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2025年2月5日(水曜日)午前10時
1 知事発言
それではですね、2月5日午前10時のね、定例記者会見、始めさせていただきます。
改めまして、皆さんおはようございます。
2月5日、今週はですね、月、火とちょっと行事等がありましてですね、定例会見が水曜日ということになりました。よろしくお願いをいたします。
(1)「第4回ドローンサミット」の愛知県開催の決定について
(【知事会見】「第4回ドローンサミット」を愛知県で開催します! - 愛知県)
まず一つ目です。「第4回ドローンサミット」の愛知県開催の決定について申し上げます。
ドローンや空飛ぶクルマ等の次世代空モビリティの社会実装に向けて、自治体間の連携を強化することを目的として、2022年から国と自治体が連携して「ドローンサミット」が開催されています。この度、2025年の「第4回ドローンサミット」が愛知県で開催されることが決定をいたしました。
ドローンサミットは、これまで兵庫県、長崎県、北海道で開催されています。第4回となる愛知開催は、ポートメッセなごやにおいて、9月24日と25日の2日間開催をいたします。
「第4回ドローンサミット」では、展示会やシンポジウム、デモフライトなどのプログラムを通じて、自治体間のみならず、産学官が交流できる機会を創出してまいります。さらに、製造業に強みを有する本県の特徴を踏まえ、次世代空モビリティ基幹産業化を促進するため、自動車産業や航空宇宙産業などの既存産業からの新規参入を促す商談イベントも実施する予定です。プログラムの詳細については、決定次第、順次お知らせをいたします。
また、開催期間中に同じ会場で「エアロマート名古屋2025」が同時開催されます。エアロマート名古屋は日本最大規模の国際的な航空宇宙産業に関する商談会でありまして、国内外の航空宇宙関連のバイヤー、サプライヤーを始めとする関係者が多数参加し、活発なビジネス交流が見込まれております。エアロマート名古屋とドローンサミットを同時開催することにより、空モビリティの関係者が一堂に集い、より効果的に新規事業者の参入を促すとともに、新たなマッチングの機会を創出をしてまいります。
関係機関と密接に連携しながら、本県が推進する「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」で目指す、次世代空モビリティ社会実装の早期化と次世代空モビリティの基幹産業化の好機とするため、しっかりと取り組んでまいります。
ということで、あとは資料をね、今私が申し上げたことでございますが、ドローンサミットね、2日間でポートメッセなごやで、シンポジウム、展示会、デモフライト、商談イベント、1ページにありますようにやってまいります。同時開催ということで、「エアロマート名古屋2025」を同じく同じ場所で、商談会を中心に開催をいたします。
ということでございまして、このドローンサミットはね、経産省、国交省と私ども愛知県とで主催するイベントでありまして、2022年兵庫県、神戸。それから長崎、北海道、そして私ども愛知ということで、しょっぱなはですね、神戸の場合はシンポジウムや企業展示会など、長崎はですね、ドローンを活用した海上輸送などをやったとかね、北海道は農業用ドローンにフォーカスをした展示をやったとか、まあ地元の特徴を生かしたドローンの活用方法が紹介されております。
ということで、私どもはですね、元々この2023年、2年前からですね、2023年5月「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」を立ち上げまして、大型のドローンで50キロの荷物を50キロメートル運ぶ空飛ぶ軽トラのプロジェクトをね、これ、プロドローンさんが中心にやっておりますし。あと、SkyDrive(スカイ ドライブ)さんで空飛ぶクルマですね、物も運ぶ、人も運ぶ、そして地上に降りてきたら自動運転ということで、6社のね企業のコンソーシアムでこの「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」を立ち上げておりますが、こうしたことの社会実装に加えて、今回のドローンサミットで私どもはですね、次世代空モビリティの基幹産業化、産業化に重点を置いてですね、やりたいというのは、愛知県には自動車産業や航空宇宙産業といった、そういったモビリティ関係の企業がたくさん集積しておりますので、そうした既存産業からの新規参入を促すため、商談イベント、商談イベントをこれまでになく多くですね、やって、この次世代空モビリティの産業化、基幹産業化をですよ、進めていきたいと思っております。
なので、ドローンサミット、全国からドローンメーカーやサプライヤーが、多くの方がね、出展、来場していただいて、より多くのマッチングをするビジネス創出をね、やっていきたいというふうに思っております。
なので、速やかにですね、今年の9月なんで、展示会、シンポジウム、デモフライト、商談会などの詳細を詰めまして、4月中を目途に、ドローンサミットへの出展の公募を開始したい、4月から公募を開始したいというふうに思っております。
でもって、併せてエアロマート名古屋も開催しますが、これは2年に1回、航空宇宙分野における日本最大規模の商談会でありまして、国内外のバイヤー、サプライヤーを始めとする関係者が多数参加して、活発な交流が行われております。
「エアロマート名古屋2025」、今年のエアロマート名古屋は、450の企業、団体、20か国の参加を見込み、商談件数は5,000というふうにしたいと。県内の中小企業さんの出展などは、30件ぐらいを目途に、県が出展料を補助したいと思います。前回は、県内企業39社がね、出展しまして、その出展料の補助も、まあ出展料全額補助ということもさせていただいておりまして、そういった形で、この第4回ドローンサミット、準備をしていきたいというふうに思っております。それが1点目。
(2)あいち航空ミュージアムでのスペースジェットの展示について
(【知事会見】あいち航空ミュージアムでのスペースジェットの展示について - 愛知県)
二つ目です。あいち航空ミュージアムでのスペースジェットの展示についてであります。
愛知県では、県営名古屋空港内のあいち航空ミュージアムにおきまして、開館10年目となります2026年度からスペースジェットMSJの飛行試験機を展示をいたします。
資料の1ページを御覧ください。
展示を予定しているスペースジェット飛行試験機10号機、10号機を展示をいたします。2020年3月に県営名古屋空港で実際に飛行試験を実施した機体でありまして、最終的な設計仕様に最も近い形態のものでございます。1機から10機まであって、アメリカに4機持ってったのかな。いずれにしてもですね、最終的な仕様に近いものであります。それをですね、今回展示をさせていただきます。
戦後初の国産ジェット旅客機の開発に向けて、三菱重工が強い意志を持って果敢に挑戦したことに敬意を表しますとともにですね、その歴史を後世に伝え、航空機産業の更なる発展につなげていくため、今回の展示を行うことにいたしました。
あいち航空ミュージアムには、戦後初の国産旅客機であるYS-11(ワイエス-イチイチ)が展示をされておりまして、これにスペースジェットが展示に加わることで国産旅客機開発への挑戦の歴史を一度に見ることができるようになります。これを実現できるのは、それぞれの機体に深い縁のある県営名古屋空港のあいち航空ミュージアムをおいて他になく、大変貴重な展示となります。
このYS-11もですね、この今のですね県営名古屋空港で初飛行し、そして小牧の三菱重工、小牧南工場で量産をしたという歴史がございます。ということで、ここで飛んでここで作ったという、二つの機体を展示をするということになります。
資料の2ページ、今後のスケジュールを御覧ください。
2025年度にスペースジェットの展示に向けた詳細検討調査を行います。26年度上期に半年ほどミュージアムを閉館して設置工事を行い、26年度下期にスペースジェットを公開する予定でございます。ということでございます。
ちょうどですね、航空ミュージアムにつきましては、2017年の11月30日に開館ということでございまして、26年度は開館10周年ということなので、それに向けてスペースジェットを展示をしたいということでございます。
今もうほとんどいっぱいであります。ちょっと寄せて、寄せていきますと何とか入るということでありますので、寄せるためには少し閉館をして、やらなきゃいけませんのでね。ということでございます。
これは、そういう意味では大変貴重な展示になるのではないかということでございます。
この至る経過といたしましてはね、この三菱重工さんが残念ながらこのスペースジェットの開発中止を決定した後ですね、いろんな関連資産の整理は行われていくわけでありますが、このスペースジェットが全て消えてしまうということは、余りにもこれはですね、残念だということなので、私ども県の方から、1機ですね、展示をしたいという呼び掛けを行って、今回受けていただいたということでございます。ということでございます。
もう一つありますのは、この県営名古屋空港は、今年のこの2月17日で開港20周年を迎えます。中部国際空港が2月17日に開港したのと合わせて、こちらからですね、名古屋国際空港から中部空港に移管をして、こちらを県営空港にしたということで、あれからかれこれ20年ということなので、この節目のタイミングで発表させていただきました。ということでございます。
この試験機の10号機は、2020年の3月18日に県営名古屋空港で初めて飛行試験をしたというものでありまして、最終仕様のものということでございまして、レガシーとしてふさわしいということでございます。
今後ですね、県は機体の据付けや解説パネルの作成などですね、そうしたものの調査・検討も進めていきたいというふうに思っております。
この機会に、今でも結構いっぱいなんで、詰め込みますから、中の機体配置や展示内容の見直しを行うために、2026年度。25年度は調査検討をやり、26年度の半年ぐらい、6か月ぐらいかけてですね、展示工事をしたいと。なので、後半のどっかでオープンをしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
(3)県内で発生した高病原性鳥インフルエンザについて
もう一つ、高病原性鳥インフルエンザについてはですね、毎日正午現在の、その日の正午現在の状況を大体午後3時ぐらいか、3時ぐらいに県のサイト、Webページで発表いたしておりますが、昨日の時点でですね、昨日で二つ防疫措置が完了いたしましたので、13農場のうち10、防疫措置が完了いたしました。
二つは今農場内の清掃消毒の作業中、一つ、一番最後の13例目は、これは42万5,000羽でございますので、まだ殺処分中ですが、昨日の正午時点で73パーセントやりましたので、多分今日中ぐらいには殺処分まではいくのかなというふうには思っております。
いずれにしてもですね、愛知県職員のこれまで延べの動員人数は1万人を超えました。そして、民間のこの防疫措置の委託事業者さんは8,355名、埋却の委託事業者さんが965名。全部でマンパワーを2万310名、2万人を超えるマンパワーを動員して13例対応いたしております。とにかく、これで何とかですね、抑え込んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
はい、私からは以上です。
2 質疑応答
(1)あいち航空ミュージアムでのスペースジェットの展示について
【質問】 スペースジェットの件でちょっと教えてください。
現時点でこの機体はどこが所有しているもので、どこにあるのかということと、これは購入なさるのか、それとも無償譲渡なのか、それともレンタルなのかという、そういうところも教えていただければと思うんですけれども。
【知事】 これはですね、今はあれだな、あそこに、小牧にあるんだろ。
【都市・交通局長】 あります。
【知事】 機体自体大きいからですね、そんな動かせませんのでね。トラックに載っけて道路に運ぶっちゅうわけにいかないので。あれが、幅が30メーター、長さも30メーターぐらいかな、確かな。なのでですね、あれはだから、あそこで試験機作ったら、本来は、コロナとかああいうのがなければね、あそこから飛び立って、最初の1号機から4号機までかな、アメリカのシアトル郊外のモーゼスレイクというところに行ったんですけどね。アラスカ経由で行ったやつと、太平洋を飛び石伝いでハワイまで行って、それからロサンゼルス、サンフランシスコに行って、シアトル行った。要は、あそこから飛ぶ予定だったんで、あそこにあります。三菱重工の小牧の工場ね。
それで、展示用に三菱さんがいろいろ、もう一回塗装したりとかいろいろ展示用に直して、うちのミュージアムのところまで運んできていただいて、あとはうちが。だから、足のところを据え付けるんだな、あれ。ただ置いとくだけじゃないですよ。動いちゃいけないので、ボルトで足をね、締めつけ、うちのYS-11もそうですけども。あと、中部空港のところにフライト・オブ・ドリームズ、ボーイング787の試験機の1号機をもらったんですね、あれね。あれも、ぐーっと引っ張ってきて。あれはだから、あれは翼が60メーターで長さが56メーターか。それもあれですよ、足のところにですよ、コンクリやってボルトでぎゅっと締めて動かないようにする。それはうちがやる。
機体はですね、引き続きこれは三菱さんのもので、我々はですね、お借りをするということですね。ただ、県のミュージアムなんで、基本、ずっとそれで展示させていただくということですね。
【記者】 借りるということは、無償で借りられる。
【知事】 無償です。
【記者】 分かりました。
【知事】 YS-11はあれだな、あれはもらったんだな、あれ。
YS-11は、あれ自衛隊で使ってたやつなんでね。今ある機体は自衛隊でVIP用に、いわゆるVIPの皆さんの輸送用のやつなんで。ただ、昭和40年、1965年の初フライトだから、65年前の初フライトか。なのでですね、当時のVIP仕様だから相当、そんなきれい、そういうこと言っちゃ怒られるけど。
私は、ラストフライトということで、小牧の基地からあれですよ、自衛隊のC130に乗ってですね、鳥取県の境(さかい)港の美保(みほ)のあれですよ、航空自衛隊の基地まで飛んでいって、あのYS-11の最後に乗って、ラストフライトでまた小牧に引き取って飛んできて。それをもう一回自衛隊の小牧基地できれいに塗装してやり直してもらって、運んでもらって、あと、据付けはうちがやる。同じ。
だから、あれは自衛隊、国はそんな必要なくなったもの持ってるわけにいかないので、あれはうちがいただいたというものでございます。
【都市・交通局長】 借りてます。
【知事】 これも借りてるの、これも借りてる。
【都市・交通局長】 はい。
【知事】 そんなことあるの。もらったんじゃないのか、あれ。
【都市・交通局長】 これももらってないです。
【知事】 すいませんね、借りてるそうです。
普通、そんなの持たないはずだけどな。まあいいや。管理経費がかからんならいいってことかね。
あとは大体もらったんだろ、あれ、あの中にあるやつな。
以上です。
【質問】 今回のスペースジェットの件に関しまして、何か展示方法、例えば座席だったりコックピットだったり、どのようなものを見られるようにする計画だったり、お考えがあれば教えてください。
【知事】 これをね、新年度、調査、検討いたします。どこまで見てもらうかですけど。
ただ、試験機なので、中に座席があるわけじゃないのでね。多分計器類みんな取っ払っちゃうから、がらんどうなんで。ただ、外だけじゃちょっとあれなんで、コックピットぐらいは見てもらうのかなと思いますが。ちょっと中は、多分ですね、内装もしてなくて、がらんとしたような。あんまり見栄えがしないのかもしれませんが。どこまで見てもらうかは、25年度、いろんな人の声を聞きながら検討したいというふうに思っております。ただ、まあ外だけじゃなくて、中もね、見られる、可能な限り見ていただけるようにはしたいなというふうには思いますね。
それとですね、最後もう一つ。
結局、今回スペースジェットは開発中止になりましたが、引き続きですね、私ども、経産省、国ともよく話しておりますが、昨年4月にね、航空機産業の将来のプランをね、国のほうが出しましてね、やはり完成機はやるんだという将来ビジョン、航空機産業ビジョンを出しまして、2035年を目途にね、新たな完成機にチャレンジするんだということを言ってますから。我々としては、引き続きですよ、やはりこの完成機事業、大型機ではなくて小型機になろうかと思いますが、そうしたものをやはりチャレンジしていきたいというふうに思いますので、そういう思いもある中でありますから、こうしたあいち航空ミュージアムの中でね、YS-11、それからスペースジェットをですね、展示するっていうことは、そういう意味でも意義があることではないかというふうに思っております。
すみません。以上です。
(2)アジア・アジアパラ競技大会に係る一部報道について
【質問】 アジア・アジアパラ競技大会の経費の関係で、一部報道で、経費が、資材高騰の関係で3,100億ぐらいまで上がるのではないかという試算が、昨年末、組織委のほうであったということでしたが、そういった試算があるのかというのと、公表する御予定はございますでしょうか。
【知事】 今日、一部報道でなされましたがですね、私も拝見して驚きましたが、そういう試算はありません。そういうことはないのでですね、事実と反しますので、厳重に抗議をしたいというふうに思っております。
なのでですね、これは前からも、ここのところですね、時々そういった根拠のない報道がされておりますけれども、その度に厳重に抗議をいたしております。
私どもとしてはですね、アジア大会の予算もできるだけとにかく節減、合理化をしていく中でですよ、当然、2016年の9月に決まりましたから、物価水準的には2015年。2015年の物価水準からしても、あれからもう10年経ってますからね、それから円安、諸物価高騰等、当然経費は上がってきておりますから、そうしたものをできるだけ節減、合理化をするということで、もう最終、最後まで努力をしていくということに尽きるというふうに思っております。
ただ一方で、2025年、26年のあと2年間ということでありますから、新年度の予算にはですね、それはしっかりやっていけるようにですね、それは予算計上をしていきたい。なので、当初予算850億円に様々な経費等々をですね、付け加えて、我々なりに財源確保してですよ、名古屋競馬のこの収入のね、いわゆる利益のといいますかね、収支の積立金、それから弥富の土地も、あれはもう売りました。あれは52億6,000万で売れたんだな。あと、こちらも、また港区のね、名古屋競馬場の跡地も、これから民間事業者にね、売却をしていきますが、そうした売却益。それから様々なですね、大変恐縮でしたが、蒲郡とか常滑のね、モーターボートも、アジア大会のPRというか、協賛レースもやっておりますし、名古屋競馬も毎月協賛レースも既にやっておりますし、あと、名古屋競輪、豊橋競輪とかそういったところでも協賛レースこれからやりますので、そういったものを一生懸命かき集めてね。あと、宝くじとかtotoとかでもいただくもの全部合わせてね、500億円のですね、別財源を何とか確保してきましたので、そういったものを加えて、一つ一つ積み上げてね、やっていければというふうに思っております。
なお、パラ大会はまた別ですね。アジア大会を決めたとき、パラ大会はなかったので、パラ大会をやると決めたのは、まだ3年、4年ぐらい前かな、ということでありますので、そういう意味では、それはまた別の経費だということで。そういうのを一つ一つ積み上げてやっていきたいというふうに思っております。
ということでありますので、御質問のありました今回のこうした報道については、事実ではありませんので、これは厳重に抗議をしたいというふうに思っております。
【質問】 今のアジア大会の経費の件なんですけれど、やっぱり県民からしたら、どれくらいお金がかかるのかっていうのは気になる点だと思います。
実際に今、どういったタイミングでこれくらいかかりますっていうのを発表される予定なのか、何か見通しがありましたら教えてください。
【知事】 それは、その都度その都度必要な予算がね、予算という形で私ども公表、発表しておりますし、また、議会にも提案しておりますから、その予算を提出する段階でね、その都度その都度。これはあれですね、議会制民主主義のルールでありますから、その都度その都度、公表、発表してね、議決をいただけるようにお願いをしていくということになりますね。
あと、一方で、民間企業のスポンサーの協賛金だとか、あと、様々な寄附金だとかですよ、あと放映権料だとか、あとチケット代とかですよ、そうしたいろんな諸々の収入は、これはまた別途、確保するようなね、努力はずっと続けていくということになろうかというふうに思っております。
なので、今回も、2025年度の当初予算はもう近々発表させていただきますから、そういった中にね、計上して、それを説明をしてね、また議会の審議をいただくということになります。
【記者】 何か全体像みたいな、結局どれくらいかかって、内訳みたいなものの発表っていうのはあるんでしょうか。
【知事】 今、だから全体像というのは、もう何度も申し上げておりますが、精査をしている。節減、合理化の努力をね、ずっとやっておりまして、相当激しく、厳しくやってるということなんで、引き続きこれは最後までやるということですね。最後までやるということです。我々、そんな節減、合理化で妥協はしません。ということでございます。
【記者】 そうすると、もう開催まで1年ぐらいになってきている中で、本当に最終、ぎりぎりまで発表を、そういう面での発表は。
【知事】 そんなことは無理だわね。ぎりぎりまではならんわな、そりゃ。まあだからしかるべき時に。だから、今度は、2025年の当初予算の中で必要な予算は当然計上して説明をするということになります、まずはね、まずは。引き続きやはり節減、合理化を全力でやっていくという。節減、合理化に妥協はしません、我々は。徹底的にやるということでございます。その上で、全体経費についてはしかるべき時にということですね。
だから、当然、今、国にもね、そうした何がしかのといいますかね、応分の負担、支援をね、今働きかけているところでありますけれども、まだ、そこのところはまだこれからといいますかね、ということなんで。なかなかその国のところの、国との間が話がつかないと、なかなか全体の話はしにくいということはありますわね。ということです。ですから、全体の、アジア大会本体のもの、それからパラ大会につきましてはね、東京パラリンピックは、国は4分の1負担してるわけですよ、1,500億円。東京パラ大会1,500億円のうち、国は379億円、4分の1ぽんっと負担してるんですね。ところが、我々に対しては今、それは出さないというふうに言っておられるわけなんで、それはおかしいんではないかということをひたすら言っている。
だから、そういったところの話がついていかないと、それは、全体はこうです、というのはちょっと言えませんわね。やはり我々だけじゃなくて、その相手のある話、国との関係ももちろんありますし、また各競技団体ね、競技の種目で一つ一つ積み上げてますのでね。それはやっぱり我々言い値でやるわけにいきませんので、節減、合理化努力はもう最終、最後までとにかく徹底的にやるということですね。そこで妥協はしません。ということなので、そういう努力を引き続き引き続き、やれるところまでやっていくということだと思っております。
ただ、だから、さっき申し上げたように、予算を出すときは、期限決まってるので、そりゃ2025年度当初予算には乗せてありますよ。乗せて、もうすぐ発表しますけどね。だから、そういうものはその期限までにしっかりこう出していきますけども。全体云々については、今言った国との協議。働きかけ、そして協議やってますし、また、各競技ごとにね、競技団体ごとにやはり一つずつ積み上げて精査をして、そして節減合理化努力をね徹底的にやってますから、それはもうずっと最後までやるということではないかと思っております。
それでは、以上です。
はい、ありがとうございました。