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2026年1月5日(月曜日)午前10時
1 知事発言
それではですね、本日は、2026年、令和8年1月5日の月曜日ということで、今日は仕事始めということでございます。
改めまして、皆様に申し上げます。新年明けましておめでとうございます。今年1年も、何とぞよろしくお願いをいたします。
なおですね、全国官公庁、仕事始め式というのを、今日はね、1月の5日は仕事始めの日に大体午前、朝9時か10時からやられるということだと思いますが、私ども、3年前までは、仕事始めの日のですね、通常は1月4日の午前9時からやっておりましたが、2年前からですね、もう私はあらかじめ年末に撮っておきまして、ビデオメッセージを全職員に送らせていただく。メッセージのビデオといいますかね、レターを全職員にメールで送らせていただくということにさせていただきました。
年末年始のお休み、通常の6日間、今年は9連休、9日間でございましたが、その仕事納め、仕事始めの1日はですね、もうこれは特に若い人中心にですね、もう年休取って休んでくれと。できるだけ長くね、休みを取ってリフレッシュしてほしいということでね、させていただきました。
そのお声掛けするのにですね、仕事始め式やるとですね、やはり課長以上の皆さん出てこられるので。そうすると若い人たちも出てくるということになりますのでね、そういう意味で、3年前を最後に、仕事始め式やめさせていただいたということでございます。ですから今日はできるだけね、仕事納め、仕事始めの日はできるだけ職員、休める人休んでくれということで、今日は半分以上休んでいると思いますよ。3分の1出てくればやれるだろうということで、できればそのぐらいを目指してということですが、半分強は休みを取ってもらっていると思いますが。
ということで、今日この年頭会見が、私の年頭所感を申し上げる唯一の機会でございますので。それまでは、3年前までは、9時から年頭所感を申し上げ、同じことをもう一回この記者会見で、すみませんね、YouTubeで流していますので、これも申し上げておりますので、今日もすみません、お付き合いをいただければ有り難いというふうに思っております。
ということで、今日はですね、バックボード、お花というよりも、まずは年頭所感から申し上げさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
この所感文書を御覧いただきながらお聞きをいただきたいと思います。
(1)年頭所感
2026年、令和8年の知事年頭所感でございます。
新年明けましておめでとうございます。年頭に当たりまして、県民の皆様に御挨拶を申し上げます。
昨年は、7月に世界トップレベルのグローバルアリーナ、IGアリーナがグランドオープンをいたしました。ジブリパークが開園から3周年を、そして国内最大のスタートアップ支援拠点、STATION Aiがグランドオープンから1周年を迎えました。また、テクノロジーの祭典「TechGALA Japan 2025」、そして愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭(あいちきゅうはくにじゅっさい)」、国際芸術祭「あいち2025(ニーゼロニーゴー)」など、数々の魅力あふれるイベントを開催し、国内外の多くの皆様に愛知の「美」-良さ、素晴らしさ、調和-を感じていただいた1年となりました。昨年の漢字一文字は、私は「美」というふうにさせていただきました。美し(いし)愛知、美しい愛知という言葉でございます。
さて、今年2026年は午年です。毎年、干支にちなんだ書き初めを行っておりますが、今年は、こちらにありますように「萬馬奔騰(ばんばほんとう)」と書かせていただきました。
この「萬馬奔騰」は、中国・明代(みんだい)の作家である凌濛初(りょう もうしょ)が著した短編小説集「初刻拍案驚奇(しょこくはくあんきょうき)」に登場する表現です。「奔(ほん)」には勢いよく走る、「騰(とう)」には高く飛び跳ねるという意味がありまして、無数の馬が勢いよく駆け巡る様子を表したものということでございます。
今年は、ジブリパークやSTATION Aiを始め、これまで積み上げてきた愛知の力と、IGアリーナなど新たに加わった力を原動力に、愛知が勢いよく、更に更に飛躍を遂げるよう、様々なプロジェクトを着実に前進してまいります。もちろんアジア大会、アジアパラ大会という大変大きなビッグイベントもございます。
日本一を誇る産業力を一層強化をし、次代の愛知を担う人づくりにも全力を注ぐことで、愛知の総合力を一層高めながら、萬馬奔騰のごとく、力強く駆け抜ける1年にしたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
さて、今年はいよいよ、ここ愛知・名古屋で、アジア・アジアパラ競技大会が開催されます。
アジア競技大会は、スポーツを通じてアジアの人々が尊敬や友情により結びつき、アジア各地域の親善及び平和に寄与する、アジア最大の平和とスポーツの祭典であります。また、アジアパラ競技大会は、障がいへの理解促進や、障がいのある方の社会参加の促進に大きな役割を果たし、多様性を尊重し合う共生社会の実現に貢献する、パラスポーツの総合競技大会です。
アジアを代表する選手の皆様、そして、世界中の多くの観客の皆様をお迎えし、大会を大いに盛り上げるとともに、両大会の開催が、この地域にとって素晴らしい機会であったと後世に語り継がれる大会となるよう、引き続き、名古屋市や組織委員会はもちろん、国や関係自治体と緊密に連携し、開催機運を一層高めながら、全力で取り組んでまいります。
ジブリパークでは、昨年12月に「ジブリの大倉庫」の企画展示「ジブリのなりきり名場面展」を開園後、初めてリニューアルし、全14コーナーのうち7コーナーを入れ替えをいたしました。
また、愛・地球博記念公園北口広場の「ロタンダ 風ヶ丘」のカフェテリアでは、昨年11月に、映画『紅の豚』に登場する飛行艇「サボイアS-21」の造形物を設置をし、ジブリパークのチケットが無くても楽しめる、新たな人気スポットとなっております。
今年も、多くの皆様に何度も訪れていただいて、大いに楽しんでいただけるよう、ジブリパークのある愛知の魅力向上にしっかりと取り組んでまいります。
グランドオープンから1周年を迎えたSTATION Aiでは、現在、スタートアップ約620社、パートナー企業約360社が会員となっており、これまでに1,400件を超える多彩なイベントが開催されるなど、イノベーション創出の輪が着実に広がっております。
今年も、海外のスタートアップ支援機関等との連携プログラムの実施やビジネスコンテストの開催など、取組を更に充実させるとともに、スタートアップと企業のマッチングを促進し、オープンイノベーションの創出に向けた取組を精力的に展開いたします。
さらに、昨年に続き、今月、1月27日から3日間、全世界のスタートアップや事業会社、投資家等が集うテクノロジーの祭典「TechGALA Japan 2026(ニセンニジュウロク)」を開催いたします。
多彩な企画を通じてこの地域と世界をつなぎ、ここ愛知・名古屋をイノベーションの聖地として、そして世界に類例のないクリエイティブな都市へと発展・拡大させ、日本の成長・発展を力強くリードしてまいります。
次に、IGアリーナです。
昨年7月に大相撲名古屋場所をこけら落としとしてグランドオープンした世界トップレベルのグローバルアリーナ、「IGアリーナ」では、NBAロサンゼルス・レイカーズ所属の八村塁(はちむら るい)選手によるバスケットボールキャンプ「BLACK SAMURAI 2025(ブラック サムライ ニセンニジュウゴ)」や、井上尚弥(いのうえ なおや)選手の防衛戦を含む「ボクシングトリプル世界タイトルマッチ」、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホームゲーム、「ISU(アイエスユー)グランプリファイナル国際フィギュアスケート競技大会愛知・名古屋2025」など、数々のスポーツイベントが開催されました。
また、シンガーソングライターのAIさんや、海外アーティストのSTING(スティング)など、国内外の著名なアーティストによるコンサートも続々と開催され、熱気に包まれました。
今年は、アジア・アジアパラ競技大会の熱戦が繰り広げられるほか、2月に開催される、東京ガールズコレクションと連携した「TGC in あいち・なごや 2026」など、年間を通じてビッグイベントが次々と開催されます。世界最高峰のスポーツ・エンターテインメントを続々と愛知に呼び込み、国内外からの集客につなげてまいります。
次に、休み方改革です。
「あいち県民の日」と「あいちウィーク」の制度創設から3年目となった昨年は、県内全市町村の公立学校及び私立学校の88.4パーセントで「県民の日学校ホリデー」を実施したほか、「ラーケーションの日」や「愛知県休み方改革マイスター企業認定制度」など、愛知独自の休み方改革の更なる推進に向け、着実に取組を進めました。
また、昨年7月には、県内企業等を対象に「勤務間インターバル制度普及促進フォーラム」を開催したほか、今月からは、知事部局の職員を対象に「フレックスタイム制」を導入するなど、引き続き、従業員の健康維持や人材確保、生産性の向上にもつながる働きやすい環境づくりを進めてまいります。
今年も、経済界、労働界、教育界の皆様と一丸となって「休み方改革」プロジェクトを一層推進し、愛知発の「休み方改革」の輪が国民運動として全国に広がっていくよう、全力で取り組んでまいります。
次に、少子化対策です。
少子化対策は、国家の存続に関わる喫緊の課題です。昨年は、AIマッチングシステムを活用したオンライン型の「あいち結婚サポートセンター」、(通称)「あいマリ」の開設から1年が経過し、現在登録者数は3,000人を超え、累計で2,887組をマッチングし、16組が成婚に至るなど、着実に成果を上げております。
また、大規模婚活イベントの開催や、男性育児休業取得を促進する中小企業等への支援、子ども・子育てに関する総合計画「愛知県こども計画 はぐみんプラン2029」の策定など、様々な取組を進めました。
さらに、昨年10月から県独自の補助制度を拡充し、3歳未満児の保育料無料化・軽減の対象を第三子から第二子以降に拡大しました。
今年も、子育て家庭の負担軽減を図りながら、安心して子どもを生み育てられる社会の実現に向け、少子化対策に一層力を注いでまいります。
次に、「リニア大交流圏」の形成です。
リニア中央新幹線の開業により、首都圏から中京圏に及ぶ人口5,000万人、GDP292兆円のリニア大交流圏が形成されます。
そのインパクトを最大限に生かすため、名古屋駅のスーパーターミナル化や鉄道ネットワークの充実・強化、広域道路ネットワークの整備、港湾の機能強化など、社会インフラの整備を着実に進めます。
昨年2月に開港20周年を迎えた中部国際空港では、2027年度の代替滑走路の供用開始に向けて、工事が着実に進められています。引き続き、中部国際空港の機能強化に取り組んでまいります。
次に、イノベーション創出・産業首都あいちです。
昨年12月に策定した「あいち経済労働ビジョン2026-2030」に基づき、自動車産業の次世代自動車・モビリティ産業への進化を後押しするとともに、今後飛躍的な成長が見込まれる航空宇宙産業、ロボット産業、観光関連産業、さらにはデジタル関連産業などを戦略的に振興していくことで、地域経済の持続的な成長を実現してまいります。
その一環として、次世代バッテリーの研究開発・製造拠点の形成、自動運転の高度化や社会実装に向けた取組を進めるとともに、人やモノの移動に境界がない新しいモビリティ社会を目指す「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」を推進し、ドローンや空飛ぶクルマの社会実装に向けた取組を加速してまいります。
さらに、スポーツや農業、デジタルヘルス、環境など、愛知独自のイノベーションプロジェクトの取組を積極的に展開していくとともに、愛知の産業・経済を支える中小・小規模企業や商店街の振興にも全力で取り組んでまいります。
次に、農林水産業の振興です。
農林水産業の分野では、引き続き、担い手確保、生産基盤の強化、県産農林水産物のブランド力強化などの取組を着実に進め、愛知の農林水産業の競争力強化に力を注ぎます。
生産現場における様々な課題の解決に向け、スタートアップ等の革新的な技術やアイデアを活用しながら、愛知発のイノベーション創出に向けた取組を積極的に進めてまいります。
次に、人が輝くあいちです。
昨年4月、県立中高一貫校の第一次導入校4校が開校し、フレキシブルハイスクール、夜間中学も開校しました。
今年4月には、第二次導入校7校、これは豊田西、西尾、時習館、愛知総合工科、日進、美和、衣台が開校します。引き続き、一次校である明和、津島、半田、刈谷に加え、多様な学びのニーズに対応した魅力ある学校づくりを進め、愛知の教育を一層充実いたします。
また、特別支援教育については、2027年4月の開校を目指し、豊田市内に西三河北部地区新設特別支援学校、名古屋市天白区内に名古屋東部地区新設特別支援学校の整備を進めます。さらに、いなざわ特別支援学校と小牧特別支援学校の2校についても、今年4月の供用開始に向けて校舎の増築を進め、特別支援教育の更なる充実を図ってまいります。
産業人材の確保・育成の分野では、今年12月、そして2027年11月にAichi Sky Expoをメイン会場として5年連続で開催する「技能五輪全国大会・全国アビリンピック」や、2028年11月に愛知で開催する「技能五輪国際大会」の成功に向けて、着実に準備を進めます。
時代に即した高度なものづくり人材を育成するため、愛知県立高等専門学校の設置に向けた準備を進めます。
カスタマーハラスメントのない社会の実現に向けて、昨年10月に施行した「愛知県カスタマーハラスメント防止条例」を柱に、全ての人が安心して生き生きと働ける環境づくりを進めます。
「あいち男女共同参画プラン」を改定し、あらゆる分野における女性の活躍促進等に全力で取り組むほか、医療・福祉の充実などにも一層力を注ぎ、子供・若者・女性・高齢者・障害のある方など、「すべての人が輝き、活躍する愛知」を実現をいたします。
次に、観光あいち・魅力発信です。
「ジブリパークのある愛知」をディスティネーションブランドとして、愛知の魅力ある観光資源をPRするとともに、外国人旅行者向けの多彩な観光コンテンツを造成していくことで、国内外から更なる誘客を図ります。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送を最大限に生かし、武将のふるさと愛知を全国に向けてしっかりとPRするとともに、「あいちの歴史観光」を大いに盛り上げてまいります。
2027年5月に愛知・名古屋で開催される「第60回アジア開発銀行年次総会」の成功に向けて、開催地PRや機運醸成に地域一丸となって取り組み、大きな経済波及効果や、国際的知名度・都市ブランドの一層の向上、当地域とアジア各国の経済的な結びつきの強化につなげてまいります。
次に、文化・スポーツの振興です。
文化やスポーツの振興を通じて、地域活性化につなげる取組に引き続き力を注いでまいります。
愛知芸術文化センターにおいては、民間のノウハウや創意工夫を最大限活用し、更なる魅力やにぎわいを創出するため、建物管理と芸術劇場の運営にコンセッション方式を導入し、2027年4月からの運営開始に向けて準備を進めてまいります。
スポーツ分野においては、官民連携による「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」を推進し、新たなビジネスチャンスの創出やスポーツの成長産業化、スポーツを通じた地域活性化に取り組んでまいります。
また、今年5月には、FIA(エフアイエー)世界ラリー選手権「ラリージャパン2026」が愛知・岐阜で開催される予定です。日本を代表するモータースポーツの中心地として、当地域を世界に大きくアピールする大会となるよう取り組んでまいります。
次に、安全・安心なあいちです。
もちろん、安全・安心なあいちの実現も重要な取組です。引き続き、大規模災害時に県内全域の災害応急活動を後方支援する「愛知県基幹的広域防災拠点」の整備や、住宅・建築物の耐震化、河川・海岸堤防の整備など、防災対策を着実に進めてまいります。
愛知県の昨年の交通事故死者数は7年連続で全国ワースト1位を回避できたものの、依然として多くの尊い命が失われております。悲惨な交通事故による犠牲者を1人でも減らせるよう、引き続き、関係機関一丸となって交通安全施策に全力で取り組んでまいります。さらに、警察署の建替え整備を着実に進めるなど、安全なまちづくりを推進してまいります。
次に、カーボンニュートラル・環境首都あいちです。
「あいち地球温暖化防止戦略2030」に基づき、脱炭素プロジェクトの創出・支援や、ゼロエミッション自動車の普及、EV等の充電インフラの整備、水素社会の構築などの取組を進め、「カーボンニュートラルあいち」の実現を目指してまいります。
脱炭素プロジェクトでは、廃食油等から製造する持続可能な航空燃料「SAF(サフ)」の当地域におけるサプライチェーン構築や、「ペロブスカイト太陽電池」の普及拡大に向け、企業の皆様や市町村等と一体となって様々な取組を進めてまいります。
また、水素・アンモニアの社会実装に向けては、私が会長を務める「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」を中心に、需要と供給が一体となったサプライチェーン構築や普及啓発等に取り組むとともに、2030年度までに燃料電池商用車7,000台を県内に導入するという野心的な目標の達成に向けて取組を加速します。
全国に先駆けて、流域一体で再生可能エネルギーの創出やエネルギーの省力化などに取り組む「矢作川・豊川カーボンニュートラルプロジェクト」についても、地域と連携ししっかりと取組を進めます。
次に、東三河の振興です。
引き続き、「東三河振興ビジョン2030」に基づいて、東三河県庁を軸に、市町村、広域連合、経済団体等と連携して、産業・農業の振興、魅力の創造・発信、社会インフラの整備、地域の将来を担う人づくりなどに全力で取り組み、輝き続ける東三河の実現を目指してまいります。
終わりに、ジブリパークやSTATION Ai、IGアリーナを軸に、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会を大きな起爆剤として、こうした様々な取組を力強く進め、世界中からたくさんの人と最先端の技術・サービスを呼び込み、愛知を更なる成長に導く、ダイバーシティ、多様性に富んだ「世界と大交流する愛知」を創り上げてまいります。
これからも、全ての県民の皆様が豊かさを実感できる「日本一住みやすい愛知」、全ての人が輝き、未来へ輝く「進化する愛知」の実現を目指し、全力で取り組んでまいります。
今年1年が県民の皆様にとりまして素晴らしい1年となり、笑顔で毎日を送ることができるよう心から御祈念申し上げ、そして私どもしっかりと務めてまいります。そのことをお誓い申し上げて、新年の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
ということで、ありがとうございました。
そしてもう一つ、その次の資料にですね、「萬馬奔騰」の意や出典、書に込めた思いというのが書いてあります。御覧をいただければと思います。
改めてまた申し上げますが、「萬馬奔騰」です。
無数の馬が一斉に勢いよく駆け回る様子を表しております。極めて盛んな勢いがあることや、活力に満ち、躍動感あふれる状態を象徴し、物事が力強く進展することを意味をいたします。
そしてですね、出典はこちらでございます。中国・明代の書から取りました。
そしてですね、書に込めた思いといたしましては、愛知の更なる飛躍に向けて様々なプロジェクトに勢いよく全力で取り組んでまいります。ジブリパーク、STATION Ai、IGアリーナ、そしてアジア・アジアパラ競技大会ということでございます。
日本一を誇る産業力を一層強化し、次代の愛知を担う人づくりにも全力で取り組み、愛知の総合力を一層高めながら、萬馬奔騰のごとく、力強く駆け抜ける1年にしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
ありがとうございました。
以上、年頭の御挨拶をさせていただいたということでございます。
(2)2025年中の交通事故死者数について
それからもう一つはですね、私から関連して申し上げますが、一つはですね、交通事故でございますが、全国47都道府県のですね、確定値につきましては、明日、1月6日火曜日午後2時に警察庁が発表するということになっておりますが、私ども愛知県としてはですね、昨年、2025年中の交通事故のですね、人身事故の件数とか負傷者の数はですね、ほぼ横ばい。若干増えているという感がありますが、交通事故で亡くなられた方は、24年の141人から29人減って112人ということになりました。重傷の方が760人から10人減って750人ということでございますので、そういう意味では、県警察、それからまた各行政、それから各企業・団体の皆様の御努力によりまして死亡事故が減ったということは、やはり重篤な、重大なダメージを被る事故が減ったということと、あと、医療関係者の皆様のですね、御努力によるものだと思います。
関係の皆様には感謝申し上げたいと思いますが、やはり悲惨な交通事故は一件でも減らしていかなければなりませんので、今年も何とぞよろしくお願いいたします。
なおですね、これで愛知県の交通事故死者数は2019年以降7年連続でワースト1位の回避ということになりました。それまでは18年連続ワーストだったのでですね、7年連続回避をすることができました。昨年、25年はですね、全国で第7位ということになっております。そして、この112人というのはですね、1948年、昭和23年からこの交通事故で亡くなられた方の統計を取り始めましてからですね、最も少ない数ということでございます。最も少ない数でございます。
これまでの最少は、コロナ禍のですね2021年の117人。やはりコロナで移動を私ども規制をさせていただきましたので、それで117人。それを更に下回ったということでございまして、関係の皆様、そしてまた県民の皆様には、こうした交通事故の発生をね、抑制していただいたことに、このことには感謝を申し上げたいと思います。引き続き、これはしっかりやっていきたいというふうに思っております。
なお、交通事故の死亡者数を見ますとね、昭和20年代は、もうだから昭和23年とか24年で、もう実際には200人超えているんですよね。この数字を見て驚きましたが、当時、やはりですね道が悪くてですね、やはり車が徐々に増えてきている。当時の人は、車といえば、要は自転車かリヤカーかですね。当時は、馬か牛に引いてもらっているようなものであってですよ、あんな車、ガソリンエンジンの車がまだ遠くだなって、ひゅっと来るからですね、それで人と当たれば必ず事故が起きる。
当時の特徴はですね、やっぱり電車とぶつかる事故も結構多いということもあってですね。当然、歩道なんかありませんしね。なので、その後、営々とそういった道路整備もやり、あと、PRといいますかね、啓蒙活動もやり、減らしてきたと。
ですから、日本全国的にもそうですが、昭和40年代半ばにですね、愛知県でも一番多く亡くなったときは、910人超えたんですかね。全国的に確か1万6,000、1万7,000人ぐらい亡くなっていたということでもございますが、それに比べますと、実にですね、ですから、8分の1以下ということになりました。
ですが、それでもね、やはりしっかりと、これはもっともっと減らしていけるように、私も努力をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
(3)他府県での高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う獣医師派遣について
そしてもう一つですね、御報告でございますが、去年は、1月1日元旦からですね、知多半島でですね、鳥インフルエンザが発生いたしました。結果、13の農家、14農場だったかな、大変多くの農場において殺処分ね、防疫措置を行って、昨年1月1か月はもう本当に、延べ2万人を超える方に防疫措置に取り組んでいただき、県の職員も、1万1,000人を超える方にね、3交代・24時間体制で取り組んでいただいたということでございますが、今年も、10月からですね、もう既に鳥インフルエンザ、高病原性鳥インフルエンザも8道府県で10例出ております。320万羽の殺処分出ておりますが、現時点で私ども、京都府と茨城県に獣医を3人。京都に1人、茨城に2人かな、もう順次派遣をいたしております。年末で派遣は終了いたしましたが、要請を受けて、引き続きそうした形で取組しておりますが、鳥インフルエンザについての警戒も怠れないということで、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。
(4)令和6年能登半島地震の発生から2年を迎えるに当たって
そしてですね、もう一つ、これは1月1日に私から県政記者クラブの皆さんにもコメントを発表させていただきましたが、令和6年能登半島地震の発生から2年を迎えるに当たっての知事コメントを発出させていただきました。
改めて申し上げますと、2024年1月1日に発生したこの令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々に対しまして改めて心から哀悼の意を表します。また、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。
愛知県では、地震発生直後から愛知県被災地域支援対策本部を立ち上げ、延べ約6,000人の県職員、県警察、消防市町村職員等を派遣するとともに、被災者の受入れ、物資の提供など、愛知県一丸となって支援してまいりました。現在も、被災地に18人の県職員を長期派遣をしておりまして、今後も引き続き、一日も早い復旧復興に向けまして、同じ中部圏の仲間として取り組んでまいります。
本県におきましても、能登半島地震を始め近年の災害の教訓をしっかり踏まえ、県内全域の災害応急活動を後方支援する愛知県基幹的広域防災拠点の整備、南海トラフ地震等の大規模災害の備えに全力で取り組み、県民の皆様の安心・安全を確保してまいります。
ということで、メッセージを1月1日に発出させていただいたところでございます。よろしくお願いをいたします。
私からは以上です。ありがとうございました。
2 質疑応答
(1)愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会の意義について
【質問】 年頭所感の中にもありましたが、改めて、アジア大会・アジアパラ大会が、今年9月に開幕を控えておりまして、招致の決定から10年、積み上げてきたものが形になる年だと思うのですが、改めてその辺りのことを、知事の方からこの仕上げの年に向けて、一言いただければと思います。
【知事】 この10年間ずっと申し上げてまいりましたが、アジア大会・アジアパラ大会の意義でございます。歴史が示すとおりですね、昭和26年、1951年にですね、インドのネルー首相の提案によりまして、第二次大戦の戦火で引き裂かれたアジアの国をですね、スポーツの力で平和を取り戻し、まとめていこうということで始まったのがアジア大会でございました。なので、当初からですね、「平和とスポーツの祭典」ということでございます。
そのアジア大会にですね、アジア大会は今回で20回目、そしてそれにアジアパラ大会が2010年から加わりまして、今回で5回目ということでございます。パラ大会は、何といってもね、障害を持ったパラアスリートがひたむきに競技に打ち込む、その姿を多くの皆様に見ていただくことにより、そして共感をいただいて、そして健常者も障害を持った方も一緒に取り組み、課題解決に向けて取り組んでいく。また、一緒に活動していくバリアフリーの、そして包摂社会、インクルーシブな社会を創っていくという、大きな大きな意義があります。
なので、このアジア大会・パラ大会を是非ですね、この愛知・名古屋大会としてですね、このアジア及び世界全体がですね、まだまだ完全に平和がもたらされているということには言えないような状況の中で、改めてアジア45の国・地域からですね、まさに平和の大使であるアスリート、パラアスリートがね、2万人近いアスリート、パラアスリートがこの愛知・名古屋に来ていただきます。そして関係の応援団、それからまた観客の皆様、アジア中から、世界中からね、来ていただけます。そうした皆さんを一堂に会してですね、改めてアジア最大の平和とスポーツの祭典をですね、この愛知・名古屋でしっかりと成功させていくということで、この愛知・名古屋をですね、しっかりアジア中、また世界中にね、その魅力、力をね、発信をしていきたいと、そういう大会にしていきたいというふうに思います。
とにかくアジア中からね、45の国・地域、これだけ多様性のある広い、世界人口の6割を占めるこのアジアの国・地域からアスリート、パラアスリートがやってきてね、みんなで平和と友好交流を誓い合う、そういうね、記念すべき大会にしていきたい。スポーツの力で平和を確認する、そういう記念すべき大会にしていきたい、そういう思いを新たにさせていただいております。
(2)愛知・名古屋アジア競技大会における競技の追加について
【質問】 年末に競技の追加についてOCAから要望があって、その辺は組織委員会の負担がなければという条件であればというふうなお話をされているということでしたが、何か進展が入ったという話は聞かれていますか。
【知事】 いや、特に報告はありません。
3 知事発言
(1)年頭所感
今日はずっと、新年いろんな方が御挨拶と、あと新年会と。あと、夕方は高市総理のね、伊勢参拝の。私は、東京に帰られるときにね、夕刻御挨拶をさせていただく。毎年恒例といいますかね、ずっと。かれこれ、国会議員のとき以来からだから、かれこれ30回目ぐらいになるのかな。毎年の恒例でありますので、御挨拶はさせていただいてね、また今年1年、愛知・名古屋アジア大会・アジアパラ大会はもちろんですが、日本全体をね、しっかり盛り上げていくということでやっていきたいというふうに思っております。
また新たにね、こういうときだからこそ改めて、年末年始でやっぱり1年を振り返り、今の日本の状況を振り返り、心していくという、そういう一つのね、日本人のマインドがありますので、私ども、このアジア大会・アジアパラ大会の成功はもちろんですが、やはり今、日本が世界及び世界経済の中で置かれている現状、状況を鑑みね、踏まえて、改めてやはり日本及び日本経済をね、しっかり支えていく。愛知は日本の成長エンジンとしての力を発揮していかなければならないという思いを強くいたしております。
引き続き愛知の経済・産業をしっかりと盛り上げていく。日本一の製造業の生産力。今改めてね、また100年前の世界でもよく言われました。ちょうど100年前ですね、第一次大戦、第二次大戦の戦間期に言われたこと、工業力こそ国力だということが改めてまた今言われております。そういう中で経済全体を考えればですね、需要が今足らないのではない。供給が足らないということなので。なので、供給が足らないので物価が上がっていくんですよね。ですから、私どもとしてはですよ、日本一の製造業を擁する愛知県だからこそですよ、そうした製造業の日本のまさに経済の真骨頂はですね、ジャパンクオリティのモノづくり、製造業にあるというふうに思っております。
いろんなサービス、おもてなしをね、世界中から評価をいただいておりますが、その根幹、根源はですね、やはりジャパンクオリティのモノづくりがあって、それが根幹をなし、ベースをなして、そうしたおもてなし、サービスというものでできていると思います。私は、その根幹、根源であるジャパンクオリティのモノづくりをね、引き続きしっかりと、愛知が更に前進をさせていくように頑張っていきたいというふうに思っております。
なので、愛知の産業・経済力を更に強化をしていく。愛知県企業庁では今、愛知県内19のですね、企業団地の造成、整備、開発、また検討も含めてですが、19か所を今手掛けておりますが、これに、豊田貞宝(とよたていほう)はこれの外ですから、豊田貞宝のまさに世界一の、世界最先端のね、デジタルとAIをかませた未来工場を作るという、まさにこれはですね、日本の命運をかけたプロジェクトではないかと思っております。それも最速のスピードでこれは取り組んでいきたいというふうに思っております。また、下山のテクニカルセンターは、2年前3月に完成、竣工しましたが、そこに行くアクセス道路も今どんどんやっております。今年、新年度になりましたら工事も着工いたしますので、そのアクセス道路を造り、バイパスを造りですね、また更にそこも増強していくということで、世界の先端を行く製造業の力をですよ、更に更に前進をさせていく、そういう大きな1年にしていきたい。
そういう意味も込めて、この萬馬奔騰ということでね、多くの馬がね、無数の馬が、万の馬が勢いよく駆け抜ける。ありとあらゆる分野でね、ジャンルで愛知の力がね、駆け抜けていく、そういう1年にしていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、私からは今日は以上とさせていただきます。
今年1年も何とぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。