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知事からのメッセージ

県民の皆様へ           

(はじめに:新型コロナウイルス感染症対策・緊急事態措置)
 愛知県では、5月12日から31日までの20日間、緊急事態措置を講じ、新型コロナウイルス感染症の第4波の克服に向けて、県民・事業者の皆様のご協力をいただきながら、感染防止対策に取り組んでまいりました。
 しかしながら、新規陽性者数、入院患者数が多く、医療提供体制がひっ迫する厳しい状況が続いていることを踏まえ、国が緊急事態宣言の延長を決定したことを受け、6月1日から6月20日まで20日間、緊急事態措置を継続することとしました。
 6月1日には、臨時愛知県議会を開会し、緊急事態措置の継続に伴う休業・営業時間短縮要請に応じた事業者に交付する「愛知県感染防止対策協力金」及び酒類販売事業者等に交付する「愛知県中小企業者等応援金」に関する総額749億4千万余円の増額補正予算案を提出し、議決いただきました。
 引き続き、県民の皆様には、不要不急の行動・県をまたぐ移動の自粛、事業者の皆様には、20時までの営業時間の短縮及び酒類提供の取り止め、大規模商業施設等の土日の休業とともに、業種別ガイドラインの遵守、テレワーク・時差勤務の徹底、職場クラスターを防ぐ感染防止対策、イベントの開催制限など、感染防止対策の徹底をお願いいたします。
 
【県民・事業者の皆様へメッセージ】及び【緊急事態措置の概要】

 また、7月23日に開幕を迎える世界最大のスポーツの祭典「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の開催をきっかけとした感染拡大を懸念する声が専門家の方々から出されています。
特に、パブリックビューイングを始め、職場や学校、飲食店等における大人数での観戦は、感染リスクの拡大につながることから、6月9日、パブリックビューイング開催等の自粛について、県感染症対策本部員及び市町村に通知し、住民、事業者、関係諸団体の皆様への周知と協力の呼び掛けを依頼しました。
 県民の皆様には、普段から一緒に過ごす家族や友人などと少人数で、ご自宅のテレビ等により応援いただきますようお願いします。特に、パブリックビューイング、職場や学校、飲食店等における大人数での観戦については、自粛を強くお願いいたします。

 愛知県としましても、国や市町村、事業者、医療機関と協力し、職域接種も含めたワクチン接種体制の整備をさらに加速させるとともに、引き続き、高齢者施設等のスクリーニング検査の実施、モニタリング検査の実施、入院病床の確保と更なる増床など、検査体制及び医療提供体制の更なる強化と維持に全力で取り組んでまいります。
 オール愛知一丸となって、心を一つにワン愛知で、新型コロナウイルス感染症を克服し、安心な日常生活と活力ある社会経済活動を取り戻していくことができるよう、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。


(FOOMA JAPAN 2021・食の見本市 in 知多半島)
 6月1日から4日までの4日間、人数制限等感染防止対策を徹底した上で、アジア最大級の食品機械専門展示会「FOOMA JAPAN 2021」がAichi Sky Expoで開催されました。今回が44回目、Aichi Sky Expoでは初開催となりました。
 Aichi Sky Expoの全ての展示ホールを使用した会場には、県内企業68社を含む661社が出展し、活発な商談が行われました。本展示会が多くの新ビジネス創出につながることを期待します。
 また、Aichi Sky Expo屋外特設会場では、常滑・知多半島を中心とした地域の食材や加工食品紹介する常滑×Aichi Sky Expo×FOOMA JAPANの特別コラボ企画「食の見本市 in 知多半島」が開催されました。今後も、こうした機会を捉え、全国でもユニークな食文化を誇る愛知県の地元食材をPRしてまいります。


(環境保全関係功労者表彰式)
 6月2日、愛知県庁正庁にて、環境保全関係功労者表彰式を開催し、長年にわたり地域の自然環境や水質の保全を始めとした環境保全活動に取り組まれるなど、環境保全行政の推進に多大な貢献をいただいた3団体と21名の皆様を表彰しました。皆様のご尽力に対し、深く敬意を表します。
 今後も、「環境首都あいち」の実現に向けて、一層のお力添えをお願いいたします。


(中部国際空港拡充議員連盟総会・中部国際空港の機能強化に係る要望活動)
 6月4日、衆議院第二議員会館にて、中部国際空港拡充議員連盟総会に出席し、中部国際空港西側の隣接地等に新たな埋立地を整備する「中部国際空港沖公有水面埋立事業」について、5月25日に埋立承認を行ったことを報告するとともに、埋立事業の着実な実施と二本目滑走路の整備に向けた検討への協力を要請しました。
 総会終了後、赤羽国土交通大臣、自民党の二階幹事長、公明党の石井幹事長とそれぞれ面談し、中部国際空港二本目滑走路の整備を始め、機能強化の早期実現を要請しました。
 新型コロナウイルス感染症の克服後の国内旅行やインバウンドの急速な回復に加え、ジブリパークの開業などにより、近い将来に二本目滑走路が必要不可欠な状況が来るものと考えます。引き続き、中部国際空港の機能強化の早期実現に向け、しっかりと取り組んでまいります。





















(名古屋港管理組合議会6月定例会)
 6月8日、名古屋港管理組合議会6月定例会に管理者として出席しました。 定例会では、議長に加藤一登議員、副議長に高木ひろし議員を選出した後、私から副管理者・監査委員の選任について提案説明を行い、同意をいただきました。引き続き、名古屋港の発展に向け、しっかりと取り組んでまいります。


(愛知県競馬組合6月臨時議会)
 6月8日、愛知県競馬組合の6月臨時議会に管理者として出席しました。議長に浅井正仁議員、副議長に寺西むつみ議員が選任され、監査委員選任案に同意いただきました。昨年度は、コロナ禍での開催にも関わらず、馬券売上額は前年度比43%増加し、8年連続で黒字を達成しました。
 競馬組合では、現在、来年4月の弥富市での新競馬場オープンに向けて、スタンド棟の建設工事など施設整備を着実に進めています。土古での掉尾を飾る一年となるよう、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期して、競馬開催の継続とファンサービスの向上に努めてまいります。


(愛知県旅行業協会定時総会)
 6月8日、名鉄ニューグランドホテルにて、愛知県旅行業協会定時総会に出席しました。藤田会長を始め旅行業協会の皆様には、日頃から旅行業の振興にご尽力いただき、感謝申し上げます。
 愛知県では、新型コロナウイルス感染症の影響で大きく落ち込んだ観光消費の回復に向けて、感染状況を大きく改善させた上で、LOVEあいちキャンペーンでの旅行商品割引、県内宿泊施設の利用割引、地域限定クーポン等様々な事業を行ってまいります。引き続き、一日も早く感染症を克服できるよう全力で取り組んでまいります。


(中部経済連合会創立70周年記念式典)
 6月8日、名古屋観光ホテルにて、中部経済連合会創立70周年記念式典に出席しました。中部経済連合会の皆様には、1951年の創立以来、経済・産業分野はもとより、社会資本整備、広域観光等、幅広い分野における活動を通じ、愛知の発展、そして中部地域の発展のためにご尽力いただいており、深く敬意を表します。今後の益々のご発展を祈念します。



(「LOVEあいちサポーターズ あいち広報大使」SKE48の訪問)
 6月9日、2011年から「LOVEあいちサポーターズ あいち広報大使」に就任いただいているSKE48を代表して、古畑奈和さんと井上瑠夏さんが挨拶に来てくれました。
 SKE48の皆さんには、県の行事等に参加し、積極的に愛知をPRしていただく「LOVEあいち・スペシャルコラボ」に、今年度もご協力いただきます。
 古畑さん、井上さんのお二人には、今年度最初のスペシャルコラボとして、飲食店利用者向けの新型コロナウイルス感染防止啓発動画に出演していただきました。動画は、愛知県防災安全局のYouTubeアカウントで配信していますので、ぜひご覧ください。
 SKE48の皆さんには、「LOVEあいちサポーターズ あいち広報大使」として愛知をPRいただくとともに、日頃の活動を通じて、ここ愛知から日本を元気にしていただくことを期待しています。



(新型コロナワクチン職域接種に関する電話相談窓口開設)
 国における新型コロナワクチンの職域接種の申請受付開始に合わせて、愛知県では、職域接種の実施を検討されている企業・大学等からの相談に対応するため、6月10日に県独自の電話相談窓口を開設しました。
 職域接種に対し、愛知県にも多くの相談が寄せられています。職域接種はワクチン接種の加速に有効な手法ですので、企業・大学等が円滑に実施できるよう、きめ細やかに対応してまいります。

【新型コロナワクチン職域接種に関する電話相談窓口の詳細はこちら】


(カーボンニュートラルの実現に向けた愛知県の取組に関する発表)
 現在、世界全体の温室効果ガスの排出量は335億トンに及んでおり、これを国別にみると、中国、米国、EUの順に多く、日本は世界第6位で世界全体排出量の3.2%を占めています。
 こうした中、2021年4月の気候変動サミットでは、米国・カナダなどが温室効果ガス排出量の削減目標の引き上げを表明し、日本も、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減するとしていた従来目標を、46%削減に引き上げるとともに、さらに50%削減の高みに挑戦することを表明しました。
 国は「2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減」を達成するため、再エネ比率の拡大や火力発電比率の縮小などの電源構成の見直しや、産業設備のインバーター導入による省エネを始めとする省エネ対策によって、6億4800万トンの温室効果ガスを削減していくとしています。
 さらに、6月2日には「地球温暖化対策の推進に関する法律」が一部改正され、2050年カーボンニュートラル宣言等を踏まえた基本理念が新設されたほか、地域の再エネを活用した脱炭素化を促進する事業を推進するための計画・認定制度が創設されることとなりました。
 
 愛知県においても、1994年以降、5回にわたり計画を策定し、地球温暖化防止に向けて取り組んできました。現在は、「あいち地球温暖化防止戦略2030」に基づいて具体的な取り組みを進めており、再生可能エネルギー導入容量が全都道府県中2位であるなど、国内トップクラスの実績を挙げています。
 一方で、日本一の産業県である愛知県の2018年度の温室効果ガス排出量は7954万トンで全国1位であり、その約半分が産業部門からの排出となっています。
 これをどのように減らしていくかが大きな課題であり、愛知県としてもさらに取り組みを進めていくことが必要であると考えています。
 そこで、愛知県では、「あいち地球温暖化防止戦略2030」に基づく取組に加え、カーボンニュートラルの実現に向けた取組について検討を進め、6月9日の臨時記者会見で、温室効果ガス排出量を削減するための具体的なプロジェクトの創出を目指した新たな取組の推進について発表しました。
 今後、各分野の学識経験者で構成される「あいちカーボンニュートラル戦略会議」を設置し、戦略会議の下に「エネルギー」や「モビリティ」、「森づくり・木づくり」などの脱炭関連分野の取組を検討する分科会を配置します。
 また、カーボンニュートラルの実現に向けた動きを加速するため、6月9日から、全国の企業・団体の皆様を対象に、幅広い事業・企画アイデアの募集を開始しました。提案いただいたアイデアについては、戦略会議で意見を聞いた上で、事業化すべきプロジェクトを選定し、研究会を立ち上げてプロジェクトの事業化を支援していきます。
 民間の優れたアイデアを具体化し、実践することで、カーボンニュートラルの実現を目指してまいります。

【事業・企画アイデアの募集要項はこちら】


(全国知事会Web会議)
 6月10日、昨年度に引き続きWeb開催となった全国知事会議に出席し、新型コロナウイルス感染症対策を始め、わが国、そして地方自治体が直面する課題について、全国の知事と議論しました。
 私からは、新型コロナウイルス感染症対策について、
・デルタ株の分析・解析と実態の早急な情報提供
・オリンピック・パラリンピックにおける観客の行動自粛の徹底
・パブリックビューイングの中止に関する全国的な統一的方針の明示・周知を国に強く求めました。

 また、地方税財源の確保・充実について、
・地方負担が過大となっている大規模施設への休業協力金の国による全面的 な財政措置
・事業者支援交付金の早期配分
・542万人の雇用を持つ日本の基幹産業である自動車産業が立ちいくような、自動車諸税の適切な税率・税負担の見直し
を要請しました。

 さらに、脱炭素社会の実現に向けて、わが国を支える産業県という特性から温室効果ガス排出量が多くならざるを得ない愛知県が先頭を切って取り組むことを表明するとともに、国においても削減目標達成に向けたロードマップを明示するよう求めました。
 引き続き、全国の知事と連携して取り組んでまいります。


(おわりに:ジブリパーク関連工事請負契約に関する発表)
 愛知県では、新型コロナウイルス感染症の克服後を見据え、日本が世界に誇るスタジオジブリ作品の世界観を表現した唯一無二の公園施設「ジブリパーク」の整備を進めています。2022年秋に「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリアを開業、その概ね1年後に「もののけの里」「魔女の谷」の2エリアを開業予定です。
 6月3日、臨時記者会見を開催し、6月議会の議案として上程するジブリパーク関係の工事請負契約の概要を発表しました。
 今回契約を締結するのは、
・「青春の丘」「ジブリの大倉庫」の演示工事
・「もののけの里」「魔女の谷」の建築
・造園工事 ・公園北エントランス整備工事
の3契約です。
 
  「青春の丘」エリアでは、映画「耳をすませば」に登場する「地球屋」の内部を表現するとともに、ロータリー広場に電話ボックスや掲示板などを設置し、作品の雰囲気を演出します。また、映画「猫の恩返し」に登場する「猫の事務所」の家具や小物等をミニチュアサイズで制作します。
 「ジブリの大倉庫」エリアでは、映画「借りぐらしのアリエッティ」の世界を表現した「床下の家と小人の庭」、映画「天空の城ラピュタ」に登場する廃墟となったラピュタの庭園「天空の庭」や全長6.3mの「空飛ぶ巨大な船」、子どもたちが映画「となりのトトロ」の世界で遊べる部屋などを整備します。
 
  「もののけの里」エリアは、映画「もののけ姫」の世界観をモチーフに、映画に登場する「タタラ場」を元にした和風の里山的風景をイメージし、タタラ場、炭焼き小屋、休憩処などの建築工事とともに、オブジェ、遊具、園路、植栽等の造園工事を行います。
 「魔女の谷」エリアは、映画「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」などに描写される北欧風の空間をイメージし、ハウルの城やオキノ邸、レストラン棟などの建築工事とともに、遊具、園路、植栽等の造園工事を行います。また、今年公開予定の映画「アーヤと魔女」に登場する「魔女の家」も整備します。
 
 公園北エントランス整備工事では、北エントランスをジブリパークと調和した景観や公園の表玄関にふさわしい広場となるよう整備します。玄関口として象徴的なメインゲートを新たに設置し、メインゲートをくぐった先の広場の中央には総合案内センター(仮称)を設けます。
 メインゲートは、スタジオジブリが作成した基本イメージを基に設計しています。ゲートをくぐる来園者のわくわく感を高めながら、来園者をエントランス広場の向こう、青春の丘のエレベータ棟へと誘導します。
 また、北エントランス広場に隣接する北駐車場については、既に撤去・整備に着手しておりますが、今回の工事で約490台分の整備を行います。さらに、エレベータ棟西側からジブリの大倉庫を経由して、林床花園の入口に至るまでの園路の再整備も行います。
 園路の終点となる林床花園入口広場には、新たに楼門を設置します。この楼門は、名古屋市中村区に1923年に建築された料亭「稲本」に存在していた門で、解体されるまで建物と合わせて名古屋市都市景観重要建築物に指定されていました。中国風の屋根とベンガラ色の壁は、「千と千尋の神隠し」の湯屋である「油屋」を彷彿とさせ、異界に導かれるような魅力があります。ジブリパーク整備に合わせて、この広場のランドマークとして設置するものです。

 いずれの工事も、6月議会に提案、議決をいただいた後、速やかに契約し、整備を進めてまいります。新型コロナウイルス感染症を克服した後、県民の皆様を始め多くの皆様に笑顔あふれる日々をお届けするとともに、世界中から多くの人を呼び込み、愛知の経済を盛り上げていけるよう、全力で取り組んでまいります。

2021年6月10日
愛知県知事 大村秀章


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