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【知事会見】あいち環境イノベーションプロジェクト 2026年度採択プロジェクトの決定について
愛知県では、愛知発の環境イノベーションを創出・実装するため、5月25日から7月17日までの間、全国のスタートアップ等から革新的な技術・アイデアを募集したところ、76者から83件の応募がありました(公募については2026年5月25日発表済み。)。
この度、御応募いただいた提案の中から、学識者や専門家等からなる審査委員会において高く評価された4件のプロジェクトを採択することとしましたので、お知らせします。
今後は、採択プロジェクトの実現に向けて、採択したスタートアップ等に対し、県内企業とのマッチングや実証フィールドの提供・紹介、専門家による助言などの伴走支援を行っていきます。
1 応募・採択状況
| テーマ | 応募件数 | 採択件数 |
|---|---|---|
| (1) エネルギーの創出・利用モデル | 21件 | ー |
| (2) 温室効果ガスの吸収・利用等によるカーボンリサイクルモデル | 5件 |
1件 |
| (3) 県民・事業者と共に進める持続可能な社会の実現モデル | 19件 | ー |
| (4) 域内資源の有効利用を通じたサーキュラーエコノミー型ビジネスモデル | 18件 | 2件 |
| (5) 自然が持つ価値の見える化モデル | 10件 | 1件 |
| (6) その他環境課題に対する革新的モデル | 10件 | ー |
| 計 | 83件 | 4件 |
2 採択プロジェクト
| 会社名 [本社所在地・創業年] |
プロジェクト概要 |
|---|---|
| テーマ(2) 温室効果ガスの吸収・利用等によるカーボンリサイクルモデル | |
| 株式会社BLUABLE(ブルアブル) [兵庫県宝塚市・2024年] |
【新たな海藻導入技術によるブルーインフラの創出】 塗るだけで海藻が生える新たな技術等を活用して、地域固有の海藻の種苗をつけた資材を護岸・消波ブロック等の港湾設備等に設置し、低コスト・短期間にブルーインフラ※1を創出 これにより、生物多様性・水産資源の回復、ブルーカーボン※2の創出を実現 ※1 藻場、干潟等及び生物共生型の港湾設備 ※2 藻場や干潟等の海洋生態系に蓄積する炭素 |
| テーマ(4) 域内資源の有効利用を通じたサーキュラーエコノミー型ビジネスモデル | |
| 株式会社ガルデリア [東京都中央区・2015年] |
【微細藻類を活用した貴金属のリサイクル】 微細藻類ガルディエリア由来の吸着剤を用いた新たな抽出・濃縮技術により、廃棄物から貴金属を高効率に回収 この技術を活用し、廃棄物回収から精錬までの新たなリサイクルシステムを構築し、国内での貴金属リサイクル率の向上及びリサイクル過程でのCO2排出削減や排水負荷の低減を実現 |
|
株式会社REMARE(リマーレ) |
【AI・DXを活用した複合プラスチックのアップサイクル】 これまで焼却処理されてきた複合プラスチック※を、独自開発した素材データベースとDXプラットフォームを基盤に、AIで探索した最適方法により、高品質な再生板材に転換 これらの素材データ等を県内事業者と共有することで、複合プラスチックの循環型サプライチェーンを構築 ※ 種類の異なる樹脂が混在したプラスチックは、素材判別や分別が難しく、一般的にリサイクルが困難 |
| テーマ(5) 自然が持つ価値の見える化モデル | |
| サンリット・シードリングス株式会社 [京都府京都市・2020年] |
【環境DNA分析を基に最適処理した排水を使う水辺環境の創出】 環境DNA分析※により排水中や湿地帯に生息する微生物データの可視化に加え、排水処理システムの改善により、最適処理した産業排水を使ってビオトープ等の水辺環境を創出 これにより、事業者における排水の付加価値の向上とともに、地域における生物多様性の保全を実現 ※ 河川等の環境中に存在する生物のDNAを分析することにより、当該環境に生息する生物を把握する分析 |
3 伴走支援
(1) 内容
ア 県内企業とのマッチング支援(ピッチイベント等)
イ プロジェクトの事業化に係る経費支援(年間最大220万円/件)
ウ 実証フィールドの提供・紹介
エ 各種支援制度の案内・申請支援
オ 専門家による支援(知財整理、市場ニーズ把握、ロードマップづくり等)
カ 取組内容や成果のPR(あいち環境イノベーションコンソーシアム総会及び交流会・成果報告会)
(2) 期間
提案採択後から2029年3月まで※(約2年半)
※ プロジェクトの実現の見込みがないと判断された場合、支援を終了します。
4 今後のスケジュール
2026年10月 伴走支援開始
2026年12月頃 ピッチイベント
2027年2月頃 あいち環境イノベーションコンソーシアム総会及び交流会
2027年3月頃 成果報告会
参考1 あいち環境イノベーションプロジェクト公募概要
[応募資格]
全国のスタートアップ等(新規事業を立ち上げる企業、大学を含む。)
[募集テーマ]
テーマ1 : エネルギーの創出・利用モデル
テーマ2 : 温室効果ガスの吸収・利用等によるカーボンリサイクルモデル
テーマ3 : 県民・事業者と共に進める持続可能な社会の実現モデル
テーマ4 : 域内資源の有効利用を通じたサーキュラーエコノミー型ビジネスモデル
テーマ5 : 自然が持つ価値の見える化モデル
テーマ6 : その他環境課題に対する革新的モデル
[募集期間]
2026年5月25日(月曜日)から7月17日(金曜日)まで
[審査]
審査委員会において、革新性や必要性、共創性、地域の環境課題の解決力等の観点から、応募いただいた技術・アイデアを審査
<審査委員会(敬称略)>
・名古屋大学 教授 松田 亮太郎(まつだ りょうたろう)
・公益財団法人名古屋産業科学研究所
中部TLO(ティーエルオー)ビジネスコンサルタント 後藤 和昌 (ごとう かずまさ)
・株式会社X Futures (クロス フューチャーズ)代表取締役 丸山 太一郎(まるやま たいちろう)
(中小企業基盤整備機構 中小企業アドバイザー)
・株式会社環境エネルギー投資 取締役 宇田 直樹(うだ なおき)
・愛知県環境局 技監 大谷 真弓(おおたに まゆみ)
参考2 あいち環境イノベーションコンソーシアム
[目的]
カーボンニュートラルの実現やサーキュラーエコノミー(循環経済)への転換、ネイチャーポジティブ(自然再興)の達成などの環境分野の課題解決に向けて、産学官金の連携の下、愛知発の環境イノベーションの創出・実装を目指す。
[設立日]
2025年1月31日(金曜日)
[活動内容]
・採択したプロジェクトの事業化の推進
・最先端のシーズや企業ニーズの情報発信
・企業連携による新たな先進的プロジェクトの創出
・会員の連携促進・情報交換
・その他本コンソーシアムの目的を達成するために必要な活動
[会員]
(2026年10月6日現在)
| 民間企業 |
株式会社アイシン、愛知製鋼株式会社、出光興産株式会社、AGC株式会社、 【29社】 |
|---|---|
| 大学 |
愛知工業大学、中部大学、豊橋技術科学大学、名古屋大学、名古屋工業大学 【5大学】 |
| 金融機関 |
株式会社あいち銀行、株式会社名古屋銀行、株式会社三菱UFJ銀行 【3社】 |
| 行政機関 |
経済産業省中部経済産業局、環境省中部環境局、愛知県、 【7団体】 |
|
採択 |
株式会社Aladdin(アラジン)、 【10社】 |
| その他 |
愛知県商工会議所連合会、愛知県商工会連合会、中部経済同友会、 【7団体】 |
| 計 | 61団体 |
このページに関する問合せ先
愛知県環境局環境政策部環境政策課
環境イノベーション推進グループ
電話:052-954-6982
メール:kankyo@pref.aichi.lg.jp

