平成29年度「自動走行実証推進事業」実施委託業務の委託事業者を募集します

ページID：0161886 掲載日：2017年4月12日更新印刷ページ表示

自動走行実証推進事業の実施委託事業者を募集します

1　公募の背景・目的

　愛知県は平成27年8月、国の国家戦略特区（近未来技術実証特区）に地域指定され、「自動走行実証プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトでは、道路交通法等の規制を緩和し、無人走行車両を利用したタクシーの旅客サービスや無人配送サービスなどを目指した実証を行うこととしており、平成28年度は、山間地や離島など、道路・周辺環境が異なる様々な県内の実証エリア15か所で、自動走行の実証に取り組んだところです。

　平成29年度は、国の規制緩和の動きと連動し、閉鎖空間等において、さらに技術を高度化させた遠隔型自動走行システムなどを活用した実証実験を全国に先駆けて開始し、社会的受容性を醸成していくこととしております。

　また、自動走行技術の進展を見据え、具体的なビジネスモデルの創出に向けた検討をあわせて行い、自動走行に関する新たな産業の創出につなげていくことを目指します。

2　事業名

　　「自動走行実証推進事業」実施委託業務

3　事業内容

　自動走行実証推進事業（以下「本事業」という。）は、自動車から遠隔に存在する運転者が電気通信技術を活用して当該自動車の運転操作を行うことができる自動運転技術（以下「遠隔型自動走行システム」という。）などを搭載した車両を用いて、実際に自動走行システムの活用が想定される環境のもとで実証実験を行うこととしております。

　本事業に協力・参画を希望する県内市町村（31市町村：別添「自動走行実証推進事業　市町村一覧」及び「平成29年度自動走行実証推進事業への応募申請書」を参照）から走行ルートを決定し、そのルートを自動走行するために必要な高精度3Ｄマップを更新又は作成し、自動走行の実証を行います。

　併せて一般県民を対象にして、無人タクシーの更なるニーズの把握、社会的受容性の醸成を行っていくためのモニター調査を実施します。

4　委託業務の概要

（1）高精度3Ｄマップの更新又は新規作成

（2）遠隔型自動走行システムなどによる自動走行実証実験の実施

（3）モニター調査の実施

（4）実証実験及びモニター調査の成果報告書の作成

5　契約条件

（1）委託金額限度額

　　17，966，124円（消費税及び地方消費税込み）

（2）契約保証金

　　愛知県財務規則第129条の2により、契約金額の100分の10以上の金額とする。（あるいは、愛知県財務規則第129条の3第3号の規定に基づき全額を免除する。）

　・契約期間

　　契約締結日から平成30年3月16日まで

　・委託費の支払条件

　　事業終了後の精算払い

6　応募資格

　応募の資格者は、次の要件の全てを満たすものとします。

（1）愛知県内に事業所を有する法人又は法人以外の団体等であること。

（2）愛知県の平成28・29年度入札参加資格者名簿（大分類：3役務の提供、中分類：09．航空写真・図面（但し、希望順位が01の者に限る）、小分類：01．航空写真・図面製作、02：写図、03．地図製作、99．その他）に登載された者であること。

（3）財政的基礎が健全に確立されていること。

（4）県税、法人税、消費税及び地方消費税を滞納していないこと。

（5）宗教活動や政治活動を目的とした団体でないこと。

（6）暴力団若しくは暴力団員の統制の下にある団体でないこと。

（7）手形交換所による取引停止処分を受けてから2年間を経過しないものでないこと。また、6か月以内に手形、小切手を不渡りした者でないこと。

（8）地方自治法施行令（昭和22年政令第16号）第167条の4の規定に該当する者（破産者で復権を得ない者等）でないこと。

（9）愛知県から、製造の請負、物件の買い入れ、その他の契約にかかる資格停止措置を提案書受付期間に受けていないこと。

7　説明会

応募希望者を対象に、下記のとおり説明会を開催します。

（1）開催日

　　　平成29年4月18日（火曜日）午前10時から

（2）実施場所

　　　愛知県庁西庁舎2階　第14会議室（名古屋市中区三の丸3－1－2）

（3）参加申込方法

参加希望者は、平成29年4月14日（金曜日）午後4時までに電子メールにより連絡してください。

　　　　E-mail:sangyoshinko@pref.aichi.lg.jp

　タイトルは「自動走行実証推進事業説明会参加申込」とし、本文中に、(1)貴社名・所属、(2)参加者氏名（1社あたり2名まで）、(3)連絡先（電話、メールアドレス）を記載してください。出席は必須条件ではありませんが、可能な限り出席してください。なお、欠席により不利益を受けた場合、愛知県はその責任を負いません。

8　応募手続等

（1）企画提案書の提出

　応募者は、以下に示す書類を作成し、提出してください。ただし、必要がある場合は補足資料の提出を求めることがあります。

　ア　提出書類

　　（ア）企画提案参加申込書　9部（正本1部、副本8部）

　　（イ）企画提案書　9部（正本1部、副本8部）

　　（ウ）添付書類　各9部

　　　　・会社パンフレット等会社の概要がわかる資料

　　　　・定款

　　　　・決算報告書（過去2年分）

　　　　・社会的価値の実現に資する取組に関する申告書・添付書類

　イ　提出方法

　　　持参、又は郵送（配達証明に限る）、若しくは宅配便（手渡ししたことが証明されるものに限る）のいずれかとします。

　ウ　提出期限

　　　平成29年5月1日（月曜日）午後4時（必着）　

　　　郵送・宅配便の場合は、提出期限の午前中に愛知県庁に必着としてください。その場合は、できる限り事前に電話連絡してください。

　エ　提出先

　　〒460-8501　名古屋市中区三の丸三丁目1番2号（愛知県庁西庁舎7階）

　　　愛知県産業労働部産業振興課　自動車産業グループ

　　　電話　052-954-6376（ダイヤルイン）

　オ　応募に関する問合せ先

　　　問合せは、電子メール（sangyoshinko@pref.aichi.lg.jp）とします。（件名は「自動走行実証推進事業に関する問合せ」とします。）

　　　なお、質問に対する回答は、産業振興課のホームページに掲載します。

　　※　企画提案書の具体的な記載方法、記載内容及び評価基準に係る質問については、公平性の確保及び公正な選考を行うため受け付けません。

9　提案の審査・選定等

（1）選定委員会の設置

　　企画競争の審査を公正に行い、契約の相手先となる候補者及び次点者を選考するため、県が設置する選定委員会において審査を行い選定します。

（2）審査方法

　　提出された企画提案書をはじめとする書類（以下「提案書」という）について、形式審査を行った後、選定委員会において選定します。ただし、提案書が3件を超えてある場合は、委員会での審査に先立ち、書面による予備審査を行います（選定委員会と同様の基準にて審査）。審査は非公開とし、審査の経過等に関する問合せには応じられません。