ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 知事の発言・寄稿 > 年別一覧 > 2023年 > 2023年度新規採用職員入庁式訓示(4月1日)

本文

2023年度新規採用職員入庁式訓示(4月1日)

ページID:0458763 掲載日:2023年4月3日更新 印刷ページ表示

2023年度 新規採用職員入庁式 知事訓示

 皆さん、おはようございます。愛知県知事の大村秀章です。
 本日は、晴れての愛知県入庁、誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
 入庁式学校を卒業されたばかりの方、民間企業等での社会人経験をお持ちの方など、これまでの学歴、職歴は様々でありますが、こうして意欲に満ちあふれ、元気一杯の皆さんは、今日から、我々の仲間として、愛知県庁で御活躍いただくことになります。心から歓迎を申し上げる次第であります。
 皆さんはこれまでのこの3年間、新型コロナウイルス感染症対策ということで、学生の方は学校に行けなかった日々、いろんな部活もできなかったり、マスクをしなければならないということで、同級生やいろんな方の顔がよくわからないという方が多いんではないかと思います。また、社会人経験がおありの方もマスクを着用するなど何かと制約があって、職場でコミュニケーションを取りにくい時期を過ごされたと思います。ただ、そうした新型コロナウイルス感染症の3年間もようやく第8波も収束を迎え、これからいろんな制約もどんどんなくなります。今日は皆さんマスクをしていただいておりますが、3月13日からマスクは会話がなければ外でも中でも取っていただいて結構だということになっております。そして、5月8日には2類から5類に変わるということでありますので、劇的に世の中が変わってくる。何が違うかというと、2類の感染症は県知事の名前で入院・隔離の命令ができるということでありますので、それがもうできなくなるということでありますので、逆に言うとコロナの専門病院、病床も基本なくなりますし、ホテルなどの宿泊施設もなくなりますし、自宅療養という形もなくなると。濃厚接触者が家にいなければいけないというのもなくなるということでありますから劇的に変わる。
 それで、何が今年は大ごとかといいますと、そうした新型コロナ感染症を乗り越えてのアフターコロナ、ポストコロナで社会経済活動をしっかり回していくということが、愛知のみならず日本全体の大きな課題であるということだと思います。社会活動、経済活動をしっかり回して日常を取り戻すということでございます。そうしたときに皆さんが愛知県庁に入られたということであります。どうか、皆さん自身の能力をしっかり磨いて、また、同僚、先輩、仲間の皆さんとしっかり切磋琢磨をして、皆さん自身の目的、目標、自己実現を目指して、大いに大いに力を発揮して活躍をいただきたいと心からお願いを申し上げたいと思います。
 さて本日は、愛知県議会からは、須﨑議長様、佐藤副議長様にも御臨席をいただいております。ありがとうございます。
 さて、愛知県は1977年以来44年連続で製造品出荷額等が日本一の産業県であります。愛知の県内GDPは、12年前の2010年度から21%伸びて41兆円となり、一人当たり県民所得は東京に次ぐ全国2位ということであります。愛知を支える教育・医療・福祉・女性の活躍・子ども子育て支援・高齢者・障害者福祉など、人づくりも大きく前進をしております。
 そうした愛知の経済・産業力を更に強くする。若者・女性・高齢者・障害者の雇用・活躍を更に進める。人づくりが進み、地域が元気になる、こうした愛知の今のいい流れ、いい循環、いいサイクルを更に前進をさせてまいりたいと思います。「働くことを軸とする安心社会」を愛知からつくっていきたい。そして、本日入庁された495人、今日は495人おられますが、と一緒に各般の施策に取り組み、日本一元気な愛知をつくり、日本の未来をつくっていきたいというふうに考えております。
 その中で具体的に申し上げますと、まずは、昨年11月に愛・地球博記念公園にオープンいたしましたジブリパークであります。ジブリパークはさらに今2期工事をやっておりまして、今年の夏には「猫の恩返し」のエリア、秋には「もののけの里」のエリア、来年3月には「魔女の宅急便」と「ハウルの動く城」のエリアということで、順次オープンをし、1年後には今の規模の2倍以上となります。さらに多くのお客さんが国内外、世界中からも来ていただくということでありまして、これは愛知万博の理念である、「人、いきもの、地球に対する「愛」」をジブリパークはまさに体現をしているということでありまして、まさに日本を代表するテーマパークとなるように、さらにこれを盛り上げていきたいというふうに思っております。
 次に、スタートアップ企業の拠点である「STATION Ai」プロジェクトであります。今も名古屋・鶴舞のところに建設中でありますが、2024年10月に日本最大のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」をオープンいたします。海外のスタートアップ支援機関との連携強化を図って、愛知独自のスタートアップ・エコシステムをつくっていく。そして、愛知発のイノベーションを次々と生み出す「国際イノベーション都市」をつくっていきたいと思います。
 そして次に、2025年夏のオープンに向けた、日本最大ではありません、アジア最大の国際アリーナ「愛知国際アリーナ」を今建設中であります。60年経って愛知県体育館を立て替えているということでございますが、これは2年後には完成をいたします。そして、その1年後アジア大会・アジアパラ大会を愛知・名古屋で開催いたします。そして2027年度以降、リニア中央新幹線の開業、そして、中部国際空港の2本目滑走路整備、さらには、国際展示場の最大限の活用、官民におけるDXの推進など、国内外から人を呼び込むためのプロジェクトを進め、社会インフラの整備とさらには仕掛けづくりを進めてまいります。
 また、日本一の産業県である愛知県だからこそ、環境施策においてもトップランナーでなければならないと考えております。カーボンニュートラルの実現に向けて、矢作川カーボンニュートラルプロジェクトを始め、優れた民間アイデアを具体化する取組を推進するとともに、EV・PHV・FCVの導入促進、再エネ・省エネ設備の導入促進など、地域の総力を挙げて取り組んでまいります。
 また、愛知は中部最大の農業県でもございます。農業の課題解決を目指す「農業イノベーションプロジェクト」やスマート農業・林業の推進、県産農林水産物のブランド力強化など、農林水産業の更なる活性化に取り組み、愛知の力をパワーアップしてまいります。
 そして、そういった愛知を作っていくためには何と言っても「人づくり」であります。子どもたちの学力と個性を伸ばす教育の充実に取り組むとともに、女性の活躍促進、子ども・子育て支援、医療・健康長寿、障害福祉の充実・バリアフリー社会の実現、産業人材・雇用、人権施策の推進などにしっかりと取り組んでまいります。そして、子ども、若者、女性、高齢者、障害のある方など、全ての人が活躍する、「人が輝くあいち」をつくってまいります。
 これからも愛知県は、東京の一極集中にストップをかけ、イノベーションを創出する好循環を生み出す日本の成長エンジンとして、将来にわたって我が国の発展を力強くリードし続けてまいります。「日本一元気な愛知」「すべての人が輝く愛知」、そして「日本一住みやすい愛知」の実現を目指して、皆さんと一丸となって全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いをいたします。
 さて、私は、常々、職員の皆さんには、物事の真実は常に現場にあると申し上げております。常に現地・現物・現場主義で物事を考え、物事を解決していく。現場が動いてこそはじめて、物事は前に進んでいくということであります。皆さんにも、是非とも現場に飛び込んでいただいて、若く瑞々しい感性で様々なことを感じ、それぞれの仕事を前進させていただきたいと思います。
 これから皆さんは、それぞれの部署に配属をされますが、そこでの業務は、皆さんにとって初めてのことばかりだと思います。戸惑うかもしれませんが、わからないことは、一人で抱え込まず、職場の同僚、先輩、上司に遠慮なく聞いていただきたいと思います。人に聞くことは決して恥ずかしいことではありません。最初から全てわかっている人はおりません。とにかく聞いて、聞いたことを自分なりに理解、解釈をして、そこから一歩踏み出すということが大事であります。
 そして、一番大事なことは皆さんの健康であります。健康でなければ仕事ができません。是非、健康に留意しながら笑顔で毎日仕事に打ち込んでいただき、皆さん自身の人生をさらに豊かにしていただきたいと思っております。
 また、県政の守備範囲は、皆さんが想像する以上に幅広く、仕事の内容は多種多様であります。それだけ皆さんが活躍できるフィールドが広いということでありまして、県庁の中はもちろん、県民の皆様、国の各省庁、他の都道府県、市町村、多くの企業・団体など、様々な方々とネットワークを作りながら、日々の仕事に邁進をしていただくことを期待をいたしております。
 皆さんは、今日から、我々の仲間であります。
 どうか健康に留意して、笑顔で、何事にも前向きに取り組んでいただいて、皆さん自身の人生を実りの多い豊かなものにしていただくようにお願いをいたします。また、県庁における皆さんの人生が輝かしいものになりますように、大いに期待をいたしております。私も皆さんと一緒に、愛知を、日本を大いに盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げ、私からの年度初めの新入職員の皆さんへの訓示というか、講話というか御挨拶とさせていただきます。
どうか皆さん、これから毎日毎日新しいことばかりで大変だと思いますが、1日も早く職場と今の環境に慣れて、そしてやはり健康に留意をしていただいて、そして笑顔ではつらつと仕事をしていただきますようによろしくお願い申し上げ、御挨拶といたします。