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北川進氏のノーベル化学賞受賞に係る愛知県知事コメント

ページID:0609721 掲載日:2025年10月9日更新 印刷ページ表示

 

北川進氏のノーベル化学賞受賞について

2022年から自然科学研究機構分子科学研究所(岡崎市)の研究顧問を務められている、京都大学理事・副学長、高等研究院特別教授の北川進氏がノーベル化学賞を受賞されました。

北川先生は、自己組織化という現象を用いて、微小な穴を無数に持つ多孔性材料「金属有機構造体(MOF(モフ))」を開発されました。この新材料は、地球温暖化をはじめとする環境分野の課題解決の切り札になり得るものと評価されています。

北川先生は、分子科学研究所の研究顧問のほか、2004年から2006年には名古屋大学の非常勤講師を務められるなど、ここ愛知でも化学者の育成や化学分野の発展に御尽力いただいており、この度の受賞は、愛知で日々研究に取り組む研究者や次代を担う学生たちに大きな勇気や希望を与えるものです。

北川先生の御功績に深く敬意を表し、今後益々の御活躍を心からお祝いを申し上げます。

 

北川進氏 略歴

1951年 京都府京都市生まれ                 

 

【主な経歴】

1974年    京都大学工学部卒業

1976年    京都大学大学院工学研究科修士課程修了

1979年    京都大学大学院工学研究科博士課程修了

1979年    近畿大学理工学部助手

1983年    近畿大学理工学部講師

1988年   近畿大学理工学部助教授

1992年  東京都立大学理学部教授

1998年   京都大学大学院工学研究科教授(2017年まで)

2004年  名古屋大学理学研究科・非常勤講師(2005年まで)

2005年  名古屋大学工学研究科・非常勤講師(2006年まで)

2007年   京都大学物質-細胞統合システム拠点副拠点長・教授(2012年まで)

2013年   京都大学物質-細胞統合システム拠点拠点長・教授(2017年まで)

2016年   京都大学高等研究院副院長(2018年まで)

2017年    京都大学高等研究院物質-細胞統合システム拠点拠点長(2023年まで)

2020年    京都大学高等研究院副院長(2024年まで)

2017年    京都大学高等研究院特別教授(現任)

2022   大学共同利用機関法人自然科学研究機構分子科学研究所研究顧問(現任)

2024年    京都大学理事・副学長(研究推進担当)(現任)

 

【主な受賞歴】

2002年    日本化学会学術賞

2010年    トムソン・ロイター引用栄誉賞

2011年    紫綬褒章

2013年    京都大学孜孜賞、江崎玲於奈賞

2016年    日本学士院賞、Fred Basolo Medal

2017年    藤原賞、ソルベイ未来化学賞

2019年    エマニュエル・メルク・レクチャーシップ賞、日本学士院会員

2025年    京都府文化賞特別功労賞

北川進氏のノーベル化学賞に係る愛知県知事コメント

北川進氏のノーベル化学賞に係る愛知県知事コメントを発表いたしました。

北川進氏のノーベル化学賞受賞に係る愛知県知事コメント [PDFファイル/470KB]

このページに関する問合せ先

愛知県経済産業局産業部産業科学技術課
科学技術グループ
担当:松崎、小木曽、杉浦
電話:052-954-6371
メール:san-kagi@pref.aichi.lg.jp

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