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お知らせ

埋蔵文化財調査センターからのお知らせです

【令和 3 年度】

令和3年度高校生のための考古学サマーセミナー 受講生募集!

令和3年度高校生のための考古学サマーセミナーを開催します。

考古学発掘調査の方法などについて、学ぶことができる!

出土した土器石器直に触れることができる!

また、出土品の整理作業遺物の保存・科学分析室巨大な収蔵庫など普段目にすることができない施設のあちこちを見ることができる!

考古学や歴史を学ぶことの楽しさ、意味を理解し、自らのキャリア形成について考える機会を提供します。

1 対 象講義風景

  県内の高校生 20名程度  参加無料          

  *応募者多数の場合は抽選になることがあります。

2 日 時

  令和3年8月5日(木曜日)  午前10時から午後4時まで

3 場 所

  愛知県埋蔵文化財調査センター   2階研修室ほか

4 内容及び申込み方法                                                 

  個人またはグループで直接施設見学当センターに申し込んでください。
  詳細は下の要項等をダウンロードしてご覧ください。

5 申込締切

  令和3年7月21日(水曜日)                           

6 その他

・新型コロナウイルス感染症拡大状況によっては、中止する場合があります。

 実施要項 [PDFファイル/145KB]

 申込書 [Excelファイル/31KB]                                                                                       写真 上:講義風景 下:施設見学                                                                                                                 
  チラシ [PDFファイル/444KB]

課の名称が変更になりました

令和3年4月1日付けで課の名称が、「総務調査課」から「調査研究課」に変更になりました。
 これまでどおり、埋蔵文化財の調査研究と埋蔵文化財保護思想の普及啓発に努めるとともに、文化財の活用が求められている昨今、研究面での充実を図りたいと考えています。どうぞ、よろしくお願いします。

「春の特別公開2021」開催します!

調査研究課の城ヶ谷です。

 4月1日から、当センター2階展示フロアで「春の特別公開2021」を実施します(休日は閉館)。
 テーマは「収蔵庫に眠る逸品たち2」で、当センターが所蔵する県内各地の遺跡から出土した1万箱を超える出土遺物のなかから、形がよくわかるものや特徴的なもの、希少なものを中心に選定し、特別に公開します。

 今回は次の4点を展示します。入館は無料です。手焙り形土器

ぜひ、ご覧になってください。

【 収蔵庫に眠る逸品たち2 】

弥生土器 手焙り形(てあぶりがた)土器

五反田(ごたんだ)遺跡(安城市)

3世紀

弥生時代の終わりから古墳時代初めの限られた時期に見られる特殊な土器です。
 「手焙り形」と呼ばれますが、どのような使い方をしたのかはわかっていません
 方形墓(ほうけいしゅうこうぼ)の周溝からから出土しました。

長頸瓶

須恵器 長頸瓶(ちょうけいへい)

金萩(かなはぎ)遺跡(日進市)

8世紀後半

 猿投(さなげ)の陶器生産に関わっていた集落遺跡とされる金萩遺跡から出土しました。
 長頸瓶平城京などでも出土する奈良・平安時代の猿投窯の代表的な製品です。
 この長頸瓶は全体的に赤黒く発色し、肩の部分に濃緑色の自然釉(しぜんゆう)がかかる優品です。

 

黄瀬戸

 

 

 

 


黄瀬戸(きせと) 大鉢(おおばち)

清洲下町(きよすじょうかまち)遺跡(清須市) 

16世紀末

  後期清須城の時期の溝から出土しました。
 内面に草文が刻されており、文様の部分に「タンパン」と呼ばれる緑色の硫酸銅(りゅうさんどう)が施されています。
 安土桃山時代に美濃窯の大窯(おおがま)で焼成されたものと思われます。
柿右衛門人形

有田(ありた) 色絵婦人座像(いろえふじんざぞう)

名古屋三の丸(なごやじょうさんのまる)遺跡(名古屋市)

 17世紀後半

 名古屋城三の丸郭内にある尾張藩重臣の武家屋敷地から出土しました。
 江戸時代前半の「柿衛門人形(かきえもんにんぎょう)と呼ばれるもので、立像が多いなか、数少ない座像です。
 また、このような完形に近い形で遺跡から出土することはほとんどなく、貴重な例です

 

 同じフロアで、(公益財団法人)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センターによる春の埋蔵文化財展「やとみ新発見展゛2021」も同時開催しています。
 昨年度、埋文センターが県内各地で発掘調査した遺跡についての最新の展示です。こちらもあわせてご覧ください(入場無料)。

 詳しくは 埋文センターHP ← ここをクリック 

 

 なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、以下の点にご協力をお願いします。

・発熱、風邪の症状のある方又は体調のすぐれない方はご来館をお控えください。

・入口に消毒液を用意しておりますので、必ず手指消毒を行ってください。

・緊急時の連絡のため、入館者名簿にご記入をお願いします。

・入館中は、マスクのご着用及び人と人との間隔をできるだけ2m 以上確保してください。

 

【令和 2 年度】

あいち朝日遺跡ミュージアムがオープンしました!!

 総務調査課の城ヶ谷です。

 2020年11月22日日曜日、清須市にあいち朝日遺跡ミュージアムがオープンしました。
 あいち朝日遺跡ミュージアムは弥生時代を代表する遺跡の一つである朝日(あさひ)遺跡の中に立地し、その出土遺物を収蔵・展示公開する施設です。

 朝日遺跡出土遺物は銅鐸を始め、赤彩土器群、骨角製装身具、大量の木製農耕具など国指定重要文化財2,028を含み、全国的に見ても圧倒的な質と量を誇ります。
 朝日遺跡の遺物はこれまで多くが当センターに保管されていましたが、ミュージアムのオープンに合わせて重要文化財と木製品・骨角製品・金属製品など一部の遺物が移管されました。今年度内には残りの遺物も全てミュージアムに移される予定です。

 あいち朝日遺跡ミュージアムでは現在、開館に合わせて「開館記念展 朝日遺跡のデザイン」が開催されています。なかには円窓付土器(まるまどつきどき)や「石鏃(せきぞく)が刺さった鹿の骨」など珍しい遺物も展示されています。
 展示室では出土遺物の他にアニメ映像を使ったクロスロードビジョン弥生時代の朝日遺跡を再現したジオラマなど、わかりやすい展示がなされています。

 その他にも、キッズ考古ラボの体験コーナーやワークショップ、屋外には復元住居、貝塚、環濠などもあり、弥生時代を身近に感じることができます。ぜひ、ご覧になってください!!

テープカット展示室

  大村知事(中央)らによる開館記念式典テープカット       クロスロードビジョン(中央)とジオラマ(奥)

土器群銅鐸

         圧巻!の朝日遺跡土器群                        朝日銅鐸

木製農耕具鹿の骨

     木製農耕具 ~今も一緒のかたち?!~               石鏃が刺さった(矢印の所)鹿の腰椎骨

詳しくはあいち朝日遺跡ミュージアム←  ここをクリック     

秋の特別公開2020を実施します

 今年度も文化財保護強調週間(11月1日~7日)にあわせて、「秋の特別公開2020」(11月4日~12日)を実施します。

 今年度は4月に「春の特別公開2020」を計画し、当センター所蔵品のなかから各時代の選りすぐりの逸品(本ページ下の「収蔵品の特別公開」開催中!に解説が有ります)を展示しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でイベント等は中止となりました。その後も、途中休館したりして、なかなか皆様にご覧いただく機会がありませんでした。
 今回、「秋の特別公開2020」に合わせ、改めて当センターの逸品をご覧いただきたいと思っています。

・ 展示   2階フロア 展示フロア                 

  ロビー   「秋の特別公開2020

  収蔵庫C  「やとみ新発見展”2020
        「食と文化の考古学~煮炊き道具の変遷」

  資料管理閲覧室 「石の道具の歴史」

 

 また、11月7日(土曜日)・8日(日曜日)は特別開館日です
 開館は午前9から午後4までで、以下のイベントを企画しています。   
 入場・参加無料、事前申し込み不要

・  ワークショップ 「拓本体験」 「壺釣りゲーム」   2階フロア   

  ぜひ当センターにお越しください!     

〇 新型コロナウイルス感染拡大予防に伴い、以下の点について、ご協力をお願いします。

  ・発熱、風邪の症状のある方又は体調のすぐれない方はご来館をお控えください。
  
・入館時には、マスクの着用、手指の消毒、体温測定へのご協力、来館者名簿へのご記入をお願いします。

愛知県陶磁美術館特別展/愛知県埋蔵文化財センター埋蔵文化財展が始まりました!

 

 総務調査課の城ヶ谷です。

 10月10日土曜日から愛知県陶磁美術館で、愛知県陶磁美術館特別展/愛知県埋蔵文化財センター埋蔵文化財展「YAYOI モダンデザイン -ニッポンの美、ここに始まる- 」がスタートしました。リーフレット 

 この展覧会の見どころは、弥生時代“歴史”ではなく、“美”や“デザイン”の視点で紹介するもので、類を見ない展覧会だということです。展示品は東海各地を始め、九州、山陽、山陰、近畿、北陸などから、近年出土した選りすぐりの土器や木器などが集結し、貴重な機会となります。

 なかには、奈良県唐古・鍵(からこ・かぎ)遺跡から出土した水差し形土器、岡山県南方(みなみがた)遺跡から出土した銅剣形木製品、鳥取県青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡から出土した漆器装飾壺(国指定重要文化財)などがあります。

 当センター所蔵の弥生時代の土器・木製品も出品しています。たとえば稲沢市一色青海(いっしきあおかい)遺跡から出土した赤彩で鹿を描いた絵画土器(写真1)や赤彩された弓の一部(写真2)、安城市五反田(ごたんだ)遺跡から出土した顔の右上部分が残っている人面文土器片(写真3)、安城市寄島(よせじま)遺跡から出土した黒漆が塗られ鋸歯文(きょしもん)が刻まれた筒型木製品(写真4)など多彩な出土品が展示されています。
 

絵画土器

                                                                                                                           人面文土器   
写真1 一色青海遺跡出土絵画土器            写真3 五反田遺跡出土人面文土器

 

赤彩弓筒型木製品  
写真 2一色青海遺跡出土赤彩弓             写真 4 寄島遺跡出土筒型木製品
 

土器棺

 

 また、同時に開催されている「あいち考古楽市 -新発見の縄文/弥生資料- 」では、現在、発掘調査が進んでいる設楽町設楽ダム建設に関連した遺跡から出土した縄文、弥生の新発見資料もご覧になれます。

 写真5は設楽町笹平(ささだいら)遺跡から最近出土した壺形土器です。器体の上部が弥生時代の始めに西日本で流行した遠賀川式(おんががわしき)土器のデザイン、下部が縄文時代の終わりに東三河で流行した条痕文(じょうこんもん)土器のデザインで飾る縄文と弥生がミックスしたような極めて珍しい土器です。お墓の棺として利用されたようです。
 展覧会は愛知県陶磁美術館本館で12月13日日曜日まで開催されています。ぜひ、ご覧になってください!!
 愛知県陶磁美術館 ← ここをクリック          写真5 笹平遺跡出土壺形土器                     

豊田市に市内出土遺物を譲与しました

 総務調査課の城ヶ谷です。

 7月21日に豊田市内の遺跡出土遺物を豊田市に譲与しました。対象となったのは昨年度までに整理・報告書作成が完了した次の遺跡の遺物です。

〇愛知県埋蔵文化財調査センター報告書第2集『豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業に伴う埋蔵文化 
  財発掘調査報告書 ―皿田A 遺跡はじめ37 遺跡―』令和2年 所収

皿田A遺跡・鶴ヶ池A遺跡・鶴ヶ池B遺跡・栗狭間遺跡・丸山A遺跡・丸山B遺跡・丸山C遺跡・丸山D遺跡・孫田遺跡・コヤバ遺跡・孫石遺跡・和倉遺跡・蔵平遺跡・柿根田遺跡・猪移りA遺跡・猪移りB遺跡・トヨガ下A遺跡・トヨガ下B遺跡・トヨガ下C遺跡・菅ノ口A遺跡・朴ノ木A遺跡・朴ノ木B遺跡・野田内遺跡・日面遺跡・神デンB遺跡・神谷上切遺跡・南川遺跡・北野田A遺跡・北野田B遺跡・北野田C遺跡・引地上切A遺跡・引地上切B遺跡・引地上切C遺跡・オンボA遺跡・オンボB遺跡・オンボC遺跡  合計36遺跡*

*報告書所収の松下遺跡は岡崎市に所在するため今回の譲与には含まれていません。

〇愛知県埋蔵文化財センター調査報告書第201集『大平本城遺跡』平成27年 所収

 大平本城遺跡 

〇愛知県埋蔵文化財センター調査報告書第208集『大平本城遺跡』平成29年 所収

 東小笹遺跡

 以上、38遺跡コンテナ約500箱を譲与しました。なかには北野田A遺跡出土常滑窯産玉縁壺(下の写真右)のような完形に近いものもあります。ぜひ地元で活用していただきたいと思います。
 
県及び(公財)愛知県埋蔵文化財センターが調査した遺跡の遺物は本センターに収蔵されることになっています。ただ、整理・報告書作成が完了した遺跡の遺物については、市町村からの申請があれば県文化財室を交えて協議を行い、合意されれば譲与することができます。譲与を検討されている市町村があれば、ご相談ください。

 収納状況常滑壺                                                                                                                                                                                      
     コンテナに収納されている遺物             常滑窯産玉縁壺(鎌倉時代)

 

「高校生のための考古学サマーセミナー」開催の中止について

 

 当センターでは毎年8月、高校生のみなさんを対象とした「高校生のための考古学サマーセミナー」を開催しておりますが、今年度については新型コロナウイルス感染症拡大防止及び各学校における夏休みの短縮などにより、中止とさせていただきます。
 毎年、参加者には好評であり、今年参加を希望されていたみなさんには誠に申し訳ありませんが、ご理解をいただきたいと思います。

 なお、当センター2階展示室は平日午前9時から午後5時まで公開しています(無料、事前申込み不要)。現在、下のような所蔵品の中の逸品を選りすぐった「収蔵品の特別公開」を実施しておりますので、ご覧ください。

 出前授業や施設見学ご希望の学校は総務調査課(0567-67-4164)までご相談ください。

 

「収蔵品の特別公開」開催中!

 当センターには県内33市町村約200ヶ所の遺跡の発掘調査で出土した遺物1万5000箱以上が収蔵されています。その中から珍しいものや不思議なもの、特徴的なものなどの逸品を選定し、特別に公開します。今年度は次の4点を展示しました。令和3年3月末まで公開する予定です。
ぜひ、ご覧になってください。
 当面は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来館に当たっては、下の「当センターの開館再開について」に掲げました対応をお願いします。

 なお、団体での御利用につきましては、ご相談ください。
 

 【収蔵庫に眠っていた逸品たち 1】

華麗な土器

赤彩壺弥生土器 広口壺

弥生時代後期  2~3世紀

土田遺跡(清須市)

パレス・スタイル(宮廷式)土器と呼ばれる赤色顔料(主に酸化鉄)を塗った壺形土器です。方形周溝墓から出土しました。肩部や口縁部に文様帯をもつ尾張地域独特の華やかな土器です。

 

 

展示解説シート1 [PDFファイル/564KB]

円窓(まるまど)の付いた須恵器

須恵器須恵器 脚付壺

古墳時代中期 5世紀

志賀公園遺跡(名古屋市)

愛知県で須恵器生産が始まった頃の初期の須恵器です。古墳の周溝から出土しました。胴部には楕円形の円窓が開けられていますが、このような穿孔は全国的にも極めてめずらしい事例です。

 

 

展示解説シート2 [PDFファイル/816KB]


ほぼ完全な形で出土した四耳壺

古瀬戸古瀬戸 四耳壺

鎌倉時代 13世紀

惣作・鐘場遺跡(瀬戸市)

古瀬戸前期様式に属する灰釉を施した壺で、中国白磁四耳壺を模したものといわれています。中・近世の窯跡が集中する戸市赤津地区にある中世集落遺跡の土坑から出土しました。

 

 

展示解説シート3 [PDFファイル/369KB]



「南蛮人」向付

南蛮人皿志野織部 向付

江戸時代 17世紀前半

名古屋城三の丸遺跡(名古屋市)

江戸時代初期に美濃窯で焼成された製品です。名古屋城三の丸郭内にある尾張藩重臣の武家屋敷地から出土しました。「南蛮人」を描いた陶器は全国的にもほとんど類例がなく、貴重なものです。

展示解説シート4 [PDFファイル/932KB]

 同じフロアで、(公財)愛知県埋蔵文化財センターによる以下の3つの展示も開催しています(入場無料)。あわせてご覧ください。

収蔵庫C 「やとみ新発見展゛2020」…(公財)埋蔵文化財センターによる令和元年度の各地での発掘調査成果速報展示

   「食と文化の考古学 煮炊きの道具の変遷」…時代によって煮炊き道具はどのよう変わったていったか。
 ○資料管理閲覧室 
  「常設展示 石の道具の歴史」…素材から製品まで、旧石器時代から近世までの石の道具を展示しています。

当センターの開館再開について

 当センターは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、4月11日(土曜日)から休館しておりましたが、5月18日(月曜日)から再開します。

 つきましては、来館者の皆様に以下の対応をお願いいたします。

・発熱、風邪の症状のある方又は体調のすぐれない方は御来館をお控えください。

・入口に消毒液を用意しておりますので、必ず手指の消毒を行ってください。

・緊急時の連絡のため、入館者名簿(2階受付にあります)に御記入ください。

・入館中はマスクの御着用及び人との間隔を2m以上確保してください。

・展示解説及び団体の御利用については、しばらくの間御遠慮ください。 → ご相談ください。

 

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