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2026年4月7日(火曜日)午前10時

ページID:0651119 掲載日:2026年6月9日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

​ 皆さん、おはようございます。

 4月の7日ですね、火曜日でございますが、午前10時ちょっと前でございますが、定例会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

(1)新年度の挨拶

 それから、今日はですね、今年度初めての定例記者会見でございますので、新年度の挨拶をですね、改めてさせていただければと思っております。

 これは、新年度の挨拶は大分前、コロナ前までだったかな、4月1日に公館で、県政記者クラブの皆さんと4月1日に公館で記者会見をやって、その後、みんなで記念写真撮るという、そういう何か習わしがありましたけど、何か変だなと思いましたんで。皆さんもお忙しいのでですね、その4月1日の会見はやめましたが。コロナでやまったんですけれども。それで、年度なので、改めてですね、簡潔にしてありますけれども、新年度の挨拶をさせていただきたいと思いますので、少しお付き合いのほどよろしくお願いを申し上げます。これ、ネットでも流しておりますので、よろしくお願いいたします。御覧をいただきながらお聞きをいただきたいと思います。

 新年度最初の定例記者会見でありますので、新年度の御挨拶を申し上げます。

 昨年度は、7月に世界トップレベルのグローバルアリーナ「IGアリーナ」がグランドオープンいたしました。「ジブリパーク」が開園から3周年を、そして国内最大のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」がグランドオープンから1周年を迎えました。これまで時間をかけて育んできた、世界中から注目を集めるビッグプロジェクトが実を結び、愛知を新たな成長ステージへと導く1年となりました。

 今年は、9月にアジア最大の平和とスポーツの祭典「第20回アジア競技大会」が、10月にはアジア最大の障がい者の国際総合スポーツ大会「第5回アジアパラ競技大会」がいよいよ開幕を迎えます。

 先の2月議会では、日本の未来を創るビッグプロジェクトをさらに前進させ、愛知を勢い盛んに成長・発展させていくため、特にアジア・アジアパラ競技大会の成功に向けた思いを込めて、「ONE ASIA ONE HEART ONE AICHI」を実現させる予算として、2026年度の当初予算を御議決いただきました。

 アジア・アジアパラ競技大会は、アジア各国・地域との交流を深めるとともに、愛知・名古屋の魅力を世界に発信する絶好の機会でもあります。県民の皆様と一緒に両大会を盛り上げ、愛知を更に盛り上げてまいります。

 県政記者クラブの皆様にも、両大会の盛り上げにまた格別の御支援、御協力をいただきますようにお願いをいたします。

 また、グローバル化の進展や、AI等のデジタル技術の急速な発展、SDGsの推進など、世界の潮流に対応していくため、引き続き、STATION Aiを核として、次世代モビリティや、環境・カーボンニュートラル、デジタルヘルス、農業、スポーツなど、愛知発のイノベーション創出に向けた様々な取組を一層加速させてまいります。

 そして、ジブリパークやSTATION Ai、IGアリーナを軸に、アジア・アジアパラ競技大会を大きな起爆剤として、世界中からたくさんの人と最先端の技術・サービスを呼び込み、ダイバーシティ(多様性)に富んだ「世界と大交流する愛知」を創り上げていくことで、愛知を更なる成長に導いてまいります。

 もちろん、こうした取組と併せ、喫緊の課題である人口減少・少子化対策を始め、社会インフラ整備や農林水産業の振興、教育、女性の活躍、医療・福祉、感染症対策、環境、雇用、多文化共生、防災・交通安全、東三河地域の振興など、県民の皆様の生活と社会福祉の向上、次代の愛知を担う人づくりにも全力を注いでまいります。

 今後も、2027年のアジア開発銀行年次総会や中部国際空港代替滑走路の供用開始、2028年の技能五輪国際大会など、愛知を元気にし、日本を元気にするビッグプロジェクトが目白押しです。目まぐるしく変化する世界の情勢に的確に対応しながら、これらのプロジェクトを着実に進め、日本の成長を牽引してまいります。

 今年度も、全ての県民の皆様が豊かさを実感できる「日本一住みやすい愛知」、全ての人が輝き、未来へ輝く「進化する愛知」の実現に向け、昨年度以上に愛知が大きく躍進する1年となるよう、ロケットスタートで、職員一丸となって全力で取り組んでまいります。

 県民の皆様、そして県政記者クラブの皆様にも一層の御支援をいただきますよう心よりお願いを申し上げまして、新年度に当たっての御挨拶とさせていただきます。

 今年度も何卒よろしくお願いをいたします。

 ありがとうございました。

 ということで、新年度の挨拶をさせていただきました。ありがとうございました。

(2)2026年度知事の名刺を使った県産農林水産物のPRについて

 (【知事会見】2026年度知事の名刺を使った県産農林水産物のPRについて - 愛知県

 それでは、続きましてですね、今日発表事項は1点でございますが、私から発表をさせていただきます。

 2026年度のですね、知事の名刺を使った県産農林水産物のPRについて、その今年度のラインナップをですね、御報告させていただきます。

 愛知県では、愛知が誇る全国トップレベルの農林水産物の更なるブランド力強化や、愛知の農林水産物全体のイメージアップを進め、需要拡大を図っております。

 この取組の一環として、2011年度から毎年、私の名刺に愛知の農林水産物の図案を入れて県内外へPRを行っており、今年度で16年目を迎えております。

 今年度の図案は、産出額等で全国上位の品目やブランド化を進めていきたい品目の中から、牛乳・乳製品、ウナギ、ぎんなん、シンビジウム、植木を選定しております。また、愛知の食や花の魅力を広くPRするため、本県が認定をしております食と花の街道の中から、おかざきカレーパン街道ととよた五平餅街道を選定をいたしました。

 このうち、初めて名刺の図案とするものは、シンビジウムとおかざきカレーパン街道、とよた五平餅街道であります。

 シンビジウムは洋ランの一種で、贈答用の豪華で大型の品種から気軽に楽しめる小型な品種まで多くの種類があり、寒さに強く、冬に長く楽しむことができます。

 おかざきカレーパン街道では、岡崎の食材を使用したカレー又はパン生地で作られたおかざきカレーパンを各店舗で楽しむことができます。とよた五平餅街道では、お店によって独自の形や味の異なる豊田産の食材にこだわった五平餅を楽しむことができます。

 そして、資料の3ページは、来年3月までの1年分の名刺イメージの図案の一覧であります。

 なお、4月1日から、早速食と花の街道の図案を入れた名刺を使っておりまして、愛知の農林水産物をしっかりとPRしてまいります。

 ということでございまして、資料を御覧いただきまして、今申し上げたことで、1ページの3、名刺のイメージはこんなことでございます。イメージというか、これが名刺ですけどね。

 こういう形で、後ろを見ると、「おかざきカレーパン街道」、「とよた五平餅街道」というのが出ているということでございます。

 2ページがですね、今年の取組一覧表でございます。

 昔はですね、昔というか最初ですね、これを始めたとき、もうかれこれ、2011年度だから、15年やっておりますけれどもですね、最初に始めたときは1か月ごとでございましたがですね、ここのところ、2か月に1回という形でですね、やっておりますので、全部で6つということで。4月・5月はこの食と花の街道のおかざきカレーパン、とよた五平餅でいって、6・7が牛乳・乳製品、8・9が定番のウナギということでございます。などなどずっと続いていきますので、よろしくお願いをいたします。ということでございます。

 これは、私も使いますが、農業水産局の職員にも、皆さんにも使っていただき、PRを行っているということでございます。

 愛知の農(林水)産物と、またあと、食と花の街道というのをですね、これも2016年度から取り組んでおりまして、これで10年、11年目ということになりますが、現在18の認定をしておりまして、今回はその二つを使うということでございます。

 それからですね、去年2025年度はですね、農(林水)産物6つありましたが、特にですね、しょっぱなが、鳥インフルエンザに去年1月見舞われましたのでですね、しょっぱな、とり肉・タマゴというのを入れさせていただいたということと、食と花の街道は、去年はですね、南知多の南知多しらす街道とおかざき鮎めし街道というのを使わせていただいたということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 ということがまず発表事項でございます。

(3)豊川用水の渇水対応について

 それとですね、もう1点私から、豊川用水のですね渇水等の状況について、現時点、御報告をさせていただければというふうに思っております。

 今日のですね、本日4月7日0時ですから、未明の0時現在の貯水率はですね、豊川用水全体では40.2パーセント。40パーセントを超えました。ですから、今日のこの雨でまたさらに上がっていっていると思います。40.2パーセント。宇連ダムが32.2パーセント。大島ダムが27.8パーセントということでございます。おかげさまで徐々に徐々に、やはり雨が降りますと、降ったその後も、数日はやはり。からからのときはですね、3月はちょっと雨降っても豊川水系は全然、全然水がしみ出してきませんでしたけど、3月末から大分雨降りましてね、この間の土曜日、4月の4日の土曜日も結構降りましたんで、あれがしばらく、2日、3日はしみ出してくるんですが、また今日雨降っておりますので、もうちょっと上がっていくなということですが、平年貯水率は80パーセントありますのでね、まだこの半分だということでありますから。

 元々豊川水系は少し、やはり流域面積がですね非常に小さい面積でありますのでね。木曽三川と矢作川水系、また、こっちの天竜川水系に挟まれている小さな水系なんで、やはりある程度貯水率を回復させていきませんとね、ちょっと降らなかったら、もうすぐ干上がってしまうので、何とか梅雨どきまで持ちこたえなきゃいけませんのでですね、もうちょっと貯水率を上げていく算段をね、引き続きやっていきたいというふうに思っております。まだまだ安心できる状況ではないということでございます。

 木曽川水系はおかげさまで、私ども愛知県として、愛知用水、木曽川用水ですね、牧尾ダム、阿木川ダム、味噌川ダム、岩屋ダムと、大きなダム四つ持っておりますのでね、うちが水利権持っているのが。その分、ダム造るときにお金出したということでありますけれども、基本、いっぱいでございまして。特に岩屋ダムとか味噌川ダムは3月のときもずっと満水でございましたので、そういう意味では大丈夫。

 矢作ダムもですね、3月の段階で23、4パーセントまで減りましたがですね、今日の時点で46パーセントまで回復をいたしております。

 これはちょっと特殊事情がありましてね。矢作川のダムは、去年の11月から今年の2月17日までですね、2月半ばまで工事やっておりましてね。なので、わざと減らしてたんですね。25パーセントぐらいに減らしていて工事やって。要は、水がつかっていたら工事できませんのでね、減らしていて、そしたら渇水になって、そのまま戻らなかったということなんですが。ちょっと心配しましたけど、これで戻ってきましたんで、まあ矢作ダムはこの雨も含めてですが、やっぱり流域面積大きいので水はたまっていくだろうなというふうに思っております。

 豊川水系はもうちょっとですね、これはためていきたいというふうに思っております。

 ということでですね、引き続きですね、今3月27日から第7次節水対策をお願いを決めて、節水をですね、上水、工水。上水が30パーセント、工水・農水で50パーセントの節水対策をお願いをしているところでございます。それは引き続きですね、今しばらく、少し状況は見たいというふうに思っておりますが、今お願いをしておりますので、引き続きお願いをしたいということ。

 それから、3月27日に決めた、豊川緊急渇水調整協議会で決めた対策として、一つは佐久間ダムからの緊急導水を決めました。これは、今現在もう徐々にたまっておりますので、宇連ダム、大島ダムがですね、そのときはもうゼロ、宇連ダムは当時もゼロでありましたから。大島ダムが7、8パーセント、7パーセントぐらいだったかな。なんで、両方がゼロになったら導水しますよということで。

 基本、3月31日から佐久間導水やるということで準備して、スタンバイしていましたけれども、そうしたら雨が降りましてね、戻ってきたので、今、佐久間導水はまだ実施はしておりませんが。準備のスタンバイはやっておりますけれども、引き続きですね、そこはいつでもできる状況に今しております。

 当時はですね、もう一つ、天竜川水系が第2段階の節水を去年12月2日から第1次節水、12月19日から第2次節水ということで、水道10パーセント、工水・農水20パーセントの節水をやっているところでございまして、今もやっていて。

 大分、佐久間ダムもですね、あの巨大なダムが、昨日時点でですね、64パーセントまで貯水率回復したと。まだまだ、まだまだ上がっていきますかね。天竜川水系は大変広大な流域面積ありますから。なので、そこの天竜川水系の節水は、徐々にそこは緩和されていくんだろうというふうに思いますが、そこの状況を見ながら、佐久間導水はいつでもやれるように、スタンバイをですね、お願いをさせていただいているということでございますが、まだ実行はしておりません。

 一方で、3月28日からですね、対策決めた翌日から、愛知県企業庁のですね幸田浄水場から蒲郡のところに行く蒲郡ポンプ場への送水はずっとやっております。やっておりまして、これはまだしばらく継続はしていきたいと。その分に必要な水は矢作川水系から行って。その分、愛知用水から回して、矢作川水系、西三河には影響がないようにさせていただいているということでございます。

 ということで、引き続きですね節水をしばらくまだ、まだまだもうちょっと、これはまだまだ戻していかないと。通常80パーセントあります、豊川水系全体でね。豊川水系というのは、豊川用水が持っているダムはですね九つ。前から申し上げておりますが、宇連ダムが一番大きいんで、次が大島ダム。宇連ダム、大島ダムと、あと七つの調整池を持って、豊川用水自体が持っているダム、調整池は九つ。その九つでもって貯水率というのを言っておりますが、それが今40.2パーセント。平年の貯水率は80.8パーセントでありますから、この時期ね。なので、まだ半分なので、できるだけこれをもうちょっと上げていかないとですね。今はちょうど桜どきでありますから、菜種梅雨といいますからね、ちょうど今、4月は雨の多い時期でありますので、そういう意味では、この雨、降雨は期待したんですが、期待したとおりにですね、やはり雨が降ってくれたということだと思いますが、やはり5月は降りませんのでですね。まあ少しやっぱり貯水率回復させて5月何とか乗り切って、梅雨まではね、つないでいきたいと思っておりますので、そういったことで取り組んでいければというふうに思います。

 なので、農業用水についても、引き続き節水をお願いをしておりますが、なので、現時点でですね、農業用水に対してはですね、現地で使っていただいているのは、農業用ため池の貯留水と河川水を優先して使っていただいておりまして、豊川用水の九つのダム、調整池から農業用水に供給はしておりません。しておりません。

 東三河にはですね、農業用ため池が143ございましてね。そこと河川の表流水を使う。取水口はね、そういったものを優先して使っていただいておりまして、農業用水にですね、この豊川用水の水源からは、現時点では3月27日以降供給はしておりません。ということでありますので、あの時点はですね、水がありませんでしたから、なので、田植えをですね、時期を延期してほしいということをお願いをし、土地改良区、JAからも、皆さんからも、やむを得ないということで御理解をいただいていた。やろうにもできなかったんですね。

 水がなければ、代かき、今は代かきというか、水をためてトラクターで、刃でですね土をかいて軟らかくして、そこで田植え機で植えていくというのがセットなんですけれども、その水がないところでも、ちょっと張ったぐらいだと硬い土だと刃が折れてしまいますのでね、土をかく。なので、できなかったんですね。この節水対策をお願いしている間は豊川用水の九つの調整池から供給しませんよと。当時、ため池ももうほとんど枯れつつあったし、表流水からと言っても限界があったのでできなかった。

 ただ、その後雨降りましたから。そうすると、雨が降ると、ため池にはね結構たまったということと、表流水からも取れたということ、あと、田んぼにも水がたまったんで、それは目の前にたまっていればやりたくなりますわね、それはね、ということだと思っておりますが、ただ、一部の方、報道等で私拝見するだけですけども、当たり前だみたいなことでね言われるのはちょっと、私はちょっといかがなものかということは思いましたね。やはり東三河全体でね、限られた水資源を有効に活用していただくということで、みんなが、特に上水、工水、みんな苦労してね対応していただいているところで、田んぼの田植えの時期変えられないから、しょうがないんだ、当たり前だというような言い方をされるというのは、正直言って、いかがなものかと。それはやはり世の中の理解は得られないのではないかというふうに思いましたね。

 正直言って、我々大変呻吟して、苦労してやっているところにですね、そういう言われ方をされた方がおられるとしたら、残念だということは申し上げざるを得ないというふうに思っております。

 ですけど、いずれにしても、引き続きですね、まだまだ貯水率上げていかないけませんので、豊川用水の供給源であるこの九つのダム、調整池からの供給はまだまだ見合わせるということにいたしたいというふうに思っております。

 あと上水道はですね、減圧給水と、あと夜間水道ノータッチ運動ということで、夜間の自粛をお願いをしているということであります。それから、公共の入浴施設の臨時休業、福祉施設の浴室利用の休止、ガソリンスタンドでの洗車の自粛といったこともやっていただいております。

 工業用水もですね、各事業者において節水をしていただき、循環利用の強化、操業時間短縮、生産調整を行っていただいている。

 事業所いろいろ、個々にお聞きしますとね、工場はできるだけ循環水を使い、節水をしている。あと、社員食堂でですね、食べた後の食器等の洗い物もですね、そこでしないと。その食器、使った後の食器をですね、まとめてですね西三河の工場に持ってきて、そこの社員食堂でまとめて洗っているというところまでですね、やっていただいております。やっていただいております。

 そういう意味では、本当に皆さんにね、工業用水といいますかね、上水、工水の節水対策というのはそういうところまで徹底してやっていただいておりますので、是非また御理解をいただければ有り難いなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 ということで、私からは以上でございます。

 ということで、引き続きですね、今のこの豊川水系の貯水率をですね見つつですね、この全体での節水対策をお願いをしつつ。ただ、これがぐっと回復してきた場合はですね、今、第7次節水をお願いしておりますので、これはずっと順調に回復してくればですね、全部の節水解除というようなことはずっと先のことだと思いますが、1次から7次までずっと強化をしてきた状況をですね、そのままということはちょっとなかなかあれかなと思いますので、そこは、状況を見ながら判断をしていきたいというふうに思っております。

 それからまた、佐久間導水については、天竜川水系の状況、それから天竜川水系で節水が解除された場合にはですね、それはお願いできるのではないかなと思っておりますので、そうした状況を見ながらまた的確にですね、関係者とよく相談、協議して、判断をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)豊川用水の渇水対応について

【質問】 豊川用水の関係で1点質問です。知事の今のお話ですと、田植えの延期の要請は今の段階では特にその要請を解除というところは考えてはいらっしゃらないというところでしょうか。

【知事】 はい。今現段階ではですね、大分たまってきましたし、目の前の田んぼ、これだけ雨降ると田んぼに水たまりますから。それだけではね代かきできないんですよ。満々とためなきゃいけないので。

 ですから、田んぼのせき止めをしてやっても結構たまるのかな。たまって、あとは表流水とため池をね、143あるため池。場所によりますよね。例えば皆さんも東三河地域へ行っていただくと、こんなところに池があるわって。それは大体ため池ですよ。元々、豊川用水がね、昭和43年に通水するまでは、やはりあちらの方、特に渥美半島なんかはもう水がなくてですね、もうため池だらけなんですね。なので、こういう少し丘陵地とか山裾にはね、ため池あるんです。せき止めて。沢水というか、小さな川があったらせき止めてため池に。

 だから、そのため池のすぐ下のね、田んぼとかは多分できると思いますよ。ため池と、あと河川水の表流水を取るというのはあんまり多分そう簡単じゃないので、ため池の下流周辺の、山裾の田んぼとかは多分できるんでしょうね。これだけ雨降れば、それはたまってますから。

 だから、そこはね、営農計画ありますからね。特に4月に植えないかんのは、早生のねコシヒカリ系統はやっぱり4月に植えなきゃいけないので。というか、植えた方が良いと。早生なんでね。早生系統は植えたいというのは分かりますので。ですから、ため池と表流水を使ってやれるところはやる。

 だから、そういうところは多分できると思うんですが、平野部ね。山裾から平野部。そこの平野部にため池ありませんから、そこは表流水だけとなりますと、私どもこの豊川用水のですね、九つのこのダム、調整池からの給水がないということになるとなかなか難しいということだと思いますので、大変恐縮でありますが、今現段階でまだ第7次節水をお願いしておりますので、この段階ではですね、ですから、上水30パーセント、工水・農水50パーセントのね、節水をお願いしている段階で田植えの延期依頼というのは引き続きお願いをせざるを得ないという状況だと思っております。

 それは緩和されてくればね、またそれは、その段階で考えるということではないかというふうに思っておりますので、そんなことでございます。

(2)イラン情勢に係る愛知県への影響等について

【質問】 イラン情勢の影響を受けて、原油価格が高騰していると思います。そちらについて、県内の影響と県として考えられている対策などありましたら、教えていただけますでしょうか。

【知事】 イラン情勢、中東情勢がですね、大変緊迫していると言いますかね、戦闘状態にあるということについては、大変憂慮いたしております。ホルムズ海峡を通過する船舶がですね、制限をされてといいますか、ほぼ封鎖をされている状況というのは、大変憂慮すべき事態だというふうに思います。

 やはり石油及び石油製品のですね、円滑な供給が途切れるということになりますと、私ども、日本一の産業県である愛知への影響はね、大変大きいということだと思っております。現にそういったお声もね、いろいろ、たくさん聞いております。

 なので、私どもとしてはですね、まずはやはり日本政府としてですね、この中東のですね、一日も早い停戦ですね、戦闘行為の停止、それから平和の回復に向けて外交努力をね、外交努力を更に積み重ねていただきたいということをお願いをしたいというふうに思います。

 それと、国内には石油の備蓄があるわけでありますから、それを今順次放出をしていただいておりますが、引き続きですね、円滑な需給の確保のために、その石油の備蓄のですね、放出、円滑なですね、安定的な供給を確保できるような放出もね、しっかりやっていただきたいということでございます。

 それと併せて、私どもとしてはですね、やはり愛知県内のそうした様々な企業さんにですね、石油関係のですね、供給、流通に関係する皆様方、そういう事業者の皆さん、それからまたそういった石油製品等を扱っておられる事業者、企業の皆さん、特に中小企業の皆さんへの影響というのを私どもしっかり注視をしながら、それも状況を把握、ヒアリングしたり把握をしたりしてですね、愛知県内の特に中小企業の皆さんに影響が、どういう影響あるかしっかり把握をした上でですね、必要であれば、昨年行いましたようなですね、アメリカ関税対策と同様にですね、現在、この中東情勢のこの石油関係についても、影響があれば、それに対応する制度融資はですね、つなぎ融資も含めて制度融資は用意してありますので、そうしたもの。それからまた、愛知県内に100か所用意しております様々な中小企業の皆さんの相談、ワンストップ相談コーナーというのもあります。これは、商工会議所、商工会を通じてのことでございますが、そうした相談窓口も作ってありますので、是非そうしたところにまた御相談をいただけるように、しっかり対応していければというふうに思っております。

 今日は以上とさせていただきます。ありがとうございました。