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病害虫図鑑 カキ角斑落葉病

ページID:0271930 掲載日:2020年4月1日更新 印刷ページ表示

1 病原菌
 学名Cercospora kaki Ellis et Everhart(糸状菌 不完全菌類)

2 被害の様子
 発病部位:葉のみ。
 病斑の周辺が黒色の多角形または不整形の褐色病斑を形成し、古くなると表面に小黒粒点(分生子層)を生じる。多発時には落葉するが、円星落葉病より被害の程度は軽い。 

3 病原菌の生態
越冬場所:落葉病斑内部で菌糸や菌糸のかたまりで越冬するほか、枝幹、付近の雑草で分生胞子のかたちで越冬する。
生活史

最適気温は30℃。

4 発生しやすい条件
・5月上旬~7月上旬に降雨が多いと発病多い。
・樹勢の弱った木に発病しやすい。

5 防除対策
・伝染源である落葉の処理。
・6月上旬~下旬の初期防除を徹底する。

カキ角斑落葉病