道州制Q&A
道州制って何?
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道州制とは、現在の都道府県よりも広い区域を単位として、新たな広域自治体を設置しようという考え方です。ただし、明確な定義や定まった姿があるものではなく、これまで経済団体、政党、研究者、国、地方自治体などから様々な提言が出されていますが、考え方には幅があります。 |
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愛知県では、平成15〜16年度、有識者による「分権時代における県の在り方検討委員会」において、「地方から見た望ましい道州制の姿」として、以下のような道州を検討しています。 |
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国は、これまで以上に、外交、通商など国際社会における国家存立に関わる事務に力を集中すべき。 |
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道州は、市町村が実施した方が望ましい事務を移譲した上で、国の出先機関が実施している事務の大半と、中央府省で実施している事務で道州が実施した方が望ましいものを担う。 |
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基礎自治体である市町村が実施した方が望ましい権限・事務については市町村が担う。 |
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道州が決定権限を高めて自主的・自立的な行政運営を行うためには、「立法権の分権・分割」が不可欠。 |
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道州制の下では、自主財源の大幅な拡充を図ることとし、個人住民税を中心に、地方消費税や法人事業税を拡充して組み合わせた道州税制度を検討。 |
⇒「分権時代における県の在り方検討委員会」の詳細はこちら

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