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研究報告第43号-019

ページID:0051998 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

愛知県中山間地域における水稲品種「みねはるか」の標高の違いによる生育・収量特性

キーワード

いもち病、収量、水稲、中山間地域、みねはるか

摘要

水稲品種「みねはるか」の愛知県中山間地域における生育及び収量特性を標高100~550mの現地圃場で調査した。

「みねはるか」は標高の差異による稈長等の生育調査項目に大きな変動はなかった。

「みねはるか」の収量は愛知県中山間地域の主要品種「ミネアサヒ」と同等程度であった。

「ミネアサヒ」は穂数と精玄米重との間に相関が認められたが、「みねはるか」は穂数と精玄米重との間に相関は認められなかった。

整粒歩合は、標高が高い地点では「ミネアサヒ」と同等程度であったが、標高が低い地点では「ミネアサヒ」よりも数値が高くなった。

このことから、「みねはるか」は「ミネアサヒ」よりも中山間地域の幅広い標高での適性があると考えられた。

「みねはるか」は、いずれの圃場でも本田におけるいもち病に対する農薬防除を省略したが、隣接する「ミネアサヒ」にいもち病が発生する条件でもいもち病の病徴は認められなかった。

著者

坂紀邦:山間農業研究所(現作物研究部)

伊藤晃:豊田加茂農林水産事務所(現作物研究部)

伊藤幸司:豊田加茂農林水産事務所(現作物研究部)

寺島竹彦:山間農業研究所(現新城設楽農林水産事務所)

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愛知県中山間地域における水稲品種「みねはるか」の標高の違いによる生育・収量特性

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