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2023年6月12日(月曜日)午前10時

ページID:202306012 掲載日:2023年6月26日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 皆さん、おはようございます。

 本日はですね、6月12日月曜日のですね、午前10時ということで定例会見を始めさせていただきます。

(1)全仏オープンテニス2023男子車いすテニスシングルスで優勝した小田凱人選手について

 それではですね、発表事項の前でありますが、既にですね、これは土曜日、6月10日の土曜日にですね、テニスの全仏オープンの2023男子車いすテニスでシングルス、見事に史上最年少17歳で優勝された小田凱人(おだ ときと)選手につきまして申し上げたいと思います。

 土曜日のですね、夜でありましたが、小田選手優勝ということでありましたので、私からですね、コメントをですね、お祝い申し上げるコメントをですね、出させていただきました。

 クラブの皆さんにもお届けさせていただきましたが、改めてですね、この小田選手にはですね、祝電もお送りしたいというふうに思っております。「全仏オープンでのシングルス優勝、史上最年少での四大大会の制覇、誠におめでとうございます」ということの内容とする、「この快挙を励みとされ、今後、一層の御活躍をお祈り申し上げます」という祝電をお送りしたいというふうに思っております。

 なお、小田選手はですね、去年12月に2回、私のところに訪問していただいておりまして、1回目が12月21日の水曜日で、これは昨年のですね、10月から11月の頭までやっておりましたオランダでのNEC車いすテニスシングルスマスターズ2022、マスターズの優勝ということで報告に来ていただいたものでございます。

 そして、その1週間後、でもないんだな、ほぼ1週間後、その翌週の12月27日の火曜日に、この愛知県スポーツ顕彰の授与式ということで、この小田凱人選手がですね、このマスターズ2022で男子シングルス優勝ということと、なので、愛知県スポーツ顕彰を、愛知県スポーツ功労賞をお渡しをさせていただきました。

 併せて、そのとき、世界体操競技選手権で、平均台で、女子平均台で優勝された渡部葉月(わたなべ はづき)選手にも愛知県スポーツ功労賞をお渡ししましたので、お二人、この12月27日にね、来ていただきました。

 ですから、去年、たしか年末、何回かお会いしたなと、2回来ていただいております。その後ね、もう、すぐ、年明けすぐ全豪オープンに行くと言っておられましたので、全豪、1月からね、全豪に行き、そしてこの5月はね、5月、6月で全仏オープンということでありましてね、すばらしい活躍だというふうに思っております。とても17歳とは思えない、当時16歳だったかな、とても17歳とは思えない、何か大人びた感じの方でありますが、大変なね、重い病気を克服されての、この車いすテニスでの世界一、17歳での四大大会制覇というのは快挙でありますから、心からお祝いを申し上げたいというふうに思っております。

 ちょうど1年後、同じ会場でパリパラリンピックなのでね、パリの、パリパラリンピック金メダルで、大いにまた活躍して金メダルを取っていただくように期待したいというふうに思っております。おめでとうございます。

(2)6月2日大雨による被害情報について

6月2日大雨による被害情報について - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 さて、続きまして、お手元にありますが、発表事項の前にですね、1点、6月2日大雨による被害に関するですね、私からちょっと、6月2日大雨による被害のですね、現在の状況を御報告をさせていただきたいというふうに思っております。お手元に資料がありますので、併せて御覧をいただければというふうに思っております。

 6月2日大雨に関する被害情報について、本日、本日ですね、この6月12日月曜日、本日午前8時現在の被害状況をとりまとめましたので、改めて発表いたします。

 今回でこれ、第6報というふうになります。前回の発表が6月6日の火曜日でありますから、6日ずっと集計しておりまして、各市からですね、随時上がってきたやつを集計をしたものでございます。

 市町村による被害調査が進み、住家被害におきましては東三河地域を中心に、全壊が2棟、一部破損が3棟、床上浸水が409棟、床下浸水が348棟となっておりまして、主に床上浸水の被害が増加をいたしております。合わせますとね、これ、757(床上浸水、床下浸水)ということでありますので、大変多くなっております。

 床上だけでいくと、床上だけだと、どのぐらいだったっけ。床上浸水だけに着目をいたしますと、2008年の8月末豪雨以来、15年ぶりの(大きな)被害ということになります。ということですね。床上だけでいきますと、2008年の8月末豪雨は2,477の床上浸水がありますから、それ以来ですね。2013年の大雨で床上浸水は321なので、それを上回ったということですね。ということでございます。もちろん2000年の東海豪雨は、床上浸水2万2,000ですか、ちょっと桁が違いますけどね。ですけれども、今回も、大変大きな被害であったということでございます。

 また、続いて、農林水産被害が今回、多く出ておりまして、速報値としての被害額は約38億7,000万円となっておりまして、被害市町村数は、被害の大きかった東三河地域を始め19市町村となっております。

 被害額の内訳ですが、農業被害につきましては約17億4,000万円、農地・農業用施設につきましては約4億1,000万円、林業被害につきましては約16億3,000万円、水産業被害につきましては約8,000万円ということになっておりまして、これを全部足し合わせますと、38億7,000万円ということでございます。

 今後は一刻も早く、被災された県民の皆様の生活再建と被災地域の復旧・復興が進むよう、市町村や関係機関・団体一丸となって、全力を挙げて取り組んでまいりますのでよろしくお願いをいたします。

 ということでございまして、先ほど申し上げました床上浸水等ありますが、資料の方ですね。それで、次、農林水産被害が38億円ということで、2000年度以降で被害額、農林水産被害が、被害額10億円を超えた災害の中では3番目の被害ということになっております。

 これまでですね、農林水産被害はですね、2018年9月の台風24号の被害が36億4,800万円だったので、それを上回ったということでございます。これまで、この2000年以降で一番多かったのはですね、2009年10月の台風18号で、130億9,400万円の農林水産被害。これは、風が強かったんだね、このとき。風が強かったですね。風と高潮で、三河港、豊橋で、港にあったコンテナが何か流されて、横倒しになっていたというあれだな。というときでございます。

 さらに、2000年9月のいわゆる東海豪雨は107億2,600万円ですから、2009年、2000年に続く大きさということでありますので、これ、どういうふうに対応していくか、しっかりとね、やっていきたい。

 ちなみにですね、中身ですけれども、被害額が大きい品目としてはですね、大葉が約9億3,000万円。これが圧倒的に多いということでございます。

 資料の別紙もあるんだね。

【農業水産局長】 はい。

【知事】 別紙のところに、各農産物の被害額がずっとありますので、御覧をいただければというふうに思いますが。ああ、これ、大葉とは書いていないんだな、中に内訳が。10億のところの内訳で、大葉が9億3,000万円、切り花が約5,000万円、イチゴが約3,000万円、スイートコーンが約2,000万円、この辺が大きいところということで、圧倒的に大葉がちょっと。だから、大葉は全部ね、ハウスでやっています。そこが水につかって、だから、ほぼほぼ全滅に近いのか。ということでありますので、これは大変、何とかこれ、しなきゃいかんということかなというふうに思っております。

 ということでございまして、前回6月の6日に発表した、これも新聞等、皆さんね、使っておられる数字から、農林水産被害が13億2,519万円でしたが、今回、それが25億円増えて38億6,680万5,000円ということになったということでございまして、やはり先週6月2日金曜日、金、土、2、3、4とですね、金、土、日だったので、それ、明けてですね、土日も一生懸命、復旧でいろんなことをやりながら、そしてまた、先週も木曜日、雨降りましたのでね、そういうことの中で、徐々に徐々に現場の把握はしてきて、やはり被害額が上がってきているということでございます。

 農業被害につきましてはですね、私ども、被害を受けた農業者等に対する技術指導、制度資金、農業共済等の対応をしっかりやっていくとともにですね、国の支援状況、国にもしっかり要請していきますし、私ども県としても対応していきたいというふうに思います。

 今、農地、またこのインフラですね、農地・農業用施設、それから林業被害、林業というのは山腹とか林道とかそういったものでありますけれども、そうしたものにつきましては、山腹工、治山事業とか林道事業とかね、基本的には応急措置はまず県でやって、その上でですね、被害額をまとめて、それに国の災害の復旧制度に申請をして、現地を国の災害査定官というのが見に来てですね、こう確認をして、やると。

 通常の事業よりも補助率が高いのでですね、災害復旧は、農地は国50パーセント、施設は国65パーセント、治山は3分の2ありますし、林道であれば、国は県営だと65パーセント補助があるということでありますから、そうしたものを活用しながらですね、それに入らないちっちゃいものは県の単独事業でやっていくということで、これは万全を期してやっていきたいというふうに思います。

 できるだけ早く、まずは応急措置をやり、その後ですね、本格的な復旧工事に速やかにかかっていくということをやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 なお、まだ集計中ということでございますから、更に更にこれは通常は増えていきますわな。増えていきますね。現地が分かってきますし、実際の復旧の金額等を積み上げていきますので、分かってきますからまだ増えてくると思いますし、また、これ、ここのところずっと雨が降っておりますので地盤が緩んでおりますので、またそういったことも、いつあるかということも分かりませんので、引き続きやはり気を引き締めて、しっかりとやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 それが、大雨被害等に対する対応ということでございました。

 さて、続きまして、それでは、発表事項3点、たんたんとやらせていただきます。

(3)「大河ドラマ『どうする家康』展・名古屋城金シャチ横丁」開催のお知らせ及び開催記念トークショーの観覧者募集について

【知事会見】「大河ドラマ『どうする家康』展・名古屋城金シャチ横丁」開催のお知らせ及び開催記念トークショーの観覧者募集について - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 まずはですね、1点目、「大河ドラマ『どうする家康』展・名古屋城金シャチ横丁」開催のお知らせ及び開催記念トークショーの観覧者募集についてであります。

 愛知県では、大河ドラマ「どうする家康」を活用した観光振興の取組を進めております。その取組の一つとして、愛知県・名古屋市とNHK財団は、「大河ドラマ『どうする家康』展・名古屋城金シャチ横丁」と記念トークショーを開催することとなりましたので、お知らせをいたします。トークショーの観覧者は、本日から募集します。

 まず、大河ドラマ展です。会期は、7月の8日土曜日から9月24日日曜日までといたします。会場は、名古屋城の金シャチ横丁「義直(よしなお)ゾーン」の土産店、「鯱上々(しゃちじょうじょう)」の店舗内でございます。

 正門、真っすぐ行って、右側がね、突き当たりのところが、右側が金シャチ横丁ですが、入ってすぐのところ、一番すぐのところに土産物屋さんがね、一番大きな店舗エリアです、そこがありますけど、そこの大体3分の1ぐらいをですね、入口の3分の1ぐらいのところを使って、この大河ドラマ「展」。岡崎、浜松、静岡でやっているのは、あれは大河ドラマ「館」、あれよりもっとちっちゃいやつですね。期間限定でやるのを大河ドラマ展というのがありますので、今回、これを私ども誘致したと、こういうことでございますね。

 やっぱり、名古屋でも名古屋城がありますのでね、あの辺で何かそういうのはできんかと。大河ドラマ館というのは結構ね、スペースもお金もかかりますが、NHKさんに聞いても、やっぱり何か、今回、大河ドラマ館が三つあるので、そうすると、3か所それぞれに撮影に使ったやつとか、いろんなあれをお届けするとですね、数が足らんということなので、大きいのは無理ですよと言われたので、とにかく名古屋城のところに、大河ドラマ展というのをですね、やりたいということで、誘致をさせていただいたということでございます。

 内容はね、松本潤(まつもと じゅん)さんがドラマで着用した甲冑「金荼美具足(きんだみぐそく)」や、岡田准一(おかだ じゅんいち)さんが着用した織田信長(おだ のぶなが)の衣装を始め、ドラマに登場した小道具や出演者の全身パネル展示などを行う予定でありますので、写真も撮れますので、是非撮っていただければと思いますが。ということです。

 入場は無料です。このドラマ展をきっかけに、県内各地の戦国武将ゆかりの地を知っていただいて、夏から秋の観光シーズンに周遊観光を楽しんでいただければと思っております。

 次に、大河ドラマ展開催記念トークショーについてです。

 日時は、7月8日土曜日の午後1時から3時です。オープンのときね、オープンのときに合わせてトークショーもやるということで、そこの金シャチ横丁だとぐちゃぐちゃになっちゃいますので、場所はですね、NHK名古屋放送局T1(ティーワン)スタジオでございまして、このスタジオで、このスタジオでは実際、「どうする家康」の撮影が去年行われたということでございますね。

 主な内容は、「どうする家康」に出演されている井伊直政(いい なおまさ)役の板垣李光人(いたがき りひと)さんと、大久保忠世(おおくぼ ただよ)役の小手伸也(こて しんや)さんによるトークショーでございます。「どうする家康」では、個性豊かな徳川家臣団の掛け合いが面白く描かれておりますが、トークショーでのお二人の掛け合いも楽しみにしていただければと思います。

 観覧の募集定員は250名です。本日6月12日から26日まで、NHKサイトにおいて応募を受け付けて、申込みが定員を超えた場合には、抽選により観覧者を決定をさせていただきます。多くの皆様の御応募をお待ちをしております。

 ということで、今、私が申し上げたのが、この次の資料でございますので、そうした形で、多くの皆様、お越しをいただければ。それから、2ページが、このトークショーの出演者ということでございます。それから、これがちらしということですね。ということでございます。

 ちなみにですね、今回のこの主演の松本潤さんが着用した甲冑「金荼美具足」はですね、岡崎、浜松、静岡の大河ドラマ館の展示の目玉となっていたものを借りるんだね。ということで借りると。また、織田信長役の岡田准一さんが着用した衣装、これ、先週ですね、先週の第21回、6月4日放送「長篠を救え!」のときに着用した衣装も展示されますが、これは今回が初めての一般向け展示となりますので、また是非御覧をいただければというふうに思っております。

 出演者の等身大パネルをやりますので、全身パネルをやりますので、そこで写真も撮れるということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 それが1点目。

(4)テレビCMと新聞広告による、「愛知県『休み方改革』イニシアチブ」の周知について

【知事会見】テレビCMと新聞広告により、「愛知県『休み方改革』イニシアチブ」を周知します - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続きまして、2点目です。テレビCMと新聞広告による、「愛知県『休み方改革』イニシアチブ」の周知についてです。

 愛知県では、ワーク・ライフ・バランスの充実と生産性向上による地域経済の活性化を目指して、「愛知県『休み方改革』プロジェクト」に取り組んでおります。

 この度、テレビCMと新聞広告により、このプロジェクトの取組の一環である「愛知県『休み方改革』イニシアチブ」の趣旨を広く周知しますのでお知らせをいたします。

 初めに、「1 テレビCM」についてです。

 来週6月19日月曜日から放送をスタートし、7月2日日曜日までの2週間、在名5局のテレビ局で放送します。放送は、各20回ずつの合計100回を予定をしております。

 内容につきましては、まず、こちらの動画を御覧ください(テレビCMを流す)。

 違うじゃん。これ、途中だろう、違う。今のでいいのかね。そうか。

 ということで、15秒のCMね、ということ、これを流させていただきますので、よろしくお願いをいたします。

 これはまた、内容を見て。何だったっけ。

【観光コンベンション局長】Webページ等々で。

【知事】 Webはいつから。19日からだろう。

【観光コンベンション局長】 はい。そうですね。はい。

【知事】 19日からだろう。今日じゃないだろう。

 今の内容の動画はまたお渡ししますので、また是非御覧をいただきたいというふうに思っております。

 続いて、発表資料の(3)に、このCMの狙いを記載しております。

 愛知県では、今年度より、「県民の日学校ホリデー」や「ラーケーションの日」を新設するなどして、家族と子供が一緒に過ごせる仕組みづくりを進めております。3月16日に発表したとおりであります。

 この取組を推進するためには、子供だけでなく、保護者が休みやすい環境をつくっていくことも重要でありますが、実際には、職種や勤務形態、企業規模等によって、保護者が休みづらい現実があります。

 そこで、県として、こういった課題を解決するための社会変革に取り組むことを表明するとともに、多くの企業・団体の賛同を得ていくことを訴えます。

 (4)に、主なカットを御紹介しておりますので、御覧をいただきたいというふうに思っております。次の、資料のところですね。今のものですが、主なカットで、1ページ(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)と、こういうことでございまして、これで15秒ということでございます。

 なお、このCM動画は、6月19日月曜日午前10時から、愛知県「休み方改革」プロジェクト公式ユーチューブチャンネルでも御覧いただくことができるようになっております。

 次に、3ページの「新聞広告」についてであります。

 こちらもテレビCM同様、来週6月19日月曜日から7月2日日曜日までの期間内に、朝日、中日、毎日、読売、日本経済、中部経済の6紙に掲載をいたします。掲載イメージは別紙のとおりで、星野リゾートの星野代表と、休みの分散化について対談をさせていただいたときの様子も交えた構成となっております。

 これらテレビCMや新聞広告などの媒体も活用して、引き続き、愛知県「休み方改革」イニシアチブ賛同企業・団体の募集を行ってまいります。是非多くの御応募をよろしくお願いいたします。

 そして、こうした「休み方改革」の取組を、この後、全国知事会で休み方改革プロジェクトチームをやっておりますが、それでもってまたしっかり発信をし、あれは38の県知事さんがメンバーになっていただいておりますので、広めていきたいというふうに思っております。7月末の全国知事会議でも、私からしっかりと報告をし、周知、PRをしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 もう一回映すか。じゃあ、ちょっと15秒なので、もう一回(テレビCMを流す)。ということでございます。

 それから、これが新聞広告です。

 この「Discover Japan」の本あるか。持ってくるのを忘れた。今、今出して。

 これ、「Discover Japan」という旅行の、専門家の方が、観光事業の方が月刊誌で取っておられる雑誌であります。ここで、今月号ですね、7月号に私が対談をさせていただいて、これでございますね、星野社長と、これは4月に対談しまして、ジブリパークの階段のところですね、大倉庫の階段のところですが、その後、県庁に来て対談をさせていただきまして、日本の休みの分散化で意気投合、実現に向け互いの努力を誓い合うということで、なごやめしも召し上がっていただいたということでございます。そのときの対談の模様がですね、こうした形で新聞広告に使わせていただくということでございまして、これを使わせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 ちょっと補足いたしますとですね、この愛知県「休み方改革」イニシアチブ賛同企業・団体の現在までの申請件数は、6月9日の金曜日の午後5時、先週金曜日午後5時時点で66件でございまして、順次、愛知県「休み方改革」プロジェクトの特設サイトで公表させていただいています、紹介させていただいておりますので、また御覧をいただきたいというふうに思います。製造業から様々なサービス、運輸、宿泊、金融、不動産などですね、ずっと登録をしていただいております。

 休日設定の柔軟化とか休暇取得の在り方の見直しや、家族と子供が一緒に過ごせる仕組みづくりなどにしっかりと取り組みですね、従業員の皆さんが質の高い休暇を楽しんでいただけるようにね、していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(5)2023年度自動運転実証実験の実施について

【知事会見】2023年度自動運転実証実験の実施について - 自動運転の推進 - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続きましてですね、三つ目です。2023年度自動運転実証実験の実施についてです。

 愛知県では、全国に先駆けて2016年度から自動運転の実証実験を開始し、自動運転技術の向上とともに、ビジネスモデルの構築や社会的受容性の醸成を図ってまいりました。

 本年度も、自動運転の社会実装に向けた取組を更に進化させ、技術面、安全面、事業面からの検証を行うことで、交通事業者等が実運行で実現可能なビジネスモデルの構築を目指します。モデル類型といたしまして、「ショーケースモデル」、「集客施設モデル」、「都心モデル」の三つを設定をし、それぞれ常滑市、長久手市、名古屋市で実施をいたします。

 「ショーケースモデル」の常滑市では、「一般客向けの定期運行」をテーマとして、中部国際空港島及びその周辺地域におきまして、2か月にわたり、毎週日曜日に自動運転バスを定期運行いたします。走行ルートは昨年と同様に、中部国際空港連絡道路を含みまして、イオンモール常滑と中部国際空港を結ぶエリア、経路ということでございますね、イオンモールから、連絡橋を渡って中部空港に行くということです。

 昨年に比べ、車両の自動走行性能を更に向上させ、停車車両の自動回避、右左折時の自動化、信号認識の逆光対策の強化に向けた検証を行います。さらに、中部国際空港連絡道路におきまして、横風や雨、雪などの耐候性の検証を行うことで、安全・安心な運行を目指します。

 「集客施設モデル」の長久手市では、モリコロパークで「将来の無人自動走行に向けた検証」をテーマとし、園内の外周園路で小型EVバス車両の運行を実施をいたします。

 枝等の自然落下物や停車車両の自動回避、起伏のある経路での自動走行を検証することで、園内のあらゆる道路環境における無人自動走行を見据えて、走行性能の向上を目指します。また、車内の乗客と遠隔監視席との円滑な音声・画像の通信や、車内等で緊急事態が発生した際のオペレーションを検証することで、乗客が安心して利用できる無人自動走行の在り方を検討いたします。

 ということで、資料、こちらの資料も御覧をいただきながら、お聞きいただきたいと思いますがね、ちょうど1ページのところに、この三つが表になってね、整理してありますので御覧ください。

 ちょっと途中になりましたが、「ショーケース」のね、常滑市の部分では、特に特徴としては、一般客向けに2か月にわたり運行する、小型バス車両の自動走行性能を向上する、長期間の運行による風雪等への対応ということで、2か月にわたり毎週日曜日ということで、多くの皆さんに利用していただけたらと思います。

 「集客施設」のモリコロパークでは、特徴ですがね、外周園路の自然環境等に対応した自動走行技術の検証、無人自動走行に向けた遠隔監視体制の構築と、こういうことでございます。

 最後、「都心」で、「都心モデル」の名古屋市では、「都心の道路環境に対応したスムーズな自動走行」をテーマとして、名古屋駅付近とイオンタウン千種を結ぶ若宮大通を中心としたルートにおいて、イスラエルのモービルアイ社が提供する自動運転技術を活用し、セダン型車両を運行いたします。

 地元の交通事業者も加わり、幹線道路における一般車の交通の流れに沿ったスムーズな運行を検証します。また、交通量の多い道路環境における、右左折や停車車両の回避、それから車線変更等の自動走行を検証します。2024年10月のSTATION Ai開業に合わせて、STATION Aiの利用者に向けた、名古屋駅とSTATION Aiを自動運転車で結ぶモビリティサービスの実装を目指します。

 なお、具体的なルートや実施時期につきましては、今後、愛知県警察など関係機関と調整してまいります。

 各実証実験は、常滑市と長久手市ではエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社を幹事会社とするグループ、名古屋市内ではWILLER(ウィラー)株式会社を幹事会社とするグループが行ってまいります。参画団体数は、3地域で14社、このうち新規参画企業は、「都心モデル」に参画するモービルアイ社1社でございます。

 ということで、この表の方の、資料の1ページで「都心」のところで、特徴ですが、名古屋駅とSTATION Ai、鶴舞を自動運転車で結ぶモビリティサービスへつなげると、幹線道路の車速に対応した自動走行だと、交通量の多い中での右左折等の自動化をやるということで、これがより実用化といいますか、実践そのものということかなと思っております。どのモデルも全部、実用化を念頭に置いてね、やっていきますのでね。という特徴がございます。

 それから、2ページに企業の、参加企業の一覧表がございます。「ショーケース」、常滑、中部空港ではですね、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズさんを幹事に、NTTドコモ、東海理化、先進モビリティ、名鉄バス、あと愛知道路コンセッション、中部空港。万博公園の「集客施設」では、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズが幹事で、アイサンテクノロジー、ティアフォー、岡谷鋼機、損保ジャパンと、こうですね。「都心」は、WILLERさん幹事で、今回はモービルアイジャパンが入ってきてですね、名鉄バス、イオンタウンと、こういうことでございまして。

 3ページにありますように、実証車両は、中部空港の場合は小型バス車両、ポンチョですね、もう前から使っているやつ。それから、モリコロパークでは、小型EVバス、このもの、これですね。それから、「都心」、名古屋の都心では今、調整中でございまして、セダン型車両を使うと。こういうことでございますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。ということですね。

 ちなみにですね、この「都心」でずっとお願いをしていまして、WILLERさんというのは大阪本社、社長さんは名古屋出身ですけどね。高速バスでは全国2位の売上げがあるということで、自動運転もですね、私ども名古屋でもやり、東京都や京都でもやっていると、シンガポールでも商用運行の実績があるという企業さんでございます。

 そしてですね、今回、初めて参加をするモービルアイというのは、イスラエルに本社を置く、自動運転システムや衝突防止システムを提供している会社でありまして、カメラシステム方式により、名古屋市内の幹線道路において、一般車の交通の流れに沿った自動走行を可能とする高い技術力を持っているということでございます。

 ちなみに、このWILLERとイスラエルのモービルアイ社は、2020年の7月に戦略的パートナーシップ、MOUを結んでおります。私ども愛知県も、イスラエルのイノベーション庁と2022年5月にですね、研究開発・技術的イノベーションにおける協力の合意書、アグリーメントを結んでおります。

 ということでございましてね、そうした意味で、今回、初めてイスラエルのスタートアップ企業ですけどね、もともとは。モービルアイ社がですね、参加をするということで、よりグローバルに幅広く連携をし、アライアンスを組んでですね、自動運転を現実のものにしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 実際のですね、スケジュールですが、国土交通省中部運輸局で、実際に公道を走る車のですね、型式認証をしていただくということと、それから、警察との安全、交通安全のね、調整を経た上でやりますので、今後、今、詰めていきますが、まず、そういった公道ではないということで、「集客施設モデル」であるモリコロパークの中では、10月頃をめどにね、実証実験をやりたいと。他の2か所は、その後になりますね。どうしても今から準備をしていきますと、年度後半と、こういうことになります。改めて発表させていただきたいというふうに思っております。

 私どもはですね、この自動運転につきましては、技術面、安全面、事業面からしっかり検証した上で、自動運転に対する県民の皆様の理解、社会的受容性をですね、高めていきたい、皆さんに認めていただくと、受け入れていただくということが大事でありますから、そうしたことをしていきたいと思います。

 なお、2016年度から、県の自動運転の実証試験は2016年度からやっておりますが、その前にですね、2014年度、15年はですね、この実証実験ではありませんが、自動運転の事業自体は、2014年度がですね、知多半島道路。私、乗りましたからね、試乗して。知多半島道路でデンソーさんがやっている、そうした仕組みで乗らせていただき、2015年は、名古屋大学が構内などでやっていた自動運転を、守山でですね、実際、公道で試乗もさせていただきました。なので、もうかれこれ10年ということになりますかね、実際はね。ということでございます。

 県の実証実験は2016年度からということでございますが、引き続きですね、より実装に近い形での実証実験を積み重ねて、社会実装を目指していきたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。

 私からは以上です。

(6)「アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島」の結果について

 それでは、最後に、私から、土曜日、6月10日土曜日に開催されました「アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島」の結果について、改めて申し上げたいと思います。

 エントリーはですね、エントリーは760人ぐらいあったかな。参加者は、実際来て走られた方は674名、完走者が635名で、94.2パーセントの完走率。観戦者数は約2万人ということでございまして、海外からのエントリーは、29の国・地域から105人ということであります。

 成績、優勝されたのは、男子は大倉(おおくら)さんという大阪の方、2位が前田(まえだ)さんという愛知の方、それから女子は、優勝されたのが松井(まつい)さんという愛知の方、2位が太田(おおた)さんという東京の方ということでございまして、大変盛り上がったということでございます。

 私も、最後に、表彰式には夕刻参りまして、盛り上げさせていただいたということでございまして、またしっかりやっていきたい。2020年の10月に知多で、知多半島でやったのを最後に、21、22と中止・中止というか、できませんでしたので、3年ぶりに愛知でこのアイアンマンレースをやり、今、日本でやっているアイアンマンレース、唯一のアイアンマンレースなので、これはですね、何とか続けていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 私からは以上です。