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2024年12月16日(月曜日)午前10時

ページID:0568908 掲載日:2025年2月17日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

  皆さん、おはようございます。12月16日月曜日のですね、定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

(1)「第12回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」及び「第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」開催結果について

 お手元の一番後ろの資料の方ですかね。二つございますが、まずは、「第12回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」の開催結果について申し上げます。

 お手元の資料ね、御覧をいただければと思います。もう既にこの発明協会、これ主催がですね、公益社団法人発明協会主催でありますので、発明協会の方ではもう発表されておりますけれども。もうあれサイトに載っているんだよね、これね。載っていると思いますが、発表されております。でもって、これは私ども県の方でですね、それを愛知県バージョンにちょっと組み替えた資料でございます。

 全国24都道府県から60チーム、39少年少女発明クラブが参加をし、愛知県からは13チーム、9発明クラブが参加をいたしまして、最多でございます。

 結果ですね、この特別賞、金メダルは、文科大臣賞と特許庁長官賞というのが金メダルだそうでございますが。これを、一つをですね、幸田町の少年少女発明クラブ、「深溝(ふこうず)発明家」という皆さん。私もこれも拝見しましたがね、大変立派な、といいますかね、素晴らしいプレゼンでございましたが、金メダル。

 それでもって、裏面を見ていただきますと、2ページですが。特別賞、優秀賞、金、銀、こういうふうになっておりまして、愛知県チームはですね、全部で5チーム受賞をしていただいたということでございます。大変皆さんね、頑張ってくれたんではないかと思います。

 ちなみに、少年少女発明クラブというのはですね、全国211、愛知県は27クラブで全国1位ですが、クラブ員数は、実に、1万300名のうちですね、4,200人が愛知県の発明クラブということで、実に4割ですね。第1号が、ちょうど50年前、1974年に刈谷少年少女発明クラブが第1号で、第2号はその翌年、たしか豊田の少年少女発明クラブということでございました。

 ということで、順に順にいろいろできていきましてね。やっぱりトヨタ関係の社員の皆さんとOBの皆さんが一生懸命子供さんをね、指導していただいている伝統が脈々と引き継がれているということでございまして、大変ね、これは素晴らしいことだなというふうに思っております。これからも頑張っていただきたいと思います。

 そして続きまして、同じこの土日ですね、14、15に開催をされました「第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」でございます。

 これもですね、私ども愛知県の方が、愛知県バージョンという形で作らせていただいたものでございまして。今回は、県内外の高校生16チームが参加をし、過去最多でございます。県外は7校ですね。9校が県内ということでございます。

 競技結果はこの下にありますように、2にありますようにですね、最優秀賞は愛知県立愛知総合工科高校が受賞をされました。愛知県内の最優秀賞は、これ3回目ですが、初めてということでございます。

 2日間の来場者数は延べ6,000人強ということでございました。

 裏面が、2ページ、競技会の主な特徴でございますが、ロボットシステムインテグレーションをテーマとした全国初の高校生の競技会でありまして、8か月かけて実践的な学びを提供し、そのやっている間もですね、プレゼンテーションという、それも採点の対象になりますし、当日のパフォーマンス又はプレゼンテーションが採点の対象になるということでございます。

 第1回、第2回がこのように書いてありますが、第1回は栃木の足利(あしかが)工業、第2回が岐阜工業、そして第3回が愛知総合工科高校ということでございました。

 また、来年はですね、ワールドロボットサミットと併せて、この第4回のですね、高校生ロボットシステムインテグレーション競技会を開催をする予定といたしております。しっかり盛り上げていきたいと。また、人材育成もしっかりやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(2)インフルエンザ注意報の発令について

 それではですね、私からまずですね、一つ目、インフルエンザ注意報の発令について申し上げます。

 先月、11月21日木曜日に愛知県でインフルエンザ流行入りし、先週、12月12日木曜日にはインフルエンザ注意報を発令をしたことを発表させていただきました。改めて私から、県民の皆様に注意喚起をさせていただきます。

 今年の12月2日から8日までの第49週における県内のインフルエンザ患者の定点医療機関当たりの報告数が7週連続増加で10.25で10人を超えましたので、インフルエンザ注意報を発令をいたしました。

 インフルエンザは、鼻水、くしゃみ、咳など一般的な風邪の症状に加えまして、突然38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の症状が現れます。また、小児では急性脳症、高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど、重症になることがあります。

 県民・事業者の皆様には、今後の流行に注意をしていただいて、手洗い、咳エチケットや適度な換気など、基本的な感染対策を心掛けていただくようお願いをいたします。

 ワクチン接種を希望される方は、早目の接種をお願いをいたします。私も1か月前、11月半ばに打たせていただいております。またお早めの接種をお願いいたします。

 愛知県では、今後も発生状況を注視いたしまして、定点医療機関当たり1週間で30を上回った場合、警報を発令をして注意喚起をいたします。適時適切な情報提供に努めます。

 また、新型コロナウイルスにつきましては、定点医療機関当たりの報告数3.78人と、増加傾向でありまして、今後、インフルエンザと併せて感染拡大することが予想されますので、十分御注意をいただきますようにお願いをいたします。

 ということで、資料も、12日木曜日に発表しているものでございますが、これ見ていただくように、1.49、2.06、4.66、そして10.25と、ぐんぐんぐんと、こう倍々ゲームで増えております。完全に流行期、注意報ということで、お気をつけをいただきたいと思います。

 全国的にもほぼ同じ傾向ですね、ということでございます。

 そして、3ページが去年まででございまして、2020、21はですね、インフルエンザはコロナウイルスに負けて、流行りませんでした。それがですね、22年、2年前に流行入りし、去年は警報までいって、今年はちょっと去年よりは遅いんですが、大体例年並みということですかね。ということで、この後、警報までいかなければいいんですけれども、ということでございます。

 それから、次の資料はコロナ感染症ですが、これもですね、前の週は2.26から3.78ということで、6割増しということでございます。ただ、これまで一番多かったのは、第8波の12月末の42.33というのがありますので、それに比べればですね、まだまだ、インフルエンザが10でコロナが3.78ですから、増えてはきていますが、まだまだということでございますけれども。多分、年末年始にかけて増えるんではないかと思いますので、お気をつけをいただきたいというふうに思っております。ということでございます。

 ちなみにですね、もう既に幾つかのところではインフルエンザの学級閉鎖というのも出ておりますのでね。今シーズン、9月からずっとの合計では、70の学校が学級閉鎖になっておりますので、お気をつけをいただきたいというふうに思っております。

 ということで、これはですね、パネルも新たにいたしまして、インフルエンザの注意報を発令中でございます。感染防止対策の徹底をお願いをいたします。症状がある場合に、マスクの着用、石けんの手洗い、適度な湿度調整と換気、それからワクチンを御希望の方は早めの接種をお願いをいたします。ということでよろしくお願いをいたします。

(3)東京都との連携・協力に関する協定の締結について

 (【知事会見】「東京都との連携・協力に関する協定の締結」について(2024年12月) - 愛知県)

 それではですね、発表事項にまいります。

 まず最初でございます。「東京都との連携・協力に関する協定の締結」です。

 今年5月に、東京都で、世界中のイノベーションの結節点を目指す「Tokyo Innovation Base(トウキョウ イノベーション ベース)」がグランドオープンし、同じ5月に、アジア最大規模のスタートアップカンファレンス「SusHi Tech Tokyo(スシ テック トウキョウ)」が東京ビッグサイトで開催をされました。私ども愛知県も出展をし、私も開会式にはね参りまして、小池都知事とも話をさせていただきました。

 そして愛知県では、今年10月、日本最大のスタートアップ支援拠点STATION Aiがグランドオープンし、来年2月には、未来を拓くテクノロジーの祭典「TechGALA Japan(テックガラ ジャパン)」が開催されます。

 東京と愛知は、革新的なアイデアやテクノロジーを生み出すオープンイノベーションの拠点として、世界中から大きな注目を集めております。

 そうした中で、先日、小池都知事と面談する機会がありまして、私から、我が国のスタートアップ・エコシステムを代表する2つのイノベーション拠点を備えた東京と愛知が今後有機的に連携していくことで、大きな相乗効果を発揮することができる。スタートアップ支援やイノベーション創出の分野で、具体的な連携・協力を進めていきたいということを提案をいたしました。

 また、日本のプレゼンスが大きく低下する中、日本の成長エンジンである東京と愛知が、我が国の成長・発展をリードしていくためには、スタートアップ支援やイノベーション創出の分野に加え、大学・研究機関の連携や、観光、文化芸術、スポーツなど、幅広い分野で連携・協力を進めていくことが必要ではないかということを申し上げました。

 こうした私からの提案に対しまして、小池都知事からは、東京と愛知が力を合わせ、大都市と地方の活力を共に高め、日本の更なる発展につなげていくためにも、相互に連携を図ることが大変有意義であり、是非とも具体的な取組を進めていきたいと、賛同をいただいたところであります。

 その後、東京都と私ども愛知県とで具体的な連携・協力に向けた協議を進め、明日、17日火曜日、ちょうど昼でございますが、東京都庁におきまして、私と小池都知事との間で「東京都と愛知県との連携・協力に関する協定」を締結する運びとなりました。

 今後、東京都とは、STATION AiとTokyo Innovation Baseの連携、TechGALA JAPANとSusHi Tech Tokyoの連携など、スタートアップ支援やイノベーション創出の分野の他、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現、大学・研究機関の連携、人口減少・少子化対策、インバウンド誘致・観光、文化芸術、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会と東京2025世界陸上や東京2025デフリンピックの連携など、幅広い分野で連携・協力を進めていきたいと考えております。

 協定締結を契機に、日本の成長エンジンである東京と愛知が、オープンイノベーションによる革新的なビジネスモデルを次々と生み出し、世界中から多くの投資家や企業を誘引する国際イノベーション都市の形成を強力に進め、我が国の発展を力強くリードしてまいります。

 ということでございまして、明日ですね、ちょうどお昼前でございますが、都庁におきまして、私と小池都知事との間で協定にサインをし、締結をしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。

 なお、各分野における連携・協力事項につきましては、具体的な取組内容、連携手法、スケジュールなどを東京都と随時調整をしているところでありまして、具体的なね、連携の実を挙げていきたいというふうに思っております。

 今申し上げましたようにね、やはり何といっても、スタートアップ、イノベーションということで、私どもSTATION Aiと有楽町駅前にあるTokyo Innovation Base、私も今年5月に行きましたが、是非これはね、有機的に連携をしていきたいというふうに思っております。

 そして、SusHi Tech TokyoとTechGALA JAPANの連携と。それからまた、カーボンニュートラルでは水素社会の実装などに向けた連携もしていきたいと思います。また、大学・研究機関の人材交流や共同研究といったこともやっていければというふうに思います。また、結婚支援、子育て施策などの人口減少問題、少子化対策に関する情報共有や意見交換もしてまいります。

 インバウンド、観光などではですね、元々、私どものジブリパークはね、東京吉祥寺に三鷹の森ジブリ美術館がありますのでね。でもって、スタジオジブリさんのねスタジオは東小金井ですからね。そういう意味では、ジブリさんは元々東京のアニメ映画の会社でありますし、ジブリ美術館は吉祥寺、井の頭公園の一角にあり、あそこで作った短編映画などはね、10本ありますけれども。我々も順次、ジブリパークの中でね上映もさせていただいておりますし、大変もう既にこれは、もう連携というか共同でやっておりますので、そういったこともありますしですよ。また、様々な国際的な会議とかね、展示会、MICEなどの共同の誘致・開催といったこともあるかなというふうに思いますし、私ども「国際芸術祭あいち2025」ですね、それと東京では「東京芸術祭」を毎年秋に開催されておりますし、2025年、来年の秋には「東京お台場トリエンナーレ2025」っていうのやるんですね。なので、ちょうど時期は重なってきますが、そうしたことも連携をしていければと思いますし、私ども「あいち国際女性映画祭」というのを9月にやっておりまして、来年が30回目ということになりますが、東京は、毎年10月にね、六本木ヒルズを中心に「東京国際映画祭」というのをやっておられますので、そうしたことも連携ができるのではないかと。また、スポーツね。アジア大会、パラ大会、それから世界陸上、デフリンピックなどの連携といったこともあるのではないかというふうに思って、具体的に連携、協議をしていきたいというふうに思います。

 なお、私ども愛知県もですね、他県との間でこうした包括的な協定を、幅広い分野における協定を結ぶのは、今回の東京都さんが初めてでございますし、東京都も、このような幅広い協定は、今回、私どもの愛知県とが初めてということで聞いております。しっかりと連携の実を挙げていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(4)「あいち農業イノベーションサミット2025」の開催について

 (【知事会見】「あいち農業イノベーションサミット2025 ~共に創る次世代の農業~」を開催します - 愛知県)

 続きましてでございますが、「あいち農業イノベーションサミット2025」の開催についてであります。

 愛知県では、愛知県農業総合試験場とスタートアップが連携して新しい農業イノベーションの創出を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」に2021年度から取り組んでおります。

 なので、1、2、3、4、これで4年目ということです。

 本プロジェクトの一環として、「あいち農業イノベーションサミット」を2023年度から開催をしており、今年度も、2月12日水曜日にSTATION Aiを会場として開催をいたします。

 今年度のテーマは、「共に創る次世代の農業」であります。農業者の立場及び農業イノベーションの創出に取り組む企業の立場からのトークセッションを行うなど、今後、農業分野への参入を検討しているスタートアップに対しても役立つ内容となっております。

 資料の2ページを御覧ください。トークセッションの一つ目は、「農業イノベーターが考える先端技術の開発及び活用のポイント」をテーマに、東海地域で先進的な農業経営に取り組む農業者に登壇いただいて、それぞれの経験や取組を踏まえて、スタートアップとの共創について議論をいただきます。

 資料3ページを御覧ください。トークセッションの二つ目は、「開発者側から見る農業分野におけるイノベーション創出のポイント」をテーマに、異業種から農業分野に参入した企業や今まさに農業イノベーションの創出に取り組んでいる企業に登壇いただいて、生産現場で役立つ技術開発のポイントについて議論をいただきます。

 資料の4ページを御覧ください。あいち農業イノベーションプロジェクトの取組発表についてです。現在、愛知県とスタートアップ等が進める共同研究開発の取組について理解を深めていただくため、五つの課題についてプレゼンテーションを行います。

 また、本県の農業現場が抱える様々な課題をテーマに、トークセッション登壇者やあいち農業イノベーションプロジェクトの参画企業が、サミット参加者とともに深く議論する分科会を行います。さらに、サミット最後には、参加者が自由に意見交換を行うことができるように、ネットワーキングの時間を設けます。

 こうしたセミナー等は、ネットワーキングというのが、非常に皆さんね、大事にされておりましてね。自由に意見交換というか名刺交換してね、次にまた協議していきましょうと、こういうことでございますね。

 参加受付は、本日より来年2月5日までといたします。

 是非、農業者やスタートアップなど多くの皆様に御参加いただいて、組織や業界の垣根を越えた交流を通じて、愛知発の農業イノベーションの創出につなげていきたいと考えております。

 ということでございまして、6ページはですね、あいち農業イノベーションプロジェクトということでございまして、現在、ここにありますように18のテーマ、18課題の研究開発にスタートアップや農業総合試験場が共同で取り組んでいるところでございます。

 その中でですね、もう既に、1番目の農業用アシストスーツはですね、もう2年前、2022年12月に発表して、生産者向けのテスト販売も始めているところでございます。

 ということで、そして今年度からはですね、現場フィールド活用型ということで、五つのテーマでこうした農業現場を活用した、こうしたほ場でのですね、実証実験などもやっているということでございまして、着実に進めていければというふうに思っております。

 こうしたスタートアップと研究機関と企業とですね組んで、行政と組んで、こうした形で農業イノベーションに本格的に取り組んでいる、それも組織的にこうしてこの規模で取り組んでいるのは、そう他にはないと思いますので、引き続きこれはしっかりと盛り上げていければというふうに思っております。

 なお、2年前、2023年の3月にですねJPタワー名古屋で1回目をやり、今年の3月はアンフォーレ安城でですね2回目をやり、今回はSTATION Aiでですね3回目ということでありまして、しっかりと盛り上げていければというふうに思っております。

 STATION Aiは非常に雰囲気がありますので、多くの方に来ていただいて、企業さん、農業者、そしてまたスタートアップに来ていただいて、盛り上げていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(5)令和6年12月定例県議会追加提出議案(給与改定)について

 (【知事会見】令和6年度12月補正予算(12月16日追加発表) - 愛知県)

 そして、最後の発表事項でございます。「令和6年12月定例県議会追加提出議案(給与改定)」について申し上げます。

 現在、12月議会開会中でございますが、補正予算案と条例を追加提出いたします。

 お手元の資料、「2024年 給与改定の概要」を御覧ください。

 一般職につきましては、国におきましては、去る11月29日に人事院勧告のとおり改定することを決定をいたしました。本県といたしましても、人事委員会勧告のとおり決定することといたしました。

 改定の内容は、2、概要の表のとおりでありまして、給料を人事委員会が勧告した給料表に引き上げるとともに、期末・勤勉手当は年間支給月数を0.1か月分引き上げることとし、いずれも3年連続の引き上げ改定となります。

 条例案のとおり議会の議決を得られた場合には、年内に差額支給ができるように作業を進めてまいります。

 続きまして、特別職です。

 報酬等の額につきましては、12月9日に行われた特別職報酬等審議会の答申を踏まえて引き上げることといたします。期末手当は、国の特別職に準じ、年間支給月数を0.05か月分引き上げて、一般職と同様に3年連続の引き上げということでございます。

 これらの改定を行うため、追加する補正予算額は、一般会計、特別会計、企業会計、それぞれの職員さんがいますのでね、合わせまして188億8,227万8,000円ということになります。

 ということで、改定の概要は資料のとおりでございまして、予算についてもこのように追加提出をさせていただきます。最終日の冒頭、私の方からこの予算案、条例を追加提出をさせていただき、御審議をいただくということにさせていただきます。

 ということでございまして、あくまでもですね、私どもは、国家公務員、地方公務員も民間準拠ということでありますので、民間のですね、企業さんの賃上げ等がありますと、それを調査をいたしまして、民間準拠で、国の場合は人事院、県の場合は人事委員会の勧告という形でですね、それを勧告をいただいて、それについて私どもは尊重して改定をしていくという手はずになっているところでございます。

 ということでございまして、年内の支給にですね、ということで手順を進めていければというふうに思っております。

 議決をもちろんいただいて、12月19日が最終日ですから、議決をいただいた場合には、可決後速やかに手続を開始し、年内にこの差額支給をですね、やれるようにやっていきたいというふうに思います。

 でありまして、今年は12月の27日、28が土曜日なので27日が仕事納め日となりますが、最終日だと、何かあってもいけませんので、一応前日の26日までにですね、支給ができるようにですね、準備だけは進めていければということでございます。なので26日に、それより早くするのはちょっと難しいので。ですから、26日に照準を合わせてですね、準備を進めていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 あと、数字等々につきましては、もう既に人事委員会の勧告などは、もう既に皆さんね、10月ですから、御案内のとおりでありますが、数字等につきましては、また財政や人事の方にですね、お問合せをいただければというふうに思っております。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)インフルエンザ注意報の発令について

【質問】 インフルエンザについて、年末年始、今年はいろいろまた人の移動なども増えていくと思うんですが、改めて知事から、年末年始に向けた感染拡大防止の注意喚起を現時点でおっしゃっていただけるようなことがあれば、お願いします。

【知事】 そうですね。今日ですから、先ほども申し上げましたが、もう今日は12月16日ですからですよ、今週、来週でね、年内、官公庁やね、様々な企業さん等はお休みに入るところが多いかというふうに思います。でもって、初めてですね、今年注意報までいきました。明らかにですね、先ほど見ていただいた数字もそうですが、流行入りから注意報、1週間ごとに、ほとんど倍々ゲームで感染者が増えております。ということでありますのでね、インフルエンザも注意報入りましたので、是非お気をつけをいただきたいということでございます。

 なので、先ほども申し上げましたが、このインフルエンザ注意報の発令中ということでございます。感染防止対策の徹底をお願いします。マスクの着用、石けんなどでの手洗い、それから湿度調整や換気、またワクチンの希望の方は早めの接種をお願いをしたいと思います。

 併せましてね、新型コロナ感染症はまだまだそこまではいっておりませんが、例年、やはり12月から1月にかけてぐっと上がっていきますし、今言われましたように、年末年始はやはり人が動きますので、是非ですね、感染症、インフルエンザといい、コロナ感染症といい、やはり感染症はヒト・ヒト感染で人の移動と接触でうつっていきますので、是非、そうした場合にはですね、マスクの着用や手洗い、手指消毒といった基本的な感染防止対策をね、徹底をしていただくように、特に心掛けてお気をつけをいただくようにね、何とぞよろしくお願いを申し上げます。

 また何か、また数値が更に上がっていくとか、そうしたことがあればね、私どもの方からまた引き続き注意喚起をね、更にお願いをすることも考えたいというふうに思っております。

 よろしくお願いします。

 それでは、今日は以上とさせていただきます。ありがとうございました。