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日光川放水路の必要性

ページID:0035901 掲載日:2010年11月1日更新 印刷ページ表示
 日光川は、昭和26年から中小河川改修事業に着手し、半世紀にわたり営々と河川改修を進めてきました。昭和29年の台風13号、昭和34年の伊勢湾台風の高潮災害を受け復旧事業により、昭和37年までに現在の河口締切堤防及び水閘門(*1)が完成しました。
伊勢湾台風被害の様子

伊勢湾台風 津島市内の浸水状況

水こうもん写真

河口締切状況と水閘門(すいこうもん)

 その後も引き続き、河道拡幅、築堤、護岸整備、河床掘削等を河口より順次進めてきましたが、昭和49年、51年など、度々水害に見まわれてきました。

目比川の浸水状況

昭和51年 目比川の浸水状況

 あわせて、日光川流域の開発の進展に伴い、雨が短時間で川に流れ込むようになったことによる河川への負荷の増大に対応するため、築堤、護岸整備、河床掘削等を順次実施しているところです。

 しかしながら、日光川は、河川延長が41キロメートルと非常に長く、大部分が堤防を有し、河道拡幅には膨大な用地買収を伴い、改築が必要となる橋梁等も多数あるため、河川改修の完了にはまだまだ時間や費用を必要とします。

 そこで、早期により安全な河川とするため、日光川及び領内川の中流部に放水路を計画しました。

 日光川玉野放水路及び祖父江放水路が完成することにより、洪水時に日光川中下流の治水安全度は、飛躍的に向上するものと大きな期待がよせられています。日光川は、この放水路によって、おおむね5年に1回起こりうる洪水(1時間に50ミリメートル程度の降雨)に対して、安全に処理できる川となります。

 

用語解説

(*1)水閘門(すいこうもん)

 日光川の河口を締め切ったことにより、海の干満などにより、日光川と海との水位差が発生します。

海の水位が低い時には、水閘門を開けて、日光川の水を海に流す役割をするとともに、船を行き来させる機能も備えています。

 

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