本文
愛知県では、県内の中学校を対象に、理工系の魅力を知ってもらうため、「見て、体験して、考える」をテーマとした「サイエンス実践塾出前授業」を2018年から開催しています。本授業では、今年度2コース新設し、X線CTシステム(※1)や電子顕微鏡(※2)といった最先端の計測機器を用いた科学実験の体験教室や、ロボットを動かすプログラミング体験、遺伝子の働きについて考える生き物観察を実施します(全4コース)。協力企業の講師と県職員が最先端の計測機器・ロボットを持って皆様の中学校まで伺います。実施を希望する中学校は、是非御応募ください。
2023年9月から2024年2月まで
※各月1~2校程度の実施を予定
県内の全ての中学校
※全4コースで計11校程度募集
原則として1校につき、40名程度×3コマ(3限)分まで
※教職員の方の立会いをお願いします。
開催が決定した中学校と個別に調整の上、決定
・募集校:2校
・講 師:株式会社 島津製作所 研究員、愛知県産業科学技術課職員
内 容 | 詳 細 |
時 間 (1コマ当たり) |
---|---|---|
科学実験体験教室 (協力:(株)島津製作所) |
島津ぶんせき体験スクール ~見えないものをみる技術~ |
40分程度 |
愛知県産業の紹介 |
自動車や航空機産業が盛んな愛知県の産業について、紹介します。 |
10分程度 |
・募集校:3校
・講 師:株式会社日立ハイテク・
株式会社日立ハイテクフィールデイング従業員、
愛知県産業科学技術課職員
内 容 |
詳 細 |
時 間 (1コマ当たり) |
---|---|---|
科学実験体験教室 |
学校にある光学顕微鏡の何百倍もの倍率で小さな世界を観察することができる「電子顕微鏡」。 |
40分程度 |
愛知県産業の紹介 |
自動車や航空機産業が盛んな愛知県の産業について、紹介します。 |
10分程度 |
・募集校:3校
・講 師:ソフトバンク株式会社 社員、愛知県産業科学技術課職員
内 容 |
詳 細 |
時 間 (1コマ当たり) |
---|---|---|
プログラミング体験授業 (協力:ソフトバンク(株)) |
ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper(ペッパー)(※3)」をプログラミングで動かそう! |
40分程度 |
愛知県産業の紹介 |
自動車や航空機産業が盛んな愛知県の産業について、紹介します。 |
10分程度 |
※実施に当たっては1人1台PCが必要ですので、準備をお願いします。
・募集校:3校
・講 師:自然科学研究機構基礎生物学研究所 研究員
内容 | 詳細 |
時間 (1コマ当たり) |
---|---|---|
遺伝子の働きについて考える生き物観察 (協力: |
基礎生物学研究所で研究されている生き物たち(メダカ・アサガオ・プラナリア・カブトムシ・培養細胞など)の観察を通して、遺伝子の働きについて考えてみましょう! 蛍光実体顕微鏡(※4)や倒立位相差顕微鏡(※5)なども使って観察を行います。 |
40分程度 |
愛知県ゆかりの ノーベル賞受賞の紹介 |
愛知県(基礎生物学研究所)において大隅良典先生が2016年にノーベル賞を受賞したオートファジーの研究が行われました。愛知県ゆかりのノーベル賞について、紹介します。 | 10分程度 |
無料
必要事項【 学校名・希望コース・希望月・対象学年・クラス数・人数・連絡先 】をご記入の上、以下のいずれかの方法でお申込みください。
以下のURLまたは二次元コードから、「サイエンス実践塾出前授業」の申込みWebページにアクセスし、必要事項を入力し、申請登録してください。
https://www.shinsei.e-aichi.jp/pref-aichi-u/offer/offerList_detail?tempString=2023demae
以下の「サイエンス実践塾出前授業」様式をダウンロードし、必要事項を記入の上、メールを送信ください。
【様式】サイエンス実践塾出前授業 参加申込み [Wordファイル/16KB]
◆ 宛先:県産業科学技術課 san-kagi@pref.aichi.lg.jp
◆ 件名:サイエンス実践塾申込
ちらし裏面の参加申込書に必要事項を記入の上、県産業科学技術課(FAX 052-954-6977)に送信ください。
2023年7月31日(月曜日)(必着)
※応募多数の場合は、初めてお申し込みいただく中学校を優先の上、抽選によって実施校を決定します。
※選定結果は、全ての応募校に対し、2023年8月18日(金曜日)までにメールで連絡します。
愛知県経済産業局産業部産業科学技術課 科学技術グループ(担当:加藤、山本)
〒460-8501 名古屋市中区三の丸三丁目1番2号
電話:052-954-6351(ダイヤルイン)
FAX:052-954-6977
メール:san-kagi@pref.aichi.lg.jp
これまでの活動を記録したレポートをご覧いただけます。
当日の授業内容や、実際に授業を体験した先生・生徒たちの声も掲載しています。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/san-kagi/science-demae.html
・サイエンス実践塾出前授業活動レポート [PDFファイル/4.25MB]
※1 X線CTシステム
人体や樹脂・金属などの材料を透過するX線を観察対象物に照射し、各角度の画像を収集して三次元的な内部画像を構築表示させるシステム。
※2 電子顕微鏡
光より波長の短い電子線を試料に当て、光学顕微鏡では観察することができない微細な構造を観察できる顕微鏡のこと。
※3 Pepper
周囲の状況を把握して自律的に判断し行動する、独自のアルゴリズム(計算方法)が搭載された人型ロボット。なお、「Pepper」はソフトバンクロボティクスの商標。
※4 蛍光実体顕微鏡
蛍光を観察する顕微鏡。蛍光色素や蛍光たんぱく質を用いて観察対象を標識することで、生体内での様子を捉えることができる。
※5 倒立位相差顕微鏡
無色透明な細胞などの観察物であっても、部分的な屈折率の違いや厚さの違いをコントラストの違いとして観察することができる顕微鏡。
愛知県経済産業局産業部産業科学技術課
科学技術グループ
担当:加藤・山本
電話:052-954-6351
内線:3383・3384
メール:san-kagi@pref.aichi.lg.jp