない支援
    ◇スタートアップの創出・育成、オープンイノベーションの促進
    ◇海外エコシステムとの連携
    ◇STATION Ai Central Japan 1号ファンド等による資金調達の支援、更なるファンドやベンチャーキャピタルの誘引など資金調達支援の推進
  • STATION Aiに産業首都あいちの礎を築いた産業偉人展示施設の開設
  • 革新事業創造戦略によるオープンイノベーション環境の創出~民間からの事業提案を受け付けるプラットフォーム「A-idea」を運営、優れた提案を選定して事業化を支援
  • 農業総合試験場と大学、スタートアップが連携して、イノベーションを創出し、農業の課題解決を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」の推進
  • あいちスポーツコミッションによる全国、世界に打ち出せるスポーツ大会の招致・育成、スポーツオープンイノベーションの推進

 [3]インバウンド企業の支援

  • 国際見本市、国際会議の戦略的な誘致・開催
  • 外資系企業の誘致、国際経済交流の促進、観光誘客促進

 [4]その他

  • 国際会議・国際大会の招致に必須となる大規模なホテルの整備促進

(2)産業の振興・育成

 [1]自動車

  • 「あいち自動車産業アクションプラン」(2021~2025年度)による世界一の集積・自動車産業のイノベーションの加速への支援、CASE、MaaSへの対応
  • 豊田・岡崎地区研究開発施設へのアクセス道路、西尾次世代産業地区用地造成事業を始め次世代自動車産業に必要な拠点の整備促進
  • FCV始め次世代自動車の開発・生産・普及の各面における世界一の拠点化(水素ステーション・充電インフラの整備、EV・PHV・FCVに対する自動車税の課税免除(エコカー免税)による次世代自動車の普及促進等)
  • 県内各地域における自動運転技術の社会実装への挑戦
  • 自動車安全技術に係る研究開発・実証実験の支援

 [2]航空宇宙

  • 国際戦略総合特区「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」における規制の特例措置、税制・金融上の支援措置の活用による一層の集積強化、世界三大拠点の実現
  • 航空宇宙産業の持続的発展に向けた支援(人材育成の推進、サプライチェーン強化、航空機装備品の国産化に向けた支援推進、国際的展示会・商談会出展支援)
  • 国産ジェット旅客機開発プロジェクトの推進
  • 国産ロケッ卜開発プロジェク卜の推進

 [3]ロボット・AI

  • あいちロボット産業クラスター推進協議会を核とした産学行政の連携による日本一のロボット産業拠点化
  • 産業用ロボットに加えてサービスロボットの社会実装の促進(医療、介護・リハビリ、ドローン等)
  • 高校生ロボットシステムインテグレーション競技会の開催など、ワールドロボットサミット2020、ロボカップアジアパシフィック2021あいちの大会レガシーの継承

 [4]ICT

  • デジタル・コンテンツ産業の誘致・集積の強化
  • デジタル技術を活用したイノベーションの創出、あらゆる活動でデータを活用するデータ駆動型社会の実現
  • あいちデジタルアイランドプロジェクトによる5Gデジタル技術の実装支援等、中部国際空港島周辺地域のスーパーシティ化の推進(再掲)
  • ICT等の先進技術を活用するスマートシティ化に向けた市町村の取組への支援
  • 産学行政の連携によるデジタル人材の育成・確保

 [5]医療・健康長寿

  • 大学、医療機関、介護施設、企業、自治体等のネットワーク体制であるあいち健康長寿産業クラスター推進協議会等による産学連携・医工連携を通じた医療・福祉機器分野等の育成・振興強化
  • あいち福祉用具開発ネットワークの構築による福祉用具の開発強化
  • あいちデジタルヘルスプロジェクトの推進

 [6]環境

  • サーキュラーエコノミー型ビジネスの発掘・創出支援

 [7]エネルギー

  • 再生可能エネルギー(太陽光・風力・小水力・バイオマス等)に関する研究・技術開発・実装促進
  • あいちカーボンニュートラル戦略会議による民間アイデアの募集選定、優れたアイデアを具体化・実践(矢作川カーボンニュートラルプロジェクト、「街区全体で統一的に木造・木質化を図るまちづくり」プロジェクト)
  • 水素・アンモニア等の化石燃料を使用しないエネルギーの社会実装の推進

 [8]知の拠点あいちにおける研究開発・支援機能の強化

  • 知の拠点あいちを拠点とした産学行政連携による研究開発・製品開発の一層の推進
  • シンクロトロン光センターを始めとする高度計測分析機器による研究開発・製品開発の支援
  • 知の拠点あいちにおける中小・小規模企業者の技術支援強化

 [9]企業立地の推進

  • 産業空洞化対策減税基金に基づく企業立地、研究開発等への支援
  • 市町村や企業ニーズを踏まえた迅速な企業用地開発、開発許可手続における市町村支援
  • 産業立地促進税制の活用による戦略的企業誘致

 [10]中小企業・商店街等の振興

  • 愛知県中小企業振興基本条例に基づく総合的な中小・小規模企業者の支援
  • 事業承継支援の強化
  • 愛知県よろず支援拠点を活用した県内中小・小規模企業者等の経営相談の推進
  • 愛知ブランド企業を活用した中小・小規模企業者の競争力強化
  • 産業におけるデザイン機能の強化
  • 商店街の集客力向上・販売力向上・体質強化等の支援、商店街情報の発信強化
  • 商店街のコミュニティ機能強化・賑わいあるまちづくり等の支援
  • 市町村の空き家対策、商店街の空き店舗の活用への支援(再掲)
  • 大型店と商店街や市町村が賑わいあるまちづくりに向けて共に取り組む地域貢献活動を促進する条例の制定
  • 政府の経済対策に呼応、新型コロナ感染症や物価高騰等の影響を受ける県民生活、事業活動への支援(再掲)

 [11]金融機能の強化

  • 金融懇談会の開催など金融機関等との連携強化
  • 経済活力の源泉である中小企業の金融の円滑化を促進(制度融資、設備貸与等)
  • スタートアップへの資金調達支援(一部再掲)

 [12]政策減税の活用

  • 国際戦略総合特区「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」における税制上の支援措置の活用による一層の集積強化(一部再掲)
  • 産業立地促進税制の活用による戦略的企業誘致(航空宇宙関連産業等の製造業などに対する不動産取得税の課税免除)(一部再掲)
  • EV・PHV・FCVに対する自動車税の課税免除(エコカー免税)による次世代自動車の普及促進等(一部再掲)

 

3. 農林水産業の振興
 ~中部最大の農業県・愛知の力をパワーアップ

(1)研究開発・生産

  • 水田の大区画化や農業水利施設の老朽化対策及び農道・林道、干潟・浅場、魚礁漁場、漁港など生産基盤の整備推進
  • 農地中間管理機構を通じた農地の集積・集約化など、農地利用の最適化の推進
  • 農業総合試験場や森林・林業技術センター、水産試験場における新技術や新品種の開発推進と成果の普及、知的財産の保護・活用
  • 農業総合試験場と大学、スタートアップが連携して、イノベーションを創出し、農業の課題解決を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」の推進(再掲)
  • あいち型産地パワーアップ事業等を活用した産地における生産力の強化
  • 生産力、収益力向上や省力化に資するスマート農業技術の導入支援
  • 農起業支援ステーションや農起業支援センターにおける新規参入希望者への支援、経営継承支援など、農林水産業を支える多様な人材の確保・育成、産地での受け入れ体制の構築支援
  • 農福連携や半農半X・マルチワークなどによる多様な人材の確保
  • 新種鶏場(2023年3月竣工)を核とした名古屋コーチンの生産体制強化など、地域ぐるみでの高収益型農業の実現
  • 危機管理の視点に立った家畜防疫体制の強化
  • 鳥獣被害防止対策の支援、愛知産ジビエの販路拡大
  • 都市農業の振興
  • 温室効果ガスの排出削減等の環境との調和や、気候変動等の環境変化に対応できる持続可能な農業の推進
  • 危機に強い農業の確立(小麦大豆の生産拡大、自給飼料生産促進、災害に強い生産体制づくりなど)
  • 政府の経済対策に呼応、新型コロナウイルス感染症や物価高騰等の影響を受ける県民生活、事業活動への支援(再掲)

(2)販売・輸出強化

  • 農林漁業者と企業などの事業者連携の推進による農山漁村の活性化
  • 県内各産地と輸出事業者の連携による農林水産物等の輸出促進
  • 名古屋コーチン、抹茶、小麦「きぬあかり」などあいちの農林水産物のブランド力強化と需要拡大、オリジナル品種の更なるブランド化
  • 日本一の生産額を誇る花きの需要拡大など花の王国あいちの推進、フラワーバレンタインなど県内消費、首都圏消費の拡大策の展開
  • SDGsの実現に貢献する地産地消の推進、新たな流通体制の構築
  • 「伐る・使う→植える→育てる」循環型林業の推進、木材加工施設等の整備による製材品の安定供給体制強化と、あいち認証材の利用促進に向けた取組の充実
  • カーボンニュートラルの実現に向けた「まちづくり」における木造・木質化の取組の推進(一部再掲)

(3)森林の適切な維持・管理

  • 第70回全国植樹祭の5周年記念事業(2024年度)など、レガシーの継承
  • 森林境界の明確化を進めるとともに、森林情報管理システム(森林クラウドシステム等)の充実やICTを活用したスマート林業の推進
  • あいち森と緑づくり事業などによる森林、里山林の整備、都市緑化の推進など、山から街まで緑豊かな愛知の実現
  • 防災効果の高い道路沿い等の間伐の重点実施と伐採木の有効活用、高齢化した人工林の若返りのための大径材資源の有効活用と花粉症対策苗木や成長の早いエリートツリーへの植え替え推進
  • 森林環境譲与税を活用した森林整備人材の育成推進、森林・林業技術センターにおける研修強化
  • 森林による温室効果ガスの吸収拡大に向けたJ-クレジット制度の活用促進

   (4)水産業の振興

  • 新規魚種の生産などの栽培漁業の強化や資源管理による水産資源の維持増大、あさり・うなぎ・のりの資源回復への取組強化
  • 水質保全と「豊かな海」の両立に向けた取組の推進
  • 干潟・浅場、魚礁漁場、漁港など生産基盤の整備推進(再掲)
  • 伊勢湾・三河湾の海の幸を生かしたグルメの発信

 

4. 「すべての人が輝くあいち」
 ~ 子ども、若者、女性、高齢者、障害のある人など、全ての人が活躍 

(1) 教育立県あいち、人材創造あいち

  • 「愛知の教育に関する大綱」「あいちの教育ビジョン」に基づく教育の推進
  • 総合教育会議等を活用し、多様な教育課題について多角的に議論
  • 義務教育段階における少人数学級の拡充・少人数指導等の継続による確かな学力の育成、小学校高学年における教科担任制の推進、英語専科教員の配置
  • ICT教育の充実、授業改善によるアクティブ・ラーニングの推進
  • 高等学校将来ビジョン、県立高等学校再編将来構想、定時制・通信制教育アップデートプランに基づく魅力ある高等学校づくり
  • 探究的学びを重視する学校や生徒それぞれの能力や可能性を伸ばすことができる学校など、愛知らしい併設型中高一貫校の設置
  • 新しい学びの推進(文理融合、スーパーサイエンスハイスクール、リベラルアーツ、STEAM教育、AI・データサイエンス教育、国際バカロレア、課題解決型学習(プロジェクトベースドラーニング)等、探究的な学びを推進)
  • 工業教育の中核となる愛知総合工科高校における優秀な産業人材の育成
  • 様々な産業分野を担う人材の育成をめざす専門高校教育の充実(商業教育のリニューアル、IT工学科・ロボット工学科など工科高校の充実、地元の企業との連携による地域産業人材の育成、観光ビジネスコース設置、実習船「新愛知丸」建造等)
  • 次世代グローバル人材の育成(あいちグローバルハイスクールの指定、イングリッシュハブスクール事業におけるコアスクールの指定、国際探求科の新設等国際理解教育の一層の推進)
  • 生徒の多様なニーズに応えるための全日制単位制高等学校の設置、多様な学びを実現する定時制・通信制高校のリニューアル、夜間中学の設置
  • ノーベル賞受賞者顕彰施設や発明クラブ支援などを通じた創造力豊かな人材の育成
  • 主権者教育と消費者教育の充実(18歳成人)
  • 学校における安心安全の確保と安全教育の推進
  • 外部人材の活用による複雑化・多様化する教育課題への対応拡充(いじめ・不登校問題等への対応・根絶等)~スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー・外国人生徒教育支援員・部活動総合指導員・ICT支援員など~
  • 不登校やひきこもりなど社会とのつながりを持つことが困難な子ども・若者やその家族の支援(校内フリースクールの設置、学業を中断した子ども・若者の学び直し機会の充実など)
  • 小・中・高等学校を通じたキャリア教育の充実、就労支援の充実及び職業観・勤労観の醸成
  • 県立学校における教育環境の改善
    ◇県立学校施設の長寿命化
    ◇トイレ環境の改善(県立学校の普通教室棟・管理棟の全トイレの湿式床の乾式化、便器の洋式化)
    ◇ICT化の進展に対応した教育環境の充実
    ◇特別支援学校体育館等の空調拡充
  • 教員の確保~正規教員の積極的採用、採用試験の改善など
  • 教員の働き方改革の推進(業務量の適切な管理、業務改善、部活動指導負担軽減、外部人材活用、メンタルヘルス対策など)
  • 公立中学校の休日の部活動(運動部・文化部)の円滑な地域移行の推進、県立高校部活動地域移行の検討
  • 総合教育センターの移転整備(2026年度)と研修機能の重点化、研究成果を生かした実践的な研修の実施
  • 教育における海外連携推進(教員・生徒)
  • 建学の精神を尊重しつつ、私学への着実な助成の実施
  • 県内大学と国内外の大学・企業との相互連携の推進
  • 県立大学におけるグローバル社会で活躍できる人材の育成強化と地域連携の強化による地域の持続的発展への貢献
  • 新たな知識、スキル習得へのニーズの高まりに対応したリカレント教育の充実

(2) 女性の活躍促進  

  • 働く場における女性の定着と活躍の場の拡大~あいち女性輝きカンパニーの認証などを通じた、女性の活躍に向けた企業等の意識改革の促進や取組への支援(次期あいち男女共同参画プランの策定(2025年度)、女性の活躍促進コーディネーターによる企業支援、あいち女性の活躍プロモーションリーダーによる中小企業支援、あいち女性の活躍促進会議の開催、女性の活躍促進宣言の募集、あいち女性の活躍促進サミットの開催など)
  • 愛知県ファミリー・フレンドリー企業の登録拡大
  • 女性管理職養成等の人材育成の強化
  • 女性の起業支援等を通じた産業振興・雇用促進
  • 女性の農業等従事者の活動支援
  • あいち子育て女性再就職サポートセンターを生かした女性の再就職に対する支援の強化
  • 長時間労働是正や有給休暇取得の促進
  • 仕事と育児の両立を促進する保育環境の充実(病児・病後児保育などを含む、多様な保育サービスの充実)
  • 産後パパ育休を始め男性の育児休暇取得の推奨・促進など、男性の育児参加の促進(イクメン・イクボスの普及拡大)
  • ウィルあいち等を交流拠点に企業で活躍する女性のネットワークづくり
  • 男女共同参画の視点に立ったキャリア教育の推進や、女子中高生の理系進路選択支援など固定的役割分担意識にとらわれない進路選択などの支援

(3) 子ども・子育て応援

  • 「日本一子育てしやすいあいち」の実現をめざした、総合的な子育て支援施策の推進
  • ヤングケアラー支援の充実
  • 親子の交流拠点や一時預かりなど地域における子ども・子育て支援の充実
  • 子どもが輝く未来基金による子どもの貧困対策の推進
  • 子育て応援の日(はぐみんデー)の普及など、社会全体で子ども・子育てを応援する環境づくり
  • 結婚支援事業の積極的展開
  • 保育士の確保や資質の向上
  • 保育所の整備・拡充、認定こども園の設置促進、待機児童の解消
  • 放課後児童クラブ(学童保育)の整備促進など放課後児童対策の充実、長期休み期間中の児童の居場所の確保
  • 妊娠・出産に関する意識啓発や健康教育
  • 不妊に悩む夫婦や将来子どもを持つことを望むがん患者に対する支援
  • 産科医の確保、周産期母子医療センターの整備や地域の分娩施設等との連携促進
  • 小児科医の育成・確保、あいち小児保健医療総合センターを中核とした小児救急医療体制の充実
  • 児童虐待の未然防止や早期発見・早期対応、児童相談センターの体制強化による児童虐待事案への適切な対応、保護した児童の家庭的養護の推進、被虐待児の家族再統合の支援、社会的養護経験者(ケアリーバー)の自立支援
  • 生活困窮、性暴力、DVなど困難な問題に直面する女性への包括的支援

(4) 医療

  • がん検診・健康診査の受診率向上などによる疾病の早期発見・重症化予防
  • 大学と連携した医師育成・派遣体制の強化や、再就業支援などによる医師・看護師の確保、地域医療の充実強化
  • 地域の医療機関の機能分担・連携の推進による救急医療体制の強化
  • 3次救急医療・災害医療の強化~新たなドクターヘリの配備による2機運航体制の確立
  • 重症外傷センター指定制度の本格実施による救急医療体制の強化
  • 愛知県がんセンターを中心としたがん診療連携体制の充実
  • がん医療を取り巻く状況変化、施設の老朽化を踏まえた「がんセンター」の強化検討
  • 小児・AYA世代・若年がん患者の支援(アピアランスケア支援(医療用ウィッグ購入補助)、妊よう性温存治療支援、若年がん患者在宅療養支援)
  • 医療ツーリズムの推進
  • 医療提供・人材育成の拠点づくり、地域医療を担う看護職員育成、医療機器産業の育成など、医療プロジェクトの推進による長寿社会への対応及び医療基盤の整備強化
  • 新型コロナウイルス感染症対策(医療提供体制、検査体制の充実・強化、ワクチン接種体制の整備等)、将来の新興感染症感染拡大に備えた体制確保(再掲)
  • B型・C型肝炎、難病、結核、腎疾患、アレルギー疾患対策の推進
  • 口腔保健支援センターの運営などによる、さらなる歯科口腔保健対策の充実、口腔がんの早期発見、8020運動の推進
  • あいち健康の森薬草園の活用による健康づくりの推進
  • 相談支援体制の充実など、こころの健康の保持増進
  • 精神科救急体制の充実強化
  • 愛知県精神医療センターにおける精神科救急や先進的な専門医療への対応など精神科医療体制の充実
  • 依存症対策の更なる充実強化

(5) 健康長寿

  • AI・ICTを活用した高齢者の支援、福祉提供体制の強化
  • 愛知県認知症施策推進条例に基づく総合的かつ計画的な認知症施策の推進、「あいちオレンジタウン構想」の全県展開・「認知症に理解の深いまちづくり」の推進、認知症医療提供体制の強化、国立長寿医療研究センターとの連携
  • 地域包括ケアの推進に向けた情報発信や地域活動の充実
  • 介護も含めた多様な職種の連携による在宅医療体制の充実
  • 地域の実情に応じた在宅・施設サービスの基盤整備や住まいの確保
  • 介護予防、高齢者虐待防止に関する人材育成、技術支援等
  • 健康寿命の延伸をめざした県民の主体的な健康づくりを促進する取組の推進
  • あいちデジタルヘルスプロジェクトの推進(再掲)
  • 元気なシニア層の就労、地域活動などへの社会参加の促進

(6)障害者福祉・支援、ノーマライゼーション推進

  • 新たな特別支援学校や分教室の設置・検討など教室不足等の解消促進(岡崎特別支援学校の移転、小牧特別支援学校の増築、いなざわ特別支援学校の増築、名古屋市立若宮高等特別支援学校の開設支援、豊田市内での特別支援学校の設置検討、名古屋東部地域での肢体不自由特別支援学校の整備検討)
  • 医療的ケアのための看護師の拡充、長時間通学や保護者負担軽減のためのスクールバスの整備、特別支援教育における外部専門人材の活用など、特別支援学校での幼児児童生徒への支援の充実
  • 教員の専門性の向上など幼稚園・保育所、小中学校、高等学校での特別支援教育の充実
  • 障害のある人とない人が可能な限り共に学び合えることを目指すインクルーシブ教育システムの推進に向けた多様な学びの場の一層の充実
  • 特別支援学校におけるキャリア教育の充実と就労支援の強化
  • 障害者福祉減税基金を活用した民間法人による重症心身障害児者のための施設の整備支援
  • 愛知県医療療育総合センター、医療的ケア児支援センターが全県をカバーする体制による障害児者の医療・療育体制の充実
  • 愛知県医療療育総合センターにおける「このはネット」を活用した在宅医療の推進等スマートホスピタルの展開
  • 既存の戸建て住宅や公営住宅を活用した安心できる住まいの場としてのグループホームの整備促進
  • 障害者の相談支援体制を充実するための人材の育成
  • 障害者権利擁護センターを中心とした障害者の権利擁護の推進、障害者差別の解消に向けた相談体制の抜本的強化
  • 難聴児の早期発見・早期療育の推進、聴覚障害者情報提供施設の運営などによるコミュニケーション環境の充実強化、LINEを活用した相談支援
  • 職業訓練や職業教育の充実などによる就労の支援
  • 障害者雇用の促進~企業への相談対応から就職・定着までの一連の支援を切れ目なく提供~
  • あいちアール・ブリュット障害者アーツ展10周年(2023年)を契機とした障害者芸術文化活動の一層の充実
  • 障害者スポーツの推進~あいちがリードするスポーツのバリアフリー~、世界身体障害者野球大会の開催支援
  • 福祉施設や医療機関・大学・企業等の連携によるリハビリ・介護支援機器の開発促進
  • 歩道整備や歩行空間のバリアフリー化

(7)産業人材・雇用

 [1] 産業人材

  • 技能五輪国際大会の招致
  • 技能五輪全国大会・全国アビリンピックのAichi Sky Expoでの連続開催など、技能尊重気運の醸成、モノづくり人材の育成~Aichi Sky Expoを技能者の甲子園に
  • 企業OB人材等を活用した中小・小規模企業者の技能向上支援
  • 産業人材育成・確保促進プロジェクトチーム(県庁内横断組織)を核とした育成策・確保策の推進
  • 産学行政の連携によるデジタル人材の育成・確保(再掲)
  • あいち航空ミュージアムを活用したモノづくり観光及び次代の人材育成の推進
  • ノーベル賞受賞者顕彰施設や発明クラブ支援などを通じた創造力豊かな人材の育成(再掲)
  • 世代ごとのサイエンス人材の育成推進(幼児・小学生~大学・企業の若手研究者)
  • 県立高等技術専門校の再編整備による地域・企業ニーズに応じた人材育成の促進

 [2]雇用

  • 産業振興の強化による雇用の創出と安定の推進、及び正規雇用の拡大と非正規労働者の処遇改善の促進
  • 働き方改革、ワーク・ライフ・バランスの推進ICTを活用した時間や場所を有効に活用する柔軟な働き方、テレワークの導入・定着の推進
  • 地域経済における人材確保支援(若者・女性・高齢者・就職氷河期世代の活躍促進)
  • 優秀な外国人研究者・技術者、工業系の大学生・大学院生を国内外から県内に呼び込む取組の推進
  • 外国人労働者・技能実習生への総合的な雇用・受入れ支援(愛知労働局や中部経済産業局・経済界・労働団体など関係機関と連携した外国人材の受入れ・共生に係る協議会の運営、制度の適正化の周知、技能検定制度の周知、技能向上支援など)

(8)人権施策の推進

  • 愛知県人権尊重の社会づくり条例(2022年3月制定、4月施行)の推進を始め、人格と個性を尊重しあいながら支え合い、多様性を認め合う、だれ一人取り残されることのない社会づくりの推進

 

5.  観光あいち・魅力発信 

(1)観光都市あいち

  • 新たな「あいち観光戦略」を策定~「ジブリパークのある愛知」を核としたデスティネーションブランドの確立など、観光振興の取組をさらに戦略的に推進
  • 愛・地球博記念公園でのイベント開催やジブリパークを起点とする周遊観光促進などジブリパークの開業効果を広く波及させていく(一部再掲)
  • 2025年新体育館(愛知国際アリーナ)開館、2026年アジア競技大会・アジアパラ競技大会、2027年度リニア中央新幹線開業等をターゲットとした誘客やイベント等(2025年ツーリズムEXPOジャパンなど)の誘致・開催
  • あいち山車まつり日本一協議会を核とした愛知の山車文化の保存・継承・情報発信
  • 自動車・航空宇宙を始めとする産業観光、及び2023年大河ドラマ「どうする家康」、三英傑、お城、街道等を活用した歴史観光の推進
  • 外国人旅行者の現地観光レップなどを通じたグローバルな誘客促進
  • 観光地エリア全体の高付加価値化、外国人旅行者が安心して滞在できる受入れ環境の整備(言語・宗教への対応など)
  • 昇龍道プロジェクトなど広域観光の推進
  • 愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」を最大限活用、国際的なMICEの誘致、官民連携による新たな産業展示会の創出等、国際観光都市を目指した取組の推進(再掲)
  • あいち航空ミュージアムを活用したモノづくり観光及び次代の人材育成の推進(再掲)
  • 国の重要文化財である愛知県庁・名古屋市役所の観光資源化
  • アジア競技大会・アジアパラ競技大会を見据えたアジアからの着地型観光の強化
  • グリーンツーリズム、ベイツーリズムなどあいちの魅力をフルに生かした観光強化策の実施、質の高い観光ガイドの育成を始め観光人材の育成
  • 有料道路コンセッションを通じた知多半島・セントレア等の観光強化

(2)あいちの魅力発信

  • 「なごやめし」の国内外における戦略的PR
  • 名古屋コーチン、抹茶、小麦「きぬあかり」などあいちの農林水産物のブランド力強化と需要拡大、オリジナル品種の更なるブランド化(再掲)
  • 訪日外国人に対する愛知の農業のプロモーション(農林水産業・農林水産物)
  • 伊勢湾・三河湾の海の幸を生かしたグルメの発信(再掲)
  • 首都圏・大都市圏の消費者や訪日外国人への日本酒販売促進
  • ジブリパークの活用など、アニメツーリズムによる地域の活性化
  • 大高緑地始め県営公園へのPARK-PFIなどの民間活力の活用による魅力向上
  • 愛知県フィルムコミッション協議会を核としたロケの誘致を通じた地域活性化

(3)地方創生(三河山間地域・三河湾地域)

 [1]三河山間地域の振興

  • 都市部との連携促進による小規模高齢化集落への支援、三河山間地域のなりわい・ひとづくりの推進
  • 豊かな自然、文化、食等を生かした交流居住の活性化
  • 三河山間地域の活性化につながる関係人口の拡大
  • 国のデジタル田園都市国家戦略構想と呼応した人口問題対策の推進(三河山間地域)
  • バス路線等生活交通の維持・確保
  • へき地医療の確保・充実

 [2]三河湾地域の振興(両半島・離島含む)

  • 半島・離島の一体的な振興の推進
  • 離島振興(食などの観光資源を生かしたPRイベントの開催・支援)
  • 国のデジタル田園都市国家戦略構想と呼応した人口問題対策の推進(両半島・離島)(一部再掲)
  • ラグーナ蒲郡などの民間活力を活かした観光拠点化
  • 三河湾の環境再生に向けた取組の充実~干潟・浅場、藻場の造成と様々な主体の連携・協働による事業の展開(一部再掲)

 

6. 文化・スポーツの振興

(1) 文化・芸術都市あいち

  • 国際芸術祭の開催と発信力の強化
  • 愛知の文化芸術の担い手と支え手双方の育成・拡大、及び子供が芸術文化に親しむ機会の拡大
  • 愛知芸術文化センターの芸術創造・発信機能の一層の強化と愛知県陶磁美術館の活性化
  • 県立芸術大学のより一層の活性化、教育研究の充実、芸大のブランドの確立、及び地域貢献の推進
  • 「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル」を通じた杉原氏の人道的功績の発信
  • 歴史的建造物や町並みなど地域の魅力を生かしたまちづくり活動への支援、県所有の歴史的建造物の維持・保存(本庁舎、大津橋分室、瑞陵高校感喜堂、安城農林高校旧農場監理所(開校記念館)、津島高校旧講堂、半田高校旧武道場(七中記念館)、碧南高校武道場、小牧高校旧講堂、西尾高校武道場、国の登録有形文化財である県立高校13校の門柱等)
  • あいち朝日遺跡ミュージアムを核とした愛知を代表する朝日遺跡の魅力の発信と名古屋市(歴史の里 しだみ古墳群)等との連携による古代のロマン発信
  • あいちアール・ブリュット障害者アーツ展10周年(2023年)を契機とした障害者芸術文化活動の一層の充実(再掲)

(2)スポーツ王国あいち

  • 愛知県新体育館(愛知国際アリーナ)の整備(2025年夏)~アジア最大級のスマートアリーナを活用した国際的なスポーツ、エンタメ、イベントの招致~
  • あいちスポーツコミッションによる全国、世界に打ち出せるスポーツ大会の招致・育成、スポーツオープンイノベーションの推進(再掲)
  • あいちトップアスリートアカデミーの開講など2026年アジア競技大会・アジアパラ競技大会に向けた地元アスリートの育成
  • 第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会の開催(2026年)、テスト大会の招致、大会レガシーの継承
  • マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知や奥三河パワートレイル、及びアイアンマン大会の育成、フィギュアスケートの一層の振興
  • 県産業の強みを活かしたモータースポーツの聖地化、WRC世界ラリー選手権の育成
  • eスポーツ(アジア大会正式種目)、Xゲームズ等、多様なスポーツの大会招致・振興
  • 障害者スポーツの推進~あいちがリードするスポーツのバリアフリー~、世界身体障害者野球大会の開催支援(再掲)

 

7.  あいちのグローバル展開

(1) 海外進出県内企業の支援

  • あいち国際ビジネス支援センターで県内企業の海外展開を総合的にサポート
  • 海外産業情報センター(上海、バンコク)、及び、サポートデスク(蘇州・ハノイ・ニューデリー・ジャカルタ)を活用した県内企業の海外展開支援等を実施
  • 県内企業の海外販路拡大に向けた支援
  • 友好・協力関係にある国・地域・機関との交流の推進(アメリカ、中国・アジア、フランス・ドイツ・ベルギー・イスラエル等)、特に関係を深めることが望まれる国・地域・機関を対象とした新たなパートナーシップの構築

(2) グローバル人材の育成・獲得

  • 学校教育における実践的な英語力の強化
  • 技術系留学生など、全世界からの外国人留学生の獲得、就職支援・地域定着
  • 本県にゆかりのある外国人ネットワークの構築と活用支援
  • 中小企業等における海外展開を担う人材育成支援
  • 県内企業の海外拠点における帰国留学生の活用の支援

(3) 外国人が暮らしやすい環境づくり

  • 外国人県民が安心して暮らせる環境の整備(地域における日本語教育の推進、多文化子育てサロンの設置促進、あいち医療通訳システムの運営、災害時の多言語支援センターの設置運営等)
  • ウクライナ避難民への生活支援
  • 多文化共生の担い手育成(地域多文化コーディネーターの育成、多文化共生月間の実施、多文化共生フォーラムあいちの開催等)
  • 外国人の子どもの教育の充実(小中学校における日本語教育適応学級担当教員の配置、プレスクールの拡大、日本語教室の運営費等の助成、外国人児童生徒の就学支援活動の支援等)

 

8.  安全・安心なあいち

(1) 地震・防災対策

 [1]拠点・体制の整備・充実等

  • 災害時における市町村への支援体制の強化、市町村域を越える広域的な支援体制の強化
  • 愛知県基幹的広域防災拠点の整備(2025年度)~大規模災害時に全国から人員や物資等を円滑に受け入れ、災害応急活動を後方支援~
  • ペット同行避難の環境づくりの推進(ペット同伴者が安心して避難できる専用施設の事業化可能性検討)
  • 次世代高度情報通信ネットワークの構築を通じた防災ネットワークの強靭化・効率化・大容量化推進
  • 中部圏における基幹的広域防災拠点の整備促進、首都直下地震のバックアップ機能の強化
  • 愛知県河川海岸堤防等地震・津波対策事業促進協議会と協働した地震・津波対策の推進
  • ゼロメートル地帯における広域的な防災拠点の整備促進(木曽三川下流域2か所、西三河南部、東三河南部)
  • 災害拠点病院やその後方支援にあたる病院の充実
  • 災害時における要配慮者への支援体制の強化
  • 企業・事業者等民間の協力を得た大規模災害時の帰宅困難者等支援対策の強化
  • 地域防災力の強化(消防団次世代人材の確保強化、地域の復興力向上等)
  • 事業継続計画(BCP)の一層の普及促進
  • 被災地の迅速な復旧・復興を図るため、地籍調査を促進

 [2] 耐震化・豪雨・高潮対策の推進

  • 住宅や学校施設、大規模建築物、避難路沿線建築物等の耐震化の促進、緊急輸送道路の整備・橋梁の耐震化、無電柱化の推進、ICTを活用した土木施設の災害対応力向上
  • 災害拠点施設となる県有施設の非構造部材・建築設備の耐震性及び老朽化対策の強化
  • 河川改修や海岸保全施設等の整備、手づくりハザードマップの作成、土砂災害警戒区域等の指定推進、マイ・ハザードマップ等による土砂災害に係る住民避難への支援
  • 港湾・漁港の耐震化対策の推進
  • ため池や用排水路、地域を水害から守る農業用排水機場などの農業水利施設の地震・豪雨対策の推進

 [3]人材育成・能力開発

  • 警察や消防、県内自治体職員の災害対処能力の向上
  • 県と名古屋市の共同による消防学校の設置(2026年度愛知県基幹的広域防災拠点に開校)
  • 防災教育の充実

 [4]その他

  • 大規模災害発生時における復旧・復興に係る職員の長期派遣の継続
  • 大規模災害により県内に避難している被災者に対する支援
  • 治山施設の整備や危険箇所情報の周知など山間地域の防災・減災対策の推進
  • 森林・農地・漁場が有する水資源涵養や県土保全、二酸化炭素の吸収・固定などの多面的機能の発揮
  • 明治用水頭首工で発生した漏水への対応(原因の徹底究明、早期復旧を国に要請・連携して対応)

(2) 交通安全

  • 交通指導取締および交通安全施設整備等の取組強化による交通安全の推進
  • 歩道等の整備や通学路の安全対策など、安全な道路交通環境の整備
  • 高齢者等に対する交通安全教育などの充実
  • ITSなど先進的な安全技術の実証実験の推進・支援

(3) 防犯対策

  • 警察署(田原、豊田、愛知、蟹江、蒲郡、西尾、津島、豊川、岡崎、半田、一宮、瀬戸)等の建替え等による警察力の強化
  • 大府警察署(仮称)新設に向けた取組推進
  • 交番の建替えの計画的な推進
  • 自動車利用犯罪対策用の防犯カメラの設置推進
  • 子ども・女性・高齢者等の防犯対策の充実
  • 自主防犯団体等を通じた地域防犯力の更なる向上
  • 防犯性能に優れた住宅・マンションの普及など犯罪に強いまちづくり
  • 危険ドラッグの徹底取締り、根絶に向けて対策強化
  • 性犯罪・性暴力被害者支援の充実
  • 再犯防止、社会復帰支援や職場定着支援などの推進

(4) 消費者の安心

  • 愛知県消費生活総合センターを拠点とした市町村との連携による地域全体での相談体制の強化
  • 悪徳商法への対策強化
  • 多重債務への対策強化
  • 支援が必要な生活困窮者の早期把握と一人ひとりの状況に応じた支援
  • 政府の経済対策に呼応、新型コロナウイルス感染症や物価高騰等の影響を受ける県民生活、事業活動への支援(再掲)
  • 安全・安心な食の確保、食育の推進、第17回食育推進全国大会(2022年)レガシーの継承
  • 危機管理の視点に立った家畜防疫体制の強化

 

9. 「環境首都あいち」

(1) 地球温暖化対策の推進

  • 再生可能エネルギー(太陽光・風力・小水力・バイオマス等)に関する研究・技術開発・実装促進(再掲)
  • あいちカーボンニュートラル戦略会議による民間アイデアの募集選定、優れたアイデアを具体化・実践(矢作川カーボンニュートラルプロジェクト、「街区全体で統一的に木造・木質化を図るまちづくり」プロジェクト)(再掲)
  • カーボンニュートラルの実現に向けた「まちづくり」における木造・木質化の取組の推進(再掲)
  • EV・PHV・FCVの導入促進など運輸部門における温室効果ガスの排出削減
  • 住宅の省エネ性能向上、住宅用地球温暖化対策設備の導入促進、ZEH(ゼロエネルギーハウス)普及促進など家庭における温室効果ガスの排出削減
  • 事業者の再エネ・省エネ設備の導入促進、建築物ZEB化促進など産業・業務部門における温室効果ガスの排出削減
  • 名古屋港、三河港、衣浦港のカーボンニュートラルポート形成に向けた取組の推進(再掲)
  • 県営名古屋空港のコミューター航空・ビジネスを始めとする小型航空機の拠点化の推進、防災拠点の整備及び脱炭素化の推進(再掲)
  • 三河湾における「ブルーカーボン」の取組推進(藻場の拡大により海中に取り込まれる炭素を増大)
  • 森林による温室効果ガスの吸収拡大に向けたJ-クレジット制度の活用促進(再掲)
  • 森林・農地・漁場が有する水資源涵養や県土保全、二酸化炭素の吸収・固定などの多面的機能の発揮(再掲)
  • 県の行政活動を通じたカーボンニュートラルの推進(ESG債(グリーンボンド等)、県有施設への太陽光発電導入・県産木材利用推進、公用車ゼロエミッション化推進等)

(2)循環型社会形成の推進

  • 循環型社会の形成に向けた更なる取組の推進(3Rの高度化、サーキュラーエコノミー型ビジネスの活性化)
  • マイクロプラスチック対策の推進
  • 食品ロス対策でごみゼロの促進

(3)生物多様性の保全

  • ポスト「愛知目標」(昆明・モントリオール生物多様性枠組)に向けた生物多様性保全の取組強化と「あいち方式2030」の普及
  • 指定管理鳥獣対策の推進
  • 長良川河口堰の開門調査等

(4)環境首都あいちの基盤づくり

  • 2030年を目標とするSDGsの達成に向けた取組の加速
  • 県民一人ひとりの環境配慮行動(エコアクション)の取組促進
  • 持続可能な開発のための教育(ESD)の取組促進~環境首都あいちを担い、持続可能な社会を支える「行動する人づくり」の推進、及びユネスコスクールの一層の活性化~
  • 大気環境の常時監視及び的確な情報提供

 

10.  地方分権・行財政改革の推進

(1)県政150周年記念事業

  • 県政150周年記念事業(ジブリパーク、STATION Ai、愛知県新体育館、愛知県基幹的広域防災拠点、愛知県畜産総合センター種鶏場)の推進

(2)地方分権改革(国のかたちの再構築)

  • 自立した持続可能な中京大都市圏の実現と分権型社会の構築、全国知事会、中部圏知事会、名古屋市との連携・機能強化
  • 世界と闘える大都市圏として発展する上で必要な施策を自律的に実施していくための国からの権限・財源の譲渡
  • 国のデジタル田園都市国家戦略構想と呼応した人口問題対策の推進(一部再掲)
  • 特区・規制改革について愛知らしさを生かした国への提案強化と実現
  • あいちデジタルアイランドプロジェクトによる5Gデジタル技術の実装支援等、中部国際空港島周辺地域のスーパーシティ化の推進(再掲)
  • 道州制の導入の実現に向けた国民・県民の意識の醸成
  • 権限移譲など、県内市町村の持続可能なサービス提供体制の構築に向けた取組

(3)県の行財政改革

  • 「あいち行革プラン2020」(2020~2024年度)の推進、次期行革大綱(2025~2029年度)の策定(DXの推進、人口問題対策、更なる民間活力の活用等を軸に)
  • 税収の確保と適正な歳出による財政の健全化の推進
  • 地方税財政制度の充実強化による安定的な財政基盤の確立
  • 県民目線による外部評価など第三者の意見等を踏まえた、真に必要な施策・事業の効果的・効率的な実施の促進、財政の見える化の推進
  • 行政DXの推進による効果的・効率的な業務の遂行及びキャッシュレス化などによるサービス提供の強化
  • 長寿命化や新技術・新素材等の活用などによる社会資本の計画的で効率的な維持管理・更新
  • 知多総合庁舎と知多福祉相談センター(2025年度供用)、豊田加茂総合庁舎と豊田加茂福祉相談センター(2026年度供用)の集約化の推進
  • 公共施設・社会インフラへの民間活力の導入~STATION Ai、新体育館、基幹的広域防災拠点、県営住宅の建替えなど~
  • 民間・NPO を始めとする多様な主体との連携・協働の推進
  • 情報公開の徹底推進
  • 公文書館の情報発信の機能強化
  • 公契約条例の適切な運用による社会的価値の実現
  • 県の行政活動を通じたカーボンニュートラルの推進(ESG債(グリーンボンド等)、県有施設への太陽光発電導入・県産木材利用推進、公用車ゼロエミッション化推進等)(再掲)
  • 県庁職員定数・給与の適正管理、県庁組織の見直し、県庁職員の人事改革(官民からの中途採用拡大、若手・中堅職員の重点的な育成、国市町村・民間との人事交流促進など)、及び県庁における予算節約報奨制度の推進
  • AIやロボティクスなどICTを駆使した県庁の「働き方改革」の推進(効率的で多様な働き方の実現)

東三河の振興

(1)東三河県庁の強化

  • 東三河県庁を軸とした連携の強化と「東三河振興ビジョン2030」(2022~2030年度)の推進
  • 三遠南信連携の推進

(2)産業の育成・強化

  • STATION Ai パートナー拠点「東三河スタートアップ推進協議会」を中心とした産業イノベーションの創出
  • 次世代産業の育成・振興
  • 企業立地の推進
  • 地元大学や(株)サイエンスクリエイトなど産学行政の連携強化
  • 農林水産業の振興、農村の活性化

(3)魅力の創造・発信

  • 豊かな自然を始め地域資源を活用した東三河の魅力の創造・発信、及び広域観光エリアとしての魅力の向上・発信、スポーツの振興
  • 関係人口の創出、移住・定住の促進
  • 豊かな自然の保全・再生と自然との共生を担う人材の育成

(4)産業・生活を支える基盤づくり

  • 高速道路ネットワーク等、広域交通基盤の整備
  • 三河港の機能強化、港湾計画の改訂への取組、カーボンニュートラルポート形成に向けた取組の推進
  • 再生可能エネルギーの活用
  • 奥三河の生活基盤の確保
  • 地域医療の充実・強化
  • 東三河高校教育プロジェクトによる特色ある学校づくりの推進
    ◇豊橋工科高校への夜間中学併設
    ◇時習館高校への併設型中高一貫校導入
    ◇御津あおば高校の全日制単位制普通科への改編、昼間定時制併置
    ◇三谷水産高校実習船「新愛知丸」の建造
    ◇渥美農業高校であつみ次世代農業創出プロジェクトを実施

(5)安全・安心な暮らし

  • 地震・津波防災対策の推進
  • 治水対策の推進
  • 山間地域の防災対策の推進
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