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県議会知事提案説明

令和4年2月定例県議会 知事提案説明要旨(追加議案)

議員の皆様方には、2月17日の開会以来、当初予算案を始め各議案につきまして、熱心にご審議を賜り、深く感謝を申し上げます。
 3月4日に追加提出いたしました補正予算案のご説明に先立ち、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。
 本県では、1月21日から期間延長を含め、愛知県まん延防止等重点措置により、感染拡大の抑制に取り組んでまいりました。
 しかしながら、感染力の非常に強いオミクロン株により、新規陽性者数は減少傾向にあるものの、依然として入院患者数は多く、厳しい状況が続いております。
 このような状況を踏まえ、国に対し、まん延防止等重点措置の延長を要請し、3月4日、その延長が決定されました。
 このため、本日3月7日から3月21日までの15日間、愛知県まん延防止等重点措置を再度延長することとしました。
 飲食店等における営業時間の短縮等、引き続き感染防止対策の徹底をお願いします。
 特に、春休みや年度末に向け、卒業式や入社式、花見や春祭りなどの「季節の行事」等、人の集まる機会が増えることから、人と人の距離の確保など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 教育活動について、これまで中止としていた「感染症対策を講じてもなお感染のリスクが高い学習活動」の実施は、地域の感染状況に応じて慎重に検討、部活動は、感染防止対策を徹底した上で、再開することとします。
 また、感染拡大時に濃厚接触者や感染不安を感じる方や、クラスターの発生が懸念される学校施設において速やかに検査が実施できるよう、新たに50万人分の抗原定性検査簡易キットを、保健所、県立学校及び私立学校に配備してまいります。
 感染症まん延防止の切り札である新型コロナワクチンの3回目接種につきましては、県の6つの大規模集団接種会場において、一日最大4,000人規模で接種を進めております。
 小児へのワクチン接種につきましては、2月28日の江南市を皮切りに、順次実施されており、3月上旬には、36市町村において開始される予定です。
 さらに、県の4つの大規模集団接種会場においても、名古屋空港ターミナルビル、藤田医科大学、愛知医科大学メディカルセンターは、3月5日から、藤田医科大学岡崎医療センターは、本日3月7日から開始します。
 職域接種につきましては、207の企業・大学等において、2月22日から順次始まっており、本日3月7日時点で67の企業・大学等で実施されております。
 今後も、市町村の集団接種・個別接種に加え、県の大規模集団接種、企業等の職域接種などにより、接種の加速化を図ってまいりますので、県民・事業者の皆様には積極的な接種の検討をお願いします。
 オール愛知一丸となって、この第6波を克服し、安心な日常生活と活力ある社会経済活動を取り戻していくことができるようご理解とご協力をお願いします。
 それでは、補正予算案について、その概要を申し上げます。
 まず、令和3年度補正予算についてです。これは、一般会計で 205億9,679万余円を増額するもので、県の営業時間短縮要請に応じていただける飲食店等に対して交付する「愛知県感染防止対策協力金」について、今般のまん延防止等重点措置の再延長に伴い増額します。
 なお、この補正予算案については、準備を早急に進める必要があることから、よろしくご審議の上、適切なご議決を早期に賜りますようお願い申し上げます。
 次に、令和4年度補正予算についてです。これは、一般会計で6億 5,751万余円を増額するものです。
 まず、保健所等に配備する抗原定性検査簡易キット50万人分のうち、来年度購入する45万人分の経費です。
 次に、学校での接種を希望する県立特別支援学校の幼児児童生徒を対象として、在籍する学校において、新型コロナワクチン接種を実施します。
 また、生活福祉資金の貸付が終了する世帯等に支給する「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」について、申請期間の延長に伴い増額します。
 よろしくご審議の上、適切なご議決を賜りますよう、お願い申し上げます。