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岡崎市とあいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチームの協働による「指定ごみ袋to指定ごみ袋」の試作品が完成しました

ページID:0574234 掲載日:2025年3月18日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう12 つくる責任 つかう責任13 気候変動に具体的な対策を17 パートナーシップで目標を達成しよう

岡崎市とあいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチームの協働による「指定ごみ袋 to 指定ごみ袋」の試作品が完成しました

 愛知県では、「あいちサーキュラーエコノミー推進プラン」(2022年3月策定)に掲げた推進モデルの具体化に向け、「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム(以下「PT」という。)」を2023年1月に立ち上げ、運営しています。

 この度、岡崎市はじめPTの参画メンバーが協働して、家庭からごみを出す際に使用されたプラスチック製の指定ごみ袋の一部を回収して、再び指定ごみ袋を製造する「指定ごみ袋 to 指定ごみ袋」の試作品が完成しました。

 今後は岡崎市で再生指定ごみ袋の導入に向けて検討を進める予定です。

1 取組の概要について

 この度、岡崎市はじめPT(プラスチック循環利用PT)メンバーが協働して、岡崎市の指定ごみ袋のうち「紙類指定袋」を対象に、使用済み品の一部を回収して再生原料化し、再び指定ごみ袋を製造する「指定ごみ袋 to 指定ごみ袋」の試作を行いました。

 現状、市の指定ごみ袋の多くは利用後に焼却されています。

 今回の取組では、市の指定ごみ袋の一種である「紙類指定袋」を対象に、まず、岡崎市が使用済みの紙類指定袋の一部を回収し、異物除去等の仕分けを行いました。

 仕分けされた使用済み紙類指定袋は、PTメンバーの三陽化学株式会社(額田郡幸田町)でプラスチック原料に再生しました。

 この再生プラスチック原料を用いて、同じくPTメンバーである愛知プラスチックス工業株式会社(蒲郡市)が成形条件等を調整し、再生ポリ袋を製造しました。岡崎市と愛知プラスチックス工業株式会社が連携して、再生原料の配合比率やデザイン等を検討することで、紙類指定袋を原料とする紙類指定袋の試作を実施しました。

【試作スキーム図】

試作のスキーム図

【試作した紙類指定袋】

試作

2  期待される取組効果

 再生プラスチック原料を活用して再生ポリ袋を製造することで、新規石油原料を削減することができます。今回の試作では、再生プラスチック原料を70%配合しており、従来の新規原料で製造する時と比べ、CO2排出量は約45%の削減が見込まれます(※事業者試算による概算)。

3  今後について

 岡崎市で再生指定ごみ袋の導入に向けて検討を進める予定です。

 【岡崎市による公表(岡崎市Webページ)】

 https://www.city.okazaki.lg.jp/houdou/p042846.html

 【岡崎市問い合わせ先】

    環境部ごみ対策課 TEL:0564-23-6724

 

【参考1】あいちサーキュラエコノミー推進プロジェクトチームについて

  「あいちサーキュラーエコノミー推進プラン」(2022年3月策定)に掲げた推進モデルの具体化に向け、2023年1月に愛知県が立ち上げた産官学連携のプロジェクトチーム。参画メンバーが連携により事業化に取り組んでいる。

PTのロゴマーク

(参考Webサイト)

PT立ち上げ時のサイト

https://www.pref.aichi.jp/press-release/circulareconomy-pt.html

​PT紹介サイト(あいち資源循環ナビ内)

https://aichi-shigen-junkan.jp/circular_economy/project

 

【参考2】

 従来の3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取組に加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑制等を目指すもの。

          サーキュラーエコノミー

 「Circular Economy in the Netherlands by 2050」をもとに愛知県が作成

 

このページに関する問合せ先

愛知県環境局資源循環推進課
循環グループ
電話:052-954-6233