ご参考となる取組事例

指導者マニュアル

第1章 働く/お金 第2章 働く/ルール

実践取組事例2

各施設のレベル合わせと印象に残る研修を

社会福祉法人 福寿園

外国人材(受け入れ)にかかる課題

配属先の施設が広域に広がっているため最初の数日はまとめての研修ができるが、その後の研修は各施設のレベルによってしまうため共通のレジメや指導書マニュアルが必要。受入担当者によってやれる範囲と気遣いが異なっていること。

カリキュラム実践を通じて得たいこと

一つ一つの課題や伝えたいことをより分かりやすく、印象に残るレクチャーを展開できるようにしたい。講義の内容についての伝え方についてアドバイスいただきたい。

企業・団体概要

企業ロゴ

法人名:社会福祉法人 福寿園
従業員数:1,969人(2021年12月時点)
外国人従業員受け入れ実績:有
業種:福祉・介護. 医療関連・医療機関/その他サービス
業務内容: 施設系サービス・居宅系サービス・その他サービス

研修案作成~カリキュラム実践までの流れとポイント(JICE記)

社会福祉法人福寿園では、これまで数多くの受け入れ研修を実施されているため、今回も本カリキュラムの1・2章について、従来の内容に即した研修案を作成していただきました。その後、個別面談を行い、研修案に沿って、それぞれどのような活動を行うか、また、どのような成果が得られるかを一緒に確認しました。そして、担当者の意向に基づいて、より理解しやすい体験型の研修となるよう、言葉だけでなく、動作や実物で示したり、視聴覚教材をできるだけ多く取り入れることを JICEからご提案しました。
カリキュラムの実践では、福寿園のスタッフの方々による自作動画を皆さんで視聴した後、実際にグループ毎に洗面所に移動して手洗いを行うなど、和気あいあいとした楽しい活動の工夫が随所に見られました。

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個別面談の様子 研修案を一緒に確認しながらアドバイスを受けます

カリキュラム実践で学べたこと

研修の目的や相手にどのように伝わるか、どんなツールがさらにわかりやすいかなど、考える機会を頂けた。発表の順番や研修生とのコミュニケーションの方法について助言をいただいた。

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研修実施の様子

早期適応研修カリキュラムを他の企業・団体にも勧めたいですか?

【はい】
企業・団体内で複数名の研修担当者がいる場合、研修方法やその実施レベルをできる限り統一させるために、カリキュラム・マニュアルが必要だと思います。

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研修実施の様子

研修内教材:『手洗い動画』
福寿園作成 ※一部抜粋


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