メインメニュー
知事のマニフェスト 知事の発言・寄稿 知事記者会見 県議会知事提案説明 知事からのメッセージ 知事交際費の執行状況 プロフィール トップページ 写真で見る主な活動


知事からのメッセージ

県民の皆様へ           

(はじめに)
 昨年12月に中国湖北省武漢市で端を発した新型コロナウイルスによる感染は世界中に広がりを見せており、3月24日には東京2020オリンピック・パラリンピックの開催延期が決定されるなど、様々な分野で大きな影響を与えています。
 こうした中、政府においては、厚生労働大臣からの報告(新型コロナウイルス感染症がまん延する恐れが高い)を受けて、3月26日夕方に新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下、「特措法」という。)に基づく政府対策本部を設置したことを受け、愛知県においても、特措法に基づく「愛知県新型コロナウイルス感染症対策本部」を同日設置しました。
 3月27日午前9時から、対策本部の第1回会合(累計で第5回)を開催し、県内の感染症の現状及び対策を再確認するとともに、新型コロナウイルス感染症の克服に向けて、私から県民の皆様へのメッセージを発出しました。
 今後も、県民の皆様の命と健康を守ることを第一に、国や市町村、医療機関との連携を密にし、日々刻々と変わりゆく県内の状況を十二分に把握し、医療体制や検査の確保などについて、迅速に対策を講じ、感染拡大を防いでまいります。
 また、新型コロナウイルスの感染拡大による影響は経済全体に及んでいることから、中小企業への資金繰り支援や休業や失業を余儀なくされた場合の生活資金の確保支援など、経済対策にも万全を期してまいります。
 県民の皆様におかれましては、感染のリスクを少しでも抑えるため、基本的な感染症対策として、
 ・感染源を絶つこと(発熱等の風邪の症状がみられる場合には、自宅で休養することを徹底する)
 ・感染経路を絶つこと(手洗いや咳エチケットを徹底する。)
 ・抵抗力を高めること(免疫力を高めるため、十分な睡眠、適度な運動やバランスのとれた食事を心
  がける)
を実施していただくとともに、集団感染を防止するため、
 ・換気の悪い「密閉空間」
 ・多数が集まる「密集場所」
 ・間近で会話や発生をする「密接場面」
の3つの「密」を避けて行動を抑制していただくようお願いします。


(マラソンフェスティバルナゴヤ・愛知2020)
 3月8日、「マラソンフェスティバルナゴヤ・愛知2020」が開催され、私もスターターを務めました。
 今回は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「名古屋ウィメンズマラソン」エリートの部と「名古屋ウィメンズホイールマラソン」のみと、規模を縮小しての開催となりましたが、両部門とも熱く素晴らしいレースとなりました。
 東京オリンピック日本代表選考レースに位置付けられている「名古屋ウィメンズマラソン」では、一山麻緒選手が大会新記録で優勝を果たし、見事に東京オリンピック日本代表の座を射止めました。
 一部競技の中止など、例年とは異なる環境での開催となりましたが、多くの皆様のご協力により、成功裏に収めることができ、感謝申し上げます。引き続き、「スポーツ王国あいち」をしっかりと盛り上げてまいります。





(東日本大震災の発生から9年を迎えて)
 3月11日、東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から9年を迎えました。改めて、犠牲となられた方々に対して、心から哀悼の意を表するとともに、被害にあわれた皆様にお見舞いを申し上げます。
 愛知県では、震災直後から支援対策本部を立ち上げ、被災地域の復旧・復興や生活再建支援に全力を注いできました。一方で、震災から9年が経過した今も、800名を超える方が愛知県で避難生活を送られています。今後も、愛知県被災者支援センターの運営や被災地域への職員派遣など、できる限りきめ細やかに支援してまいります。
 愛知県の防災対策については、東日本大震災で得られた教訓を踏まえて様々な取組を進めております。「安全・安心なあいち」をつくることは、すべての基本です。備えあれば憂いなし。引き続き、愛知の防災対策の強化に取り組んでまいります。


(愛知県立大学・愛知県立芸術大学生の訪問)
 3月11日、国内外の音楽コンクールや学会などで優秀な成績を収められたり、優れた社会活動を実践された愛知県立大学及び愛知県立芸術大学の5人の学生さんたちが活動成果の報告に来てくれました。それぞれの分野における皆さんの活躍を大変誇らしく思います。今後の活躍を大いに期待します。




(アサヒビール株式会社「東京2020大会応援 東海3県ラベル」発売報告)
 3月12日、アサヒビール株式会社の皆様が「アサヒスーパードライ 東京2020大会応援 東海3県ラベル」の発売報告にお越しになりました。この商品の売上の一部を愛知の未来のアスリート育成のためにご寄附いただきます。いただいたご寄附を活用し、国際大会で活躍できる未来のアスリートを育成してまいります。




(新城ラリー2020)
 3月14日、15日の2日間、新城ラリー2020を開催しました。新型コロナウイルスの影響により無観客での開催となる中、全国から88台のラリーカーが出場しました。今年11月には愛知・岐阜両県で、世界ラリー選手権の日本ラウンド「ラリー・ジャパン」が開催されます。大会の成功に向けて、しっかりと盛り上げてまいります。


(あいち次世代自動車インフラ整備推進協議会)
 3月18日、あいち次世代自動車インフラ整備推進協議会を開催しました。愛知県内のEV・PHV・FCVの普及台数は全国1位で、充電インフラの設置箇所数も全国トップクラスです。水素ステーションの数も全国最多の28か所であり、来年度中に更に4か所を整備する計画としています。引き続き、次世代自動車の普及やインフラ整備を進めてまいります。



(豊橋技術科学大学視察)
 3月19日、豊橋技術科学大学にて、大西隆学長と面談しました。豊橋技術科学大学は、愛知県が推進する「Aichi-Startup戦略」の推進ネットワーク会議のメンバーとして連携を進めるとともに、2018年には、愛知県とスタートアップ・エコシステム形成に関する協定を締結し、更なる連携強化を図っています。
 大西学長との面談に先立って、ニーズに応じた植物の計測手法と解析結果を提供することで、次世代食料生産の技術基盤の確立に取り組む高山弘太郎教授の研究室、半導体イメージセンサを用いて「かおり」を識別
するセンサを開発し、“かおり”をグラフに置き換えて可視化する「かおりカメラ」を実現させた澤田和明教授の研究室など、豊橋技術科学大学発のベンチャーに関する取組を拝見させていただきました。
 東三河地区には豊橋技術科学大学のほか、スタートアップ支援やイノベーション創出の取組を進める企業等が多くあります。愛知県としても、整備を進めているステーションAiと連携して東三河地区での取組の成果を最大限に発揮できるサテライト支援拠点の設置に向けて、しっかりと検討してまいります。










(愛知県芸術文化選奨授賞式)
 3月19日、愛知県庁正庁にて、愛知県芸術文化選奨授賞式を開催し、芸術文化の振興に貢献された、からくり人形の九代玉屋庄兵衛様、声楽の塚本伸彦様、邦楽の野村祐子様、絵画の吉本作次様に文化賞を、絵画の安藤正子様、バレエの近藤亜香様、陶芸の小枝真人様、指揮の角田鋼亮様に文化新人賞を授与しました。
 また、文化賞を受賞された九代玉屋庄兵衛様には、記念実演として、からくり人形の「弓曳童子」と「文字書
き人形」をご披露いただき、素晴らしい座敷からくりを楽しく拝見させていただきました。受賞された皆様には、今後とも、それぞれの分野で一層ご活躍されることを祈念します。






(地方創生に関する株式会社NTTドコモ、名古屋鉄道株式会社との包括協定締結式)
 3月19日、株式会社NTTドコモの高木執行役員東海支社長と名古屋鉄道株式会社の安藤代表取締役社長にお越し頂き、愛知県のまち・ひと・しごと創生を推進するための連携・協力に関する協定の締結式を行いました。
 この協定は、情報通信技術等を活用して、地域の活力を高めることを目的としており、交通・まちづくりに関すること、産業振興・イノベーションの促進に関すること、観光・スポーツ振興に関すること、子育て支援・女性の活躍促進・健康増進に関すること、その他、まち・ひと・しごと創生の推進に関することについて、両社と連携・協力し、さらなる愛知の発展に繋げてまいります。


(桜城橋完成・徳川四天王像披露式典)
 3月22日、岡崎市明大寺本町で規模を大幅に縮小して開催された桜城橋完成・徳川四天王像披露式典に出席しました。桜城橋は、乙川周辺の市街地の回遊を実現し、まちの活性化を図る「QURUWA戦略」に基づき、乙川を南北に跨ぐ人道橋として整備されました。また、橋の北側には、徳川家康公を支えた徳川四天王像が設置されることとなっており、この日は酒井忠次像と本多忠勝像がお披露目されました。榊原康政像、井伊直政像は今年12月までに設置される予定です。
 多くの皆様が乙川に親しみながら、岡崎城付近の桜や夏の花火大会など季節の移ろいを楽しむことができる、岡崎市の新たな名所になることを祈念します。
 
















(愛知・名古屋アジア競技大会組織委員会理事会)
 3月23日、アイリス愛知にて、愛知・名古屋アジア競技大会組織委員会理事会を開催し、来年度の事業計画及び収支予算、大会エンブレムなどについて審議しました。
 大会エンブレムは、一般公募で応募のあった520組884点作品の中から宮下浩様の作品に決定し、理事会終了後に発表しました。エンブレムは、アジアと愛知の「A」、名古屋の「N」をかたどり、スポーツの持つ躍動感が上手く表現されていると思います。このエンブレムを活用して広報活動などを積極的に行い、全国、アジア、世界にアピールしてまいります。
 2026年のアジア競技大会は、東京五輪に続く、スポーツ界の大きな目標になります。大会の成功に向け、着実にしっかりと準備を進めてまいります。
 



















(愛知県栄養士会との災害時における栄養・食生活支援活動に関する協定締結式)
 3月24日、愛知県栄養士会の柵木会長始め役員の皆様にお越しいただき、「災害時における栄養・食生活支援活動に関する協定」を締結しました。近年、地震や風水害など大規模災害が頻発する中、災害時における乳幼児や高齢者など食事の配慮が必要な方への適切な食事の提供が課題となっています。
 愛知県では、災害時の巡回栄養相談や特殊栄養食品の提供など、被災地の状況に応じた栄養・食生活支援活動について、愛知県栄養士会と協議を重ね、今回の協定締結に至りました。今後も、愛知県栄養士会の皆様としっかりと連携して、災害時における県民の皆様の安全・安心の確保に取り組んでまいります。


(田原市消防団の日本消防協会特別表彰「まとい」受章報告)
 3月24日、大河団長始め田原市消防団の皆様が、消防団として最高の名誉とされる日本消防協会特別表彰「まとい」の受章報告にお越しになりました。「まとい」は、全国の消防団の中から10団体にしか与えられない最高の名誉です。今後も、地域の安全・安心の要としてご活躍いただくことを期待します。
 愛知県としても、引き続き、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に取り組んでまいります。


(愛知県総合教育会議)
 3月24日、愛知県総合教育会議を開催し、教育委員の皆様と、来年度の教育行政の主要事業である、教員人材の確保、教員の多忙化解消、学校体育(部活動)、外国人児童生徒への学習支援、県立高校の充実策について意見交換しました。今後とも、愛知の教育の更なる充実にしっかり取り組んでまいります。




(ロボカップアジアパシフィック2020あいち開催委員会)
 3月24日、愛知県庁正庁にて、「ロボカップアジアパシフィック2020あいち開催委員会」を開催し、本年10月に愛知県国際展示場で開催予定の「ロボカップアジアパシフィック2020あいち」の開催計画案や2020年度事業計画及び収支予算案について審議し、委員の皆様から承認をいただきました。
 開催まで半年余りとなりましたが、引き続き、大会の成功に向けてしっかりと準備を進めて参ります。



(あいちロボット産業クラスター推進協議会委員会)
 3月24日、愛知県庁正庁にて、あいちロボット産業クラスター推進協議会委員会を開催しました。今後も会員の皆様と連携して、ロボットの研究開発や生産拠点の形成、新技術・新製品を生み出し、世界に誇れるロボット産業拠点を形成できるよう取り組み、「産業首都あいち」の実現を目指して参ります。


(中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会緊急会議)
 3月24日、アイリス愛知にて、中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会の緊急会議を開催しました。緊急会議では、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が経済全体に及ぶ中、二本目滑走路の早期実現という未来への希望の旗を掲げ、決意を持って取り組んでいただくよう、国に対して要望することを決議し、翌日には、国土交通省始め関係各方面に要望を行いました。
 このような苦しい時だからこそ、地域の将来を見据え、ぜひ二本目滑走路の早期実現という旗を掲げていただきたいと思います。


(愛知のものづくりを支える留学生の訪問)
 3月24日、「愛知のものづくりを支える留学生」第5期生の皆さんが、大学院修了の報告に来てくれました。県内大学院での2年半の修学を終え、全員がものづくり企業に就職されます。今後は、高度な専門知識と高い日本語能力を活かし、ものづくりを支える人材として大いにご活躍いただきたいと思います。
 また、第5期生の皆さんに「あいち国際交流サポーター」を委嘱しました。愛知と母国の架け橋として国際交流の推進にご協力いただくことを期待します。


(2019年度あいち健康経営アワード表彰式)
 3月25日、従業員の健康づくりに積極的に取り組む「健康経営」を推進し、優れた成果を挙げた企業等を表彰する「2019年度あいち健康経営アワード」の表彰式を行いました。県民の皆様の健康寿命をますます伸ばしていくためにも、企業等による「健康経営」は大変重要な取組となっています。
 今回は、大規模法人部門32法人、中小規模法人部門93法人と多くの応募をいただいた中から、大規模法人部門で株式会社デンソー様、中小規模法人部門で藤久運輸倉庫株式会社様を表彰しました。従業員が元気であることが、会社の元気にも繋がります。今後も他の模範として取組を推進していただくことを期待します。










(日本ボーイスカウト愛知連盟富士スカウトの訪問)
 3月25日、ボーイスカウトの最高位である「富士スカウト章」を受章した日本ボーイスカウト愛知連盟の16名の皆さんが報告に来てくれました。難易度の高い様々な課題を達成しての受章、おめでとうございます。将来の愛知・日本を支え、社会をリードする人材として活躍されることを期待します。



(「花の王国あいちサポート企業」認定証の贈呈式)
 3月25日、愛知県が進めている、暮らしの中にもっと花を取り入れていただく「花いっぱい県民運動」に賛同し、花の装飾などあいちの花を使った取組を実践いただいた4社に「花の王国あいちサポート企業」認定証を贈呈しました。新型コロナウイルス感染症の影響でイベントが中止・縮小となっている今こそ、心に潤いをもたらす花の魅力を周囲に広めていただきたいと思います。今後も57年連続産出額日本一のあいちの花の応援をよろしくお願いします。


(被災地派遣職員への辞令交付)
 3月26日、東日本大震災、平成30年7月豪雨及び令和元年台風第19号の復興支援のため、4月から被災自治体に長期派遣する職員に辞令を交付しました。来年度は岩手県始め6県1市に18名の職員を派遣してまいります。被災地域の一日も早い復興に向け、それぞれの役割をしっかりと果たし、全力を尽くしていただきたいと思います。



(金融懇談会)
 3月27日、金融懇談会を開催し、この地域の金融機関等の皆様と、新型コロナウイルス感染症に係る中小企業支援について意見交換をしました。引き続き、行政と金融機関が一体となって、状況の変化にスピード感を持って対応し、感染症の影響を受けた中小企業の金融支援に全力で取り組んでまいります。




(愛知教育大学国際教育棟・日本語教育支援センター竣工記念式典)
 3月28日、愛知教育大学にて、国際教育棟・日本語教育支援センター竣工記念式典に出席しました。日本語教育支援センターは、多文化体験の場や、留学生・外国人のための日本語教育などの場として活用されます。今後も、愛知の日本語教育の発展のためにお力添えをお願いします。






(おわりに)
 3月25日、2月定例愛知県議会が閉会しました。新型コロナウイルス感染症対策など、2020年度当初予算を始めとする当初議案・追加議案を合わせ、提出した85議案すべてを議決いただきました。今議会も、県議会の皆様と建設的な議論を積み重ねることができました。審議経過を十分尊重し、適切に運用してまいります。


2020年3月30日
                        愛知県知事 大 村 秀 章




Copyright(c)Aichi Prefecture 2000. All right reserved.