基幹ロケットをはじめとする宇宙機器の開発・供給に対応できる体制の整備
国の宇宙基本計画に基づく衛星打上げ数の増加等により事業規模の拡大が見込まれる
基幹ロケットをはじめとする宇宙機器の開発・供給に対応できる体制を整備する取組
(工場の新増設、機械設備の導入等)に対し、右の支援を措置しています。
■宇宙機器をめぐる最近の動き
H-ⅡAロケット |
2021年12月にH-ⅡAロケット45号機打上げ成功 |
新型基幹ロケット (H3ロケット) |
初号機打上げに向け、引き続き実機製作等に取り組む |
イプシロンロケット |
強化型イプシロンロケットをもとに、H3ロケットとのシナジ―対応開発計画に基づいてシステム全体の詳細設計を継続し、開発のための試験及び実証機製作を進めて、2023年度の実証機打上げを⽬指す |
準天頂衛星 |
2023年度を目途に7機体制構築に向け、JAXAとの連携を強化した研究開発体制により効率的に機能・性能向上を図り、開発・整備を進める |
技術試験衛星 |
5G・IoT等の地上システムと連携する、次世代静⽌通信衛星の実現に向けて、フルデジタル通信ペイロードを搭載した技術試験衛星9号機の詳細設計・維持設計を⾏い、2023年度に打ち上げ、実証実験を⾏う |
スペースデブリ対策 |
軌道利⽤に関する国内のルール作りや国際発信の進め⽅等を検討し、軌道利⽤に関する国際的な規範形成に資する優良事例の提供等を主体的・先⾏的に進める |
出典:内閣府宇宙開発戦略推進事務局「宇宙基本計画工程表(令和3年度改訂)」(2021年12月)等を基に作成