お問い合わせ先

愛知県政策企画局
企画調整部企画課
地方分権グループ

住所 :
〒460−8501
名古屋市中区三の丸三丁目1番2号
電話 :
052−954−6473(ダイヤルイン)
電子メール :
kikaku@pref.aichi.lg.jp

トップ > 愛知県の主張・取組:セミナーの開催 > 地方分権タウンミーティング豊橋会場 > ワークショップ結果概要(Aグループ)

愛知県の主張・取組

ワークショップ結果概要(Aグループ)

テーマ:主に「まちづくり」について
参加者:19人

● 中心市街地の活性化

<課題に関する具体的意見>
○駅前商店街の地盤沈下、シャッター通り
○車社会で人も店も郊外へ
○固定資産税の中心地と郊外の格差(大型店の郊外立地に誘引に)
○歩くこと親しみを感じる街づくりを など

<課題解決に当たっての役割分担>

【行政の役割】
○まちづくりは、住民の発案・意見→行政による検討→専門家による検討→関係者すべてによる総合的検討の順で進めるべき。
○地域の特徴を活かした独自の発展策をつくる努力をすべき。
○市は中心市街地のビジョンを明確に提示すべき。その際、住民が市街地に何を求めているかを聴く。
○都市計画をアバウトにしないで守られるように。
○中心市街地の活性化のために独自の誘導・指導方針の打ち出しと、市における都心・郊外のバランス。
○昔なじみの商店街であるため区画整理の実施(住民の意識向上も必要)。
○固定資産税の中心市街地と郊外店舗の格差を是正するために、県が統一的な基準をつくって指導を。

【民間の役割】
○自分たちの街区は自分たちで解決できるよう努力する(リーダーが必要)。
○地区計画・地区環境計画を自分たちでつくる。
○商店街の住民が隣の店の商品を買いたいか(魅力の向上)。
○住民一人ひとりが自分たちの生活環境を考えるべき。公共施設等の利便性。
○思っていることを表面にだして、自分の意見が伝わるための行動をとる。
○街づくり、市街地問題は民間に。
○産業を興すもやめるも自由。リスクを取るように判断する。魅力がないからつぶれるものは仕方がない。
○市街地の活性化は民間活力によるところが大であり、行政はフォローアップまででよいのではないか。
○住民一人ひとりが現在の状況を把握し、どうしていくべきなのか、常に考えをもつことが必要。

● 市町村合併

<課題に関する具体的意見>

○この地域においても、なかなか困難な状況に陥っているが、将来にとって非常に重要な問題。
○合併協議会のメンバーに一般の住民が少ないのが問題ではないか。 など

<課題解決に当たっての役割分担>

【行政の役割】
○関係市民へ合併のリスク、ディメリットを、現在の財政状況を含めて提示すること。
○市町村、県ともに、行政は情報や催事などPR方法をもっと工夫すべき。
○市町村合併については、住民の意見はもちろんのこと、行政主体で行った方がよい。行政主導型!!
○合併不調の原因は、国の考え方の不徹底と協議会の人選の悪さ。
○住民にとっての合併することの利便性を、もっと考え、情報発信べきるべきではないか。

● コミュニティ問題(コミュニティづくり、市民交流、電子会議室、コミュニティビジネス、高齢化等)

<課題解決に当たっての役割分担>

【行政の役割】
○職員が市民の意見に関心をもつことが重要。
○職員は、見るだけではなく気軽にメールを書く。
○住区の組織を金銭的にも人材的にも支援する(行政内の縦割りをつなぎ、必要があれば国、県につなぐ役割も含む)。

【民間の役割】
○市民一人ひとりが、問題意識をもち、発信をする勇気が必要。
○コミュニティは、地域住民の自発的な意見により形成されるべきものである。
○地域の問題で地域の人で解決できることは地域で行い、費用を見積もり、市に提出する。
○住区(小学校単位)で課題を抽出し、解決する方法を話し合う組織をつくる。

● 東三河の一体感や機能強化

<課題解決に当たっての役割分担>

【行政の役割】
○予算をもった広域の地域振興局の設置
○県も一極集中から分権へ。豊橋の県の行政機能の強化
○行政決定権をもつ多方面からなるプロジェクトチームをつくることが必要。

● 国と地方の借金、財政問題

<課題解決に当たっての役割分担>

【行政の役割】
○公債、借金を将来の世代に残さない!歳入と歳出を均衡に(家庭と同じ)。
○歳出面・歳入面とも国の関与を縮小し、地方の自由度を高める。
○首長は地元の資産を有効に利用して、お金(含税)を生み出すことも考える必要がある。

● 県内投資の東西バランス(西高東低ではないか)

● 公共施設

<課題解決に当たっての役割分担>

【行政の役割】
○この時代にまだ行政は箱物優先。市民生活とのバランスをよく考えるべき。
○施設を作る場合は、設計思想をしっかりともつこと。
○県の図書館や文化ホールは民営化すべき。

● その他一般的な役割分担の在り方

【行政の役割】
○民間に任せることができるものは民間に任せ、公務員を減らし、税金も安くする。
○民間にできることはどんどん民間に委譲。
○公共的業務を民間が独自に起こす場合、一定期間免税措置を行う。
○産業振興を自治体は計画せず、民間に任せる。
○公共サービスを担うための民間人育成を行い、業務委託を推進
○県または国はそれぞれ地域の実情を理解し、地域独自の基準を容認すること。
○行政は応援体制で。

【民間の役割】
○民間人同士の横のつながり(ネットワーク)の構築。

 豊橋会場概要へ戻る