ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > ようこそ知事のページへ > 知事からのメッセージ > メッセージ > 知事からのメッセージ(2025年12月26日)

本文

知事からのメッセージ(2025年12月26日)

ページID:0621243 掲載日:2025年12月26日更新 印刷ページ表示

(はじめに(愛知県政10大ニュース))
 12月22日、定例記者会見にて、2025年の「愛知県政10大ニュース」を発表しました。私が選ぶ今年の「愛知県政10大ニュース」は次のとおりです。
◆世界トップレベルのグローバルアリーナ「IGアリーナ」のグランドオープン
◆ジブリパーク開園3周年
◆「愛・地球博20祭」
◆「STATION Ai」開業1年~愛知発のイノベーションとスタートアップ・エコシステムの推進~
◆水素・アンモニアの社会実装~持続可能な社会づくり~
◆アジア・アジアパラ競技大会の準備
◆国際芸術祭「あいち2025」~芸術・文化の振興~
◆観光振興、MICEの誘致・開催
◆米国関税対策
◆「すべての人が輝くあいち」の実現

 10大ニュース以外にも、安全・安心なあいちの実現に向けた取組の推進や、農林水産業の振興、3年目を迎えた「あいち県民の日」・「あいちウィーク」、海外連携・国際交流の更なる推進、愛知にゆかりのある皆様の活躍など、今年もトピックスが盛りだくさんの一年でした。

 2025年は、「IGアリーナ」がグランドオープンを迎えるなど、国内外から多くの人が愛知を訪れ、賑わいと笑顔に溢れた1年となりました。
 来年は、いよいよ「愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会」が開催されます。
 2026年も、日本一元気な愛知の実現に向け、全力で取り組んでまいります。

 

(「高円宮妃久子殿下コレクション御寄贈記念展『わんわん大行進』」及び「特別展『This is SUEKI―古代のカタチ、無限大!』」の開催記念式典)
 愛知県陶磁美術館では、12月13日から、「高円宮妃久子殿下コレクション御寄贈記念展『わんわん大行進』」及び「特別展『This is SUEKI―古代のカタチ、無限大!』」を開催しています。
 両展覧会の開幕に先立ち、12月12日、高円宮妃久子殿下御臨席のもと、「高円宮妃久子殿下コレクション御寄贈記念展『わんわん大行進』」及び「特別展『This is SUEKI―古代のカタチ、無限大!』」の開催記念式典を開催しました。
 「高円宮妃久子殿下コレクション御寄贈記念展『わんわん大行進』」は、高円宮妃久子殿下から愛知県陶磁美術館に200点を超える貴重な犬のフィギュリンのコレクションをご寄贈いただいたことを記念して開催するものです。
 今回公開するコレクションは、妃殿下の御祖母であられる友田盛子様が、1928年からヨーロッパや日本などで収集された犬の陶磁器製フィギュリンのコレクションを、1984年に妃殿下が引き継がれ、近年まで収集を続けてこられたもので、今回が初公開となります。
 また、同時開催の特別展「This is SUEKI―古代のカタチ、無限大!」は、「仁徳天皇陵古墳」から出土した甕や猿投窯で生産された重要文化財の壺など、古墳時代から平安時代までの約500年間に全国各地で生まれた200点を超える須恵器の名品を集めた、これまでにない規模の展覧会となっています。
 「高円宮妃久子殿下コレクション御寄贈記念展『わんわん大行進』」は、2026年7月26日まで、「特別展『This is SUEKI―古代のカタチ、無限大!』」は、2026年3月8日まで開催しています。
 どちらも、見どころが盛りだくさんの展覧会となっています。
 ぜひ、愛知県陶磁美術館でフィギュリンと須恵器の魅力に触れてください。

わんわん大行進・Sueki

 

(「第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会」出場校の訪問)
 12月12日、今月27日に開幕する「第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会」に愛知県代表として出場する、中部大学春日丘高等学校ラグビー部の荒木主将と三治副主将、名古屋高等学校ラグビー部の中島主将と寺田副将がおみえになり、大会に向けた意気込みをお聞きかせくださいました。
 全国大会出場、おめでとうございます。
 体調管理には気を付けて、ベストコンディションで頑張ってください。

ラグビーフットボール

 

(あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(ANIAFF))
 12月12日から17日までの6日間、「あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(ANIAFF)」が開催されました。
 愛知県でアニメの国際映画祭が開催されるのは今回が初めてです。
 「ANIAFF」は、ミッドランドスクエアシネマを始め名古屋駅周辺の映画館を主な会場とし、世界各国から選ばれた国際コンペティション部門11作品などを上映したほか、多彩なゲストのトークイベントなどが行われました。
 最終日の17日に開催されたクロージングセレモニーでは、アニメーション文化の発展を目的にスタジオ賞と個人賞の表彰を行い、私から、「ひゃくえむ。」の監督を務められた岩井澤健治さんに個人賞「カキツバタ賞」を授与しました。
 アニメーションには、国境や言語を超えて人々を繋ぐ力があり、感動や希望を与えるとともに、文化交流の架け橋ともなります。
 「ANIAFF」が、国内外の優れた作品と才能が集い、互いに刺激し合う場となり、ここ愛知・名古屋から新しい表現や価値が世界へと広がっていくことを心から期待しています。

ANIAFFオープニング ANIAFFクロージング

 

(World Robot Summit 2025 AICHI、併催イベント)
 12月12日から14日までの3日間、Aichi Sky Expoにて、「World Robot Summit 2025 AICHI」が開催されました。
 「World Robot Summit 2025 AICHI」は、ロボットの社会実装や研究開発の加速を目的とした国際的なロボット複合イベントです。
 2021年の前回大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、残念ながら無観客での開催となりましたが、今回は、一般来場者の皆様をお迎えし、協賛企業によるロボット展示や、国内外の7チームが最先端のロボット技術を競い合う「モノづくりロボットチャレンジ」などを盛大に開催しました。
 14日には、「モノづくりロボットチャレンジ」の表彰式に出席し、私からは、第2位に輝いた「CPF-TechVista」チームに対し、愛知県知事賞を授与しました。
 この大会で競われた技術が、私たちの暮らしを支えるロボット技術の一層の発展に寄与することを期待します。

ロボフェス

 また、愛知県では、「World Robot Summit 2025 AICHI」の開催に合わせ、「全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」、「高校生バッテリーグランプリ」、「第4回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」、「あいちロボフェス」の4つのイベントを開催しました。

【全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会】
 全国23都道府県の小中学生40チームが、からくりパフォーマンス作品の実演やプレゼンテーションを行い、日本一を競いました。
 今回は、碧南市少年少女発明クラブのチーム「岩崎きょうだい」が、特別賞(金メダル)を、また、幸田町少年少女発明クラブのチーム「MAS☆Lab」と、刈谷少年少女発明クラブのチーム「KSMレスキュー隊」が優秀賞(銀メダル)を受賞しました。
 12月26日には、特別賞、優秀賞を受賞した各チームの皆さんが受賞の報告に来てくれました。
 これからも、目標に向かってチャレンジを続けてください。

全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会

【高校生バッテリーグランプリ】
 県内の高校生が、約4か月かけて知識や技術を学びながら、創意工夫を凝らして製作したバッテリーの性能を競いました。
 今回は、県立高校5校から、8チームが出場し、岡崎北高校のチーム「理数科の愉快な仲間たち」が総合優勝に輝きました。

バッテリーグランプリ

【第4回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会】
 県内10校、県外10校の高校生が、約8か月かけて組み上げた独自のロボットシステムの完成度を競いました。
 競技部門では、東京都立蔵前工科高校が最優秀賞、愛知県立瀬戸工科高校が優秀賞に輝きました。
 また、エキシビション部門では、神戸市立神戸工科高校が最優秀賞、愛知県立鶴城丘高校が優秀賞を獲得しました。

ロボットSI競技会

【あいちロボフェス】
 ロボットを“見て”“触って”“体験できる”多彩なコンテンツにより、こどもたちのロボットへの興味・関心を育む機会を提供するイベントで、「キッザニア」の企画・運営を行うKCJ GROUP株式会社の監修により、プロと一緒に楽しみながら、ロボットに関する仕事の体験などが行われ、多くの来場者の皆様で賑わいました。

あいちロボフェス

 「World Robot Summit 2025 AICHI」も含め、3日間で2万人を超える皆様に来場いただきました。
 今後もこうしたイベントを継続的に開催し、次代を担うロボット、物づくり人材の創出・育成に取り組んでまいります。

World Robot Summit

 

TRIO ASIA平和ポスター展​
 12月13日、国際デザインセンタービルにて開催されている「TRIO ASIA平和ポスター展」のアフターパーティーに出席しました。
 この展示は、日本、韓国、台湾のデザイナーが“平和とは何か”という問いに向き合い、デザインで表現したもので、メキシコ、台湾、韓国に続き、愛知・名古屋で開催されました。
 ここ愛知・名古屋から発信される「平和のメッセージ」が、多くの皆様の心に響き、平和な未来の実現に繋がることを心から願います。

TRIO ASIA平和ポスター展

 

(「フラッグフットボール女子日本代表」の結果報告)
 12月15日、愛知県公館で、10月に中国で開催された「フラッグフットボールアジア・オセアニア大陸選手権2025」で3位となった女子日本代表の選手で、名古屋フォッシル所属の川口選手と牛田選手が結果報告におみえになりました。
 銅メダル、そして、来年の世界選手権への日本の出場権獲得、おめでとうございます。
 選手の皆さんの更なる活躍を期待しています。

フラッグフットボール

 

(愛知県食育推進会議)
 12月15日、愛知県庁正庁にて、私が会長を務める「愛知県食育推進会議」を開催し、愛知県の食育推進計画「あいち食育いきいきプラン2025」の次期計画の素案について、委員の皆様からご意見をいただきました。
 今後も、委員の皆様と連携し、愛知の食育推進にしっかり取り組んでまいります。

食育推進会議

 

(「災害時における電動車両等の支援に関する協力及び徒歩帰宅者支援に関する協定」の締結式)
 12月15日、愛知県公館で、株式会社ホンダモビリティ中部の市川代表取締役社長と「災害時における電動車両等の支援に関する協力及び徒歩帰宅者支援に関する協定」の締結式を行いました。
 今後、協定に基づき、災害時における電動車両の無償貸与や、各店舗で水道水の提供等の徒歩帰宅者支援を実施していただきます。
 南海トラフ地震を始めとする大規模災害発生時に、迅速かつ的確な災害対応ができるよう、お力添えをよろしくお願いいたします。

ホンダモビリティとの協定

 

(幼児教育を語る会)
 12月15日、名古屋東急ホテルにて、愛知県私立幼稚園PTA連合協議会と愛知県私立幼稚園連盟主催の「幼児教育を語る会」に出席し、幼稚園設置者、園長、PTA役員の皆様と意見交換を行いました。
 子どもたちが夢と希望を持って健やかに成長できるよう、幼児教育の充実にしっかりと取り組んでまいります。

幼児教育を語る会

 

(自動車総連愛知地方協議会「代表者のつどい」)
 12月15日、ヒルトン名古屋にて、自動車総連愛知地方協議会「代表者のつどい」に出席しました。
 愛知の自動車産業が将来にわたり発展し、日本の経済と雇用を支える要として一層飛躍できるよう、皆様と力を合わせ、しっかり取り組んでまいります。

自動車総連愛知地方協議会

 

「全国高等学校駅伝競走大会」出場校の訪問​
 12月16日、今月21日に京都で開催された「全国高等学校駅伝競走大会」に出場する、豊川高校(3年連続12回目)男子駅伝部の伊藤主将と奈良監督、女子駅伝部(4年連続16回目)の藤田主将と臼井監督、愛知高校陸上競技部(10年ぶり6回目)の鈴木主将と竹内監督がおみえになり、大会に向けた意気込みを聞かせてくださいました。
 21日の大会では、豊川高校男子駅伝部が8位で7年ぶりの入賞を果たし、女子駅伝部が20位、愛知高校陸上競技部は44位となりました。
 都大路を全力で駆け抜けた選手の皆さんの健闘を称えるとともに、今後の益々の活躍を期待しています。

  高校生駅伝・豊川高校 高校生駅伝・愛知高校

 

年末の安全なまちづくり特別啓発活動​
 12月16日、「年末の安全なまちづくり特別啓発活動」を実施し、佐藤県警本部長、杉野名古屋市副市長、SKE48の浅井裕華さん・中坂美祐さん、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの佐藤卓磨選手、安全なまちづくり推進協議会の皆様と一緒に犯罪被害防止を呼び掛けました。
 今回の特別啓発活動は、初めて名古屋市と合同で実施しました。
 県民の皆様には、笑顔で新年を迎えられるよう、しっかりと防犯対策をお願いします。

年末の安全なまちづくり特別啓発活動

 

(「ジブリのなりきり名場面展」の視察)
 12月17日、ジブリパーク「ジブリの大倉庫」の企画展「ジブリのなりきり名場面展」がリニューアルオープンしました。
 ジブリパークの開園後初めてとなるリニューアルで、全14コーナーのうち半分の7コーナーを新たな展示に入れ替えました。
 「おもひでぽろぽろ」、「紅の豚」、「かぐや姫の物語」の名場面はシーンを入れ替え、新たに「On Your Mark」、「ホーホケキョとなりの山田くん」、「ギブリーズepisode2」、「君たちはどう生きるか」の名場面が加わりました。
 また、今回のリニューアルに合わせ、「ジブリの大倉庫」には、映画「崖の上のポニョ」に登場する「リサカー(三菱ミニカ トッポ)」と、「崖の上のポニョ」をモチーフにした子ども向けのゲーム「ポニョのぶくぶくボール」も新たに登場しました。
 皆さん、ぜひ、リニューアルした「ジブリのなりきり名場面展」に遊びに来てください。

「ジブリのなりきり名場面展」の視察

 

(内外情勢調査会名古屋支部懇談会)
 12月17日、名古屋観光ホテルで開催された「内外情勢調査会名古屋支部懇談会」に出席し、約150名の会員の皆様に対して、「愛知が起こす成長革命 ~ダイバーシティで成長と豊かさを実現~ 日本一元気な愛知をつくる」をテーマに講演を行いました。
 私たちの社会は、ダイバーシティを活かすことで新たなものが生み出され、社会・経済が発展していきます。
 様々な人が出会うことで文化が生まれ、変革が起こり、豊かで新しい市場が開拓されます。
 今後も、「日本一元気な愛知」から次々とイノベーションを創出し、日本の成長を牽引してまいります。

内外情勢調査会名古屋支部懇談会

 

(12月定例愛知県議会の閉会)
 12月18日、12月定例愛知県議会が閉会しました。
 今議会では、9月に発生した台風第15号により被災した農地・農業用施設の復旧等に要する費用など総額195億4,024万円の増額補正予算案を始め81件の議案に加え、追加提案したエネルギーや食料品価格などの物価高対策(重点支援地方交付金)関連事業に係る経費を始め総額1,288億7,429万余円の増額補正予算案等の6件の議案を含め、提出した87議案すべてについて議決をいただきました。
 審議経過を十分尊重し、適切に運用してまいります。

 

(「J.D.B.A.全日本総合選手権 (U15の部)」の優勝報告)
 12月18日、ドッジボール「J.D.B.A.全日本総合選手権 (U15の部)」で優勝した「M!Ryan(ミライアン)」の選手の皆さんが報告に来てくれました。
 圧倒的な強さを発揮し、2年ぶり2回目の全国制覇!
 おめでとうございます。
 これからも、それぞれの目標に向かって頑張ってください。

「J.D.B.A.全日本総合選手権 (U15の部)」の優勝報告

 

(豊田工業大学への訪問)
 12月19日、天白区久方にある「豊田工業大学」を訪問しました。
 豊田工業大学は、トヨタ自動車の社会貢献活動の一環で1981年に日本初の社会人大学としてスタートしました。
 1993年から一般学生の受入れを開始し、現在、500名を超える学生が、機械システム・電子情報・物質工学を学んでいます。
 今回の訪問では、学生の皆さんから豊田工業大学の特色や、学生の皆さんの取組などを紹介していただき、最後に、講義中の教室にお邪魔して、学生の皆さんを激励しました。 若い情熱は、社会を動かし変えていく原動力となります。
 学生の皆さんには、仲間と一緒に大いに研鑽していただくとともに、それぞれの目標に向かって積極的にチャレンジしていただくことを期待しています。

豊田工業大学への訪問

 

(いわゆる教育無償化に係る国と地方の協議の場)
 12月19日、地方三団体(全国知事会・全国市長会・全国町村会)と文部科学省、総務省、財務省による「いわゆる教育無償化に係る国と地方の協議の場」が開催され、全国知事会文教・スポーツ常任委員会委員長としてオンラインで出席しました。
 国からは、「いわゆる高校無償化」、「学校給食費の抜本的な負担軽減(いわゆる給食無償化)」の政府案が示され、給食費の支援基準額を月4,700円から5,200円に、給食無償化の制度名称の主客逆転など、全国知事会を始め地方三団体が求めた内容に歩み寄る案となりました。
 私からは、「学校給食費の抜本的な負担軽減」について現場で混乱を招かないよう、制度の正確な趣旨を周知していただくとともに、給食費支援基準額について、今後も毎年の調査で物価上昇等を適切に反映していただくことを求めました。
 今後も子育て世帯の経済的負担が軽減され、子どもの教育環境が向上するよう、地方の意見を積極的に提案してまいります。

いわゆる教育無償化に係る国と地方の協議の場

 

(Skywork株式会社の加藤CEOとの面談)
 12月19日、ベトナムを中心に優秀な外国人材と日本のモノづくり企業とのマッチング等に取り組んでいらっしゃるSkywork 株式会社の加藤CEOと、オンラインで面談し、「特定技能人材の安定確保」などについて意見交換を行いました。
 人手不足が顕在化する中、愛知の経済・産業力を一層高めていくために、「特定技能人材」を始めとした外国人材の活躍が期待されており、受入れのための環境整備が重要です。
 いただいたご意見は今後の県政に活かしてまいります。

Skywork株式会社の加藤CEOとの面談

 

(「第104回全国高等学校サッカー選手権大会」出場校の訪問)
 12月19日、今月28日開幕の「第104回全国高等学校サッカー選手権大会」に出場する、東海学園高等学校サッカー部の新井哲平主将から、大会に向けた意気込みを聞かせていただきました。
 5年ぶり5回目の全国大会出場、おめでとうございます。
 練習の成果を存分に発揮して、一戦必勝で頑張ってください!

「第104回全国高等学校サッカー選手権大会」出場校の訪問

 

(高校生未来創造コンテスト2025)
 12月21日、ミッドランドホールにて、「学校法人神野学園 高校生未来創造コンテスト2025」の開会式に出席しました。
 コンテストでは、県内外の高校生が、社会課題や日常生活の中で気づいた問題点について独自の視点で考えた解決策を発表しました。
 参加された皆さんの、今後の更なる飛躍を心から祈念します。

高校生未来創造コンテスト2025

 

(「竹林整備作業施設」の運用開始)
 12月21日、県営牧野ヶ池緑地にて、「竹林整備作業施設」の運用開始セレモニーを開催しました。
 この「竹林整備作業施設」は、竹林整備を効率的に、且つ継続して行っていただくため県が整備したものです。
 セレモニーでは、NPO法人竹ECO活用の廣瀬敏重代表、直江弘文県議と一緒に、真空乾燥機に竹チップを投入するとともに、スイッチを押下し、起動しました。
 牧野ヶ池緑地がより一層親しまれる公園となるよう、この施設を有効に活用していただきたいと思います。

「竹林整備作業施設」の運用開始

 

(愛知県文化協会連合会西尾張部芸能大会)
 12月21日、大口町民会館にて、「令和7年度愛知県文化協会連合会西尾張部芸能大会」に出席しました。
 大会では、フラダンスや民俗芸能、三味線、民謡、日本舞踊など、日頃からの取組の成果が披露されました。
 愛知県文化協会連合会と、西尾張地区の各文化協会の皆様の今後益々の発展を祈念いたします。

愛知県文化協会連合会西尾張部芸能大会

 

(「第63回技能五輪全国大会」及び「第45回全国アビリンピック」の報告会)
 12月22日、愛知県庁正庁にて、10月に開催された「第63回技能五輪全国大会」及び「第45回全国アビリンピック」の報告会を開催し、大会で金賞を受賞された19名の選手の皆さんお一人お一人から、当日の競技の様子や工夫した点、苦労した点などについて報告をいただきました。
 金賞受賞、おめでとうございます。
 両大会には、愛知県から232名の選手の皆さんが出場され、愛知県選手団の皆さんは、「第63回技能五輪全国大会」では、21年連続の「最優秀技能選手団賞」獲得、また、「第45回全国アビリンピック」では、「メダル獲得数全国1位」という、素晴らしい成績を収めました。
 選手の皆さんには、素晴らしい技能・技術を後輩へと継承していただくとともに、今後も、日本の技能と産業発展を担う人材として、一層活躍されることを期待しています。

「第63回技能五輪全国大会」及び「第45回全国アビリンピック」の報告会

 

(「愛鳥週間用ポスター原画コンクール」の受賞報告)
 12月22日、「愛鳥週間用ポスター原画コンクール」で、環境大臣賞を受賞した南山高校女子部1年の堀馨子さん、日本鳥類保護連盟会長賞を受賞した名古屋市立自由ケ丘小学校6年の松尾菜月さんに、賞状と楯をお渡ししました。
 このコンクールは、全国の小・中・高校の児童・生徒を対象に、毎年5月10日~16日の愛鳥週間用のポスター原画を募集する大会で、58回目を迎えた今年は、約3万点の応募作品の中から、お二人の作品が大変優秀な成績を収められました。
 堀さんは、昨年の文部科学大臣賞受賞に続き、2年連続の受賞です。
 この度の受賞、おめでとうございます。

「愛鳥週間用ポスター原画コンクール」の受賞報告

 

(愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会理事会)
 12月22日、私が会長を務める「愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会」の理事会を開催し、2名の副会長の選定や、国の財政支援に対応して今年度の事業実施に必要な予算を計上するための収支補正予算の承認など、9つの議案を審議し、すべての議案について議決をいただきました。
 また、理事会では、組織委員会の運営体制の強化や、アジアパラ競技大会開閉会式業務の今後の進め方、聖火リレーの実施概要及び聖火ランナーの一般募集、チケット販売の概要、パートナーシップ契約の締結など、8項目について報告を行いました。
 12月3日に成立した、アジア・アジアパラ競技大会に関する特別措置法に基づく国からの財政支援を追い風として、準備をさらに加速するとともに、国を始め大会関係者の皆様と力を合わせ、全力を尽くして、大会を成功に導いてまいります。

愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会理事会

 

(「トイレトレーラー」の導入)
 愛知県では、災害時に、より良好なトイレ環境を提供できるよう、高齢者や障がい者の方も利用しやすいバリアフリー仕様の「トイレトレーラー」の導入に取り組んでいます。
 12月23日、トヨタ自動車製の「トイレトレーラー」が3台納車されました。
 愛知県での「トイレトレーラー」の導入は今回が初めてで、県庁、西三河県民事務所、東三河総局にそれぞれ配置します。
 災害時に被災地の避難所や福祉避難所で活用するほか、平常時には防災訓練や各種イベントで展示し、県民の皆様に、日頃から災害用トイレを備蓄しておくことの大切さを伝えてまいります。

「トイレトレーラー」の導入

 

(あいち地球温暖化対策フォーラム)
 12月23日、愛知芸術文化センターにて、「あいち地球温暖化対策フォーラム」を開催し、「自動車エコ事業所」及び「あいちカーボンニュートラルチャレンジ宣言者」の認定を受けられた事業者の皆様に、認定証を授与しました。
 認定を受けられた皆様には、引き続き、地球温暖化対策に積極的に取り組んでいただきますよう、お願いいたします。

あいち地球温暖化対策フォーラム

 

(「中日新聞社会事業団」への感謝状贈呈)
 12月23日、林理事長始め中日新聞社会事業団の皆様から、歳末義援金 3,229,000円を寄託いただき、私から感謝状を贈呈しました。
 1979年から毎年続く義援金のご寄託に、心から感謝申し上げます。
 義援金は、県内の福祉事務所を通じて、生活保護を受けている世帯の小中学生にお年玉として贈らせていただきます。

「中日新聞社会事業団」への感謝状贈呈

 

(愛知県競馬組合12月定例議会)
 12月24日、愛知県競馬組合の12月定例議会に管理者として出席しました。
 一般会計補正予算案と条例の一部改正案を議決いただいた後、昨年度の一般会計歳入歳出決算を認定いただきました。
 今年度の馬券売上は昨年同期比10%増と、大変好調です。
 名古屋競馬の更なる発展に向け、しっかり取り組んでまいります。

愛知県競馬組合12月定例議会

 

(高市内閣総理大臣との面談)
 12月24日、首相官邸にて、アジア・アジアパラ競技大会推進議員連盟の皆様、愛知県議会・名古屋市会議員連盟の皆様、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会の広沢会長代行と一緒に、高市内閣総理大臣と面談しました。
 面談では、アジア・アジアパラ競技大会に関する特別措置法と、財政支援を盛り込んだ補正予算成立へのお礼を申し上げました。
 また、両大会の開催を地域の活性化、ひいては日本の成長・発展に繋げていくため、オールジャパンで盛り上げていただくよう、両大会の機運醸成などに対する国からの支援・協力をお願いしました。
 アジア競技大会の開幕まで、残り9か月となりました。
 両大会の成功に向けて、引き続き、国を始め関係者の皆様と一丸となって、しっかりと準備を進めてまいります。

高市内閣総理大臣との面談

 

(「三遠南信自動車道」の開通発表)
 12月24日、国土交通省から、三遠南信自動車道の東栄ICから鳳来峡IC間が2026年3月14日に開通することが発表されました。
 東栄ICから鳳来峡ICの開通により、三遠南信自動車道の県内区間が全線開通となります。
 中央自動車道や、新東名・東名高速道路などと一体となって広域道路ネットワークを形成する三遠南信自動車道は、地域の連携強化や災害に強い道路機能の確保など、三遠南信地域の産業の発展や安全・安心を支える大変重要な道路であり、地域内外の連携促進や、救急医療への迅速な対応や医療サービスの向上に寄与するなど、「命をつなぐ道」としての効果も期待できます。
 三遠南信自動車道の開通を大きな契機として、県境を越えた人やモノのダイナミックな移動による産業の活性化を図るとともに、災害に屈しない強靱な社会基盤の整備を加速させることで、三遠南信地域、そして愛知の一層の発展に繋げてまいります。

 

(「中部日本放送株式会社」への感謝状贈呈)
 12月25日、升家代表取締役社長始め中部日本放送株式会社の皆様から、歳末義援金350万円を寄託いただき、私から感謝状を贈呈しました。
 1957年から毎年続く義援金のご寄託に、心から感謝申し上げます。
 義援金は、県共同募金会を通じて児童福祉施設や子ども食堂、フードバンク等へお配りしてまいります。

「中部日本放送株式会社」への感謝状贈呈

 

(「全日本車椅子ソフトボール選手権大会」の優勝報告)
 12月25日、11月に大阪府で開催された「第12回大東建託全日本車椅子ソフトボール選手権大会」で優勝した「東海ユナイテッドドラゴンズ」の松田監督兼選手、大橋選手、酒井選手、磯貝選手、松田選手、加藤選手、髙山顧問が結果報告におみえになりました。
 1回戦から決勝戦までの全試合を逆転で勝利し、見事に優勝を果たしました。
 おめでとうございます!
 選手の皆さんの更なる活躍を期待しています。

「全日本車椅子ソフトボール選手権大会」の優勝報告

 

(全国知事会「アジア・アジアパラ競技大会推進本部会議」)
 12月25日、全国知事会「アジア・アジアパラ競技大会推進本部」の第1回会議が開催され、副本部長としてオンラインで出席しました。
 この推進本部は、都道府県が連携し、愛知・名古屋2026大会を盛り上げ、その効果を全国へ波及させることを目的として、2025年9月に全国知事会に設置されたもので、今後、2025年度内に提言を取りまとめ、国への要請を実施する予定です。
 両大会による地域の盛り上がりや、活性化の取組を、愛知・名古屋から日本全国へと広げ、各地域の持続的な発展、地方創生に繋げていくため、推進本部の皆様とも連携しながら、引き続き、しっかりと準備を進めてまいります。

全国知事会「アジア・アジアパラ競技大会推進本部会議」

 

(愛知県総合教育会議)
 12月25日、愛知県庁正庁にて、「愛知県総合教育会議」を開催し、次期「愛知の教育に関する大綱」を策定したほか、「今後のICT教育とAI人材育成」や「中学校部活動の地域展開」、「不登校児童生徒への支援充実」など、教育を取り巻く諸課題について、教育委員の皆様と意見交換しました。
 教育を取り巻く状況が大きく変化する中、多様な学びのニーズに対応した魅力ある学校づくりを進め、次代の愛知を担う「人づくり」に繋げていけるよう、今後も、教育委員会と連携し、愛知の教育の更なる充実にしっかりと取り組んでまいります。

愛知県総合教育会議

 

(「NTPグループ」への感謝状贈呈)
 12月25日、NTPホールディングス株式会社の小栗代表取締役社長始めNTPグループの皆様から、県内の児童福祉施設への100万円の寄付と入所児童へのクリスマスプレゼントを寄贈頂き、私から感謝状を贈呈しました。
 また、2025年8月には、県内15か所の児童福祉施設の入所児童等60名をアイスショーに招待いただきました。 
 NTPグループ社員の皆様の、1962年から毎年続くご寄付と、多大なるご支援に、心から感謝申し上げます。

「NTPグループ」への感謝状贈呈

 

(狂言師・野村又三郎氏、野村信朗氏の訪問)
​ 12月26日、2026年に斯道五十周年を迎えられる狂言師の十四世・野村又三郎さんと、ご子息で2026年2月8日をもって五世・野村小三郎を襲名される野村信朗さんが挨拶におみえになりました。
 狂言の精神と芸の魂を受け継ぎ、未来へとつなぐ大責を担われる信朗さんと、半世紀にわたって芸の道を切り拓き、支え続けてこられた十四世・野村又三郎さんに深く敬意を表します。
 また、2026年2月8日には、名古屋能楽堂で、襲名披露公演となる「第六十八回狂言やるまい会 野村小三郎襲名披露~十四世・野村又三郎斯道五十周年記念~」が開催されます。
 伝統を受け継ぐ者の気迫と、未来を切り拓く表現者としての志を強く感じられる、素晴らしい公演となることを期待します。

狂言師・野村又三郎氏、野村信朗氏の訪問

 

(矢作川流域上下水道広域連携協議会設立総会)
 愛知県では、関係市町と連携し、矢作川流域を中心とした西三河地域における上下水道事業の一本化に向けた検討を進めるため、2026年8月に「矢作川流域上下水道広域連携協議会(仮称)準備会」を設立し、7回にわたる協議を重ね、「矢作川流域上下水道一本化基本方針(案)」を取りまとめました。
 この基本方針を基に具体項目を検討していくため、12月26日、新たに「矢作川流域上下水道広域連携協議会」を設立し、愛知県庁講堂にて、設立総会を開催しました。
 県と市町村等が水道事業と下水道事業の運営を一本化する取組は、全国初の画期的な取組です。
 上下水道事業の経営環境が厳しさを増す中、持続可能な上下水道サービスを提供していくためには、上下水道事業を一本化し、効率的な事業運営を図ることが有効です。
 県民の皆様の安全・安心な暮らしを支えるため、協議会の皆様と連携し、上下水道一本化の早期実現に向けて、しっかり取り組んでまいります。

矢作川流域上下水道広域連携協議会設立総会

(おわりに(インフルエンザの感染防止対策徹底のお願い))
​ 12月15日から12月21日までの第51週における、県内のインフルエンザ患者の定点医療機関あたりの報告数は43.48となり、感染者数は4週連続で前週を下回ったものの、依然として高い水準で推移しています。
 愛知県内には、11月20日から「インフルエンザ警報」を継続発令しており、引き続き、厳重な注意が必要です。
 年末年始は、忘年会や初詣、新年会など、人の集まる機会が増えるほか、帰省や旅行などで人の流れが増加し、感染のリスクがより一層高まります。
 県民・事業者の皆様におかれましては、マスク着用や手洗い、適度な湿度調整・換気などの基本的な感染防止対策を徹底していただくようお願いいたします。
 また、インフルエンザワクチンの接種を希望の方は早めの接種をお願いいたします

 県民の皆様におかれましては、体調管理に十分ご留意いただき、笑顔で、そして健康で、新年をお迎えいただくことを心から祈念申し上げます。

2025年12月26日
愛知県知事 大村秀章