ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 知事記者会見 > 年別一覧 > 2024年 > 2025年4月1日(火曜日)午後2時

本文

2025年4月1日(火曜日)午後2時

ページID:0585277 掲載日:2025年5月9日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

 ということでですね、今日は4月1日でございますので。いつも4月1日にやっているんだな。定例会見、たしかね、えっ、いつもね、違ったっけ、1日ね。

 はい。いつも、1日の年度初めにね、させていただいておりますので。今週はたまたま火曜日ですので、定例会見と併せてということでございます。

 なお、午前中はですね、新入職員のですね、入庁式がありましたので、午後ということにさせていただきました。よろしくお願いいたします。

(1)新年度の挨拶

 そして新年度でございますので、すみません、ちょっと新年度の挨拶をいつも申し上げることにいたしておりますので、ちょっとYouTubeもありますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 新年度最初の定例記者会見であります。初めに、私から新年度の御挨拶を申し上げます。

 昨年度は、10月に、国内最大のスタートアップ支援拠点、STATION Aiがグランドオープンを迎えました。昨年3月にフルオープンしたジブリパークに続いて、これまでに種をまき、育ててきた、世界中から注目を集めるビッグプロジェクトが花開き、新たなステージへ大きく歩みを進めることができました。

 さきの2月議会では、日本の未来を創るビッグプロジェクトをさらに大きく前進させ、愛知を勢い盛んに成長・発展をさせていくという思いを込めて、「Make Aichi Great予算」と銘を打った、2025年度当初予算を御議決いただきました。

 昨年度以上に愛知が大きく躍進する1年となるよう、しっかりと取り組んでまいります。

 いよいよ今年の7月、アジア最大級・世界最先端のスマートアリーナ、IGアリーナがグランドオープンを迎えます。大相撲名古屋場所をこけら落としとして、12月にはフィギュアスケートのグランプリファイナルも開催されます。また、Bリーグのダイヤモンドドルフィンズのホームアリーナでもあり、スポーツやコンサート、エンターテインメントの新たな拠点として、魅力的なコンテンツを続々と提供し、愛知をさらに盛り上げてまいります。

 また、グローバル化の進展やAI等のデジタル技術の急速な進展、SDGsの推進など、世界の潮流に対応していくため、引き続き、STATION Aiを核として、次世代モビリティや、環境・カーボンニュートラル、デジタルヘルス、農業、スポーツなど、愛知発のイノベーション創出に向けた様々な取組にも果敢にチャレンジしてまいります。

 そして、愛知の成長・発展の推進力となるジブリパーク、STATION Ai、IGアリーナを起点として、世界中からたくさんの人と最先端の技術・サービスを呼び込み、愛知を更なる成長に導く、ダイバーシティに富んだ「世界と大交流する愛知」を創り上げてまいります。

 もちろん、こうした取組と合わせ、喫緊の課題である人口減少・少子化対策を始め、愛知が先頭に立って取組を進めている休み方改革のほか、社会インフラ整備や農林水産業の振興、教育、女性の活躍、医療・福祉、環境、雇用、多文化共生、防災、東三河地域の振興など、県民の皆様の生活と福祉の向上、次代の愛知を担う人づくりにも全力を注いでまいります。

 先週、3月25日には愛・地球博20祭が開幕いたしました。

 今後も、今年9月に開幕する国際芸術祭「あいち2025」、2026年のアジアの平和とスポーツの祭典、アジア・アジアパラ競技大会、2028年の技能五輪国際大会などの大規模イベントや、2027年度の供用開始に向けて本日着工する中部国際空港代替滑走路、その先のリニア中央新幹線などのビッグプロジェクトが続きます。こうしたプロジェクトを大きく前進させ、愛知をさらに元気にしてまいります。

 今年度も、全ての県民の皆様が豊かさを実感できる「日本一住みやすい愛知」、全ての人が輝き、未来へ輝く「進化する愛知」の実現を目指し、ロケットスタートで、職員一丸となって全力で取り組んでまいります。

 県民の皆様、そして県政記者クラブの皆様にも一層の御支援をいただきますよう心よりお願いを申し上げまして、新年度に当たっての挨拶とさせていただきます。

 今年度も何とぞよろしくお願いをいたします。ありがとうございます。

(2)知事の米国渡航について

 それでは、今日の発表事項にまいります。

 まずはですね、発表事項の1でございます。私のアメリカ渡航でございます。

 この度、アメリカの連邦議会議員との面談や、テキサス州との更なる連携強化のため、4月7日から4月17日まで、アメリカ・ワシントンDC及びテキサス州を訪問いたします。

 ワシントンDC及びテキサス州は、2023年5月に渡航して以来、2年ぶりの訪問となります。

 具体的な日程につきましては、記者発表資料の3ページ、「米国渡航日程の概要」を御覧ください。御覧いただきながらお聞きをいただきたいというふうに思っております。3ページ、別紙ですね。

 今回、7・8・9、月・火・水でワシントンDCを訪問し、愛知県と提携をしている州選出の連邦議会議員の皆さんとの面談を行います。

 3月26日に、トランプ大統領が、自動車と自動車部品の輸入に対して25パーセントの追加関税を課すことを発表いたしましたが、自動車産業が集積する本県は、経済的にも影響が及ぶおそれがあります。

 愛知県からアメリカには多くの愛知県企業が進出をしておりまして、2023年末現在で490社に上ります。これは、中国には愛知県企業は約1,100社進出をしておりますので、それに次ぐ大きさ。その次がですね、その次がタイで467社かな。という状況でございますが、2番目に大きな、多くの数。それもやはり自動車関係が多いので、投資額としては、明らかにアメリカへの投資が圧倒的に第1位でございますが、ということでございます。

 愛知県企業が、これまで米国への投資を通じて多くの雇用を創出し、米国経済に大きく貢献してきたことにつきまして、更なる御理解と御支援を訴えてまいります。

 また、米国商務省経済分析局の統計によりますと、日本企業による米国への投資額は、2019年から5年連続でずっと1位ということで、直近までね、ずっと1位でありまして、雇用の創出数は96.9万人で第2位ということでございまして、米国経済には大きく貢献をしております。

 こうした点を丁寧に説明をし、愛知県と米国、ひいては日米の経済関係のですね、一層の強化に向けた意見交換を行っていきたいというふうに考えております。

 現時点でですね、面談を予定をしております連邦議員はですね、上院議員が6名、下院議員が2名、そして上院議員補佐官が1名ということでございまして、結構忙しいと思いますね。全部で9名のアポが取れておりますのでですね。これは、現地の日本大使館、それからまたそれぞれの提携先の州政府から地元の議員にね、声かけていただいておりますので、なのでこれだけアポイントが取れるということでございます。

 普通なかなか、アメリカの上院議員、忙しいでね。アメリカで50州掛ける2で、100人しかいませんからね、上院議員というのは。行ってみると分かりますけど、そういうこと言うと怒られますが、日本の国会議員さんに比べると、やはり数が少ないしですね、やっぱり世界一の大国ですから、そういう意味では本当に忙しいですよ。来客ひっきりなしですからね。ですから、そこでアポイントが取れるというのは有り難い機会だなというふうに思います。

 ちなみに、前のね、駐日大使を務めたハガティさんとも会ってきます。ハガティさん、大使時代も大変親しくさせていただきましたのでね。2年前も会いましたけども。もちろん、テネシー州ですからね、日本の自動車産業、日産自動車の大きな工場があるのとデンソーの巨大工場があって、デンソーだけで6000人ぐらい雇っていると思いますがね、テネシーは。そのテネシー州の開発庁長官をやってから、1期目のトランプ政権のね、選挙の勝利に貢献したということで駐日大使に来て、その後、共和党の上院議員でありますからね。そういう意味では大変親日的な方でございますので、お会いをしてね、しっかりまた日米関係の重要さをですね、共有できたらというふうに思います。

 また、同じくトヨタの大工場、世界最大の工場が進出しているケンタッキー州のですね上院議員、ミッチ・マコーネルさんともアポイント取れております。ミッチ・マコーネルさんは、前の共和党の上院院内総務でありますからね。今はもう、次の選挙では御勇退かな。今はもう院内総務は降りられておりますが、共和党きっての重鎮と、第1期トランプ政権の議会のカウンターパートでありましたからね。

 そういう意味では、そういった皆さんとお会いをさせていただいて、日米関係の重要さをですね、しっかりと訴えしたいなというふうに思っております。

 そしてですね、もう1つ、ワシントンDC。7日の朝、日本を発ちますが、時差の関係で、7日の午前中にワシントンDCに着きますが、その夜はですね、この日がちょうどワシントンは桜祭りということでございまして、その際ですね、アメリカ大リーグ、ワシントン・ナショナルズのですね、Japanese Heritage Day(ジャパニーズ ヘリテージ デイ)というのをいつも、この4月の桜祭りに合わせてやられておりますが、そこで、始球式でボールを投げさせていただくことになりました。

 このイベントは、ワシントンDCにおける日本文化を祝うために開催されるものでありまして、駐米日本大使館も協力をして日本をプロモーションする機会として、今回、ワシントン・ナショナルズでは、元中日ドラゴンズの小笠原投手がナショナルズへ移籍した御縁もありまして、今回、私が始球式に登板する機会をいただきました。

 当日は球場内に観光プロモーションブースも設置されますので、愛知の魅力をアメリカのみならず世界中にね、発信していければというふうに思っております。

 なお、ワシントン・ナショナルズというのはですね、2005年からこちらへ来て。それまでは、2004年まではですね、モントリオール・エクスポズということで。そういや、そういうチームあったなと思いましたけど。それが、アメリカの場合はね、オーナーもどんどん替わりますけど、フランチャイズ、本拠地も動きますのでね。ということでございます。

 これまでは、エクスポズ時代も含めて日本人選手は4人所属して、小笠原選手も入れて、これまでにだからあれだな、小笠原選手も入れて4人かな、所属されていたそうでございます。 ということで、しっかりと務めてまいります。

 それから、9日の夜ですね、ワシントンDCからテキサスのオースティンへ移動いたします。

 オースティンはですね、テキサス州の州都でございます。州都でございますので、滞在をさせていただき、まずはオースティンへ参りまして、翌10日の木曜日、グレッグ・アボットテキサス州知事と面談をいたします。

 昨年7月に相互協力声明をですね、締結させていただきました。2016年に友好協力のMOUを結ばせていただきましたが、昨年7月、テキサス州側からですね、これを更に拡充して格上げしようということで、Statement of Mutual Cooperation(ステートメント オブ ミューチャル コーペレーション)ということで、statement(ステートメント)、声明。覚書というよりも。

 普通はね、一番多くあるというのが、Memorandum of understanding(メモランダム オブ アンダースタンディング)(MOU)、覚書ということですが、statementというのはまさに、合意書じゃなくて、共同で声明するということなので、より強いということで、それを去年7月にアップグレードしてですね、結ばせていただきました。

 この相互協力声明はですね、投資、貿易の連携でありますとか、経済発展と雇用増加のための協力。経済関係ね、貿易投資の促進、それから新技術、新興技術の開発の支援、それからイノベーティブな人材育成のための青少年交流の促進といったことを内容といたしております。

 実に、グレッグ・アボット知事とはですね、2016年4月にMOUを結ぶために私がテキサスを訪問して以来、これで、9年で6回目の面談ということになります。

 テキサス州知事はね、アメリカ共和党の大重鎮でありますし、彼自身もですね、次の大統領候補のお一人でもございます。ブッシュさんね、息子さんのブッシュさんはテキサス州知事から大統領になったということでございますので、そういう有力者でございます。

 愛知県とテキサス州は、2016年4月に友好協力のですねMOUを締結して以来、9年にわたり着実に交流を重ねてまいりました。昨年7月には、これまでのMOUをアップデートして、新たに相互協力声明に署名をし、スタートアップ支援、医療、青少年交流を始め様々な分野で、更に両県州の連携を進めております。引き続き、両地域の友好交流の一層の促進に向けて親交を深めてまいります。

 また、スタートアップ分野で連携をしておりますテキサス大学オースティン校を訪問いたしまして、ソニア・ファイゲンバウム副学長と面談をいたします。2024年10月に愛知でお会いして以来、5度目の面会となります。今回の面談では、長年の協力への感謝を伝えるとともに、更なる連携強化に向けまして意見交換をいたします。

 そもそもですね、テキサス大学オースティン校とはですね、2018年に連携をスタートいたしまして、2019年から愛知県内のスタートアップの北米展開支援や起業家派遣などの連携事業を実施しておりまして、これで6年ということになります。

 そもそも、このテキサス大学オースティン校との連携からですね、このスタートアップ、STATION Aiプロジェクトが始まったと言っても過言ではありません。そういう意味で、このスタートアップ支援のノウハウをテキサス大学オースティン校からいただき、あわせて、フランス・パリのSTATION FからいただいてSTATION Aiを作ってきたという歴史がありますので、今回もお会いをさせていただいて、またしっかり連携をしていきたいというふうに思っております。

 そしてもう1つ、毎年3月にオースティンで開催されます世界最大の複合イベント「サウス・バイ・サウスウエスト」の主催団体であるサウス・バイ・サウスウエスト社のヒュー・フォレスト社長とも面談をいたします。

 サウス・バイ・サウスウエストにはですね、これまでに大学生を4回派遣をし、そして、今年3月は愛知県内のスタートアップも3社派遣をして、プレゼンもしていただきました。そういったのも全部、このサウス・バイ・サウスウエスト社に段取りしてもらっているんです。なので、今回も表敬訪問いたします。

 なので、これからもこういったサウス・バイ・サウスウエスト。ですから、うち、2月の4・5・6で今年やったTech GALA Japan(テック ガラ ジャパン)は、是非ともこのサウス・バイ・サウスウエストに近いようなね、そういった街中を巻き込むようなスタートアップカンファレンスにしたいなと、そんな思いがございます。

 それから、翌10日はですね、オースティンからサンアントニオに移動をいたします。

 11日午前は、多くの県内企業が進出しているサンアントニオの市長と面談をし、その後、トヨタ自動車のサンアントニオ工場を視察をいたします。午後は、サンアントニオ市が所在するベアー郡の長官と面談をし、毎年ベアー郡及びサンアントニオ市の高校生を愛知県に派遣をいただいている白根直子記念財団のヘンリー・シスネロス会長と面談を予定をしております。

 ということでございまして、このサンアントニオにあるトヨタ自動車のサンアントニオ工場はですね、北米トヨタの10か所目の工場として2006年に開設をされたものでございまして、ここは一つの、何といいますかね、トヨタの北米での稼ぎ頭と言ってもいいんじゃないでしょうかね。これ、巨大なピックアップトラック「タンドラ」とですね、ハイブリッドSUV「セコイア」を生産をしておりまして、2024年の生産台数は20万2,000台という。あんな、日本にない、アメリカへ行くと、こんな大きなやつありますわね、ピックアップトラック。あれ、排気量5リッターか6リッターぐらいある巨大なやつで、あれを20万台生産してという。飛ぶように売れておるんでしょう。作っても作っても追いつかないということだと思いますけれども。たしかそこで1万人ぐらい。そうだね、1万人ぐらい雇用していますからね、ですから、大変大事な会社ではないかなというふうに思います。

 さらにね、2024年6月に、トヨタ自動車はこのサンアントニオの工場に変速機と車軸を結ぶドライブトレーン部品製造施設を新たに建設するということも発表をされておられます。その新しい施設も拝見をすることと、また、テストコースでの走行や工場見学もさせていただく予定といたしております。

 ちなみに、私、サンアントニオへ行ったのは、2016年に最初のときに行って、なかなか、テキサスにその後も2回行きましたが、ちょっとですね、なかなかそこまでちょっと足を伸ばすあれがありませんでしたが、私が1回行ったら、向こうは4回ぐらい来ましたのでですね、ちょっとさすがに今回は行かないと怒られるので、行ってまいります。ということでございます。

 ちなみにですね、高校生の派遣はですね、このベアー郡サンアントニオの高校生はこれで4回、今年6月に来ますと、これで5回。ほぼほぼ、コロナを除けば、毎年来ていただいておりまして、私ども愛知県の高校生は、今年3月派遣で3回ということでございます。そんなね、高校生の相互派遣をやっていくっていうのは大変大事なことでございます。

 次に、13日、ヒューストンに移動いたします。

 ヒューストンの滞在の14日は、MDアンダーソンがんセンターを訪問いたします。

 2023年5月、このがんセンターのピーター・ピスターズ・プレジデントとの面談を契機として、共同研究、人材交流などの連携を進めております。

 世界一の医療機関ですからね、MDアンダーソンがんセンター。あそこの、テキサス・メディカルセンターというのがあの中にありますけど、病院が十幾つあるんですね。なので、アメリカ一といいますか、世界一の医療集団というか、医療団地というんですかね、というものでございます。その一角の、世界一のがんセンターがあるということで、またパートナーシップの関係強化に向けて意見交換をしていきたいというふうに思います。

 そして、同日午後、ダラスに。

 その前にあれですね、サンアントニオのニーレンバーグ市長さんとは、これで5回目の面談となりますし、ベアー郡のサカイ長官とも3回目の面談となります。

 白根直子財団のシスネロス会長さんも、これで3回目の面談ということになります。彼は、前のサンアントニオの市長さんかな、ということで、そういう意味では、大変ずっと関係をね、大事にしていきたいというふうに思っております。

 それと、MDアンダーソンがんセンターは、今、愛知県がんセンターのね、建替えというのを考えておりますので、そういう意味では、また引き続きパートナーシップ強化と、あと、大いに連携を進めていきたいというふうに思っております。

 続いて、ダラスへ移動いたしまして、15日、テキサス大学ダラス校の学長と面談後、ダラス近郊で北米トヨタ本社があるプレイノの市長さんとも面談をいたします。また、ダラス市の臨時副市長さんとの面談も予定をいたしております。

 このテキサス大学ダラス校というのはですね、もともとはテキサス・インスツルメンツの研究機関として創立をいたしまして、それが1961年。その後、1969年にテキサス大学のダラス校ということで大学に昇格したということでありますが、学生数は3万人いると。規模感がちょっと違いますけどね、アメリカの大学、大きいと。これまで4人のノーベル賞受賞者が在籍をしているということでございます。

 現在、名古屋の名城大学が同校との連携・協力、連携に向けて協議中というふうに聞いておりまして、今回は、テキサス大学ダラス校側から、会いたいといいますかね、お会いしたいということでオファーをいただきました。このダラス校のベンソン学長との面談を通じまして、更にテキサスとの交流の促進を検討していきたいというふうに思っております。

 このダラスのバザルドゥア臨時副市長さんとも、昨年11月に御来県いただきましたので、もうお会いをいたしております。2回目ですかね。プレイノのムンズ市長さんとはこれで3回目の面談になりますね。アーリントンのですね、ダラスとフォートワースの中間ですが、アーリントン市の市長さんのロス市長さんとは今回初めてお会いをするということに相なります。

 それから、あわせましてですね、やはりサンアントニオ、ダラスにしてもですね、オースティンにしても、またとにかく愛知県及び日本の企業がテキサスへ多く進出しておりますので、そういった企業さんへのですね、事業活動への支援、それから更なる連携強化。やっぱり日米経済関係は非常に大事だということをですね、強くお訴えしたいというふうに思っております。

 それからもう1つ、エアポートセールスで、アメリカの大手エアライン、アメリカン航空の本社がダラスにございます。ダラス・フォートワース空港をですね、ハブにしているわけでございますが、そちらにですね、エアポートセールスをしていきたい。中部国際空港、中部-ダラス直行便をですね、是非開設していただきたいということを、またお願い、要請をしていきたいというふうに思っております。

 これまでもエアポートセールスをやった結果ですね、ベトジェットエアでありますとかシンガポール航空、上海吉祥航空などでの増便、新規就航など、成果もありますので、今回、コロナ明けでね、他の空港はインバウンドでにぎわっておりますが、残念ながら、ちょっと中部国際空港はまだそこまで到達しておりませんので。そして、今北米路線がない状況でありますので、お訴えをしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上、11日間で9泊ですね、9泊11日か。ということで5都市。ワシントンと、テキサスで4都市行きますので、ほとんど走り詰めになろうかと思いますが、しっかりと務めていきたいというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。

 これがまず第1点でございます。

(3)IGアリーナオープニングDAYsの参加申込受付について

 (【知事会見】IGアリーナオープニングDAYsの参加申込受付を開始します - 愛知県)

 続きましてですね、2点目です。IGアリーナオープニングDAYsの参加申込受付です。

 3月29日土曜日に完成引渡式を行いました。これはPFIですが、Build Transfer Operate(ビルド トランスファー オペレート)、BTOプラスコンセッションということで作って、県の施設として引渡しを受けて、そして、その後30年間の運営権、コンセッションを設定をして、それをNTTグループさんに買っていただいたということでございます。その買っていただいたのが30年で200億円と、こういうことでございまして、日本最大のPFI事業ということでございます。

 今年7月、大相撲名古屋場所でグランドオープンいたしますが、5月31日と6月1日、土・日で、IGアリーナオープニングDAYsを開催することを2月に発表いたしました。これは県が主催で開催をいたします。

 今日はですね、このオープニングDAYsの主な内容と参加申込みの受付についてお知らせをいたします。

 資料の1ページの開業式典を御覧ください。

 開業式典は、5月31日の土曜日午前10時30分から開始をし、株式会社TOBE(トゥービー)代表取締役滝沢秀明さん、タッキー演出によるオープニングアクトでIGアリーナのオープンに華を添えていただきます。

 この開業式典は、一般参加者を2,000名募集をいたします。入場無料でございます。

 参加申込みは、4月の10日午前10時から5月11日午後11時59分までの間に専用Webサイトにて申込登録を受け付けます。なお、応募多数の場合は、抽選により参加者を決定をいたします。

 それは多数だろうね。何倍になるか、あれですけれども、厳正な抽選で決めたいと思います。

 当日はですね、やはり舞台を作るというより、真ん中で、アリーナのところでやって、両側から見るような感じにいたしますので、関連の招待者をやはり大体2,000名ぐらい考えておりまして、一般公募を2,000名ぐらいということでございますが、応募が多数な場合はですね、もうちょっと席を増やせますので、もうちょっと増やした上で、それで抽選かなというふうに思っておりますので、御応募いただければ有り難いというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 開業式典のオープニングアクトにつきましては、現在、TOBE代表の滝沢秀明さんがですね企画中でありますので、当日のお楽しみということにしていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 続きましてね、資料の2ページでございます。IGアリーナ体感イベントであります。

 DAY1は5月31日の午後1時から午後6時まで、DAY2は6月1日午前10時から午後5時までを予定をいたしております。

 DAY1では、フィギュアスケート界からですね、荒川静香さん、鈴木明子さん、村上佳菜子さん、高橋大輔さん、村元哉中さんを始め皆さんをお招きをいたしまして、滑ってもらうわけには、リンク作らないかんので、ちょっとそれはあれなので、フィギュアスケータープレミアムトークショーを開催をいたします。またお越しをいただけたら有り難いなというふうに思います。

 ここも、何といってもね、今年12月にフィギュアスケートグランプリファイナルやりますのでね、フィギュアスケート多分結構使っていただけるんじゃないかと思いますけどもね、是非是非フィギュアスケートの殿堂にもしたいなというふうに思っております。

 また、NINJA GAMES showcase (ニンジャ ゲームス ショーケース)& 体験会として、BMX、パルクール、スラックラインなどを見たり、体験したりできるイベントも計画をいたしております。

 DAY2ではですね、IGアリーナをホームアリーナとする、Bリーグ名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの交流イベントを行います。ドルフィンズの選手によるバスケ教室や、チアリーダーズ「ダイヤモンドルージュ」のパフォーマンスなど、アスリートとともにIGアリーナを満喫するスポーツ体験を提供いたします。

 この他のプロスポーツチームとの交流イベントも、今調整をしております。

 2日間の共通イベントとして、サブアリーナでは、フィールドアスレチックやVR技術などを活用したサイバースポーツの体験コーナーを用意をいたします。

 さらに、IGアリーナ内を巡るスタンプラリーや館内の飲食店舗のグルメ体験など、楽しいコンテンツを御用意をいたします。飲食店、一部もうオープンして、食べてもらうということも御用意いたします。

 なお、DAY1、DAY2のイベントにつきましては、今後、随時、最新の情報を専用Webサイトでお知らせをいたします。とりあえずここまでということでございまして。

 体感イベントの参加申込につきましても、4月10日午前10時から専用Webサイトで受け付けます。全て入場は無料でございます。

 皆様には、是非オープニングDAYsの2日間で世界トップレベルのグローバルアリーナ、IGアリーナを体感をしていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 なおですね、まだ外構工事なり、地下鉄のですね、名城公園駅からの地下道はですね、あれは6月末までが。7月グランドオープンで、それまで工事期間でございますし、この間御覧いただいたIGアリーナと名古屋城の天守閣を結ぶところは、昔というか、ちょっと前まで動かなくなった風車があったところね、あれを、風車を取り壊して、おふけ池との間ですけど、そこを今、名古屋市さんがね、名城公園の整備というか、芝生広場を今、造っておりますが、あれはちょっと夏ぐらいまでかかるということでございますので、ちょっとまだ工事やっておりますがね、そこは御容赦をいただければというふうに思っております。

 このアリーナ関連はもう全部完了いたしまして、あと、これから備品を入れて、備品や調度品を入れたりね、何とかしながら、開業に向けて準備を進めていくということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 このIGアリーナの体感イベントはですね、申し込みいただいた方は基本全て入場可能といたしますが、会場準備の都合上、来場者数の目安を把握する必要があるので、参加申込みを、登録をお願いしたいということでございます。

 なお、スマホを所有していないなど、専用Webサイトで登録できない方は、当日会場で用紙に必要事項を記入いただいて入場可能とすることも予定しておりますので、当日来ていただく、本当にもういっぱいいっぱいになると、ちょっと安全面で確保しなきゃいけませんが、基本は、お越しいただいたら体感をいただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(4)2025年度知事の名刺を使った県産農林水産物のPRについて

 (【知事会見】2025年度知事の名刺を使った県産農林水産物のPRについて - 愛知県)

 そして、最後、3点目でございます。2025年度知事の名刺を使った県産農林水産物のPRでございます。

 愛知県では、あいちが誇る全国トップレベルの農林水産物のブランド力強化、農林水産物全体のイメージアップを進め、需要拡大を図っております。

 この取組の一環として、2011年度から毎年、私の名刺にあいちの農林水産物の図案を入れて県内外へPRを行っておりまして、今年度で15年目を迎えます。

 今年度は、産出額等が全国上位である品目やブランド化を図っていきたい品目・取組の中から、ばら、つまもの、豚肉、キャベツ、養殖あさりと、あいちの食や花の魅力を広くPRしている地域として愛知県が認定する食と花の街道から、南知多しらす街道とおかざき鮎めし街道を選定をいたしました。

 このうち、初めて取り上げるのは、養殖あさりと南知多しらす街道とおかざき鮎めし街道であります。

 養殖あさりはですね、水中に吊るしたかごの中で育てたあさりで、大粒で身が太っているのが特徴であります。田原市が産地で、2月から3月に出荷されます。

 南知多しらす街道では、南知多で水揚げされる新鮮な生しらすや、しらす丼、しらすスイーツなどの多種多様なしらす料理を味わうことができます。おかざき鮎めし街道では、新鮮な鮎とブランド米のミネアサヒを組み合わせたこだわりの鮎めしを味わうことができます。

 これまでは、キャベツやうなぎ、名古屋コーチンなどの品目のみを選定しておりましたが、今年度からは新たに、県産農林水産物を活用した取組についても、名刺を使って広くPRをいたします。

 資料の3ページを御覧ください。来年3月までの1年分の名刺のイメージと図案を一覧にしております。

 2ページが、その2か月ごとにね、こういう順番でやっていきますし、その出荷額とか出荷量もね、ここに書かせていただいております。でもって、その図案は、こちらの3ページということでございます。農産物だけではなく、畜産物や水産物もバランスよく取り上げまして、各品目や取組を2か月ごとに掲載をしてまいります。

 なお、今年度は、本日4月1日から早速ばらの図案を入れた名刺を使っております。

 今後も、名刺を使って愛知の農林水産物をしっかりとPRをしてまいります。

 なおですね、こういう形で計画をいたしましたが、やはりこの今年1月にですね、知多地域で発生をした高病原性鳥インフルエンザの消費拡大というのを、この3月にね、議長さんと一緒に親子丼食べたり、イオンモール常滑さんで消費拡大のPRをやったりということをさせていただきましたが、そういったことがありましたので、これに加えて、急遽ですね、この4月5月はですね、このばらと、またそれとは別に、愛知県産の鶏肉と卵を応援するために別途追加をしてPRをしたいということでございまして、図案は今作成中でございます。急遽、今日の午前中決めましたので、追加を。すみませんね、まだ図案は。今日、先ほど指示しましたので、一両日というか、今週中には決めてお示ししたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。ということでございまして。

 ちなみにね、この養殖あさりというのは、皆さんあんまり聞き慣れないかもしれませんけども、なかなかね、今あさりが本当に、もうこの10年ぐらいずっと不漁になりましてね。

 かつては2万トンぐらい取れてましたからね、10年以上前は。日本のあさりの生産のね、大体6割から7割は愛知県産、ほとんど三河湾ということで。国産あさりのね。

 ということでありましたが、それが取れんようになってもう久しいんですけれども、明らかにね、栄養分が足らないんですよ。これは、瀬戸内やね、有明で問題になっておりますけれども、やはり有明のノリの色落ちとかね、あれも栄養分が足らないんですね。なので、本来の黒いノリにならない。もう色が落ちたノリなんていうのは商品になりませんので、捨てるしかないんですよね。とかですよ、瀬戸内でももう魚が取れんようになったと、ノリも駄目だということで。

 なので、栄養分のね、窒素とリンとかああいう類いの栄養素の量をずっときれいにしておりましたが、少し戻して、きれいな海と豊かな海を両立させようということでやっておりますが、私ども三河湾の方も、明らかにですね、やっぱり公共下水、下水の普及でですね、もう本当に水がきれいになりましてね、冬なんかもう、海透き通っておりますからね。そうなると、結局、秋までは貝は、稚貝はいるけれども、結局冬の間に育たずに、冬の嵐で飛ばされて、流されて、結局2月3月ですね、こうやって大きくならずに、もう死んじゃうと、身にならないと。

 こういうことでございますが、そうならないようにですね、こんなかごにね、入れて海に沈めて、流されないように大きくするという養殖あさりが盛んになりましてね。もともと2,000、3,000トンだったやつがね、2024年、去年だな、去年のシーズン、1年前は8トン、8トンまできたということなので、まあまあまあまあ、これはだんだん増やして。それでもね、今、減ったとはいっても、まだ愛知県のあさり、さっき申し上げた2,000トンから3,000トンぐらい出ていますから、その8トンなんで本当に微々たるもんですが、やはり愛知のあさりというのは、東京でもね、やっぱりプレミアムつくぐらいのね、国産あさりとしてはブランドでありますので、これはやっぱり復活をさせていきたいというふうに思っております。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)IGアリーナ オープニングDAYsの参加申込受付について

【質問】 すみません。ちょっと発表事項に戻ってしまうんですが、IGアリーナのオープニングDAYsなんですが、先ほど、知事から2,000人プラスアルファというお話があったと思います、抽選に関して。この開業式典の一般参加者の募集人数ですが、大体、プラスアルファはどれぐらいが想定されますか。

【知事】 ちょっと分かりません。1,000人2,000人単位にはならんと思いますけども、できるだけ増やせるように努力したいというふうに思っております。

 まあどうでしょうね。どうだろう。500、600は増やせるかもしれませんね。席数はありますのでね。ありますので、できるだけ増やせるように努力したいというふうには思います。

【記者】 ありがとうございます。

【知事】 多分それ以上に応募来るでしょう。きっと。多分ね。でも、中身は分かりませんけども、でも、あれですよ、滝沢秀明さんはもう社長さんなので、もうタレント業は辞めてますから。企画演出はね、されますけど、TOBEという、TOBE社としてね。滝沢さんがそのプロデュースされますが、御本人が舞台に立つことはないだろうなとは思いますけどもね。

 ただ、プロデューサー、企画演出者として、そら本人来ますよ。来てもらいますよ、そら。責任者なので。なんですけども、なので、会場のどっかには姿を現すでしょうけど、席に座って見とるのか、我々と一緒に見ているのか、それとも舞台のとこで一生懸命演出されるのか、そこはちょっと分かりませんが、御本人は来ますよ。ただ、舞台で見ることはないだろうなと思います。ありがとうございます。