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2025年10月14日(火曜日)午後2時
1 知事発言
それではですね、10月14日火曜日午後2時でございますが、ちょっといつもの時間違いますけれども、定例会見を始めさせていただきます。
今日は、午前中ですね、もう皆さんも取材いただきましたが、午前9時から、豊田市におきましてですね、国連のですね国際首長フォーラムということで、9時からオープニングセッションありましたので、そちらの方に参りました。そして戻ってきて、11時45分から、イグノーベル賞受賞者の皆さんへの愛知県特別表彰の授与ということでございました。
明日はですね、御案内のように9月議会の閉会日ということでございまして、一応10時めどということでありますので、午前中ちょっと会見できませんので、今日の午後ということで、この時間にさせていただきました。
すみません。御理解いただきありがとうございます。
それでは、お手元の資料に基づきましてですね、御説明をさせていただきたいというふうに思っております。
(1)今年の熱中症警戒アラートの発表状況等について
続いてですね、もう大分涼しくなってまいりましたので、今年の夏のですね熱中症警戒アラート、それから猛暑日、真夏日等のですね、この夏の暑さの総決算といいますかね、ちょっと取りまとめをさせていただきました。御覧をいただき、お聞きをいただきたいと思います。
昨日はですね、季節外れの真夏日ということでございましたが、10月に入ってから30度を超える暑さもですね、減りまして、さすがに秋らしくなってね、随分過ごしやすくなってまいりました。
そういう中でありますが、この夏も例年以上の猛暑となりまして、7月1日以降毎週、8月12日の定例会見を除きまして、知事定例会見におきまして私から、熱中症警戒アラートの発表状況と合わせ、県民の皆様に向けて熱中症予防の注意喚起を繰り返し行ってまいりました。
振り返ってみますとですね、お配りした資料にあります「熱中症警戒アラートの発表状況」のとおり、今年は熱中症警戒アラートの運用が始まりました2020年以来最も早い、6月18日の水曜日の発表以降、計51回の熱中症警戒アラートが発表されました。これは、昨年の46回を5回上回る、過去最多でございます。
資料を御覧いただきながらね、お聞きいただきたいと思いますが、51回で、昨年46回なんで、過去最多ということでございます。
ちなみにですね、熱中症警戒アラートはですね、2020年は愛知県独自でこの警戒アラートを運用を始めさせていただきました。翌2021年度から全国運用が始まったということでございます。2020年はね、新型コロナ感染症が始まったときでありまして、コロナの感染症と、やはり夏に第2波が来ましたんでね、熱中症の発熱の状況とねコロナの状況と、やっぱり最初の発熱の状況だけじゃ見分けがつかないので、やっぱり両方気をつけてくれということで、警戒アラートを1年早く、全国よりも早くやらさせていただきました。
それでいきますとね、熱中症警戒アラートというのは、2020年が18回、2021年が21回、2022年が13回、2023年が28回、2024、去年が46回、そして今年51回ということで、明らかに、かんかんかんと上がってきているということでございます。
資料の1ページをね、御覧をいただきますように、参考として、今年と昨年の真夏日と猛暑日の日数をまとめております。
今年は、6月の段階から猛暑日となる日が4日出るなど、早い時期から厳しい暑さとなりましたということでございますが、猛暑日は去年と、去年も暑かったんだね、58日で一緒ですが、真夏日が4日多いと。やっぱ今年が一番暑かったと。警戒アラートがね5日多いですから、それはそういうことなんだろうと思いますね。
続いて、資料2ページの「熱中症による救急搬送者数の状況」です。
今年の5月1日から9月30日までの疑いを含めた熱中症による救急搬送者数は、県内で6,632人となっておりまして、昨年を250人上回る状況となりました。
これは、総務省消防庁がですね、まとめて各県別に発表しておりますが、9月末で終わりということなので、一応5、6、7、8、9、消防庁発表の5か月間をここに載せましたと。去年よりはやっぱり増えているということですね。250人増えたと。
今年は6月の搬送者数が多かったことが大きな特徴ということでございます。ということですね、6月、やっぱりまだ体が暑さに慣れてないときに急に暑くなったということなんでしょうねということでございます。
次に、「熱中症対策に関する取組」でございます。
今年は、例年よりも2週間ほど早い6月10日に、県民の皆様と、県内の幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校に通う子供たちに向けまして、熱中症予防に関するメッセージを発出し、注意喚起を行いました。
また、連携協定を結んでおります大塚製薬株式会社及びコンビニエンスストア各社の御協力をいただいて、啓発動画の放映やポスターの掲示など、熱中症対策に関する啓発活動を積極的に行ってまいりました。
さらに、今年は、クーリングシェルターの認知度向上のため、県独自の熱中症対策啓発キャラクター「すずみーな」を用いた県内統一のデザインののぼり旗とポスターの配布、イベントブースでの啓発も行ってまいりました。
なお、県内市町村によるクーリングシェルターの指定は、10月9日時点で1,859施設となっております。
年々、夏の暑さが増して、夏の期間も長くなってきているように感じられます。来年も暑い夏となることが考えられますので、県としましては、今後とも熱中症対策にしっかりと取り組んでまいります。よろしくお願いをいたします。
資料2ページにあるように、啓発ポスターや啓発動画ですね。それから、3ページはのぼり旗、クーリングシェルターとポスター、「ココでひと休み」ということでございますね。そうしたものも配布をして、やらせていただいております。
それから、別紙の1・2にありますように、1が熱中症予防にかかる県民の皆様への知事メッセージ、6月10日。それから子供たちへのメッセージ、健康で安全にこの夏を過ごそうということで、6月10日ということでございます。
そうした形でね、取り組ませていただいておりますが、引き続きですね、これから毎年のことになろうかと思いますが、しっかりと取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。ということでございますね。
それがまず第1点でございます。
(2)「大河ドラマ『豊臣兄弟!』グランドプレミアin 愛知・名古屋」の観覧者募集について
続きましてですね、二つ目でございます。二つ目の資料ね。
続きましてですね、「大河ドラマ『豊臣兄弟!』グランドプレミアin 愛知・名古屋」の観覧者募集についてでございます。
愛知県では、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送を契機として、さらなる歴史観光の推進を図るため、名古屋市と連携をいたしまして、来年1月4日に、愛知県芸術劇場大ホールにおきまして、「大河ドラマ『豊臣兄弟!』グランドプレミア in 愛知・名古屋」を開催します。
このイベントの観覧者募集につきましては、10月9日に発表いたしましたので、私からも改めてお知らせをいたします。
イベント当日は、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の初回放送のパブリックビューイングと、番組出演者によるトークショーを行います。
観覧者の定員は1,400名で、観覧料は無料であります。資料に記載の申込フォームからお申込みください。申込期間は10月22日から11月24日まででございます。なので、まだ先ですけどもね、準備をしていただければということでございますね。
豪華な番組出演者をお招きをいたしまして、新年早々皆様に楽しんでいただけるイベントとなっておりますので、是非奮って御応募ください。
豊臣兄弟生誕の地としてね、名古屋市始め県内一体となって、これからも「あいちの歴史観光」を大いに盛り上げてまいります。
ということで、先週発表しましたが、改めてということでございまして。
資料の1ページありますようにね、場所がね、愛知県芸術劇場大ホールでありますからね、非常にいいとこでやりますので。あそこでパブリックビューイングやりますから、それ見るだけでも迫力があると思いますよ。やっぱりテレビの画面で見るより、あの巨大なところでね、大ホールですからね、何たって、音響もいいしね。そこで見ていただいた上で、その後にね、この仲野太賀(なかの たいが)さんと池松壮亮(いけまつ そうすけ)さん、小一郎(こいちろう)役と藤吉郎(とうきちろう)役という主役お二人に来ていただいてのトークショーというので、これはね、なかなか見ものというか、見応えがあるのではないか。
あと、2ページに、出ていただく、これも、裏も出ていただくんだな。ねえ。
寧々(ねね)役の浜辺美波(はまべ みなみ)さんでしょ、直(なお)役の白石聖(しらいし せい)さん、なか役の坂井真紀(さかい まき)さん、とも役の宮澤エマ(みやざわ えま)さん、あさひ役の倉沢杏菜(くらさわ あんな)さんということで、すごい豪華な顔ぶれだなと思いますね。ということなので、是非ね、奮って御応募をいただきたいなということで、大変な倍率の抽選になろうかと思いますけれども、是非ね、応募をいただければ有り難いなというふうに思っております。
なおですね、今回はですね、この「豊臣兄弟!」、3年前が「どうする家康」でありましたしね、県としても、県内のね市町村と協議会を作ったりしてですね、「どうする家康」でPRをしっかりやろうということで、歴史観光にもつなげていこうとやりましたが、来年もね、これは名古屋市さん中心になりますけど、もちろんね、豊臣秀吉のね恩顧(おんこ)のといいますかね、関連の武将というのは、この愛知というか、当時の名古屋及び尾張周辺にいっぱいいますからね。そういう意味では、今回も愛知県、名古屋市、それからまた関係の市町村でね、しっかりと協議会を作って盛り上げていきたいというふうに思っておりますが、今回ですね、大河ドラマの連携行事としては、今月、10月19日、今度の日曜日、19日の日曜日に名古屋まつりの行列に、豊臣秀長役の主演仲野太賀さんと織田信長役の小栗旬(おぐり しゅん)さんが参加されると、パレードに。ですから、パレードのあの山車ぐるまかな、あれに乗ってパレードするんだね。すごい豪華だと思いますよ、これ。
いや、私もその当日、お会いすることになっておりますけれども、楽しみですね。でございます。
それからまたですね、今回のこのイベント、今回のこの1月4日のね、グランドプレミアにつきましては、これは、何で私どもの方から発表するかといいますと、これ自体は、費用面で県と市も負担しておりますので。これは、NHK名古屋放送局と愛知県と名古屋市で、共同事業をということでございましてね、予算も立てております。費用負担、県と市で折半でやりましょうということで、募集ということでございますのでね。しかし、我々がやってこれだけのね、この俳優さん揃えられませんのでね、有り難いことだなというふうに思います。
なお、2023年のですね「どうする家康」のときもね、1月8日、パブリックビューイングは岡崎市さんがやりましたけど、1月8日、初回、私行きましたけど、あそこも豪華けんらんの。松本潤さんだけはちょっと岡崎までねちょっと、静岡、浜松まで行ったのか。あとのメンバーはずらっと勢ぞろいで岡崎でやりましたね。パブリックビューイングは、1月、9月、あと12月17日の最終回もね私行きましたが、大変豪華なね出演者でございました。
それからまたトークショーはね、3月23日、小手伸也(こて しんや)さん、岡部大(おかべ だい)さんね。7月8日に板垣李光人(いたがき りひと)さん、小手伸也さんと。こういう形でありましたので、結構ね、たくさん。他にもいっぱい、各地区でやっていただきましたが、今回も、1月4日、正月明けというか、もうしょうがいない。日曜日の第1回がこれだから、パブリックビューイングをここでやるしかないもんね。なので、ということでございますので、正月早々、皆さん是非ね、お楽しみにしていただきたいというふうに思っております。
4日日曜日なので、まだ正月休みは明けていませんがね、5日が仕事始めかな。楽しいと思います。よろしくお願いします。
(3)「あいち・なごやFASHION DAYS(ファッションデイズ)」の開催について
続きましてですね、「あいち・なごやFASHION DAYS」の開催についてでございます。
これも10月7日にですね、「TGC in あいち・なごや 2026」記者発表会において先行発表済みでございます。これ私もですね、IGアリーナで発表会、私も参りましたが、改めて私から概略申し上げたいと思います。
2026年2月15日にIGアリーナで開催される「Samsung Galaxy presents TGC in あいち・なごや 2026 by TOKYO GIRLS COLLECTION(サムスン ギャラクシー プレゼンツ ティージーシー イン アイチ・ナゴヤ ニセンニジュウロク バイ トウキョウ ガールズ コレクション)」の記者発表会が先週行われ、私からも御挨拶申し上げました。
本県では、名古屋市と連携をし、この「TGC in あいち・なごや2026」を含む、2月14・15日の土日の2日間を「あいち・なごやFASHION DAYS」と銘打って、愛知・名古屋の繊維や伝統的工芸品を中心とした産業や、発酵食などの食、そして文化を発信するイベントを開催をいたします。
1日目の2月14日土曜日は、「AICHI TEXTILE FES.2026(アイチ テキスタイルフェス ニセンニジュウロク)」として、エスパシオ ナゴヤキャッスル「天守の間」で、繊維業界の著名人によるトークセッションやモデルフロアショーのほか、織物製作体験コーナーや、愛知の発酵食品、地酒等を楽しめるマルシェを開催する予定であります。入場は自由、無料であります。
イベント内容の詳細は、決定次第改めてお知らせをいたします。あいち・なごやFASHION DAYSのWebサイトにおきましても随時お知らせをいたします。
そして2日目、2月15日日曜日は、IGアリーナで、「TGC in あいち・なごや 2026」と連携をし、地元のテキスタイルで仕立てた衣装を着用したアーティストによるパフォーマンスなどを行いまして、愛知・名古屋の繊維を始めとする産業や歴史、文化など、この地の幅広い魅力を発信してまいります。詳細は当日までシークレットということでありますが、是非御期待をいただきたいと思います。
エスパシオ ナゴヤキャッスルとIGアリーナという2つのですね、新施設において、古くから当地域を支えてきた繊維産業を始めとする愛知・名古屋の魅力を国内外に向けて新たな形で力強く発信し、地域ブランドのさらなる向上と産業の一層の活性化につなげてまいります。
ということで、資料は、先週ね、お配りしたものでございまして、私どもはね、愛知の繊維産業PRブースで、尾州の毛織、三河木綿、知多木綿、蒲郡藍染、岡崎草木染、有松・鳴海絞、名古屋黒紋付染といった繊維や伝統産業を紹介をいたしますし、また、製作体験コーナーや展示販売も実施をいたします。
また、「愛知のおもてなしマルシェ」では、名古屋めしやクラフトビール、地酒、常滑・名古屋ワインなど、愛知のグルメを楽しめるキッチンブースや地場産品の販売ブースも設置する予定でございます。
大変楽しい内容でね、TOKYO GIRLS COLLECTIONと連携をして、大いに盛り上げていきたいと思います。
なお、TOKYO GIRLS COLLECTIONがこの名古屋で開催されたのは、2011年の2月19日と2012年の9月1日に過去2回、2011年2月と2012年の9月に過去2回、ナゴヤドームで開催されておりまして、1回目は、これは民間の主催。両方とも中日新聞さん中心にね開催をしていただきましたが、2回目のときにね、愛知県の後援名義と、そして県のAICHI TEXTILE COLLECTION(アイチテキスタイルコレクション)の最優秀作品等の披露ということで、県の事業もそこのステージを使ってね、PRもさせていただいたということがございますが、それ以来ということでありますので、実に、これ2026年2月なので、13年半ぶりということですかね。13年半ぶりということなんで、これも多くの皆さんに楽しみにしていただければというふうに思います。
(4)「あいち防災フェスタの開催」について
それではですね、発表事項1点申し上げます。「あいち防災フェスタ」の開催についてであります。
愛知県では、毎年11月の第2日曜日を「あいち地震防災の日」と定め、「あいち防災フェスタ」を2007年から開催をしております。
今年度は、11月9日の日曜日、初めて東三河地域で開催いたします。豊川市にあるイオンモール豊川に御協力をいただき、モール内2階のセントラルパークを始め、1階のイベントスペースや駐車場を会場に、様々な催しを実施します。
セントラルパークでは、防災○×(まるばつ)クイズやキャラクターショーなどのステージイベントを、駐車場では、防災関係団体・企業の防災啓発ブースが多数出展するほか、消防、警察などの災害対応車両を展示します。また、「愛知県防災ヘリコプターわかしゃち」のデモ飛行も行う予定です。
当日は、地域防災力の向上に貢献した団体への「防災貢献団体表彰式」を併せて実施します。
さらに今年度は、水消火器による的当てゲームなどを通じて家族や友達と楽しみながら防災知識が身につくイベント「イザ!カエルキャラバン!in東三河」、災害時に役立つペット用防災グッズの紹介などを行う「ペット防災マルシェ」を同時開催します。
入場は無料です。お子様から大人の方まで、楽しみながら防災について学べるイベント、「あいち防災フェスタ」に是非御来場ください。
ということで、今、私が申し上げたとこがこの発表資料ということでございますので、あいち防災フェスタのちらしということでございます。
2007年度初回から毎年開催しておりまして、2020年だけ新型コロナで中止ということでございますが、あとはずっとやっておりまして、これで18回目ということになります。
昨年度は、日頃からペット連れの方が多い庄内緑地、名古屋のね、庄内緑地で、ペット防災マルシェと同時開催をして、約4,000名の方に御来場をいただきましたと。今回、やはり県内全域でですね、防災意識の高揚をより一層図っていくため、今年度、初めて東三河地域で行うことにいたしました。
これまではですね、初回、2007年がアスナル金山とNHKのビルと。それからあとはずっと愛・地球博記念公園が多くて、あと、久屋広場もありましたね。あと、名古屋のささしまライブエリアとかね、あいち健康の森、名古屋港ガーデンふ頭、庄内緑地と、こういうことでございますが、初めて東三河で開催をいたします。
団体の御出展はですね、行政機関、市町村の行政機関、それから愛知県建築士会、あいち防災リーダー会などの防災団体、それから豊川市の自主防災組織、防災備蓄品・衛生用品を扱う企業などに参加をいただいて、37の防災啓発ブースを出展をいたします。
また、地震体験車なまず号や消防車など、8団体12台の車両展示も行います。ステージイベントは、豊川市消防音楽隊、とよかわ吹奏楽アカデミーの演奏、お笑い芸人シューマッハによるお笑いライブ、防災○×クイズなど、楽しみながら防災について学べる企画を実施をいたしますので、よろしくお願いします。
なお、ペット防災マルシェはですね、ペットの災害対策や避難所へのペット同行避難について、飼い主さんはもちろんなんですけど、飼い主さんだけじゃなくてね、一般の方にも、ペットを飼っていない方にも理解していただけるように、このペット防災マルシェをやってですね、昨年度からこれを開催して、これからもずっとやっていきたいなと思います。
というのは、いろいろ避難所に行ってね、ペット連れてくるのは嫌だとかうるさいと。そういうのではなくて、そういうこと言われるとですね、そこを御理解いただかないと、ペットを飼っていられる方はもう避難しないということに即つながってしまいますのでね。自分の飼っているペットと一緒じゃなかったら行かねえと、てこでも行かねえぞと、動かねえぞ、という人は普通にいますので、そこはやっぱり一般の方にもね理解いただけるように、これはねやっていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
(5)クマの被害について
それから、私から、資料は以上ですが、最後にですね、ここのところですね、少し北海道のヒグマだけではなく、本州でもツキノワグマの、クマの被害がですね大分頻発をいたしておりまして。お隣のね岐阜県の高山でも、昨日ですか、ちょっとけがされたということもあったし、また、白川郷でもね、観光客、子グマですか、クマが外国人を何かちょっとひっかいたというようなこともあったりしてね、非常にこれは危険でありますのでですね、私からも少し申し上げたいと思いますが。
愛知県の状況でございますがね。愛知県内のクマの確認件数、いわゆる山の中といいますかね、そういう山間地でも、集落とかそういったところに防犯カメラありますから、そういったカメラでの確認したもの、それから実際に現地の人が目撃したもの、それからまた、その足跡でここに来たというような行動が確認できたものなどを入れますとですよ、クマの確認件数はですね、今年、2025年はですよ12件でございます。去年(2024年)が19件、おととし2023年が19件、2022年が20件、2021年が12件、2020年が22件でありますので、大体同じぐらいかなということで。
今年は特にうちが、今、この9月30日現在で、これは暦年だよな。
【自然環境課長】 年度です。
【知事】 年度か。
年度だとすると、あれだな、半分。ただ、これから冬眠だから、冬だからね。冬眠するかどうか知らんぞ。あんまりしないんじゃないの、こっち。するのかな。あったかいから。
【自然環境課長】 11月ぐらいまで。
【知事】 ああ、そうか。
だから、10月11月で、12月以降はちょっとクマもあんまり出ないのかもしれませんが、そうすると、12件だと去年並みにはいくということですかね。やっぱり秋が活発に動くんでしょうからね、やっぱり。
去年も、山のドングリは凶作だったと、日本全国。愛知県も凶作だったと。今年もですね、今年は何だ。
【自然環境課長】 同じです。
【知事】 あれだろう。金曜日に言うんだろ。
【自然環境課長】 凶作です。
【知事】 凶作だけど、金曜日、17日金曜日に言うんじゃなかったっけ。発表するんじゃ。
【自然環境課長】 そうです。
【知事】 なんだそうです。今年の山の、愛知県のドングリの生育状況。だけど、凶作だそうです。
なのでですね、全国的に同じ傾向なんでしょうね。そりゃそうだよね。だって別に、岐阜とか長野の山がですよ凶作で、愛知だけ豊作なわけがないもんね、これ。同じですよね。県境、県の地境なんか、普通、動物とか植物は関係ないもんね、これね。
なので、今年の12件もですよ、ですから岐阜の県境ですね、瀬戸とかね、豊田でも、旧小原、旭、稲武、それから豊根、東栄というところが出ているのでですよ、ほとんど岐阜とか長野の県境ですね。なんで、そこはですね、やはりそういう、やっぱりよっぽど南の方は、そこまでは普通下りてこないのであれだと思いますが、そういった岐阜とか長野の県境で山に入る、山菜採りとかいろんなことでね入る方は、やはりお気をつけていただくと。クマの鈴をつけて入るとかね、そういったことをしていただくということが必要ではないかと思います。
なお、県としてはそうした、市でいうとね、瀬戸、豊田、それから岡崎、新城かな、それからあとあれだね、北設の3町村ね、そういったところと連絡協議会をやって、今年はこうですよという情報の共有をやり、また、クマに気をつけていただきたいという周知啓発はね、これはしっかりとやらせていただいているということでございます。
なおですよ、クマの捕獲数は、去年は2頭捕獲しているんですね。その前、2023年1頭、2022年はゼロ、2021年がまた2頭か、捕獲をしているということで、こういう檻の、基本わなですよ、イノシシとかシカを捕まえる、こういう檻のところに。あと、足を捕まえる、くくりわなというんですかね、足を縛ってというものに間違ってというかね、捕まっちゃったクマでございます。
興奮しているクマはね、近づけないので、もうそれはやむを得ないので、それは処分をさせていただくということになりますが。そうでないものは、何だろう、麻酔を打ってあれか、地元の理解をいただいたら、基本、クマは保護団体の皆さんとの約束事というんですかね、それで基本はもとの山に返すと。やっぱ環境保護といいますかね、それも麻酔を打って。それは、麻酔を打たなくて起きているクマは、人間が捕まえて持ってける、そんなことできませんからね。麻酔を打って、くたっとなったやつをまた元の山に返すということが、そういう方針になっているんですけれども、やはり興奮しているやつはちょっと近づけないのでですよ、それはちょっとやむを得ず処分をするということになっているということですね。
ということでございますが、愛知県ではそんな状況でございますが、やっぱり山間部の県境の皆さんはね、やはり注意をしていただく必要があるんではないかなというふうに思っておりますので、状況だけ申し上げさせていただきました。
私からは以上です。
2 質疑応答
(1)クマの被害について
【質問】最後の発表いただいたクマの出没ですが、去年は愛知県内で2頭捕獲ということでしたが、今年の捕獲の件数を教えていただけますか。
【知事】 今年はありません。
【記者】分かりました。
【質問】あと1点ですね、岐阜や長野の県境でよく出没するということですが、行動のパターンとして、村に近づくような傾向があるなど、そういったお話は聞いていますか。
【知事】 今のところ、ないな。
【自然環境課長】はい。
【知事】今のところ、ありませんね。
あれば、もちろんあれですよ。当然、地元の市町村と一緒になってね、それは対策組まないけませんしね。当然周辺の方々に周知啓発しなきゃいけない。当然地元の猟友会、あと警察。ですから市町村、警察、それから猟友会の皆さんや地元の方々とかね、農協とか農業団体とか森林組合とか、いろんな方々と情報共有して対応しなきゃいけません。あと、教育関係ですね。学校ね、子供たち。
なので、今のところは町中にというか、集落に出てくるのはないんだな。今のところね。今のところ、愛知県内では確認をされておりません。
ただ、全国的に、普通はね、秋の冬眠の前にやっぱり栄養分蓄えてということで、ただ山に、山のいろんな実が、栗とかドングリが凶作だとね、町に下りてきて、残飯漁ったり、何とかで、今、最近は、スーパーを食い散らかすとか、民家に入って冷蔵庫まで開けて食べちゃうとか、いろんなやつがいるからですね、ちょっと明らかに驚きだなと思いますね。
飛騨高山で、ちょっとね、けがというか襲われたり、また、白川郷でね観光客を襲ったりですね、何か、長野の善光寺の門前のところなんか、クマがあれしたのが監視カメラで確認されたとかね、ちょっと驚きですもんね、やっぱり。それはちょっとやっぱり注意をしなきゃいかんということだと思いますし、もし仮に愛知県内でそういうことがあれば、それは直ちに、それは情報はね提供させていただきたいと思いますし、その周辺地域にはしっかりと周知はしたいと、注意喚起ということでね、周知はしたいと思います。
(2)愛知・名古屋アジアパラ競技大会の意義及び意気込みについて
【質問】アジアパラ大会の開催まで、今週土曜日であと1年となるということで、改めて大会開催の意義と、この1年前という今の段階で知事の意気込みを聞かせてください。
【知事】もちろんアジア大会はね、アジアのオリンピック、4年に一度のね、アジア中のアスリートが集まる、まさに平和とスポーツの祭典ということでありますが、今回、なのでアジア大会は、日本で今回我々が3回目ということですが、アジアパラ大会は今回日本で初めての開催と。第5回目ですね、2010年の広東省広州(こうとうしょうこうしゅう)大会から始まったということでありますから、そういう意味ではね、初めてやるアジアパラ大会。それも東京オリンピック、東京パラ大会がですね無観客でありました。なので、我々は、今回、有観客でアジアのパラ大会を開催できるということなので、やはりこれはしっかり盛り上げてね、アジア大会はもちろんですが、アジア大会と同じ位置づけでね、パラ大会もしっかり盛り上げて、やっぱパラアスリートが障害を乗り越えてね、克服して活躍する姿、ひたむきにね、競技に打ち込む姿、それをね、ネット配信とかテレビ、メディアの皆さんの中継はもちろん、多くの人に見ていただきたいんですが、是非ライブでね、ライブで見ていただきたいなというふうに思いますね。
そのことがやはりね、障害を持った方、そして健常者も含めてね、全ての方が一緒になってねスポーツに打ち込める、それをまたみんなで一緒になって応援する、そういうことにね、つながっていくと思っております。なので、もう是非ね、パラ大会は必ず成功に導いていきたいというふうに思いますしね。
私ども愛知県出身でね、車いすテニスのね、小田凱人(おだ ときと)選手ね。生涯グランドスラムも19歳でね達成された小田選手もね、必ずこのアジア大会にね出ていただけるもんだと思っておりますが、おりますが。パラ大会ね、アジアパラ大会に出ていただけると思いますけれども、そういった、やっぱり世界で大活躍する選手がおられるわけなので、もう是非ね、このアジアパラ大会、成功させていって、多くの皆さんにねパラアスリートの活躍する姿を見ていただいて、この社会をさらにね一歩進めて、一歩進めて、バリアフリー社会に持っていけるように、この社会を変えていく大きなきっかけになるようにね、成功させたいというふうに思っております。
(3)愛知・名古屋アジアパラ競技大会に対する認知度及び機運醸成について
【質問】現状、知事として、パラ大会の認知度についてどの程度浸透してきたのかという所感と、この先開幕までに、どのようなPR策、振興策を御検討されているか、改めてお伺いできますでしょうか。
【知事】もうあれじゃないじゃないでしょうか。パラ大会はですね、やはりオリンピックとパラ大会がセットだということで、もうそこは、もう相当その認識というかね認知度は上がり、認識をされておられるし、やはり世の中にそれはもう周知されているんだろうというふうに思います。なので、みんな知っているんですよ。みんな知っているし、やっぱりテレビとかスポーツニュースとかいろんな放送でね、放送とか新聞、メディアで見たことあるよ、見ているよと、知っているよということだと思いますが。
それをあと一歩ね、あと一歩、さらにあと一歩踏み込んでもらってですね、この愛知・名古屋でやるわけですから、特にアジア大会以上にですね、パラ大会、名古屋に、ですから、アジア大会41競技、パラ大会18競技なんで、名古屋に集中する度合いが大きいので、コンパクトに見れますのでね。是非ね、一歩進んでいただいて、実際ね会場に足を運んでいただいてね、ライブで見てね、ライブで見てこう応援をしてもらいたいなと。
それがね、ライブでやっぱり大観衆の人、お客さんが集まってね、観客が集まってパラアスリートをね、国境の別なくね、もちろん、それは日本選手をみんな応援すると思いますけれども、日本選手以外でもね、多くのお客さんに来ていただいて、観客がね、オーディエンスに来ていただいて、もうとにかくパラアスリートをね会場一体となってね盛り上げて応援する、そういう図をね、是非私は見てみたいね。
一歩進んで、一歩踏み込んで、是非会場に来てもらってね、ライブでそれもね見て、そしてね応援をしてね、一緒に感動していただきたい。その感動体験をね共有していただくことが、それがね、社会をこう変えていく、バリアフリーの社会をね作っていく、共生社会を作っていく、そういうことにつながっていくと思いますね。
なので、私は、このパラ大会はね、何としてもね、盛り上げていきたいと。こんなに観客の人が熱狂するのかというぐらいのね、盛り上がる大会にね、是非していきたいと。それを、この愛知・名古屋大会、アジアパラ大会の愛知・名古屋大会でね、あの大会すごかったねと、すごい熱狂だったねと、日本てすごいねと、日本のパラスポーツすごいねと言っていただけるようなね、そういう何か節目の一区切り、区切りとなるような、節目となるようなね、大会にしてみたいなというふうに思っています。
(4)公明党の連立政権離脱について
【質問】先週の金曜日に公明党が連立の解消を表明しました。その点について、知事はどのように国の政治の混乱を見ておられるのかという点と、また、離脱表明を受けて影響が何か愛知県に来るのではないかという懸念点があれば、含めて所感をお願いします。
【知事】 あれですね、自民党の総裁選挙が10月4日土曜日で、高市さんが新総裁になられたと。それを受けて、週明けからですね、10月7日の火曜日か、火曜日に自民党の新執行部の体制ができて、そこからあれですね、公明党の執行部の皆さんに御挨拶を行き、そこから協議が始まってね、引き続き連立、自民公明のね、連立与党でね、いくことを前提とした協議が始まって、結局それが、7・8・9・10日ですか、4日、10日の金曜日に連立離脱と、午後ですね、という方向が決まったということで。
一連の流れを見ておりましてね、私自身は、いや、これは、今回はそう簡単なことじゃないなと。公明党側は並々ならぬ思いでね、この連立協議に参加しているなというふうなのが伝わってきましたですね。
特に政治と金の問題ですよね。そのことについて非常に非常に重く受け止めてですよ、それはあれですね、去年10月の、2024年10月の衆議院選挙、それから今年、2025年7月の参議院選挙の結果を経てね、やっぱり自民党もその2つの国政選挙で負けましたけど、公明党さんもね2つの選挙で負けたと。それはそうですね、与党ですもんね。連立与党を組んでいるわけですから負けたということを大変重く受け止めて、そのことを改善といいますかね、改善するように求めたという中で、今回、その並々ならぬ決意というのは何かひしひしと伝わってきたので、これは結構、協議は相当難航するんではないかというふうに見ておりましたが、それがあれですね、連立離脱というところまでいったというのは、正直言ってね、いや、私も衝撃をもって受け止めさせていただきました。
なので、今後ですね、これからどういうふうな国政でね、衆議院・参議院とも議席が今すぐ変わるわけじゃありませんのでね、ありません。この議席を前提として、議院内閣制ですから、多数を確保するのを目指して政権運営をしていくわけですから、相当これは協議難航というか、時間がかかっていくのではないかと。相当これはですよ、この政権運営というか政権の枠組みを作る、それから政権を運営をしていく、そのことについても相当、相当この時間も労力もね、かかっていくということは、もうこれは避けられないということですよね。
なので、そういうふうには、こういう状況は、だから、今すぐ選挙があるわけじゃありませんからね、議席は変わらないので、これを前提に動いていくわけなんで、その協議がまとまる、政権の枠組みを決めていく、それから政権運営を、日々運営をしていくことについてもね、相当いろんなことが考えられるし、相当越えていかなきゃいけない山、ハードルというのがいっぱいできてきたのかなという感じはいたしますね。
ただ、一方でですよ、7月の参議院選挙で、与党も野党もですよ、皆さんやっぱり今の物価高対策に対してはこうしたいと、それからまた、経済対策をしたいということを訴えておられましたから、それは、だから秋の臨時国会があれば、そこで補正予算を出して、こうやって物価高対策、経済対策やるんだと全ての政党が言っていたわけですよね。中身は違いますよ。減税、消費税のことを言ったところもあれば、いろんな減税措置と言ったところもあればですよ、また給付金と言ったところまで、いろんな中身は違いますけれども、何がしかのことをやると言って皆さん言っていたんで、それがしかし、政権の枠組みが決まらなかったら国会開けませんのでね。そうすると、一体そこをどう考えるのかと。それはいかんでしょう、やっぱりそれはやってもらわんと。
なので、そこはしっかりね協議をして。もともと去年の衆議院で少数与党になった、衆議院選挙で少数与党になったというところからね、やっぱり熟議の国会、よく話合いをして協議をして進めていくべきだ、いきましょうという話になっているわけですから、そこはですよ、政権の枠組みを決めることももちろん、それが決まらなかったら動いていきませんけど、それを決めた上でね、やっぱり国民の皆さんに、全ての政党が去年の衆議院選挙と、今年、直近の参議院選挙でいろんなお約束というか、公約はね訴えられているわけだから、それはやっぱりしっかりね、果たしていただけるような、是非協議、話合いをね、やっぱり精力的にやっていただくということが必要ではないかというふうに思いますね。それが1点と。
公明党さんは連立離脱ということでありましたが、それは国政のことであって。他ね、各地方自治体におきましても、各地区でね、県も市もですよ、都道府県、市町村において、それぞれ公明党さん、いろいろな立場で対応されておられますし、政策が一致すれば当然協力するという。
愛知県政においても、私は応援していただいておりますしね、私にとっても県政与党としてね、支えていただいておりますから、それは変わらないと。それは変わらないということは斉藤代表も明言されておられましたし、私のところにも、愛知県の県本部代表は、参議院のね、里見(さとみ)さん、それからまた幹事長、県本部の幹事長は県会議員の岡さんなので、お二人とも直接何度も話をしましたがね、話をしましたけども、そこは変わらないという、これからもよろしくお願いしますと、こういうふうに言われていますので、そこはまた引き続きね、愛知県政はしっかり一緒になってやっていきましょうねという話はさせていただいております。ということなので、ここにすぐ何か影響があるということは、それはありませんね。ということでございます。
ただ、国政が、国政の状況がどういうふうになるか。どういう枠組みができるにしてもですよ、やはり私もずっと、8月も9月も、自民党総裁選挙のときも申し上げてましたけど、やっぱり7月の参議院選挙で、直近の国政選挙でね、各政党全部、これは物価高対策をやり、経済対策をやるということはもう緊急の課題として取り組みますということを皆さん言っておられますから、それはやはりあれじゃないでしょうか、各党みんなね、皆さん、やっぱりそこはしっかり肝に銘じてね、国民生活のためにですね、そこはしっかりとね話合い、協議をして、前に向けて進めていただけることをね、私としてはね、切に願うというよりも、それはちょっと、それはしっかりと注文をつけておきたいと、申し上げておきたいというふうに思っております。
(5)愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会における国の財政支援について
【質問】前回の知事会見で、アジア大会の国の負担について、臨時国会での議論に期待感を示していらっしゃったと思いますけれども、首相が高市さんになるかどうかという状況ですが、そういった政治空白の状況で、アジア大会の開催経費の負担は、1年切った中ですけれども、議論に影響とか出るとお考えでしょうか。
【知事】 いやまあ、それは私から物が申し上げにくいですね。
それは、アジア大会があるからこうしろ、ああせいというのは、ちょっと申し上げられないわね、やっぱり。
ですから、さっき申し上げましたようにね、やはり国政全般をやっぱり我々愛知県政も、愛知県も大きいんでですよ、国政並みの仕事は山のようにありますけれども、やはりオールジャパンでね、日本をどうするか、どう進めていくかということについてね、やっぱり国政を動かしていく政権の枠組みを早く作っていただいて、その上で、山積する諸課題にね果敢に挑戦をしていただく。
ただ、どういう形になるかあれですけれども、衆参でですよ、衆参でそう簡単に過半数、多数が取れる状況では、今ないので、結局、政権の枠組みを決めた後も、与野党協議をねずっと継続してやっていかなきゃいけませんよね。その体制をね、早く作って、でもって、話合いというか協議をしていただいてですよ、さっき申し上げた物価高対策とか経済対策、そういった喫緊(きっきん)の課題をねやっていただく。
そういう中で、我々としてはやっぱりもう来年、1年後に迫っているアジア大会についてね、国の支援を求めておりますので、それもその中にね、入れていただいてね、しっかり前に向けて進めていただければ有り難いといいますか、進めていただきたいというふうに思っております。
ですから、引き続きそのことは申し上げていく、そういうことですね。
ありがとうございました。それでは今日の会見は以上とさせていただきます。