ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 水産試験場 > 漁況速報 ~おさかな旬報~

漁況速報 ~おさかな旬報~

 水産試験場では、知多地区の市場を中心に、漁獲物の調査や測定などを行っており、漁況概要や主要漁獲物の漁獲動向について、旬ごとに最新の情報を紹介しています。
 この市場調査の際にみかけた旬でおすすめの魚介類や珍しい魚など、タイムリーな愛知県の地元水産物を紹介しています。地産地消や食育への取組、地元あいちの水産物をお求めになる際などに、参考にしていただけるかもしれません。

漁況概要 

各漁場と主な漁獲物

○伊勢湾: スズキ、シラス、マダイ、サワラ、ヒガンフグ、ホウボウ

○三河湾: クロダイ、スズキ、カタクチイワシ

○渥美外海: ヒラメ、マダイ、チダイ、ホウボウ、スズキ、コウイカ、シラス

概況図

12月下旬の漁模様(今旬に新たに追加された魚種は赤字で示しています。)

市場レポート

ヒラメヒラメ2

 ヒラメParalichthys olivaceusが獲れ始めてきました。ヒラメは漢字で書くと「平目」や「鮃」と書きますが、いずれも「平」という字が入るように、文字通り平べったい体が特徴です。 海の中では海底にべたっと張り付いて生活していますが、いざ餌を見つけ捕食するときは、すさまじい瞬発力で浮き上がり魚を食べます。ヒラメの弾力のある身はこの瞬発力に由来しているわけです。そんなヒラメは、「寒ヒラメ」というように冬が旬であり、この時期特に脂の乗りが良くなります。一色の朝市などでも40cmほどのヒラメがお手頃価格で売れていたので、皆さんも買って食べてみてはいかがでしょうか。

ヒガンフグ1ヒガンフグ2 

 ヒガンフグTakifugu pardalisが揚がっていました。ヒガンフグの名前の由来は、春の彼岸の頃によく獲れることから「彼岸フグ」と名付けられたとされていますが、この冬の時期にもよく獲れています。愛知県ではヒガンフグを「ナゴヤフグ」と呼ぶ方もいるそうです。これは、食べ方によっては、毒に当たって死亡する事から「身の終わり=美濃、尾張」とかけて「ナゴヤフグ」と呼ぶようになったそうです。少しユニークな命名法ですが、筋肉は食用となり、正しく処理されているものはお刺身や鍋としてとてもおいしくいただけます。トラフグに次ぐおいしさが味わえると思うので、お店などで見かけたらぜひ食べてみてください。

サワラ1サワラ2

 サワラScomberomorus niphoniusが刺し網でよく獲れていました。みなさんはサワラの旬はいつ頃だと思いますか?漢字では「鰆」と書くので春頃だと思っている方が多いのではないでしょうか。実はサワラの旬は関東と関西で異なっています。サワラは5~6月にかけて、産卵のため瀬戸内海に集まってきます。昔からこの時期にこの地方でたくさん獲ることができたため、関西では文字通り春が旬と認識されてきました。一方関東では脂ののったいわゆる「寒鰆」を好んで食べることから冬が旬と認識されています。愛知県では関西でも関東でもないのでどちらの時期を旬とするかは個人の好みによりますが、脂ののったサワラを楽しめるのは今の時期しかないので、さっぱりサワラの西京焼きなどが好みの方も今のサワラを食べてみてはいかがでしょうか。  

イシダイ1イシダイ2

 イシダイOplegnathus fasciatusが獲れていました。イシダイの特徴として小さいときに見られる黒と白のしま模様があります。これが成長するにつれてだんだんと薄くなり、やがては見えなくなってきます。余談ですが、イシダイのしま模様は横しまです。「え、縦しまじゃないの!?」と思う方もいるかと思いますが、魚は背骨を基準として縦としたときのしま模様をみるので、一見縦しまに見えても実は横しまであるわけです。お味の方はヒラメ、サワラ同様に冬に脂がよくのり旬を迎えるので今の時期絶品です。特に30~40cmほどのサイズのものが脂のりが楽しめるお刺身に向いたサイズなので、食べる際の参考にしていただけたらと思います。

浮島現象1浮島現象2

 12月25日の観測で「浮島現象」が見られました。浮島現象は蜃気楼の一種で、海面が暖かく、その上の空気が冷たいときに見られ、光が屈折して浮いている様に見えます。実際に週末に寒気が入ってきたため、観測点の気温は8.6℃と大変冷え込んでいましたが、海面水温は湾口部で16.5℃、その少し沖で19.8℃と気温に比べて暖かくなっています。この現象は瀬戸内のほうで有名ですが、写真は志摩半島のものです。寒い日が続くと家に引きこもりがちですが、こういった自然現象もなかなか面白いので、見る機会があればぜひ見ていただきたいです。

主要魚種の漁獲状況 

 

 

水揚げグラフ

12月中旬(シラス、マイワシ、カタクチイワシは下旬)までの主要魚種の旬別漁獲量の推移 主要7港:豊浜,師崎,片名,日間賀島,篠島,大浜,赤羽根  主要3港:豊浜,師崎,大浜

過去の主要魚種の漁獲状況

市場レポートで紹介した愛知県産水産物が買えるお店と料理レシピ

 地元あいちの水産物に興味を持っていただいたみなさまに、すぐにお買い物とお料理を楽しんでいただくために、外部リンクを紹介させていただきます。

「この魚はどうやって調理するの?」 
 こんな疑問をいだかれた方は、下記サイトを活用してみて下さい。
 基本は生、煮る、焼くでOKですが、きっと地元あいちの水産物で季節を感じられる一品が見つかるはずです!

 あいちのおさかなコンシェルジュ「おさかなレシピ」外部リンク)
 レシピ検索No.1 料理レシピ載せるなら クックパッド(外部リンク)

過去のおさかな旬報

過去一年分のおさかな旬報(最新版は一番下)です。pdfファイルをダウンロードしてご覧下さい。なお、1年を過ぎたものは順に削除していきます。

    スズキ、サワラ、カミナリイカ、ヤリイカ、イシダイ

    イシガレイ、ヒラメ、トラフグ、キアンコウ、スズキ

    ヒラメ、ボラ、ホウボウ、カワハギ、マトウダイ、アカエイ

    マナマコ、ヒガンフグ、アカムツ、カガミダイ、ワカメ

    サヨリ、マダイ、ニギス、コウイカ、ヒラメ

    マダイ、ケンサキイカ、ホウボウ、クロダイ

    シャコ、キアンコウ、クロダイ、マサバ、マダイ

    アオリイカ、マダイ、チダイ、マルソウダ、ニギス

    マアジ、アカヤガラ、サザエ、ウツボ、マゴチ

    シロギス、ハモ、ウスバハギ、タイラギ、ブリ、シャチブリ

    タチウオ、イシガレイ、アカアマダイ、イボダイ、マイワシ

    サワラ、コノシロ、イセエビ、アカザエビ、ナガタチカマス

    ホウボウ、メカジキ、ウチワエビ、クロダイ、キチヌ

    シロサバフグ、ボラ、ゴンズイ、スズキ

    スズキ、キダイ、コウイカ、キアンコウ

県内水産物情報サイト リンク集

他サイトの地元のおさかな情報などをリンク集として紹介しますので、是非ともご活用ください。

愛知の水産業やさかなのこと、また県内の水産に関するトピックスを総合的に紹介している愛知県農林水産部水産課のホームページはこちら

あいちのおさかなを食べてキレイになろう!「あいちのおさかな」を食べて、ココロもカラダも健康とキレイを目指す「魚食女子」を応援するあいちのおさかなコンシェルジュはこちら

愛知県内産地直売所やふれあい体験施設を紹介したあいちの産地直売所・ふれあい体験施設はこちら

愛知のうまいもんを紹介した愛知グルメ図鑑はこちら

知多の農林水産業や直売所などを紹介したPRパンフレット知多のおしながきはこちら

以下は外部リンクです。

地魚を扱っている鮮魚店や飲食店の情報誌「ととかう愛知」は愛知県漁業士協議会のホームページからどうぞ

豊浜市場の水産物を仲買さんの目から詳しく紹介している南知多・豊浜のさかなや五代目まるとさんのブログはこちら

南知多の水産情報を発信している豊浜漁業協同組合さんのホームページ豊浜商工会さんのホームページはこちら

三河一色漁港の水産情報を発信している三河一色さかな村さんのホームページはこちら

三河幡豆漁港の旬のおさかなや潮干狩り情報を紹介している幡豆漁協のブログはこちら

沖合の深い所にいる魚も数多く見ることができる蒲郡漁協西浦支所・西浦マーケットのホームページへは、こちらからどうぞ。

 

問合せ

愛知県 水産試験場 漁業生産研究所
電話: 0569-65-0611
ファックス: 0569-65-2358


Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)