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あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」 ドローンを活用した物流サービスの長期事業化調査を実施します! ~山間地における福祉施設等への医薬品配送の検証~

ページID:0487548 掲載日:2026年10月28日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう

 愛知県は、ドローンや AAM(Advanced Air Mobility、空飛ぶクルマ)等の次世代空モビリティの社会実装の早期化を図るとともに、自動運転車等の陸モビリティとの同時制御により創出される新しいモビリティ社会「愛知モデル」の構築や、次世代空モビリティの基幹産業化を目指す「あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」」(以下、「プロジェクト」という。)を2023年度から推進しています。
​ 今年度は、本プロジェクトの「推進プラン」(2024年2月策定、2026年1月一部見直し)の「ローンチモデル」として掲げている「離島」「山間地」モデルの実現に向け、西尾市及び新城市において物流ドローンを用いた配送サービスの長期事業化調査を実施するとともに、次なるモデルである「住宅地」モデルの実現に向け、新たに豊川市で技術検証を実施します(2026年6月16日発表済み)。
​ このうち、新城市における調査の詳細が決まりましたので、お知らせします。新城市の調査においては、地元の医薬品配送事業者である株式会社グリーンサービスが主体となり、福祉施設等への医薬品をドローンを用いて配送します。

1 実施期間等

2026年11月2日(月曜日)から11月20日(金曜日)まで(土曜日日曜日祝日は除きます)
山間地上空を航路としたドローンによる医薬品配送を1日複数回実施予定

2 検証内容

 

実施背景

 「推進プラン」では、「物流」分野における2027年度頃を目途としたローンチモデルとして、離島や山間地などの地域で、ドローンを始めとする様々なモビリティを用いた物流の最適化を図り、地域の多様な主体が参画する地域内物流のビジネスモデル構築を掲げています。
 運転手不足が深刻化する中、輸送に時間やコストがかかる山間地でのドローン配送への期待は高いものの、2年間の実証を行った結果、山間地でのドローン配送の事業化に向けては、安定的な配送需要が見込まれる商品を省人化オペレーションで配送することが必要であると判明しました。
 今回の調査では、これまでの結果を踏まえ、事業化の可能性が高い「ドローンによる医薬品配送モデル」の創出を目指します。

実施内容

 持続的な医療インフラの構築を目指して、地元の医薬品配送事業者が主体となり、ドローンを活用した定期的な医薬品配送を長期的に実施することにより、その実現可能性や有効性を調査します。
 今回の検証では、公民館を荷物の集約拠点かつドローンの離着陸場所となるドローンデポとして構え、医療機関及び薬局と連携し、調剤済み医薬品を老人福祉施設等の患者へドローンを活用して配送し、安全性、実用性及び運用面における課題抽出を行います。
 また、遠隔からのドローン運航及び置き配機能を搭載したドローンを活用することで、省人化の効果や課題等を調査します。

検証項目 ​・地元事業者によるドローン運航の内製化により、運航体制の構築や人材育成等の観点から、事業継続性を検証します。
・医療機関関係者にも取扱に関与していただくことで、新たなビジネスモデルの成立性を検証します。
・安定的な配送需要があり、品質管理要件が厳しい医薬品配送を定期便として運用することで、配送頻度、運航コスト等を踏まえた採算性を検証します。
・医療機関、薬局、配送事業者及び福祉施設が連携し、患者への医薬品配送をドローンで実施することで、受注から配送完了までの業務フローや運用オペレーション等を検証します。
・医薬品配送における品質管理(温度管理、振動対策、誤配送防止等)及び安全管理体制について検証します。

​実証のスキーム

スキーム

使用予定の機体

 
ドローン

ドローン

株式会社ACSL製「PF4」

・機体サイズ:全幅(プロペラ範囲)2,493mm
・推奨積載重量:約5kg
・最大航続距離:往復35km
・置き配可能な機構を搭載し、無人での着陸オペレーションの運用を目指す。

飛行範囲

新城市鳳来地区にある横川公民館にドローンデポを設置し、半径10km以内にある複数の老人福祉施設等へ医薬品を配送。

ルート
​地図データ:©2026 Google

離着陸場所

【横川公民館】

横川公民館
​                                ​地図データ:©2026 Google

【えびのべ調剤薬局】

えびのべ
​​                                ​地図データ:©2026 Google

【特別養護老人ホームくるみ荘】

くるみ荘
​​                                ​地図データ:©2026 Google

【特別養護老人ホーム翠華の里】

特別養護老人ホーム翠華の里
​​                                ​地図データ:©2026 Google

【鳳来中央集会所】

鳳来中央集会所
​​                                ​地図データ:©2026 Google

3 事業実施体制

株式会社グリーンサービスが主体となり、以下の体制で実施します。

 
企業又は団体名 役割
株式会社グリーンサービス(名古屋市北区) プロジェクトの統括、機体運航等
株式会社NEXT DELIVERY(山梨県) ​運航システム提供等
中北薬品株式会社(名古屋市中区) 地域調整、荷主協力等
新城市 地元調整、関係者調整等

4 報道機関向けお披露目会について

(1)実施日時

2026年11月18日(水曜日)午後3時から午後4時30分まで
※悪天候の場合は内容を変更して実施します。

(2)受付会場

横川公民館(愛知県新城市横川字入リ124-2)

(3)取材の申込方法

当日の取材を希望される報道機関の方は、実証実験の安全確保のため、以下の「山間地における福祉施設等への医薬品配送の検証 取材申込ページ」へアクセスし、必要事項を入力の上、送信してください。当日の詳細は、申込受付後に御案内いたします。
※申込期限 2026年11月13日(金曜日)正午
​https://forms.cloud.microsoft/r/3Ssmyvfwub

5 問合せ先

愛知県経済産業局次世代モビリティ産業課モビリティイノベーション推進グループ
電話:052-954-7482 FAX:052-954-6943
メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp

<参考>

あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」の概要

  • 愛知県は、社会課題の解決と地域の活性化を図る官民連携プロジェクトの創出を目指す「革新事業創造戦略」(2022年12月策定)を推進。
  • 同戦略の枠組みによる第1号の革新プロジェクトとして、「空と道がつながる愛知モデル2030」(提案者:株式会社Prodrone)を優れた提案として採択し、2023年5月に「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」を立ち上げ。
  • 2024年2月には、プロジェクトが目指す姿や取組の柱、ロードマップを示した「推進プラン」を策定。
  • プロジェクトは、「推進プラン」に基づいて、2030年度頃を目標に、次世代モビリティの「需要の創出」、「供給力の強化」という2つの柱に沿って、需要と供給が相互に好循環することを目指す。革新的ビジネスモデルを生み出し、そのモデルを国内外へ横展開することで、次世代モビリティの需要を拡大させる。その需要を愛知県に取り込み、産業拠点としての機能を強化させる好循環を創出することで、「空と道がつながる」新しいモビリティ社会「愛知モデル」及び次世代モビリティ産業の基幹産業化(「令和の殖産興業」)を実現する。

​ドローン  

参加企業

株式会社Prodrone(提案者)、株式会社ジェイテクト、名古屋鉄道株式会社、株式会社SkyDrive、株式会社テラ・ラボ、VFR株式会社

このページに関する問合せ先

   愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室モビリティイノベーション推進グループ
​   名古屋市中区三の丸三丁目1番2号 本庁舎2階
   電話:052-954-7482  メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp​