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【あいち農業イノベーションプロジェクト】 「現場フィールド活用型イノベーション推進事業」に係るスタートアップ等からの技術提案の追加公募について
愛知県では、STATION Aiプロジェクトの一環として、愛知県農業総合試験場(長久手市)とスタートアップ等が連携して新しい農業イノベーションの創出を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」を2021年から実施しています。
2024年度から、新たな取組として、地域の実情に精通した県の普及指導員が、スタートアップ等と産地をマッチングし、現場の「ほ場」で既存技術の応用や機器の改良、アプリの開発などにより、課題解決のために必要な新技術の迅速な導入を目指す「現場フィールド活用型」を立ち上げ、5テーマで課題に取り組んでいます。
この度、「現場フィールド活用型」について、これまでの5テーマに加え、新たに6番目のテーマを設定し、スタートアップ等からの技術提案を募集しますので、是非御応募ください。
1 募集内容等
(1)~(3)を満たす技術提案を募集します。
(1)解決を目指すテーマ
下表のテーマを解決する技術提案(※)であり、提案者の有する技術的シーズ等を踏まえたものであること。なお、先行特許等の知財侵害の恐れのない技術やデザインを御提案ください。
※:技術提案説明資料 [PDFファイル/399KB]
【テーマ6】気候変動に打ち勝つトマトの裂果防止ツール(2026年度完了目標) | |
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作目 | 施設園芸(トマト) |
現場の声 | 急に暑くなるとトマトが裂果する。力が弱い作業者でも使えるとよい。 |
想定される取組 | 裂果防止効果を維持しつつ、誰でも使えるツール |
(2)技術開発期間
農業イノベーションの創出に向けて、農業生産現場において、応募する提案に基づくツールの開発・導入・普及に、提案採択後から2026年度末までの間、県とともに取り組んでいただきます。
なお、採択された事業者が2025年度に実施する主な取組は、以下のとおりです。
・ツールの開発・導入・普及に向けた「事業プランの作成」
・農業生産現場での、事業プランに基づく「予備試験・試作等の実施」
(3)開発経費
2025年度の取組に対する経費の支援の上限は、1,000,000円(消費税及び地方消費税を含む)とします。
なお、2026年度の取組に要する予定経費についても応募資料に記載していただき、「5 技術提案の選定」にて審査します。
2 応募資格
提案する技術等の開発を行い、愛知県の農業者等に対して開発したツールを供給できる民間企業とします。
※その他、詳細な資格要件は「募集要項」を御確認ください。
3 提案の応募
(1)技術提案書類の提出
県Webページに掲載する「募集要項※」を確認の上、技術提案書類一式を作成し、期限までに提出してください。
※ 募集要項や技術提案書類の様式などは県Webページからダウンロードいただけます。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/nogyo-keiei/2025genba-innova-koubo.html
(2)提出期限
2025年9月1日(月曜日)午後5時(必着)
(3)提出方法
技術提案書類を期限までに以下へ電子メールにより提出してください。
宛先
North Star Metric株式会社(※)
担当:杉村
電子メール:sugimura@northstarmetric.co.jp
・メールの件名は、「【現場イノベ】技術提案について(会社名)」としてください。
※本事業の事務局を県がNorth Star Metric株式会社に業務委託しています。
4 公募に係る説明会
応募希望者を対象に、以下により説明会を開催します。なお、説明会への参加は応募要件ではありませんが、欠席により不利益を受けても県はその責任を負いません。
(1)日時
2025年8月19日(火曜日) 午前10時から
(2)方法
オンライン開催(Microsoft Teamsを使用)
(3)参加申込
参加申込は電子メールで受け付けます。申込みいただいた方へ、オンライン会議のURLや注意事項等を電子メールで送付します。
申込期限
2025年8月15日(金曜日)午後5時まで
宛先
North Star Metric株式会社
担当:杉村
電子メール:sugimura@northstarmetric.co.jp
・メールの件名は「【現場イノベ】説明会参加について」としてください。
・メールの本文中には次のア~ウを記載してください。
ア)貴社(団体)名
イ)参加者氏名(複数人いる場合は、全員分)
ウ)連絡先(電話番号、電子メールアドレス)
(4)本技術提案に関する質問
「募集要項」に添付する質問書にて、以下により電子メールで送付してください。
送付期限
2025年8月22日(金曜日)午後5時まで
宛先
North Star Metric株式会社
担当:杉村
電子メール:sugimura@northstarmetric.co.jp
・メールの件名は「【現場イノベ】技術提案に関する質問」としてください。
質問に対する回答
2025年8月26日(火曜日)までに、質問者及び説明会の参加者すべてに電子メールで通知します。また、県Webサイトの本事業に関するページに掲載いたします。
5 技術提案の選定
御応募いただいた技術提案は、県及び県が指名する有識者等により組織する審査会にて実現可能性などの観点から審査し、1件を採択します。なお、4者以上からの企画提案があった場合は、書面による予備審査を行い、上位3者を審査会の審査対象とします。
審査会(プレゼンテーション審査)日時
2025年9月9日(火曜日)午後1時30時から
実施方法
オンライン開催(Microsoft Teamsを使用)
プレゼンテーション審査を行うURLや時間等については後日連絡します。
審査会に先立ち、接続テストを2025年9月5日(金曜日)午前10時から開催します。
審査員
愛知県農業水産局技監、農業経営課長、農業イノベーション推進室長
愛知県農業総合試験場普及戦略部長、技術推進室長
各農林水産事務所農業改良普及課長 等
6 実施スケジュール
2025年8月6日(水曜日)技術提案募集開始
2025年8月19日(火曜日)公募説明会(オンライン)
2025年8月22日(金曜日)質問書提出締切
2025年8月26日(火曜日)質問に対する回答公開
2025年9月1日(月曜日)提案募集受付の締切
2025年9月9日(火曜日)公募審査会(プレゼンテーション審査)
2025年9月中旬以降 事業プランに基づくツールの開発・導入・普及に向けた「予備試験・試作等」の実施
2026年3月 実績報告書の提出
2026年4月以降 事業プランに基づく機器・アプリ等の導入・改良の継続
7 問合せ先
事業内容及び説明会について
愛知県農業水産局農政部農業経営課
普及・営農グループ(担当:近藤、浅井)
電話:052-954-6412(ダイヤルイン) ※土日祝日を除く、午前9時~午後5時
技術提案の応募方法について
North Star Metric株式会社(担当:太場、杉村)
電子メール:sugimura@northstarmetric.co.jp
【参考】2024年度から継続する5つのテーマ
【テーマ1】ハウス内環境と植物生長の見える化 | |
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作目 | 施設園芸 |
概要 | ハウス内の温度、湿度などの環境の変化が植物の生長に与えた影響を見える化し、栽培管理に活かすアプリの開発。 |
【テーマ2】IoTを活用したノンストレス樹体管理 | |
作目 | 果樹(イチジク・ハウスミカン) |
概要 | 生育状況や栽培環境のデータから、高品質な果実生産を可能にするアプリの開発。 |
【テーマ3】イネカメムシを制するアラートシステム | |
作目 | 水稲 |
概要 | 県内各地のイネカメムシの発生状況をリアルタイムに可視化し対策につなげるアプリの開発。 |
【テーマ4】IPM(農薬に頼らない防除)技術を推進するアタッチメント | |
作目 | 施設花き(バラ) |
概要 | 花きの病気を防除するUV-Bランプについて、植物や施設の資材への影響を軽減するアタッチメントの開発。 |
【テーマ5】作業負荷を軽減するアタッチメント | |
作目 | 施設野菜(キュウリ) |
概要 | キュウリのつり下げ作業の省力化に寄与する器具の作成。 |
このページに関する問合せ先
【公募に関すること】
愛知県農業水産局農政部農業経営課
普及・営農グループ
担当:近藤、浅井
電話:052-954-6412
内線:3663、3672
メール:nogyo-keiei@pref.aichi.lg.jp
【あいち農業イノベーションプロジェクトに関すること】
愛知県農業水産局農政部農業経営課農業イノベーション推進室
イノベーション推進グループ
担当:市川、久米
電話:052-954-6413
内線:3673、3670
メール:nogyo-innovation@pref.aichi.lg.jp