ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 農業総合試験場 > 研究報告第43号-008

本文

研究報告第43号-008

ページID:0051982 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

交雑種雌牛肥育におけるビタミンA制限時期の違いが産肉性に及ぼす影響

キーワード

交雑種、血中ビタミンA、肥育

摘要

肉質向上を目的としたビタミンAコントロール技術は、黒毛和種同様交雑種肥育においても広く行われているが、交雑種の場合、雌牛のビタミンA要求量が明らかになっておらず技術的に未確立である。

そこで、交雑種雌牛を用いて、飼料中のビタミンA制限開始時期を、10か月齢と14か月齢、再給与時期を20か月齢と24か月齢の2水準とした肥育試験を行った。

その結果、枝肉成績について、脂肪交雑(BMS)が、制限開始時期に関わらず、24か月齢から再給与したほうが、20か月齢から再給与するより、有意に高くなった。

また、枝肉重量、ロース芯面積、バラの厚さについては、有意差は見られなかったものの、14か月齢から制限したほうが10か月齢から制限するより高い値を示した。

これらのことから、交雑種雌牛では、14か月齢で飼料中ビタミンA給与の制限を開始し、24か月齢以降は再給与することが、肉質や増体のバランスをとることができるビタミンAコントロール手法の一つであると考えられた。

著者

清健太郎:畜産研究部(現畜産課)

佐野敏幸:畜産研究部

長渕政広:畜産研究部

大橋秀一:畜産研究部

本文は下記からダウンロードできます。

交雑種雌牛肥育におけるビタミンA制限時期の違いが産肉性に及ぼす影響

トップページへ

問合せ

愛知県 農業総合試験場

電話: 0561-62-0085

E-mail: nososi@pref.aichi.lg.jp

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)