愛知県衛生研究所

愛知県内でエキノコックス陽性犬が発見された地域

2020年6月8日

平成26(2014)年3月に愛知県阿久比町にて捕獲された野犬から、愛知県内では初の、本州では2例目となるエキノコックス(多包条虫)が検出されました。これを受け、愛知県では県内のエキノコックス感染状況を把握する目的で、平成26年6月から捕獲された野犬等を対象に野犬のエキノコックス症に係る周辺調査を実施しています。調査対象地域は平成26年6月〜平成31年3月の期間は知多半島、平成31年4月からは知多半島及び隣接地域(岡崎市、豊田市を除く西三河地域及び豊明市)です(図1)。

当所では捕獲された野犬等の糞便中におけるエキノコックス虫卵の顕微鏡検査および遺伝子検査(PCR法)を実施しています。

これまでに愛知県が実施する調査において、遺伝子検査で6例のエキノコックス陽性犬が確認されています※※。陽性犬の捕獲地域及び捕獲時期は表1、図1のとおりです。

表1 愛知県が実施する調査においてエキノコックス陽性犬が確認された地域
 捕獲地域捕獲時期備考
 阿久比町平成26(2014)年4月愛知県内1例目の事例
愛知県が実施した調査ではない
1阿久比町平成29(2017)年4月
2南知多町平成29(2017)年11月
3知多市平成30(2018)年2月
4半田市令和2(2020)年2月
5半田市令和2(2020)年4月
6常滑市令和2(2020)年4月
図1陽性犬捕獲地域と調査対象地域の地図
図1 陽性犬捕獲地域と調査対象地域