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2024年2月26日(月曜日)午前10時

ページID:20240226 掲載日:2024年3月11日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 皆様、おはようございます。

 2月26日月曜日のですね、定例記者会見、始めさせていただきます。2月最後の定例会見ということでございます。よろしくお願いいたします。

(1)あいち健康の森公園に係るPark-PFIを活用した事業者公募について

 それでは、今日、発表事項、まず1点目でございます。申し上げます。あいち健康の森公園に係るPark-PFIを活用した事業者公募についてであります。

 愛知県では、民間活力を導入した都市公園の整備を進めており、公園の更なる魅力の向上に取り組んでおります。これまで民間事業者との対話を続けてきた結果、この度、あいち健康の森公園にて、事業者の参入意欲が高い中央エントランスに隣接する芝生広場を対象として、Park-PFIを活用した事業者の公募を実施することといたしました。

 募集対象の芝生広場は約4,000平方メートルでありまして、子育て世代を始め多様な世代を対象としたにぎわいの場を創出する施設及びカフェ、売店など飲食施設の事業提案を募集いたします。

 本日から事業者の公募を開始し、7月末までに事業提案書を応募いただき、9月上旬には事業者を選定する予定であります。事業者の選定後は、事業者に新たな施設の設計・工事を行っていただいて、2025年度のオープンを目標に事業を進めてまいります。あいち健康の森公園を県民の皆様から更に愛される公園とするため、民間事業者の皆様から、たくさんの魅力的な提案をお待ちをしております。

 ということで資料がありますが、大府にありますあいち健康の森公園、あれは大府市と東浦町にまたがっているということでございますが、この場所は大府ということでございます。

 募集する施設としては、にぎわい創出、そして公園の交流・憩いの場となる屋根付き休憩所や広場などということでございます。

 2ページが応募方法等でございまして、3月13日水曜日に説明会を開催をいたします。現地でね、説明会を開催するということでございまして、公募を開始をして、7月末までに事業提案書を出していただいて、9月上旬には事業者を決定するということでございます。ということでございますね。

 場所は3ページに、「参考2」が場所と言うか、Park-PFIの概要ということでございますが、Park-PFIというのは、ここにありますように、2017年の都市公園法の改正により創設をされまして、都市公園において飲食店、売店などの公園施設の設置又は管理を行う民間事業者を公募により選定する手続ということでございます。

 事業者には、事業期間を従来の10年から20年に延長するという特例措置でですね、収益を上げながらまた公園の魅力ある施設にするということでございまして、期間を長くすることで長期的な投資も行っていただくというやり方ということでございます。民間資金と公的資金をね、両方入れてやっていくということでございます。

 ほかにはですね、ここに「参考1」にありますように、一番最初にやったのは大高緑地のですね、未利用の崖といいますか、斜面のところを、人が歩ける道を造って、動く恐竜を置くディノアドベンチャー名古屋、それから、新城総合公園ではフォレストアドベンチャー・新城、それから、小幡緑地のオバッタベッタということで、宿泊施設と飲食施設ね、そうしたものがございます。

 利用としては大体、大高緑地のディノアドベンチャーは大体平均してですね、年10万人ぐらい、フォレストアドベンチャー・新城は大体、平均して2万人ぐらい、オバッタベッタが約4万人ぐらいと、こういうことになっておりますが、コロナのときにちょっと減りましたのでね、それを除けば、まあまあ安定してお客さんは来ていただいているということかなというふうに思います。

 今回のこのあいち健康の森公園というのは、年間約140万人の利用者がありまして、愛・地球博記念公園に次ぐ多くの利用者があると。大高緑地とほぼ同じぐらいの利用者ということでありまして、そのすぐ西側にはですね、道路を挟んで、JAあぐりタウンげんきの郷、こちらは年間、2022年度で217万人の利用者と、こういうことでありますので、その道路を挟んだ反対側の広場が対象ということでありますので、にぎわいが期待できる場所にはあるということでございます。隣が駐車場ということもありましてね。ということで、にぎわいも期待できます。

 公園利用者へのアンケートでは、飲食施設や自然の中で遊ぶことができる施設、体験施設、ファミリーで遊ぶことができる施設など、体を動かす遊びや運動ができる施設を求めるニーズが高かったと。要は子育て世代が多いということですね。子育て世代を始め多様な世代によるにぎわいと憩いの場を創出する施設、飲食ができる施設、一般の公園利用者の交流・憩いの場となる施設を期待をしているということであります。例えば屋内型の遊戯施設とかカフェや売店、それから、屋根付きの休憩所や広場とか関連する園路、そうしたものを期待をしたいというふうに思っております。

 ということで、あいち健康の森公園に係るPark-PFIの事業者公募をですね、本日からそうした形で行いますので、よろしくお願いをしたいということでございます。まずはですね、説明会の受付をしていただいて、3月13日説明会、それから、今日からですね、応募登録の受付もやりまして、提案はですね、7月に提案計画を出していただいて、でもって9月の上旬に選定をするということでございますので、よろしくお願いをいたします。

2 質疑応答

(1)あいち健康の森公園に係るPark-PFIを活用した事業者公募について

【質問】 今回、あいち健康の森公園でPark-PFIの事業を始めると決めた経緯とか思いみたいなのがあれば、教えていただきたいです。

【知事】 経緯と言うかですね、それぞれの都市公園、いろんな提案と言うか、いろんな声がありましてね、そうした声を聞いていく中で、あそこは、そもそも健康の森という形でですね、いろんな行事もイベントもやっておりますし、さっきも申し上げましたが、道路を挟んだすぐ西側にですね、JAがやっておりますあぐりタウンげんきの郷というのがあって、あそこが名古屋近郊でもあるしですね、農産物の直売なり、温泉もあってですね、非常ににぎわっていると。年間200万人を超えるにぎわいということもありまして、そういう中で、公園で遊ぶのに、雨が降ったら屋根が付いていて、ちょっと休憩できるところが欲しいねとかね。全部で51.5ヘクタールぐらいあるような大きな公園なので、そこで休憩施設も、それからカフェとかね、売店とか飲食、そうしたものが欲しいですねという声があって、実際、マーケットサウンディングでちょこちょこそういった声を、どうですかというのを何社か聞いてみたらですね、いや、それは十分やれると。こういうことでありましたので、我々は行政なので個別の企業さんと直接契約するということはできませんので、なので、広く公募するという形にしたということでございます。

 なので、ほかの公園もね、もう既に大高緑地公園、新城総合公園、それから小幡緑地公園とやっていますので、また更にですね、こうした県営公園でそういう声があればですね、引き続きやっていきたい。愛・地球博記念公園も都市公園なので、あの中にも売店等がもともとありましてですね、それにあと、当然あそこで温水プールとスケート場がね、あって、多くの皆さんが利用されておられます。今はそこにジブリパークもできてね、更に多くの皆さんに愛されているということでありますが、是非このあいち健康の森公園もね、そういう形にして、より何と言いますか付加価値を付けられればというふうに思っています。