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2020年愛知県農業総合試験場の10大成果

愛知県農業総合試験場2020年の10大成果

  農業総合試験場では、新品種や技術の開発などの試験研究について、広く県民の皆様に理解を深めていただくため、研究成果の中から、特に優れたものや社会的関心の高いものを各界からの選定委員に選んでいただき、10大成果として公表しております。

 2020年の10大成果は以下のとおりです。

2020年愛知県農業総合試験場の10大成果一覧
順 位課  題  名
第1位スプレーギクの新品種「スプレー愛知夏2号」と「アイセイカーラ」を開発
第2位夏の暑さに強い水稲早生品種「愛知135号」を開発
第3位ナシモザイク症の病原ウイルス検出法を開発
第4位ジネンジョの湿害軽減対策技術及び養分吸収に基づく施肥技術を開発
第5位肉豚における食品製造副産物の給与技術を確立
第6位光学センサーを用いた小麦品種「きぬあかり」の生育調査法を開発
第7位ソルガムを利用した露地野菜のカリ減肥技術を開発
第8位代かき時の濁水流出を軽減する止水高を検証
第9位鉢物コチョウランでエチレン阻害剤の効果を実証
第10位「かがり弁ギク」のブランド戦略の方針を策定
選定委員名簿
氏 名職  名
浅川 晋名古屋大学大学院生命農学研究科 教授
伊藤 博康株式会社CBCテレビ報道局報道部 参事
平光 佐知子生活協同組合コープあいち 副理事長
須田 晃愛知県農業総合試験場長
各成果の概要と詳しい内容は以下を御覧ください。
2020年愛知県農業総合試験場の10大成果の概要
順 位課 題 名概     要
第1位スプレーギクの新品種「スプレー愛知夏2号」と「アイセイカーラ」を開発
(共同研究)
 スプレーギク産地では夏季の高温障害の発生のほか、周年で矮化病の発生が問題となっています。そこで、高温、矮化病に強い品種開発に取り組んだ結果、高温に強いピンク系夏秋系品種「スプレー愛知夏2号」と、イノチオ精興園(株)との共同研究によって矮化病に強いピンク系秋系品種「アイセイカーラ」を開発しました。(6月24日 記者発表済み)
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/735KB]
第2位夏の暑さに強い水稲早生品種「愛135号」を開発
(共同研究)
 本県の水稲早生品種は、夏の暑さによる玄米品質の低下が問題となっており、作付が極めて少なくなっています。そこで、耐暑性を有する早生品種「愛知135号」を開発しました。本種は高温下でも品質が低下しにくく、玄米の外観が優れます。このため、本県産米の評価向上と、極早生品種と中生品種への作付集中による作業競合の緩和が期待されます。(3月27日 記者発表済み)
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/875KB]
第3位ナシモザイク症の病原ウイルス検出法を開発
(共同研究)
 ナシの病害「モザイク症」の病原と考えられる新種のウイルス「ナシ葉退緑斑点随伴ウイルス(仮称)」を検出するための遺伝子診断法を開発しました。これにより、ほ場での発生を早期に確認できるようになり、防除対策に有用であるとともに、苗木生産や穂木の健全性を担保する検査法として活用が期待されます。
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/771KB]
第4位ジネンジョの湿害軽減対策技術及び養分吸収に基づく施肥技術を開発 ジネンジョは湿害により芋の奇形、腐敗等が発生するため、湿害軽減対策技術としてほ場の排水性簡易診断技術及び不織布マルチ栽培技術を開発しました。さらに、ジネンジョの養分吸収特性を解明し、現在主流となっているポリマルチ栽培における施肥管理を効果的に行うことができます。
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/860KB]
第5位肉豚における食品製造副産物の給与技術を確立 愛知県の地域特産品である守口漬の残さや、生産量が全国第4位であるビールの製造過程で排出される液状ビール酵母など未利用資源の養豚飼料化に取り組みました。守口漬残さは12%、液状ビール酵母は15%までの飼料への配合であれば、嗜好性及び発育、枝肉、肉質に関して問題はなく、飼料としての利用が可能です。
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/910KB]
第6位光学センサーを用いた小麦品種「きぬあかり」の生育調査法を開発 小麦品種「きぬあかり」について、これまでに茎立期の生育状況から窒素施肥量を判断する手法を開発しましたが、生育の把握に時間と労力を要しました。そのため、ハンディータイプのセンサーで簡易に調査できる方法を開発しました。現地で即座に生育状況を把握でき、収量・品質を安定して生産可能な施肥を行うことができます。
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/878KB]
第7位ソルガムを利用した露地野菜のカリ減肥技術を開発
(農水省委託プロジェクト研究)
 ソルガムは30kg/10a以上のカリを吸収します。ソルガムをほ場へすき込むことにより、吸収したカリが速やかに放出され、土壌中の交換性カリが増加しました。また、ソルガムの後作のキャベツ栽培では、3年間カリを20kg/10a減肥し栽培しても、土壌中の交換性カリは減少しなかったことから、カリの施肥量を削減することができます。
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/887KB]
第8位代かき時の濁水流出を軽減する止水高を検証 水田の代かき時にトラクタの走行で発生した波によって、濁水が排水桝に設置した止水板を越流して、水田から排水路や河川に流出することがあります。本研究では、代かき時の波高を測定し、止水高を8cmとすれば濁水の越流量が95%程度削減できることを試算により示しました。また、利用しやすい止水板の形状を明らかにしました。
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/797KB]
第9位鉢物コチョウランでエチレン阻害剤の効果を実証 鉢物コチョウランは、エチレンに触れると花の萎れが発生し、商品価値が失われます。コチョウランにエチレン阻害剤である1-MCPをくん煙処理すると、処理後12日間はエチレンにさらされても花の萎れやがく片の緑化などの品質低下が発生せず、1-MCPの効果が持続していることを明らかにしました。
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/741KB]
第10位「かがり弁ギク」のブランド戦略の方針を策定 「かがり弁ギク」のブランド確立に必要な市場性の評価とPR手法を以下のとおり解明し、ブランド戦略の方針を策定しました。(1)花束、ブーケ、寄せ植えとして、祝い事等に使えます。(2)独創的な価値は高価販売につながります。(3)販売ターゲットは中高年齢の女性とします。(4)出荷箱や商品タグはPR手法として活用できます。
詳しい内容はこちらから [PDFファイル/916KB]

 

問合せ先

愛知県農業総合試験場
研究戦略部 企画調整室
電話: 0561-62-0085 内線323
E-mail: nososi@pref.aichi.lg.jp

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