エコモビ実践キャンペーン
エコモビ実践キャンペーン2020について
愛知県では、クルマ(自家用車)と公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分ける「エコ モビリティ ライフ」(エコモビ)の推進に取り組んでおり、「あいちエコモビリティライフ推進協議会」を中心に、「エコモビ」の普及啓発をはじめとした様々な取組を行っています。
その一環として、本協議会構成員を対象に期間中、各団体がエコ通勤※を中心とした「エコモビ」に積極的に取り組む「エコモビ実践キャンペーン2020」を実施します!
※ 「エコ通勤」とは、クルマ通勤を控え、より環境負荷の少ない公共交通や自転車、徒歩、パーク&ライド、相乗りなどで通勤することをいいます。
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趣旨
「エコモビ実践キャンペーン2020」への参加を通じて、期間中、エコ通勤を中心とした「エコモビ」に積極的に取り組むことにより、「エコモビ」実践の推進を図る。
実施期間
令和2年12月1日(火)から12月15日(火)まで(15日間)
参加対象
あいちエコモビリティライフ推進協議会の構成員である企業、各種団体、官公庁等
※参加方法について、詳しくは県都市整備局交通対策課(TEL:052-954-6125)までお問い合わせください。
- 「エコモビ実践キャンペーン2020」チラシ(拡大印刷で、ポスターとしてもお使いいただけます)はこちら
取組内容(周知・実践)
1 「エコモビ」情報の周知・実践の働きかけ [取組例]
- ポスターの職場内掲示、チラシの配付
→ キャンペーンチラシ(拡大印刷で、ポスターとしてもお使いいただけます)及びエコモビ啓発チラシ(マスク付ver.)もぜひご利用ください!
- 社内イントラネットへの掲載、メールの配信
→ 参加登録後、期間限定で「あいちエコモビメールニュース」(エコモビの取組等を紹介)を配信します。
- 朝礼、社内会議、研修会での周知
→ エコモビ紹介動画「家族みんなで!LET’S エコ モビリティ ライフ」(Web配信 約20分)もご活用ください。
- 事業所の最寄り駅、バス停の時刻表の職場内掲示、マイカー通勤者への配付
→ 「交通事業者、乗継・路線図情報」各Webサイトをご参照ください。
[取組例]

- 自宅が、事業所から近い(2km以内など)または駅・バス停から近い(同)通勤者のマイカー通勤を制限
- 従業員用の駐車場借り上げの取りやめ
- 従業員用駐車場の一部を駐輪場に変更
[取組例]

- 屋根付き駐輪場の確保、カッパ・ヘルメット置き場の提供、空気入れ等の配備
- 自転車通勤者についても、マイカー通勤者と同額の通勤手当を支給
コミュニケーション・アンケートとは、従業員の通勤実態を把握するとともに、従業員一人一人に自身の通勤を振りかえってもらうことでエコ通勤への転換を促すきっかけとするものです。
詳しくは、国土交通省「エコ通勤ポータルサイト」(外部リンク)のワンショットTFPツールの項をご参照ください。
[取組例(その他)]

- パーク&ライド通勤者に対応した通勤手当制度へ改正(自宅が 駅から遠い通勤者に対して、自宅最寄り駅での駐車料金の一部を補助)
参加事業所の取組から
・ 自転車通勤規則を定め、自転車通勤者の保険加入を必須とするなど、自転車の安全な通勤形態を確立しました。【建設業】
・ 通勤経路の定期的な確認や人事異動、住居変更の際に、エコ通勤への変更を働きかけています。【サービス業】
・ エコ通勤者を表彰しています。【製造業、建設業】
[取組例]
- 社内でエコドライブ研修を実施
- 社用車の燃料削減目標を定め、毎月、実績を報告
- 燃費メーターや燃費記録サイトを活用したエコドライブの実践
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※ エコドライブについては、こちらをご覧ください。
○出張時等のカーシェアリング、シェアサイクルの活用[取組例]
- 社用車を減らし、カーシェアリングを利用
- 目的地最寄り駅まで電車で行き、駅からカーシェアリングを利用
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※ あいち自動車環境戦略2020に規定する次世代自動車等先進エコカー
○その他[取組例]
- 業務用の自転車を導入し、近距離での社用車利用を控える
- 渋滞時間を避けた通勤の奨励

「エコモビ」実践効果
地域社会への貢献、事業所のコスト削減にもつながる次のような効果が期待できます。
1 CO2の削減
たとえば、従業員100人がクルマ通勤からエコ通勤に切り替えると年間で約145tのCO2が削減できます。
※ 国交省「エコ通勤ポータルサイト」自動車通勤による二酸化炭素排出量の計算方法により算出

エコ通勤への転換によって、通勤時の事故が約4割減少した事業所もあります。
※ 国交省「エコ通勤ポータルサイト」より

平成25年度に豊橋市が県境地域の民間事業所7社と連携して実施したエコ通勤の社会実験では、通勤時間帯において乗用車の交通量が約5%減少したことが確認されています。
→豊橋市の「県境地域における通勤環境改善の取組」については、こちら(外部リンク)をご覧ください。

公共交通での通勤はクルマ通勤のおよそ2倍のカロリーを消費し ます。クルマ通勤者はエコ通勤者に比べて約1.5倍、肥満の割合が高いというデータもあります。
※ 藤井氏[現京都大学大学院教授]資料(エコモビWebサイト掲載)より
→「エコモビ」の個人へのメリットは、こちら
令和2年度実施結果
民間企業、大学等の教育関係機関、経済団体、NPO法人等の各種団体、市町村など、多様な協議会構成員に参加していただきました。結果概要は以下のとおりです。
参加企業・団体等数 180
※ 参加企業・団体等は、「「エコモビ実践キャンペーン2020」参加企業・団体等一覧」 [PDFファイル/83KB] 参照。
「キャンペーン」各取組項目の主な取組内容
(1) 「エコモビ」情報の周知、実践の働き掛け- 職場内でのエコモビチラシ、ポスター等の掲示
- 朝礼、終礼、社内会議等での周知、定期的な「エコ通勤」の呼び掛け
- 社内イントラネット等でのメール配信
- マイカー通勤の抑制、公共交通機関や自転車による通勤の促進
- 従業員駐車場の利用制限、屋根付き駐輪場の確保
- 時差出勤の奨励
- アイドリングストップ、急発進の禁止等、エコドライブの励行を呼びかけ
- 社内でのエコドライブ研修の実施
- エコカーの導入