インタビュー

Interview

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●愛知県での教職を仕事とすることの魅力は?

県内各地の地場の食文化や郷土料理が多数あり、この素晴らしさを子供たちに伝えられることが、魅力です。

●「先生」として大切にしていることは?

「めりはり」を大切にしています。「めりはりのある生活をして、時間を守る」「挨拶を元気にする」「すすんで清掃を行う」など、当たり前のことを先生が子供に対して行動で示すことが大切だと思っています。また、栄養教諭は学校で唯一の「食のプロフェッショナル」です。学校給食は、食物アレルギーや食中毒、異物混入など子供の命と直結することがあります。「給食管理」と「食に関する指導」を両軸とし、めりはりのある仕事を心掛けています。

●先生になって印象深い出来事・エピソードはありますか?

野菜が苦手でサラダや野菜スープを、顔をゆがめて食べている子供がいました。ある時、お芋は好きだと知り、「たくさんの野菜とさつまいものかき揚げ」にして給食に出しました。すると「先生!苦手な野菜もおいしく感じたよ」と知らせてくれた時は、本当にうれしかったです。好き嫌いは、人それぞれで「食べること」自体が苦手な子供もいます。栄養価を理由に無理やり食べさせても「嫌」という気持ちは強くなると考えます。一人一人の子供と向き合い、どのように献立を工夫して、どのように声掛けすれば子供が「食べたい」と思うかについて、その大切さを改めて痛感した出来事でした。

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●先生を目指す・教職という仕事に興味をもつ高校生へメッセージを!

「体は食べた物で作られる」と言うように、「食」は一生人間のそばにあります。「食育」というと、家庭科や保健体育科などと関連が深いイメージがあると思いますが、理科(動植物・消化・呼吸)、社会(生産・流通・歴史)、数学(栄養価・統計)、英語(外国の食文化)など、様々な教科と関連があります。今、皆さんが学んでいることは、将来きっとどこかで役に立ちます。視野を広く持ち、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。

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先生を目指したきっかけは?

私は、小学生の頃、給食が大好きでした。毎日、給食を楽しみに学校へ行っているといっても過言ではないほど…。そこで、大好きだった給食を通して食べることの楽しさやその大切さを子供たちに伝えたいという思いから、栄養教諭を志望しました。

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