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「知の拠点あいち重点研究プロジェクトV期」の研究成果をnano tech2026に出展します!

ページID:0620059 掲載日:2025年12月22日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう

「知の拠点あいち重点研究プロジェクトV期」の研究成果をnano tech2026に出展します!

 愛知県及び公益財団法人科学技術交流財団は、大学等の研究シーズを活用したオープンイノベーションにより、県内産業が抱える主要な技術課題の解決を目指す、産学行政連携の研究開発プロジェクト「知の拠点あいち重点研究プロジェクトV期※1」を今年度から実施しています。

 この度、国内の多くの研究開発に携わる方々との交流、新たなニーズ発掘や研究開発の加速・発展を目的に、nano tech2026に出展します。

 会場では、試作品等の展示・説明のほか、研究者自らがブース内でピッチを実施し、研究成果を分かりやすく説明します。

1  nano tech2026の開催概要

 名  称:nano tech 2026 第25回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
 開催期間:2026年1月28日(水曜日)から30日(金曜日)まで
 開催時間:午前10時から午後5時まで
 場  所:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
 主  催:nano tech実行委員会 / 株式会社JTBコミュニケーションデザイン
※主催者資料より引用

2 出展概要

 出展者 :知の拠点あいち重点研究プロジェクト(科学技術交流財団)
 出展場所:西展示棟西1ホール
 展示内容:ブース内でのピッチ及び試作品やパネル等の展示

3 出展内容(予定)

(1)ブース内ピッチ

 

日時(予定)

テーマ

発表者

1月28日(水曜日)

午前11時及び正午

山間地域での水素エネルギー普及に向けた低純度水素対応PEFC開発※2

名古屋大学 特任講師

Miftakhul(ミフタフル) Huda(フダ) 氏

 

午後1時及び2時

養殖魚の感染疾病における早期診断・感染防止技術の開発

名古屋工業大学 教授

猪股(いのまた) 智彦(ともひこ) 氏

 

午後3時及び4時

農地を活用した藻類事業の実現に向けた培養技術の開発と機能性試験

株式会社Seed Bank 代表取締役

石井(いしい) 健(けん)一郎(いちろう) 氏

1月29日(木曜日)

午前11時

次世代積層セラミックス材料開発に向けた国際産学連携

名古屋工業大学 准教授

木村(きむら) 耕(こう)治(じ) 氏

 

午後1時

3D構造物の自動レーザーピーニング※3技術の開発と応用展開

名古屋産業科学研究所 担当部長

藤川(ふじかわ) 顕(あき)寛(ひろ) 氏

 

午後2時

ナノ細孔材料触媒の超臨界プラズマ製造装置の開発

信州大学 准教授

CHOKRADJAROEN(チョークラットジャルン) Chayanaphat(チャヤーナパット) 氏

 

午後3時

MOF※4炭素化技術によるPtフリー燃料電池触媒製造

名古屋大学 卓越教授

山内(やまうち) 悠(ゆう)輔(すけ) 氏

 

午後4時

マルチマテリアル部材の接合・解体の一連技術の開発と接合予測AIシステムの構築

産業技術総合研究所 研究員

川口(かわぐち) 貴大(たかひろ) 氏

1月30日(金曜日)

午前11時及び正午

次世代航空機向け熱可塑複合材大型部品の高速成形技術の開発

名古屋大学 研究員

田中(たなか) 豊(あつ)己(み) 氏

 

午後1時及び2時

伸縮性と形状記憶性を有する多機能複合素材の医療機器への応用研究開発

名城大学 准教授

仙場(せんば) 淳彦(あつひこ) 氏

 

午後3時及び4時

サーキュラーエコノミーを志向した航空宇宙用超軽量実装部材の開発

名古屋大学 助教

上野(うえの) 智(とも)永(なが) 氏

(2)展示物

 

展示日

テーマ

展示物

1月28日(水曜日)

山間地域での水素エネルギー普及に向けた低純度水素対応PEFC開発

ポスター、低純度水素対応PEFC単セル

養殖魚の感染疾病における早期診断・感染防止技術の開発

ポスター

農地を活用した藻類事業の実現に向けた培養技術の開発と機能性試験

ポスター

1月29日(木曜日)

次世代積層セラミックス材料開発に向けた国際産学連携

ポスター、セラミックコンデンサのサンプル、動画

3D構造物の自動レーザーピーニング技術の開発と応用展開

ポスター、レーザーピーニング処理サンプル金属片

ナノ細孔材料触媒の超臨界プラズマ製造装置の開発

ポスター、サンプル、動画

MOF炭素化技術によるPtフリー燃料電池触媒製造

ポスター、燃料電池デバイス

マルチマテリアル部材の接合・解体の一連技術の開発と接合予測AIシステムの構築

ポスター、Mg/Al超音波接合材、Mg/Mg摩擦攪拌接合材

1月30日(金曜日)

次世代航空機向け熱可塑複合材大型部品の高速成形技術の開発

ポスター

伸縮性と形状記憶性を有する多機能複合素材の医療機器への応用研究開発

ポスター

サーキュラーエコノミーを志向した航空宇宙用超軽量実装部材の開発

ポスター、超軽量材料試作品

 

4 問合せ先

 

 公益財団法人科学技術交流財団 知の拠点重点研究プロジェクト統括部管理課
 電話:0561-76-8356・8357
 メール:juten@astf.or.jp

【用語説明】

※1  知の拠点あいち重点研究プロジェクトV期

目的

愛知県の主要産業が抱える技術的課題の解決を目指し、産学行政が連携して研究開発を推進。生成AIやビッグデータ等のデジタル技術を活用し、革新的イノベーションの創出と脱炭素社会の実現に貢献。

研究枠

(1)実用枠
実施期間:4年間(2025~2028年度)
目  標:製品化・実用化

(2)挑戦枠
実施期間:2年間(2025~2026年度)
目  標:技術確立の目途以上

(3)国際枠
実施期間:予備研究1年間(2025年度)
     本格研究3年間(2026~2028年度)
目  標:技術確立の目途以上

研究分野

・マニュファクチャリング(次世代モビリティ、ロボット等)
・ヘルスケア(介護・医療機器、感染症対策等)
・アグリ・フィッシュ(スマート農業・漁業、発酵技術等)
・カーボンニュートラル(水素、バイオ燃料、CO₂除去等)

研究テーマ数及び参画機関数

・研究テーマ数:計26件
・参画機関数:99機関(35大学、10研究開発機関、54社)

※2 低純度水素対応PEFC開発
 燃料に低純度な水素を使用できる固体高分子形燃料電池用触媒の開発。

※3 レーザーピーニング
 短いパルスのレーザーを金属表面に当て、圧縮残留応力を与えることで金属の疲労寿命を延ばし、軽量化にも役立つ先進的な表面処理技術。レーザー衝撃ピーニング(LSP)とも呼ばれる。

※4 MOF
 有機金属構造体(Metal-Organic Framework)。有機分子と金属イオンを反応させることで合成される多孔性結晶物であり、それらのナノ空間にイオンや分子を取り込むことができる。ガスの貯蔵・分離、液体分離・精製などの分解で応用展開が期待されている。

このページに関する問合せ先

愛知県経済産業局産業部産業科学技術課
科学技術グループ
担当:城山、吉富、松崎
電話:052-954-6351
メール:san-kagi@pref.aichi.lg.jp