第69回愛知県統計グラフコンクール入賞作品・入賞者 －第6部 （高校生以上の作品）－

日本の音楽市場はなぜ伸び悩むのか？

音楽市場の動向を複数のグラフで整理し、今後の展開についても自分なりの考えを示している点が良いです。CDを聞く環境が限られる中で、身近な疑問から調査につなげた点にも工夫が感じられます。

僕は音楽が好きで、通学中や家でストリーミングのアプリを使って曲を聴いています。様々な曲を聴く中で、日本と海外での音楽市場や業界の違いは何かあるのだろうかと思い、この作品を作りました。

日本人の英語力の現状を調査や国際比較で示し、今後の変化や分析にも興味が湧く内容でした。教育の質や「習うより慣れろ」の視点を踏まえた提言があり、素晴らしいと感じる作品です。

近年、日本人の英語力は、英語を公用語としていない他の国々と比べても低い傾向にあります。そこで、日本の英語教育をどのように変えていくべきかについて考えました。これをきっかけにして、新しい方向へ進んでいくことを期待します！

呼吸からCO₂排出量を考える着眼点が面白く、給食を通じて環境への取り組みに気づかされる作品です。地球温暖化と食材の関係をわかりやすく示し、環境に優しい食事の提案も丁寧にまとめられていました。

私は普段の食事からCO₂排出量を抑えられれば地球温暖化防止に繋がると考えました。実際に牛肉と大豆では大きな差があることが分かったため、ハンバーグの材料を1つ変えるだけで温室効果ガスの削減に貢献できると考えられます。

色分けや構成が丁寧で、グラフの意味が統一されていてとても見やすい作品です。質問に合ったグラフが選ばれており、コメントが丁寧で非常に説得力があります。

私が冷凍食品を調べた理由は、毎日のお弁当で主食、副菜、デザートなどの様々な種類があり興味深く思ったからです。現代人の生活様式の変化や冷凍食品の利用目的の違いなども読み取ることができて面白かったです。

鉄道路線の廃止を社会全体の問題として捉え、丁寧に考察している点が素晴らしいです。箱ひげ図などの統計手法を活用したほか、BRT（Bus Rapid Transit）へ着目した点も今の動きに合っており優れています。

近年、鉄道の地方路線が次々と廃止されているように感じています。このような現状を正しく理解し、私たちにできることや今後の鉄道路線のあり方・活用方法について考えるきっかけになれればと思い、作成しました。